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緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業(厚生労働省医薬局医薬品審査管理課委託事業)について

 国(厚生労働省)が、将来的に、予期せぬ妊娠の可能性が生じた女性が処方箋なしに緊急避妊薬を適切に利用できる仕組みを検討するため、薬局での販売方法などについて情報を集めるための調査研究を行うことになりました。調査研究の一環として、一部の薬局での販売を行っています。(研究名称:緊急避妊薬販売に係る環境整備のためのモデル的調査研究)

 緊急避妊薬とは、妊娠の心配がある性交から72時間以内に服用することで、避妊効果を得る薬です。主に排卵を遅らせることにより妊娠する可能性を低くします。効果(妊娠阻止率)は約8割です。

 現在、日本で緊急避妊薬を入手する方法は、医療機関(産婦人科など)への受診による方法によります。この調査研究に薬局・購入者が参加する場合のみ、医療機関の受診を経ない、薬局での販売が認められています。

 一部薬局での販売は、国(厚生労働省)からの委託を受けた調査研究として行われています。購入を希望される方は、研究への参加同意や機微な情報も含む質問やアンケート等への協力をいただける場合にのみ販売が可能となります。

調査事業の詳しい内容については、日本薬剤師会のホームページ(URL:https://www.pharmacy-ec-trial.jp/)をご覧ください。

「緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業(厚生労働省医薬局医薬品審査管理課委託事業)」は、公益社団法人日本薬剤師会が厚生労働省より受託し、「緊急避妊薬販売に係る環境整備のためのモデル的調査研究」として実施しています。

※個別に薬局への問い合わせはお控えください。