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令和3年度第1回試験研究評価委員会評価結果(事後評価1)

令和3年度第1回徳島県立保健製薬環境センター試験研究評価委員会

事後評価結果

〈課題名〉徳島県における薬剤耐性菌検査に関する検討

評価結果
採点結果(出席全委員の平均点) 評価項目
4.9点(5点満点) 「成果」のみ
試験研究評価シート
主なコメント

○・AMRの遺伝子解析検査において、費用、労力の削減と標的遺伝子数の増加という目標をクリアしており、パルスフィールドゲル電気泳動法を用いる解析手法の有効性も示めされた。

・今後は本試験研究成果の積極的な情報提供が望まれる。

・追跡評価の対象外とした。

○・AMRは何より予防が重要ではあるが、将来的にはやはり種類や数が増加していくことが予想される。そのため、検出のための検査体制は常に最先端の知見に対応しておく必要がある。今回の研究結果は非常に有意義であり、今後も継続して取り組んでいって欲しい。

・追跡評価の必要なしとした。

○・AMR耐性菌検出のための低コストかつ効果的な検査方法を多角的に検討され、大きな成果を得られていると思います。大変お疲れ様でした。追跡評価は必要ないと考えますが、得られた成果を活用され、今後に活かされたらと思います。

○・薬剤耐性菌の出現は感染症の薬物療法において非常に重要な問題であり、本研究はその対策を担っており、今後の感染症対策に役立つことを期待している。

・追跡評価の必要なしとした。

○迅速化、省力化、検体数の大幅増を実現しており、感染症拡大防止の最前線にふさわしい成果が得られています。今後も弛まぬ研鑽に期待します。残課題は少なく解決への手段の目論見を持っておられるので、追跡評価は「無し」とする申告に賛同します。

○・本研究は薬剤耐性をもつ菌類への行政としての対応を視野に、その検出方法と検査体制について検討した。新たな菌類の検出方法の導入により標的遺伝子の拡大、並びに費用と労力の低減を図ることが可能となることを示した成果は、大変有意義であり高く評価する。

・追跡評価の必要なしとした。

○・患者さんで風邪をひいたら、抗生物質が必要と思っている人が多いので、徳島での抗菌薬の使用率が高いのが良く分かります。今回の遺伝子検査法(PFGE法)によりCREの電気泳動パターンをデータベース化できたことで、今後、薬剤耐性菌を解析できるようになったことはすばらしいと思います。

・追跡評価の必要なしとした。