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「徳島小松島港中期構想」を策定しました。

 徳島小松島港は、古くから天然の良港として知られ、また、藍の積出港としても栄えました。近年になって外国貿易のための大型岸壁や物流・生産拠点としての産業団地を整備し、徳島県の経済発展を支えてきました。現在は、四国で唯一となる首都圏を結ぶフェリー航路や阪神港を結ぶ国際フィーダー航路、国際コンテナ航路等を有し、四国の産業・経済にとって重要な港湾となっています。

 一方で、港湾背後への高速道路延伸、新たな企業の立地、クルーズ船寄港の増大、トラックドライバー不足、南海トラフ地震の切迫性の高まり、港湾施設等の老朽化、陳腐化など徳島小松島港を取り巻く状況は大きく変化してきています。

 このような中、四国地方整備局小松島港湾・空港整備事務所及び徳島県は、徳島小松島港の将来像を関係者で検討し、中期構想及び長期イメージを策定することを目的に「徳島小松島港中期構想・活性化検討委員会」を組織し、委員会を開催することとしました。

 平成30年9月から令和元年9月にかけての4回の委員会開催を経て、令和2年3月に「徳島小松島港中期構想」を策定しました。

 今後、より付加価値の高い「みなと」を実現していくために、更なる港湾機能の強化を目的とした長期構想の検討や、徳島県の貨物特性を活かした事業展開の促進などに取り組んで参ります。

 既に着手している取組みもありますが、上記の取組みを促進していくとともに、取り巻く状況の変化を考慮し、必要に応じて点検・検証を行い、中期構想の改善・見直しを図る予定です。

 また委員会においては、別冊として「徳島小松島港小松島港区活性化プラン」も合わせて策定しました。

 クルーズ船の寄港増大など取り巻く環境が大きく変化しつつある徳島小松島港小松島港区に人を呼び込み、港から活性化する方策を策定したものになります。

 今後は官民学で連携しつつ、次世代の担い手育成を通じた小松島港区活性化へ取り組んで参ります。

■「徳島小松島港中期構想」【概要版】

■「徳島小松島港中期構想」【冊子版】

■「徳島小松島港中期構想」【別冊版】

■徳島小松島港中期構想・活性化検討委員会の開催結果