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〔治山〕 治山事業計画について

〔『未知への挑戦』とくしま行動計画〕

「強靱とくしま・安全安心

国土強靱化を牽引!「災害列島」から「安全安心列島」へ

〈計画の概要〉

 徳島県では,令和4年7月に,徳島ならではの「知恵と工夫」に一層の磨きをかけ,こうした期待に応える道標として,本県が目指すべき将来の姿と,その実現に向けて4年間で取り組む施策を示した「『未知への挑戦』とくしま行動計画~徳島版『SDGs(持続可能な開発目標)』の実装に向けて~」を策定しました。治山事業では,県民の安全で安心できる豊かな暮らしを実現するため,山地に起因する災害を未然に防止する防災・減災対策に取り組みます。

〈目指すべき10年程度先の姿〉

 農山漁村地域において,自然災害などによる被害を未然に防ぐため,計画的な施設整備を行うことで保全される人家を守り,山地災害危険地区の調査・点検パトロールが日常的に行われ,ハード・ソフトの両面から,防災意識の高揚と安全・安心な生活基盤の体制が整備されています。

〈主な施策及び数値目標〉

●集中豪雨や局所的な大雨での土砂災害による被害から生命・財産を守るために必要な地すべり防止施設・治山施設等を整備し,人的被害ゼロを目指します。

・【土砂災害の危険性のある人家の保全数(累計)】

(H29)2,379戸→(R4)2,600戸

・【山地災害の危険性が髙い箇所(山地災害危険地区)の調査・点検パトロール実施箇所数】

(H29)181箇所→(R2)~(R4)180箇所/年

●山地災害に関する情報収集の迅速化や山地災害危険地区等における地域住民への防災啓発を推進するため,山地防災ヘルパーの認定を推進します。

・【山地防災ヘルパーの認定者数(累計)】

(H29)166人→(R4)200人

(参考資料)

※『未知への挑戦』とくしま行動計画」

〔徳島県食料・農林水産業・農山漁村基本計画〕

~攻めの姿勢で掴む徳島県農林水産業の未来!~

〔計画と役割〕

 この計画は,コロナ禍をはじめとする社会情勢の変化が,「新時代の農林水産業」を見いだす大きな局面と捉え,「ニューノーマル(新しい日常)への対応」「危機事象に備えた食料生産・供給体制の強化」「スマート農林水産業の実装と労働力の確保」「サステイナブルな農林水産業の実現」を新たな柱に,今後5年間で重点的に取り組むべき施策を盛り込んだ計画を新たに策定いたしました。

◆危機事象に備えた「食料生産・供給体制」の強化

●自然災害等への対応

今後5年間に取り組む施策

○山地防災力の強化

治山施設や森林の整備を行うとともに、地域事 情に精通している住民や関係者を「山地防災ヘルパー」として認定、災害に関する情報収集をより早く行う体制を強化し、日頃から山地災害危険地区の調査・点検パトロールや地域住民への啓発活動など、ハード・ソフトが一体となった総合的な山地防災対策を推進します。

○流木災害の未然防止

流木による被害の未然防止を図るため、流木捕捉式治山ダムの設置や、渓流内の不安定な倒木の除去など、総合的な流木対策を推進します。

・【土砂災害の危険性のある人家の保全数(R元からの累計)】

(R1)52戸→(R6)300戸

・【山地防災ヘルパーの認定者数(累計)】

(R1)183人→(R6)200人

・【山地災害の危険性が高い箇所の調査・点検パトロールの実施箇所数】

(R1)196箇所→(R6)1,080箇所

(参考資料)

※徳島県食料・農林水産業・農山漁村基本計画の詳細