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新型コロナウイルス感染症の後遺症の受診先について

新型コロナウイルス感染症の後遺症の症状がある方へ、「コロナ後遺症を受診できる医療機関」を掲載します。

後遺症の相談については、まずはかかりつけ医へのご相談をお勧めしますが、かかりつけ医を持たない、かかりつけ医での対応が難しいといった場合は、次の医療機関へご相談ください。

1.コロナ後遺症について受診できる医療機関

2.新型コロナウイルス感染症の後遺症について

〇新型コロナウイルスに感染した後、治療や療養が終了したにもかかわらず、新たな症状や、再び生じて持続する症状等に悩む方がいることが分かってきています。

〇代表的な症状として「倦怠感などの全身症状」「咳・息切れなどの呼吸器症状」「記憶障害や集中力低下などの精神・神経症状」「味覚障害や脱毛などその他の症状」などがあります。

〇新型コロナウイルス感染症の治療や療養終了後も、気になる症状が数週間続き、日常生活や仕事・学業に支障をきたす場合などは、お一人で悩まず、かかりつけ医や「コロナ後遺症について受診できる医療機関」にご相談ください。

※新型コロナウイルス感染症の後遺症については、現時点では確立された治療法がないため、医療機関を受診する場合は、症状に応じた対症療法が基本となります。なお、受診においては、所定の医療費がかかります。

3.罹患後症状(後遺症)に関するQ&A<厚生労働省ホームページより抜粋(令和5年10月20日付け改訂)>

Q.罹患後症状(後遺症)は治りますか。

A.罹患後症状については、これまでの知見等によると、罹患後症状の多くは、時間経過とともに改善することが多いと報告されています。一方、症状が残存する方も一定程度いるという結果等も得られています。

Q.罹患後症状(後遺症)がある場合、新型コロナウイルス感染症を他の人に移してしまうことがありますか。

A.一般的に、発症2日前から発症後7~10日はウイルスを排出しているといわれています。この期間以降に罹患後症状があったとしても、他の人に感染させることはありません。

Q.罹患後症状(後遺症)の治療について教えてください。

A.罹患後症状に特化した治療方法はなく、国内外で研究が進められています。一方で、罹患後症状の多くは、時間経過とともに改善することが多く、その過程で、各症状に応じた対症療法(症状を和らげる治療:咳に対 して咳止め薬を処方する等)が行われることもあります。また、症状が改善せずに持続する場合には、他の疾患による症状の可能性もありますので、かかりつけ医等や地域の医療機関にご相談下さい。厚生労働省では、罹患後症状の診療について取りまとめた手引きを公開しています。(ページ下部「参考」参照)

Q.罹患後症状(後遺症)について、どこを受診すると良いでしょうか。

A.罹患後症状は、かかりつけ医等や地域の医療機関で十分に対処できるものが少なくありません。まずは、かかりつけ医等や地域の医療機関にご相談下さい。

Q.新型コロナウイルス感染症に罹患してからずっと倦怠感が続いている気がします。受診が必要ですか。

A.症状が時間経過とともに改善しているならば、様子を見ることも可能です。症状が改善せずに持続する場合 は、まずは、かかりつけ医等や地域の医療機関にご相談下さい。

参考

新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について<外部リンク>
(厚生労働省ホームページ)​