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RSウイルス感染症の流行について(注意喚起)

RSウイルス感染症は、2歳までにほとんどの乳幼児が一度は感染する代表的な呼吸器感染症で、感染すると、鼻水、咳、発熱などの症状がでます。

多くは軽症ですが、小さく早く産まれた赤ちゃんや何らかの病気がある赤ちゃん、また初めての感染の年齢が低いほど重症の呼吸困難を起こす可能性があります。

(注意喚起)全国的に流行が拡大しています!

 ・流行の時期に限らず、感染対策を徹底することが最も重要です。

 ・特に重症化リスクの高い生後6か月未満の乳児や年少児に対する周囲の感染予防対策が重要です。

 そこで、小さな赤ちゃんのいる兄弟児をはじめ、ご家族の方々には、改めて、マスクの着用と十分な手洗いやアルコールによる手指消毒の励行をお願いいたします。

 

赤ちゃんに対するRSウイルス・チェックリスト

 □赤ちゃんにお兄ちゃん・お姉ちゃんがいる

 □赤ちゃんのお兄ちゃん・お姉ちゃんが、ゴホゴホと咳をしていたり、鼻水がズルズル出ている

 □赤ちゃんが、急に元気がなくなり、お乳を飲まなくなった

 □昨日まで元気に泣いていた赤ちゃんが、じっと動かずに寝てばかりいる

 上記の項目に3つ以上該当する場合は、RSウイルス感染症の可能性があります。

 はやめに小児科医の診察を受けてください。

※赤ちゃんに対してRSウイルス感染症への注意喚起をうながすため、徳島県及び徳島県周産期医療協議会でチラシを作成しました。普及啓発等にご活用ください。

正しく知って正しく予防!

○「RSウイルス感染症」とは?

  • RSウイルスによる急性呼吸器感染症です。
  • RSウイルスの感染力は非常に強く、ほとんどの子どもは2歳までに感染し、その後も何度もかかると言われています。

〇どうやって感染するの?

  • 感染経路は、ウイルスに感染した人からの咳やくしゃみによる飛まつ、また、ウイルスがついている手や物をさわることによって感染します。
  • 保育園や幼稚園でRSウイルスに感染した幼児から家庭に持ち込まれ、きょうだい児が感染することがあります。

○感染するとどんな症状がでるの?

  • 鼻水、咳、発熱などのかぜ症状がでます。必ずしも発熱を伴うわけではない点に注意が必要です。
  • ほとんどの子どもは2日から1週間程度で治りますが重症化することがあります。

〇重症化で気をつけることは?

  • 特に産まれてまもない新生児や出生体重が小さかった乳児、基礎疾患のある乳児は注意が必要です。
  • 咳がひどくなり、気管支の奥の細い部分に炎症が起こり、呼吸困難に陥る可能性があります。
  • 最悪の場合、命にかかわる危険な状態に陥るケースもあります。

○感染予防のために

  • 基本は手洗いです。今一度手洗いの励行をお願いします。
  • マスクを正しく着用しましょう。
  • 乳幼児のお世話をする前に一行為一手洗い、消毒を徹底しましょう。
  • 保育園や幼稚園に通う兄弟児がいる場合は、帰宅時の「手洗いうがい」「着替え」「おもちゃなど共有物やスペースのアルコール消毒」を心がけしましょう。

〇RSウイルス感染症の重症化リスクを有する児に対するパリビズマブ(シナジス)投与について

※対象となっている児は積極的に投与をうけるとともに、特に在胎34週35週にうまれた「正期産に近い早産児」も投与対象であることに注意が必要です

※注射の対象や開始時期、投与回数については、生まれた月や疾患により異なるため、主治医にご確認ください。

<対象者>

  • 在胎期間(出産時の妊娠週数)が28週以下で、12か月齢以下の乳幼児
  • 在胎期間が29週~35週で、6か月齢以下の乳児
  • 過去6か月以内に気管支肺異形成症の治療を受けたことがある、24か月齢以下の乳幼児
  • 24か月齢以下の、血行動態に異常のある先天性心疾患の乳幼児・免疫不全を伴う乳幼児・ダウン症候群の乳幼児

〇赤ちゃんと上の兄弟もみんな検査を受けられますか?

  • RSウイルス検査が保険適用となる対象は、1歳未満の乳児や入院中の患者などとなっています。(自費の場合医療費が高額となる場合があります)
  • 流行下においてRSウイルスを検出するキットが不足している場合があります。

検査を希望しても実施できない場合もあることをご理解のうえ、症状についてはかかりつけ主治医にご相談ください。

 

正しく知って正しく予防することで、重症化を防ぐことが重要です!

〇厚生労働省ホームページRSウイルス感染症Q&A