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麻しん(はしか)についてー徳島県感染症情報ー

麻しんについて

麻しんは、麻しんウイルスの感染によって起こる感染症です。

<症状>

一般に、10~12日間の潜伏期間を経て、38℃程度の発熱及び風邪様症状が2~4日間続き、その後39℃以上の高熱と発疹が出現します。多くの場合は7~10日程度で回復しますが、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こすことがあります。

<感染経路>

麻しんウイルスは空気感染・飛沫感染・接触感染などさまざまな経路で感染します。

感染力が非常に強いため、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。

<治療方法>

特別な治療方法はなく、症状を軽減するための処置(対症療法)が行われます。

麻しんの発生状況

徳島県の発生状況

徳島県での発生状況は、平成27年に1件(推定感染地:国外)、平成30年に1件(推定感染地:国内)、令和元年に1件(推定感染地:国内)、令和7年に1件(推定感染地:国外)です。

全国の発生状況

全国の麻しんの発生状況【外部サイト:国立健康危機管理研究機構】(別ウィンドウで開きます)

麻しんにかからないために

麻しんの予防には予防接種が有効です。

定期予防接種の対象となる方や、ワクチン未接種でかつ過去に麻しんを罹患していない方は予防接種を受けましょう。

詳しくは、かかりつけ医やお住まいの市町村の予防接種担当窓口へお問い合わせください。

【定期予防接種対象者】

第1期:1歳以上2歳未満

第2期:5歳以上7歳未満の者であって、小学校入学前の1年間

医療機関の皆さまへ

麻しんを疑う患者を診察した場合は、最寄りの保健所へ相談してください。

麻しんは感染症法で5類感染症に指定されています。診断したすべての症例について医師の届出が必要です。麻しんを診断した場合には、速やかに保健所へ届け出てください。

麻しんの届出基準について【外部サイト:厚生労働省】(別ウィンドウで開きます)

関連情報

※下記ページは,別ウィンドウで開きます。

麻しんについて【外部サイト:厚生労働省】

感染症についての情報:麻しん(はしか)【外部サイト:厚生労働省検疫所】