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令和6年度第1回試験研究評価委員会評価結果(事前評価2)

令和6年度第1回徳島県立保健製薬環境センター試験研究評価委員会

事前評価結果2

〈課題名〉PM2.5自動測定機テープろ紙を用いた成分分析

評価結果1
総合評価
採点結果(出席全委員の総合評価点の平均点)
4.2点(5点満点)
評価結果2
評価項目ごとの採点結果。点数は、出席全委員の平均点。
評価項目 必要性 目標 研究内容 手法
採点結果(5点満点) 4.5点 4.3点 4.0点 3.8点
試験研究評価シート
主なコメント

○・PM2.5自動測定機テープろ紙を用いた、より簡便で効率的な成分分析法の確立は、高濃度汚染メカニズムの解明につながるデータの収集という観点から、ニーズを踏まえた研究内容である。
・分析法の有効性とデータの解析結果について、わかりやすい情報提供をお願いしたい。

○平均的に高濃度の日の成分を知るだけなら1時間ごと、24サンプルも測定する必要はないような気がしました。
短時間の挙動を知ることができるメリットは、短時間で変動する現象では?

○テープろ紙を用いた成分分析に着目されたのは良いと思いました。
急なPM2.5の上昇があった際に原因を調べるために、とても役立つと思いました。

○地球環境の悪化によるPM2.5の健康被害が問題になっています。自動測定機を用いた本研究は、高濃度事例の検出だけでなく、多成分の検出や経時的な詳細解析法の確立を目的としており、非常に有意義であると考えます。
ホットプレート法のデメリットである、コンタミについて改善する方法があれば、より良い結果が得られると考えます。

○全項目において問題なく、必要性の高い研究テーマであると考えます。

○前処理方法を工夫することで、PM2.5の多検体分析を実現しようとするテーマである。ホットプレートを用いるのは本研究による提案であるとのことである。詳細解析の必要性や環境管理との関係や有用性の示し方については改善の余地がありそうだと思いました。研究内容が少しざっくりしている印象ですので、より具体的にしていってください。これまでの貴センターでの成果を踏まえた検討をお願いします。