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平成29年度 第1回試験研究評価委員会評価結果(事後評価(2))

平成29年度第1回徳島県立保健製薬環境センター試験研究評価委員会

事後評価結果(2)

〈課題名)徳島県内公共用水域における一般家庭等から排出される化学物質の実態調査について

評価結果
 採 点 結 果(出席全委員の平均点)  評 価 項 目
 4.2点(5点満点)  「成果」のみ
試験研究評価シート
主なコメント

○ 課題研究なので苦労の多かった成果だと思います。徳島県内の海や川の環境に関連しているので、これからも更なる実施をお願いしたい。

○ 中小河川への化学物質の排出状況を詳細に検討したことは評価される。今後は、中小河川の汚染レベルでの環境影響などの検討への発展が望まれる。

○ 汚染実態の把握はできたが、次の改善に向けたアクションにつながって行けばよい。

○ 環境の保全は県民の健康維持に重要な事項であるため、今回調査された内容を生かして、より住みやすい徳島県をつくってもらいたい。

○ 関係学会(全環研*以外も)に是非、出席し、他府県や大学の先生らの最新の研究成果などの情報も積極的に収集して下さい。リスクとの関連性が課題ですね。

   [注*:全国環境研協議会の略。地方自治体の設置する環境保全及び公害防止施策に係る試験研究を実施する機関で組織された協議会。]

○ 徳島の下水道処理普及率が低く、汚水処理普及率が全国平均を下回っていること、市街地の生活排水からはLASが多く含有していることが理解出来た。汚染物質、汚染状況が特定出来たなら、今後、分解方法等がわかればいいと思う。また、下水道処理の普及率を上げるように、このDataを使用してもらいたい。