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これらの症状がある場合「オーラルフレイル(口の機能の低下)」の可能性があります。
歯や口には「食べる」「話す」「表情を作る」「呼吸をする」など様々な働きがあります。オーラルフレイルとは歯や口の機能が衰えた状態のことです。「話がしにくい・飲み込みにくい・むせる・こぼす」などが、舌を含めた口の周囲の衰えでおこります。
健康な状態と要介護の間には、筋力や心身の活力が低下する「フレイル(虚弱)」の段階があります。オーラルフレイルの症状は「フレイル(虚弱)」の初期に現れ、老化の初期のサインとも言われています。
健康で長生きするためには
・しっかり食べて栄養をとること
・運動すること
・社会参加すること
の3つが大切といわれています。
歯や口の機能が衰えると食事がかたより、栄養状態が悪くなり、体力が低下します。
また口まわりの筋力低下は話しにくくなり、他の人も聞き取りにくくなり、人と話すことがおっくうになってきます。
このようなことで、口の働きの衰えは、ますます老化を早めてしまいます。
大切なことは
1.お口の中をきれいに
年を重ねると誤嚥(唾液や食べ物が気管に入ること)しやすくなります。口の中の汚れが肺に入ると肺炎を起こしますので、お口の中をきれいに保ちましょう。
歯の清掃についてはコチラ→健康づくりネット歯科啓発チラシ~歯のお掃除編
2. 口の中の保湿
唾液が少なくなると口の中の汚れや細菌が停滞しやすくなったり、食べ物が飲み込みにくくなったりします。唾液腺マッサージ、口を日頃から動かす、良く噛んで食べるなど唾液の分泌を促したり、保湿剤などを利用して口の乾燥を防ぎましょう。
3.きちんと食べるための口を保つ
むし歯や歯周病で歯を失わないように、定期的な健診を受けましょう。また、失ってしまった部分は、補うための歯科治療(かぶせ、ブリッジ、義歯など)を受けましょう。
4.口まわりの筋トレ
「歌を歌う」「会話をする」「声を出して本や新聞を読む」など日常生活の中で口を十分に使うよう、心がけましょう。
また、お口まわりの体操なども効果的です→くっぽちゃんの健口体操(外部サイト)※徳島大学歯学部作成
『オーラルフレイルについて』のチラシを活用される方はこちら↓