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新型コロナウイルス感染症の経口治療薬等の調剤に対応する薬局について

調剤対応薬局リスト(ラゲブリオカプセル、パキロビッドパック及びゾコーバ錠)

ラゲブリオカプセル、パキロビッドパック及びゾコーバ錠は、当初安定的な供給が難しいことから、一般流通は行われず、当面の間、厚生労働省が所有した上で、登録を受けた医療機関・薬局のみ取り扱いが可能となっていましたが、安定供給の目途が立ったことから、一般流通が開始されました。

・ラゲブリオカプセル:令和4年9月16日から一般流通

・パキロビッドパック:令和5年3月22日から一般流通

・ゾコーバ錠:令和5年3月31日から一般流通

一般流通が開始された現在はどの薬局でも取扱いが可能です。

県民の皆様へ

パキロビッドパックとゾコーバ錠は、特定の薬と一緒に服用することができないため、医療機関を受診される際には、現在服用中の薬の情報が把握できるようお薬手帳やお薬説明書などを持参してください。

※経口抗ウイルス薬は医師の診断により処方され薬局において調剤されるお薬になりますので、

県民の皆様からの個別の薬局へのお問い合わせはご遠慮ください。

医療機関・薬局の皆様へ

経口治療薬の所有権の移転及び再譲渡について

令和5年5月22日に新型コロナウイルス感染症における経口治療薬の取扱いについて厚生労働省から事務連絡が発出されました。

主な内容としては、

1.所有権の移転について

 令和5年5月23日時点で、投与対象者への使用の有無にかかわらず、すでに配分済みの国購入品(登録センターを通じて配分を受けた分)については、保有している対象機関に無償譲渡がなされ、所有権を移転するものとする。

2.譲渡対象

 国購入品の無償譲渡を受けた薬局から他の薬局又は医療機関への再譲渡に当たっては、近隣の薬局又は医療機関において、現に投与対象者がいる場合又はクラスター発生時や感染拡大により継続的に使用が十分に見込まれる場合等で、薬剤の再譲渡の必要性があると確認されたときに、当該薬局又は医療機関に対して行うこと。その際に、再譲渡先に県が選定した「対応薬局」や「対応医療機関」に限る必要はないが、適切な取扱いが可能な施設であること。

3.留意点

 薬局から薬局又は医療機関へ譲渡する際は、無償譲渡に限ること。

その他の事項については、以下の事務連絡をご確認ください。

【注意!】

・ゾコーバ錠の調剤に当たっては、「妊娠しているか否かの別及び妊娠中である場合は妊娠週数」及び「授乳しているか否かの別」について確認いただき、適正な運用をお願いします。