文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

令和5年度「発達障がい児支援のための研修会」を開催しました!

令和5年12月14日(木)県立西部防災館にて

★演題★「発達障がい」の疑似体験をしてみよう!

 「発達障がい」は、身近な存在である保護者や周囲の方が、正確な知識を基に早期に発見し、適切な支援につなげていくことが重要とされています。

 このため、西部総合県民局では、幼児期や小学校低学年のお子さんに関わる支援機関の職員が「発達障がい」に係る基礎的理解を深め、適切な関わり方を学ぶことを目的に、平成25年から毎年研修会を開催しています。

 今回は、鳴門教育大学特別支援教育コースの坂口純子先生を講師にお招きし、叱るのではなく、ほめて望ましい行動を育てる「ポジティブ行動支援」の視点に立った支援のあり方について御講演いただきました。

 講演の中で、手袋を二重に着用して折り紙をしたり(不器用さの体験)、集音器を使用して会話をする(聴覚過敏がある人の聞こえ方の体験)など、「発達障がいを疑似体験する」ワークショップがあり、参加の皆様から「疑似体験を通じて子どもの気持ちがよく理解できた。」「子どもの気持ちに立って支援をしていきたい。」「必要とされる支援に気づくことができた。」という声をたくさん頂きました。

 発達障がいの方に対する支援がより一層推進されるように、これからも研修会の開催を継続していきたいと思います。

研修1
研修2
研修3