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市況情報(9月・大阪)

※単価は全て「1キログラム」あたりの金額

野菜

大阪市中央卸売市場本場の9月平均入荷日量は上旬1,414トン(前旬比1%減)、中旬1,329トン(前旬比6%減)下旬1,425トン(前旬比7%増)

<総括>

上旬は、台風や秋雨前線の影響で、全国的に雨が多く、日照不足となり、果菜類を中心に入荷量が減少傾向であったが、相場としては、もちあい。中旬以降も、長雨等の影響から、果菜類や葉物類の品質低下による入荷量減少が続いた一方で、土物を中心に堅調なものもあった。下旬は、大型連休も終わり、高値疲れなど、葉物を中心に引き合いが弱まり、中旬以降、相場は、まちまちであった。

<レンコン>

9月は、雨の影響もあり、出荷量が不安定な時期もあったが、旬ごとでは、上旬は、前旬比17%増の日量平均9.6トン、単価は前旬比3円安の437円ともちあい。中旬は、前旬比13%増の10.9トン、単価は30円高の467円と強含み。下旬は、前旬比1%増の10.9トン、単価は18円高の485円と強もちあい。10月は、比較的安定した出荷が見込まれ、気温低下に伴い、引き合いは強くなることが予想され、相場は強もちあいか。

<サツマイモ>

上旬は、前旬比18%増の日量平均40.6トン、単価は前旬比5円安の269円ともちあい。中旬は前旬比5%増の42.5トン、単価は9円高の278円ともちあい。下旬は前旬比2%増の43.4トン、単価は12円高の290円と強もちあい。10月も、秋商材として、需要が高いことが予想される。ただ、物量は、関東産は度重なる豪雨で収穫が不安定となっており、全体量が少ない見込みで、相場は、強含みか。

<青ネギ>

上旬は前旬比16%減の日量平均2.8トン、単価は38円安の579円と弱含み。中旬は、前旬比2%増の2.9トン、単価は76円高の655円と強含み。下旬は、前旬比2%増の2.9トン、単価は31円高の686円と強含み。10月の相場は強もちあいか。

<ニンジン>

上旬は前旬比11%増の日量平均100.4トン、単価は6円高の116円と強もちあい。中旬は、前旬比6%増の105.9トン、単価は7円高の123円と強もちあい。下旬は前旬比16%増の122.6トン、単価5円安の118円と弱もちあい。10月は、太物中心で、北海道からの物量は安定している。気温低下による煮炊き需要が高まることから、相場は強もちあいか。

<ダイコン>

上旬は、前旬比4%増の日量平均85.9トン、単価は6円安の105円と弱もちあい。中旬は、前旬比17%増の100.4トン、単価は14円高の119円と強含み。下旬は、前旬比12%増の112.8トン、単価は前旬比同の119円ともちあい。10月は、大雨の影響を受け、特に関東産の物量が例年より減る可能性がある中で、煮炊き需要に伴い、引き合いは強まることが予想されるため、相場は強含みか。

<ホウレンソウ>

9月は、長雨の影響等により、入荷量が減り、品質の低下も相次いだため、相場が上昇傾向となった。上旬は、前旬比21%減の日量平均10.5トン、単価29円高の826円と強もちあい、中旬は、前旬比17%減の8.7トン、単価は前旬比192円高の1,018円と強含み。下旬は前旬比24%増の10.8トン、単価は16円高の1,034円と強もちあい。10月は、前月からの長雨や気温低下の影響もあり、大きく出荷量が増えないことが予想されるが、高値疲れもあり、相場は強もちあいか。

<トマト>

上旬は、前旬比11%減の日量平均88.5トン、単価は41円高の453円と強もちあい。中旬は、前旬比34%減の58.4トン、単価は74円高の527円と強含み。下旬は前旬比70%増の99.2トン、単価は17円高の544円と強もちあい。10月は、高冷産地から産地が切替わっていき、安定した出荷が見込まれるため、相場はもちあいか。

<キュウリ>

9月は、長雨による日照量不足に伴い、中旬までは、入荷量の減少が続いた。上旬は、前旬比18%減の日量平均55.1トン、単価は54円高の393円と強もちあい。中旬は、前旬比23%減の42.6トン、単価は前旬62円高の455円と強もちあい。下旬は、前旬比23%増の52.3トン、単価は30円安の425円と弱もちあい。10月は、完全に産地が切り替わり、増加傾向の見込みだが、日照量不足などが続いたため、供給過多になるほどではなく、相場は強もちあいか。

<ナス>

上旬は、前旬比24%減の日量平均26.0トン、単価は20円高の318円と強もちあい。中旬は、前旬比20%減の20.7トン、単価は71円高の389円と強含み。下旬は、天候の影響もあり、前旬比31%増の27.1トン、単価は12円高の401円と強もちあい。10月からは、産地の切り替わりも進むが、長雨等による日照量不足の影響で、品薄感は続く見込みのため、相場は強もちあいか。

<シイタケ>

上旬は前旬比5%増の日量平均5.3トン、単価は15円高の883円ともちあい。中旬は、前旬比15%増の6.1トン、単価は前旬比35円高の918円と強もちあい。下旬は、前旬比6%減の5.8トン、単価は28円高の946円と強もちあい。10月は、気温が下がり、鍋需要などが高まる見込みである。出荷量も増えてくる見込みで、相場は強もちあいか。

果実

大阪市中央卸売市場本場の9月平均入荷日量は上旬473トン(前旬比2%減)、中旬556トン(前旬比17%増)下旬594トン(前旬比7%増)

<スダチ>

 上旬は前旬比29%減の日量平均0.9トン、単価は43円高の849円と強もちあい。中旬は、前旬比79%増の1.6トン、単価は122円安の727円と弱含み。前旬比14%減の1.3トン、単価は55円安の672円と弱含み。10月からは、冷蔵物に切り替わるが、大型連休も終わり、外食などは控える傾向にあり、引き合いは弱い見込みで、相場はもちあいか。

<ユズ>

 上旬は、前旬比24%減の日量平均0.1トン、単価は568円安の1,059円と弱含み。中旬は、前旬比38%増の0.2トン、単価は63円安の996円と弱含み。下旬は、前旬比5%減の0.2トン、単価は410円高の1,406円と強含み。10月も青ゆず中心だが、下旬からは、黄ゆずも出荷が始まる見込みである。相場は、もちあいか。

<ナシ(豊水)>

 上旬は、県産が終盤となっており、入荷量は少なく、前旬比21%減の日量平均40.3トン、単価は22円安の401円と弱もちあい。中旬は、前旬比32%増の53.0トン、単価は15円安の386円と弱もちあい。下旬は、前旬比58%減の22.5トン、単価は32円高の418円と強もちあい。9月で切り上がり、10月以降は秋月などの品種へと移行していく。

 

水産

大阪市中央卸売市場本場の一般鮮魚9月平均入荷日量は上旬128トン(前旬比8%減)中旬155トン(前旬比21%増)、下旬140トン(前旬比10%減)。9月は、水温上昇や台風などの気象の影響もあり、全体の漁獲量は増え切らず、8月同様に、少ない入荷量で推移した。

<養殖ブリ>

 上旬は前旬比16%増の3.5トン。相場はかなり強含み。中旬は前旬比37%増の4.8トン。相場はかなり弱含み。下旬は前旬比19%減の3.9トン。相場は強含み。出荷は高知を中心に、長崎などから。10月の相場は強含みか。

 <ハモ>

上旬は前旬比39%減の日量平均2.3トン。相場は急騰。中旬は前旬比5%増の2.4トン。相場はかなり弱含み。下旬は前旬比42%減の1.4トン。相場は強含み。出荷は兵庫が主体に徳島や愛媛などから。10月は入荷量も減り、相場はもちあいか。

<チリメン>

上旬は前旬比18%減の日量平均1.8トン。相場は強含み。中旬は、前旬比11%減の1.6トン。相場は強含み。下旬は前旬比71%増の2.8トン。相場はやや弱含み。入荷は兵庫が中心。10月は、秋漁が始まるまでは、もちあいが続く見込み。

畜産

大阪市南港市場における肉牛の9月平均日量は上旬77頭(前旬比16頭増)、中旬78頭(前旬比1頭増)、下旬68頭(前旬比11頭減)。

肉豚の9月平均日量は上旬123頭(前旬比17頭増)、中旬111頭(前旬比12頭減)、下旬146頭(前旬比35頭増)。

<牛>

9月は、例年に比べて頭数が少ないことや大型連休の需要もあり、和牛、交雑牛ともに、高値が続いた。和牛の平均日量は上旬36頭、中旬30頭、下旬36頭。上旬は去勢A3の平均キロ単価は前旬比119円高の2,280円、去勢A4の平均キロ単価は前旬比49円高の2,503円、去勢A5は前旬比63円高の2,709円。相場は強含み。中旬は去勢A3の平均キロ単価は前旬比57円高の2,336円、去勢A4は24円高の2,526円、去勢A5は100円高の2,808円。相場は続伸。下旬は去勢A4は全旬比5円高の2,531円、去勢A5は116円安の2,692円。相場は弱もちあいであった。10月は、消費の動きは鈍いものの、年末需要に向け、引き合いは高い見込みである。

F1平均日量は上旬40頭、中旬46頭、下旬31頭。上旬は、去勢B2の平均キロ単価は19円高の1,843円、去勢B3の平均キロ単価は31円高の1,918円、去勢B4は29円高の2,046円。中旬は去勢B2の平均キロ単価は77円安の1,766円、去勢B3は70円安の1,848円、去勢B4は61円安の1,985円。下旬は去勢B2の平均キロ単価は前旬比65円高の1,831円、去勢B3は51円高の1,899円、去勢B4は12円安の1,973円。相場については、価格の上下はあるものの、1か月を通して、堅調であった。10月は、消費の需要は鈍いものの、頭数が少ないことや年末需要に向けた買い込みが始まることもあり、和牛、交雑牛ともに、高値での引き合いが続くことが予想される。

<豚>

上物平均で、上旬は前旬比40円安の612円、中旬は前旬比43円高の655円、下旬は前旬比17円高の672円。

トピックス

 9月23日(水)~29日(火)の期間、あべのハルカス近鉄本店において、「ハルカスニッポン博覧会徳島編」が開催され、徳島県産の生鮮品やグルメ・加工品の販売をはじめ、阿波おどり演舞や大阪国際美術館の陶板名画の展示などが行われました。27日(日)には、「徳島すだち大使」も参加し、徳島すだちをはじめとする青果物のPRなどを行いました。各階のブースは、多くのお客様で賑わっていました。