公営電気の発電所の中では最大の水力発電所です。(※揚水発電を除く)
日野谷発電所は、長安口ダムの貯水を発電利用するもので昭和30年11月一部運転を開始、昭和32年2月全運転を開始しました。最大出力62,000kW、常時出力14,400kWのダム水路式発電所であり、総合管理推進センターから遠隔監視制御しています。
設置場所 | 那賀郡那賀町日浦 |
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発電機台数 | 3台 |
形式 | 縦軸フランシス |
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回転数 | 360rpm |
使用水量 | 23m3/s |
形式 | 縦軸回転界磁型交流三相同期 |
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容量 | 24,000kVA |
回転数 | 360rpm |
電圧 | 11,000V |
力率 | 87.5% |
周波数 | 60Hz |
長安口ダムは、那賀川河川総合開発事業の主体として建設したもので洪水調節、かんがい、上水道、工業用水及び発電等の多目的ダムです。
洪水調節についてはダム地点での計画洪水量6,400m3/秒のうち1,000m3/秒をカットすることができます。また、このダムには、昭和49年度にダムゲート制御装置を設置して、ダム地点の流入量に即応したダムゲートの開閉操作ができるようになっています。
下流への放流警報については、昭和47年度に無線操作による警報設備が完成し、下流放流警報に万全を期しています。
平成19年4月1日より国土交通省四国地方整備局が直轄管理しています。
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