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平成28年度 第1回試験研究評価委員会評価結果(事前評価(2))

平成28年度第1回徳島県立保健製薬環境センター試験研究評価委員会

事前評価結果(2)

〈課題名〉徳島県内における陸域から海域へ流入する栄養塩の実態調査について

①評価結果(総合平均)
 採点結果(出席委員の総合評価点の平均点)  4.1点(5点満点)
②評価結果(項目別)
各項目の点数は、出席委員の平均点(5点満点)
 必要性  目 標  研究内容  手 法
 4.4点  3.7点  4.1点  4.1点
試験研究評価シート
主なコメント

○ 栄養塩の多少と里海との関連性は大事である。その多少のコントロールはむずかしい。しかしながら、本研究は、徳島県として極めて重要である。

○ 徳島県における陸から海域への栄養塩の実態を把握することは、今後の周辺海域の環境を考えていく上で、重要基礎資料になると思われる。

○ 栄養塩の実態調査としては意義があると思います。先にある豊かな海との関連性がわかれば、さらに研究意義があると考えます。

○ 発表後のディスカッションでもとりあげられていたが、海(自然)をコントロールすることは困難を伴うと思うが、よりよい環境、漁業をめざす上での基礎データは必要となると考えられ、重要な研究であると思われる。

○ 大変重要な研究と思う。海の豊かさは、最終的には人間の生活に影響するので、この研究を通じて、「きれいで豊かな海」が実現できるよう期待している。

  事後評価の報告を楽しみにしています。

○ DINだけに絞るのはどうかとは思いますが、重要なデータになると思います。水質の目標は非常に難しい課題ですが、栄養塩のマスバランス解明と徳島県民の考える「あるべき海の姿」の合意形成に役立ってもらえればなと思います。

○ DINに注目して、下水処理施設などでの排水負荷量を検討するのは良いことだが、最終目標をどうするのかがわからない。たとえば、のりやわかめなどの海藻類の退色について、DINの値と場所によって、今から同時に検証していくとわかりやすいと思う。