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令和元年7月16日(火)16:10~

〈司会:志田政策創造部長〉

 これより庁議を開催いたします。

 本日の議題は、「『未知への挑戦』とくしま行動計画」の推進について、でございます。

 この件につきましては、本日成案となったところでございます。この庁議を新たな計画のキックオフとしまして、各施策事業の推進を図って参りたいと考えております。計画の概要につきましてお手元にご配布の「新たな総合計画の概要について」をご覧頂きたいと思います。

 まず「1計画の名称等」にありますように計画名を「『未知への挑戦』とくしま行動計画」、副題を「~徳島版SDGsの実装に向けて~」とし、基本理念は「国難打破!未知の世界の羅針盤・とくしまの実現」としております。

 「2計画の構成等」ですが、(1)から(3)にありますように長期ビジョン編、中期プラン編、行動計画編の3層構造としておりまして、長期ビジョン編、中期プラン編の柱立てにつきましては、それぞれ3本柱による構成としております。(3)行動計画編につきましては、5つのターゲットを掲げ、それぞれのターゲットの具現化に向けまして、今後4年間で取り組む「25の重点戦略」を展開していくこととしております。

 また、各重点戦略が「SDGsの17の目標」のうち、どの目標達成につながるのか、その対応関係を一覧形式で明らかにしており、SDGsの理念や趣旨、また、それを踏まえた重点戦略であることにつきまして、県民の皆様への浸透を図りながら、各施策を推進して参りたいと考えております。

 なお、下段の枠内には5つのターゲットとそれぞれのターゲットに位置付けた重点戦略の主立ったものを掲げております。

 「3計画の進行管理と見直し」につきましては、今後、高校生等との対話集会を新たに実施しまして、そこで寄せられた若者の意見を積極的に取り入れるなど、県民の皆様のニーズを県政に反映するとともに、第三者機関であります「県政運営評価戦略会議」の評価の下、各年度の改善見直しを実施して参ります。

 なお、お手元に計画の全文をお配りさせて頂いております。

 説明については以上でございます。この件につきまして、ご意見等ございますでしょうか。それでは知事からご指示をお願いします。

〈飯泉知事〉

 今日、県議会の方で議決を頂くとともに、これを具現化をする補正予算、いわゆる「肉付け予算」が成立をし、当初予算の「骨格」と合わせて通年予算、それも今日決まったところとなります。

 いわば、ここに書いてある「新たな総合計画」といったものが、いよいよスタートを切るということになります。3層構造、これは従来と変わらないパターンではありますが、特に4か年の行動計画、こちらが非常に重要になってくることとなります。

 今、国内は、二つの国難、「災害列島と人口減少」、これへの対応はもとより、いよいよ来年から5Gをはじめとする「ソサエティ5.0」、この中には画期的に各産業の構造を変えていく。あるいは働き方改革等にもつながっていく。また、人手不足への対応、そうした意味での「第4次産業革命」、IoT、ビッグデータ、AI、こうしたものを各分野でいかに駆使をしていくのか。こうした点を、これから具現化を図っていかなければならない大変重要な4か年となる。このように考えるところであります。

 そこで、その方向性を1点申し上げたいと思います。やはり、これを県民の皆様方に分かって頂かなければ、所詮は「絵に描いた餅」となるところでありますので、これまで以上に「県民目線」、「現場主義」、これを徹底して頂きたいと思います。

 まず「県民目線」。こうなりますと県民の皆様方には、例えば若い皆さん方、また現役世代、アクティブシニア、それぞれの階層、また、男性・女性ということもあるでしょうし、障がいの有無といったところもある。あるいは国籍、これにとらわれることなく「ダイバーシティ」の話がある訳でありまして、こうした点を考えていくと、それぞれの皆さん方に、より関心を持って頂き、そして理解をして頂きやすい形を取る。そうした工夫、これが大変重要となって参ります。

 先ほどのソサエティ5.0の時代になる訳でありますので、スマホが画期的に変わってくるだけではなくて、SNSやあるいは様々な表現の方法、方向、こういった点が画期的に変わる訳でありますので、こうした点をいかに駆使していくのか。

 やはり「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、言葉でやたらと官庁文化で書くことよりは、二次元バーコードなどを活用することによって、これによってスマートフォンが画期的に変わる訳でありますので、より快適に、また分かりやすく、動画で理解をして頂くことが十分可能となるところでありますので、あらゆる面において、そうした工夫をしっかりとして頂きたいと思います。

 そして、2点目の「現場主義」。何よりも県庁のそれぞれの所管をしている部署の皆さん方がやはり知っていないといけない。あくまでも県庁の中で、机上の空論を展開する。こうした傾向は、まだまだ見られるところであります。

 その意味では今、もうすでに7月となっています。こうした点を考えると、それぞれの部署、確かに、人事異動は5月1日だった訳でありますが、各皆さん方からそれぞれの所属長、この課題について「現場をちゃんと見たか」、こうした点は必ず聞いて頂きたい。

 私のところにレクに来て、これ「現場を見ましたか」って聞くと、これまで、半分の人たちはほとんど、「いや、まだ行っておりません。4月に着任したから」、「一体、いつになっとんだ」、こうした点がありますので、徹底をしておかなければ、結局は県民ニーズというものを、あるいは、国民の皆様方のニーズといったもの、また、インバウンド対策もある訳でありますので、こうした皆さん方の、いわゆる行政の効果発動の対象となる皆さん方のニーズといったもの、あるいは、その満足度といったもの、これが「KPI(重要な業績評価となる指標)」につながる訳でありますので、こうした点をもっともっと分かりやすく、しっかりと県庁の中で共有をして頂くように、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 そしていよいよ、この4か年計画がスタートする訳でありますので、これまでの多くの課題、こうしたものについてもしっかりと解決をし、そして、日本全体に対して、その処方箋を打ち出していく「課題解決先進県とくしま」、これを不動のものとしていくように。

 こうした点についても、あえて今まで役所というのは、多くの懸案はなるべくそれは触らずにいこう、「臭い物に蓋」、なんて言葉がある訳でありますが、これが徳島県庁の中では、まさに死語となっているんだと。あえて、そうしたものを掘り起こして、自分の代でしっかりと解決をし、その処方箋を後世に残していく。

 そうした皆さん方が評価をされる徳島県庁となれるように、今日ここに集っておられる皆さん方が、しっかりとそうした思いを一にして導いて頂く必要があるのではないか、このようにも思いますので、しっかりと取組みを進めて頂きたいと思います。

 いよいよ未知へのチャレンジとなる訳でありますので、しっかりと取組みを進めて頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。

〈司会:志田政策創造部長〉

 ありがとうございました。本日の議題は以上ですが、他に何かございませんでしょうか。それでは以上で庁議を終わります。