乳歯はむし歯になりやすい～徳島県口腔保健支援センター～

乳歯（こどもの歯）が抜けると、永久歯（大人の歯）が生えてきます。乳歯がむし歯になると、永久歯にも悪影響を及ぼします。

今回は、乳歯と永久歯の違いや、乳歯のむし歯の特徴についてお伝えします。

乳歯は、永久歯に比べて歯の表面のエナメル質が薄くて弱いので、むし歯になりやすく、また神経も大きいためあっという間に痛みがでてきます。

乳歯の奥歯の間はすきまがないため、歯ブラシがあたりにくく、むし歯ができやすい場所です。

ダラダラ食べや、甘い飲み物を飲んだままの状態でいると、口の中が汚れたままになり、むし歯が広範囲に広がることがあります。

乳歯が大きなむし歯になり、根っこの先が化膿してしまうと、その下にある永久歯がしっかり作られず、いびつな形や変色した歯になることがあります。