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鳥インフルエンザウイルスの人への感染について

鳥インフルエンザは、この病気にかかった鶏と接触して、羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、その鶏のフンや内臓に触れた手を介して鼻からウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれにかかることがあることが知られています。日本ではこのような密接な接触は考えられないことから、人が鳥インフルエンザに感染する可能性は極めて低いと考えられます。

☆鳥インフルエンザについて、人の健康に関する相談窓口はこちらです。

○各保健所・電話番号(平日8:30~17:15)

徳島保健所088-602-8907

吉野川保健所0883-36-9019

阿南保健所0884-22-0072

美波保健所0884-74-7343

美馬保健所0883-52-1017

三好保健所0883-72-1122

○感染症対策課(平日8:30~18:15)

電話番号088-621-3297

≪県民の皆さまへ≫

Q1.鳥インフルエンザは人に感染しますか?

鳥インフルエンザは、この病気にかかった鶏と接触して、羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、その鶏のフンや内臓に触れた手を介して鼻からウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれにかかることがあることが知られています。日本では、この病気にかかった鳥等が徹底的に処分されており、通常の生活で病気の鳥と接触したり、フンを吸い込むようなことはあまりないことから鳥インフルエンザに感染する可能性は極めて低いと考えられます。

Q2.卵や鶏肉を食べて感染することはありませんか?

卵や、鶏肉からの感染例はありません。(なお、中心温度70度以上で1分間加熱処理を行えばウイルスは死滅します。)

Q3.ペットで鶏や小鳥を飼っていますが大丈夫ですか?

これまでペットとして家庭などで飼育していた鳥が、直ちに危険になるということはありません。鳥に限らず、動物を飼う場合は、動物に触った後は手を洗うこと、糞尿は速やかに処理して、動物のまわりを清潔にすることなどを心がけることが重要です。また、動物の健康状態に異常があった場合は獣医師に、飼い主が身体に不調を感じた場合は早めに医療機関を受診することも大切です。

Q4.飼っている鳥、野鳥が死んでいるのを見つけた場合はどうしたらいいでしょうか?

(1)飼っている鳥が死んでしまった場合について

鳥は生き物ですから、人と同じようにいつかは死んでしまいます。そして、その原因も様々ですから、鳥が死んだからといって直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。鳥インフルエンザにかかった鶏は、次々に死んでいくということが知られていますので,原因が分からないまま、鳥が次々に連続して死んでしまうということがない限り、鳥インフルエンザを心配する必要はありません。原因が分からないまま、鳥が次々に連続して死んでしまったという場合には、その鳥に素手で触ったり、土に埋めたりせずに、なるべく早く、お近くの獣医師、家畜保健衛生所又は保健所にご相談ください。

(2)野鳥が死んでいるのを見つけた場合について

野鳥も飼われている鳥と同じように、様々な原因で死亡します。飼われている鳥と違って、エサが取れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられずに死んでしまうこともあります。また、野鳥は鳥インフルエンザ以外にも様々な細菌や寄生虫を持っていたりします。野鳥が死んだ場合には,鳥インフルエンザだけでなく、こうした細菌や寄生虫が人の体に感染することを防止することが重要です。野鳥が死んでいるのを見つけた場合には、細菌や寄生虫に感染しないよう、死亡した鳥を素手で触らずにビニール袋に入れてきちんと封をして廃棄物として処分することも可能です。このような場合に直ちに相談していただく必要はないと考えられますが、不安な場合には、市町村、獣医師、家畜保健衛生所又は保健所にご連絡ください。万一、野鳥が密集して死んでいる場合には、毒物などを食べて死亡したことも疑われます。この場合には、事件の可能性もありますので、警察、家畜保健衛生所又は保健所にご連絡ください。