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平成28年度 第1回試験研究評価委員会評価結果(事後評価(1))

平成28年度第1回徳島県立保健製薬環境センター試験研究評価委員会

事後評価結果(1)

〈課題名〉迅速な危険ドラッグ検査体系の構築~指定薬物構造類似物質の探索と試験法の検証等~

評価結果
 採 点 結 果(出席全委員の平均点)  評 価 項 目
 4.6点(5点満点)  「成果」のみ
試験研究評価シート
主なコメント

○ 研究内容・成果は素晴らしい。得られたデータは全国的利用出来る。他機関(衛研)との共同研究成果を研究論文としたことは極めて前向きである。

○ 近年、事件の誘因として多くなっている危険ドラッグについての迅速な検査体系の構築に貢献する成果が上げられている。

○ 危険ドラッグの取締等の対策は重要でありながら、日々新しい薬物が作られ、対応が大変だと思いますが、今回報告された結果をこれらの対応に生かしていただき、県民の安全につなげてもらいたい。

○ 分析系の構築、目標であった同定日数60日の達成は評価できるものと考えます。今後は県民の健康被害、事件等への対策に活用していただくことを期待します。

○ 貴重な研究をされ、十分な成果も挙げている。今後も、県警や関係機関に資料提供するとともに、連携をはかり、県民の安全・安心な生活を守って頂きたい。

○ 非常に有意義な成果かと思います。外部評価やニーズに臨機応変に対応していただきました。より最新の機器(H-NMR、LC-QTOF、GC×GC-HRMSなど)の導入や地域内での共同研究も是非ご検討下さい。

○ 標準品が入手出来ない物質について、分取薄層クロマトグラフィーで単離精製し、構造を同定出来ているところはすばらしいと感じた。また、判別が難しい、位置異性体についてもFTIRを用いて、同定出来たことは評価に値すると思われる。