坂州発電所は、砂防用の追立ダムを利用し那賀川河川総合開発事業の工事用電力供給源として建設したもので、昭和27年5月運転を開始しました。老朽化に伴い,平成30年3月にリニューアルし,最大出力2,500kw、常時出力120kwに出力が上がった水路式発電所であり、総合管理推進センターから遠隔監視制御しています。
設置場所 | 那賀郡那賀町坂州 |
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発電機台数 | 1台 |
形式 | 横軸両掛フランシス |
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回転数 | 600rpm |
使用水量 | 6.3m3/s |
形式 | 横軸回転界磁型交流三相同期 |
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容量 | 2,800kVA |
回転数 | 600rpm |
電圧 | 6,600V |
力率 | 95% |
周波数 | 60Hz |
追立ダムは、高さ29.5mの砂防ダムとして施工認可されたもので、これを発電用に利用することにより、建設費の低減、工期の短縮などの効率化を行っています。その他の特徴として、発電のため、電気事業者が排砂ゲート(建屋の下側)を設置しています。大雨等の時には、発電機に土砂が入らないように発電を停止して、排砂ゲートから放流することにしています。また、発電所の点検作業時にも同様に放流することがあります。
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