令和7年度「子育て支援員研修」受講者募集の案内について

平成27年4月から「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、小規模保育、家庭的保育等の地域型保育や、地域子ども・子育て支援事業等の担い手となる人材を確保する必要性が増しています。

そこで、県では、昨年度に引き続き、保育や子育て支援分野の各事業等に従事する上で必要となる、知識や技能等を修得するための子育て支援員研修を実施し、「子育て支援員」を養成します。

都道府県等が実施する研修（「基本研修」及び「専門研修」）を修了し、保育や子育て支援分野の各事業等に従事する上で、必要な知識や技能等を修得したと認められる方のことです。本県では、この研修を公益財団法人徳島県勤労者福祉ネットワークに委託して実施し、研修修了者を、全国で通用する「子育て支援員」として認定します。「子育て支援員」は、県内の保育や子育て支援の現場で活躍することが期待されます。

県内に在住、在勤（保育や子育て支援分野）する方等で、保育や子育て支援等の仕事に関心を持ち、県内において保育や子育て支援分野の各事業等に従事することを希望する方、または従事している方です。

研修への参加費用は無料です。ただし、テキスト代（2,860円）、会場への交通費及び昼食代等は自己負担となります。また、コースによっては実習に伴う検査費用等がかかります。詳しくは（公財）徳島県勤労者福祉ネットワークまでお問い合わせください。

基本研修の受講後、4種類のコースに分かれて専門研修を受講します。専門研修の4コースは以下のとおりです（地域保育コース・地域子育て支援コースはさらに3つのコースに分かれます。）。ご希望の従事先や現在の従事先に応じて、コースを選択します。

「子ども・子育て支援新制度」によって地域型保育として位置づけられた小規模保育や家庭的保育（保育ママ）、事業所内保育、一時預かりの保育従事者等や、ファミリー・サポート・センターで提供会員として勤務する方向けのコースです。このほか、認可外保育施設の保育従事者や保育所の補助的職員等として勤務する方にもおすすめのコースです。

地域子育て支援拠点（公共施設等の身近な場所で子育て中の親子の交流や育児相談、育児に関する情報提供を行う場）や、利用者支援事業（市町村窓口等で利用者支援を実施）で勤務する方向けのコースです。

放課後児童クラブ（保護者が就労等により昼間家庭にいない児童に対し、放課後等に適切な遊びや生活の場を提供する場）に従事する放課後児童支援員の補助者として、勤務する方向けのコースです。

社会的養護（保護者のいない児童や、保護者に監護させることが適当でない児童を、公的責任で社会的に養育・保護し、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うこと）における補助的な支援者として、児童養護施設等で勤務する方向けのコースです。

55歳以上の方を対象としたコースです。受講できる専門研修は、「地域保育コース（地域型保育）」と「放課後児童コース」の2つです。

受講申込書に必要事項をご記入の上、公益財団法人徳島県勤労者福祉ネットワークまで、郵送またはファクシミリにてお申し込みください。

申込期間は、令和7年7月7日（月）から令和7年8月1日（金）までです。

なお、定員を超過した場合は先着順となり、受講できない場合もありますので、あらかじめご了承ください。

【お問合わせ・お申込み先】

公益財団法人徳島県勤労者福祉ネットワーク子育て支援員研修事務局

〒770ー0942徳島市昭和町3丁目35ー1（月～金9:00～17:00）

■TEL:088-611-2313■FAX:088-611-3323■ホームページ:https://toku-nw.com

研修体系や研修日程等、子育て支援員研修の詳細については、「子育て支援員研修パンフレット」または公益財団法人徳島県勤労者福祉ネットワークのホームページをご覧ください。

また、子育て支援員研修の受講希望者に対し、各コースの内容等の詳細について、7月7日（月）に事前説明会を実施します。説明会への参加は任意ですが、子育て支援員研修について興味がある方は、是非ご参加ください（要事前申込）。