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田んぼの学校及び生きもの調査について

田んぼの学校及び生きもの調査について

1 調査の趣旨

 田んぼやその周辺の農業用用排水路などは、農作物を生産する場所であるとともにさまざまな生きものたちが生活する場所でもあります。メダカをはじめ貴重な種類も多く確認されており、田んぼや農業用用排水路を整備する農業農村整備事業を進めていくうえでも、生きものたちに配慮した方法で工事を行なうことが必要となってきています。

 このため、平成13年度から農林水産省や都道府県の担当部局が中心となって、「田んぼの生きもの調査」を実施しています。この調査の結果を積み重ねることによって、田んぼの周りの生きものたちの現状を把握し、生きものたちにやさしい工事方法の確立に活かしていくこととしています。

2 調査内容

○魚類・水生昆虫調査

 田んぼ周辺の農業用水路等において魚類や水生昆虫を捕獲し、体長測定及び撮影を行いました。

3 調査主体

 農山漁村振興課が中心となり、地域の小学校、土地改良区、徳島大学、県関係機関(生産基盤課、東部農林水産局、南部総合県民局農林水産部)等が共同で実施しました。

4 取組状況(田んぼの学校及び生きもの調査結果)

 田んぼや田んぼまわりの水路は、お米などを作る生産の場所であると共に、多くの生きものの生息場所や産卵場所にもなっています。これらの生きものは、田んぼでの米作りなど、農業とうまく共生することで成り立っています。

 一方、小学校等では、「総合的な学習の時間」等において、「生きものに関する環境学習」や「水の循環」などをテーマに、地域の実態等を踏まえた環境学習が行われているところです。

 そこで、「田んぼの生きもの」等に関する出前授業(=田んぼの学校)や共同調査を「総合的な学習の時間」等で利用いただくことにより、小学生等が田んぼの生きものや田んぼの役割について関心を持つことのきっかけとなり、今後、環境や食料を大切に思う気持ちを育むことを目的に実施しました。

令和5年度 取組状況

令和4年度 取組状況

令和3年度 取組状況 (※新型コロナウイルスの影響により「魚類・水生昆虫調査」は中止)

令和2年度 取組状況 (※新型コロナウイルスの影響により「魚類・水生昆虫調査」は中止)

令和元年度 取組状況

平成30年度 取組状況

平成29年度 取組状況

平成28年度 取組状況