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令和8年1月23日 定例記者会見 フルテキスト版

発表事項

(知事)
 それでは、ただいまから定例記者会見を始めさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。まずは、昨年は徳島国際化元年ということでやって参りました。改めて県民の皆様に申し上げたいのは、なぜ国際化と言えば、やはり人口が3割減るということ。そうなると、市場も日本から世界へ行かなきゃいけない。さらには、労働力も3割減るということになれば、やはり外国人との交流は不可避であると。さらには、高度人材を受け入れていくためにも英語がマストであると。これは最低限であるという話。加えて、やはり海外に行くと日本の素晴らしさに気づく、そしてまた徳島の素晴らしさに気づく、そして徳島の歴史やアイデンティティについて、もう一度再認識する機会があるんだということなんですよね。最近よく言っているんですけど、例えば、今「ばけばけ」ってNHKで。この前も記者会見で申し上げましたね。小泉八雲が有名ですけど、我が県のモラエスも有名なんですよね。ヨネさんという徳島の方が伴侶でおられて、また、黄花亜麻という黄色い花が100年にわたって咲いている。やはり海外に行かないと、そういう話を話題にできないんですよね。徳川家と蜂須賀家が大変密接に繋がっているとか、また同時に、ジュネーブ条約で調印をしたのが最後の将軍の蜂須賀茂韶さんであることも世界の人に伝えるということが歴史を知らないとできないわけですよね。もしくは、世界に行かないとその機会がないんですね。ですから、アウトプットすることによって勉強するというスタイルが今後世界に打ち勝てる。今、地方創生戦国時代と言っていますが、私はもっと先を見ていまして、世界と戦える徳島にしていくということであります。その一環として、この4月から徳島県版「トビタテ!留学JAPAN」をスタートさせます。随時、説明会に大変多くの方々に参加いただいています。簡単に概要を言えば、毎年50人の高校生が、どんなことでもいいんです、自分が知りたいテーマについて、経験したいことについて、1週間でも2週間でも海外に行っていただく。そこで気づきだとか、そして、その気づいたことを周りに、お友達に、地域に、こういう大使のような役割でございます。加えましてもう一つは、国際交流の一つのきっかけ作りとして、「ラーケーション」というのを去年から初めております。これは県が率先して始めましたが、市町村にも呼びかけて、それによって1月現在では8市16町村のうちの12市町村が導入したということです。これは何かといえば、土日にお仕事のあるご家庭ございますね。そうすると、土日はお仕事ですから子どもさんたちをお休みでどこかに連れていくことができないのですよ。ですので、平日休みのご家庭は平日に子どもを連れていくかと言えば、子どもは休まなきゃいけない。欠席になってしまう。ですので、平日を欠席扱いにしない日を高校生は3日間設け欠席にしない。これを定めたものが「ラーケーション」です。これは愛知県の大村知事から私に直接、去年、一昨年前ぐらい前ですかね、お話があって、私も、いい制度だからすぐ導入すると。そういう方々がどんどん海外に出て行ったらありがたいなと思っています。さらには例えば韓国、一番近い異国、我が県からすると最も近い海外。1時間数十分で行ける。羽田と同じくらいです。そういったところも、ご承知のとおり、徳島初の海外直行便が繋がっているわけです。以来、大勢のインバウンドも来ていただいております。この前も韓国の大統領と高市総理が会談いたしまして、やはり人的交流、草の根の交流が大事だということで、やはり未来志向の日韓関係、国際関係のために青年世代の交流が大事だということで修学旅行を奨励しましょうということが合意されたわけですね。私は昨年来ずっと高校、もしくは教育委員会さんに韓国への修学旅行をしっかりやってほしいとお願いしていたわけです。私どもが教育総合会議で作っている中にも「国際化」というのはしっかり明記しております。その中で、しっかりとそれに対応していただきたいし、子どもたちに選択肢を与えていただきたいということでやっております。改めてこの場で、日韓首脳、国同士がこういうことを決めましたから、韓国への修学旅行をしっかり教育委員会さんに考えていただけると思います。昨年の2月には教育委員会さんは韓国に行かれています。修学旅行をいかにしていくかという。1回行っているわけですから、もうわかってらっしゃるわけですから、ぜひ、一つだけじゃなくて選択肢を与えて、子どもたちにそういう情報を与える。ちなみに愛媛県さんは中学校から韓国に修学旅行行っているわけですね。それによって四国で県によって国際化に差が出るというのはあまり良くないと思います。もっと言えば、遡れば徳島も高校生の海外への修学旅行というのは結構やっていたんですね。これは事実関係を調べていただくとわかるとおり。いつからそうなっちゃったんだろうねということで、私自身がやってきたことは、こういう形で両国総理で裏打ちしていただいたということで、さらに進めて参りたいと思います。そして、これも就任して以来パスポートの取得費用が高すぎると。そして、パスポート取得率が低すぎると。岸田総理にも石破総理にも歴代総理に直接申し上げてきました。その結果として今年7月ですかね、まだ法律改正が必要らしいんですけれども、パスポートの取得費用が大人は約5,000~6,000円下がるのかな。お子さんにおいては1万円ぐらい下がる。だいたい1万5,000~6,000円だったんですよ。韓国は5,000円~6,000千円ですよ。1万円も高かったんですよ、日本はね。だから、そういうものを下げるという、私がずっと言ってきたことが実現したというのは非常にありがたいと思います。ただ、もうちょっと前倒ししてもらいたいということで、実は先日、金子大臣にも直接申し入れをしたところです。法律があるからしょうがないと言うんだけど、都道府県が先に負担して、後でそれを補填してくださればいいと思います。なぜこういうことを言っているかと言うと、今年3連休が8回ありますね。そして5連休が2回あります。そういうことで、アウトバウンドが最高の年なんですね。そういうこともちゃんと私は観光部局にも一緒になって、アウトバウンドとインバウンド、今年はどうなんだと徹底的に研究しながらやっていかなきゃいけない。残念ながら、私が知事に就任する前は宿泊者数は全国最下位です、徳島。ふるさと納税も最下位だった。これはやはり外交とか海外とか県外とか、プロモーションが全く足りてなかった。これをどんどんやっていって、例えば輸出について、今は過去最高の金額になっているように、観光とか交流によってまた物が売れていくという好循環に今まさになりかけているということである。いずれにしろ世界と戦える、世界と伍していく、また、世界と協力していく子どもたちをこれからも作っていきたいと思っておりますので、そのスタートは最も近い海外である韓国、ぜひ高校の先生方、保護者の皆さん、高校生も良い議論をしながら良い挑戦をしていただきたい。環境は整えましたので、どうぞよろしくお願いします。続きまして「toku-Noix(とくのわ)」。今週オープンをさせていただきました、とくしまDX推進HUB。ちょっと横文字が多いのですが、簡単に言えば、「産学官」ってよく使われますね、産業界、学術界、教育機関、そしてまた官、行政。さらにそこに民の民間を加える。それで、この民の中でも大人から子ども、男女、もちろん女性活躍をもっとしていただきたいと思いますけれども、そういった方々が集まるプラットフォームを徳島駅のど真ん中にあるクレメントプラザに開設させていただいたということでございます。そのバックというか、サポートしていただいているのはGoogleさんを中心とする大手の方々。先日、神山まるごと高専さんがガイアの夜明けで放映されたのも県民の皆様も見ていただいたかもしれません。あれも新しい学校というか高等専門学校の挑戦でありますが、もう1期生が今4年生か5年生になってるのかな。彼らがこれから社会に出る、もしくは起業するという一つのハードル、壁にぶち当たっているという立て付け、仕様だったと思うんですが、そんな簡単に起業ってできませんよ。ですから、そういう方々も例えば私ども行政と繋いで、こういうものがあったらいいなとか、こういうアプリがあったらいいなとか、こういうものがあったら仕事が効率化するなとか。やはり彼らも若いから、いろいろ技術は持っているんだけれども、経験値というのは当然大人とは違う。だけどそこをマッチングさせると大きな化学反応が起こるというような話です。また、主婦がご家庭の中で、こんなことあったらいいな、あんなことやったらいいなというニーズがあるわけですよね。それがビジネスに活かされているのか。そうでなければ、こういう場でマッチングをしていこうというお話。もちろん、高校生や徳島にある大学生においてもそうでありますし、また県外におきましてもそういった方にどんどん来ていただいて。また、昨日は関西広域連合で1日大阪に行っていました。関西経済連合会の松本会長、そして、大阪商工会議所のサントリーの鳥井会長はじめ私どもの地元の商工会議所も含めて皆さんで議論しておりましたが、やはり地方同士で繋がる。地方の企業と企業が、実は何をやっているのか知らないんじゃないかという話です。そこについて、関西広域というのは8の府県、そして4つの政令市が一緒になった日本唯一の広域行政です。その中でマッチングを上手にやっていきましょうと、こんな議論も昨日出ました。県内のみならず県外の技術と技術、人と人を繋げていく、我々の輪に加わっていただくというのが、まさに「toku-Noix(とくのわ)」、徳島の輪ということでございます。Noixというのはフランスで実という意味です。実になるように、この輪を広げていきたいと思っておりますので、運営の仕方もこれから知恵をもっと絞って毎月いろんなイベントをやるとか、こういったことも考えていきたいなと思っております。続きまして、先日、徳島県災害図上訓練をさせていただきました。35の機関、160名に参加いただきました。自衛隊はじめ国の関係機関、さらには県内における各種関係機関、さらにはライフラインの民間事業者、医療はじめ、そして同時に我々と災害協定を結ばせていただいております鳥取県さんと新潟市さんもお越しいただきました。明日は「07南海レスキュー」実動訓練というのをやります。これは、出羽島が孤立したという想定のもと、出羽島におられる方を救出するという作戦・行動と、内陸西部の医療機関と県南部においての連携をどうしていくかということを、明日は具体的な実動訓練が行われる予定でございます。図上訓練というのは災害対策本部の中での訓練なんだけれども、なるほどと印象的だったのは、徳島市さんが眉山の上にいわゆる防災カメラというのを置いていまして、そこの守備範囲が大変広うございまして、蒲生田岬のあたりまで結構詳細に見えます。火事が起こっているとか、何か問題が起きているかというのが非常によくわかるカメラがあって、我々はそれを県南部の蒲生田岬以南においても、どういう状況かというのを全体的に俯瞰できるといった情報収集機能をしっかりと充実させたいなと思った。固定的なものだけじゃなくて、ドローンにつきましては既にドローン協会との連携協定も結びながら、平時はドローン大会みたいな柔らかい形で技術を磨いていくといったこともやりながら、いざという時には固定式ではないけれども動く情報収集機であるドローン、こうしたものをさらに進化させていきたいなと思っております。明日は8時から橋がこけた時に橋をすぐ設置するという訓練が明日の8時から12時まで旧吉野川のところでやる予定にしております。また、明日の1時からは、先ほど申し上げました災害医療活動の実際の航空機による患者搬送の実地訓練をさせていただきたいと思っております。続きまして、渇水であります。毎年この時期になると、こういうことになります。これは一級河川の吉野川、そして那賀川という河川がある。そして急峻であるという四国の地形、そうすると、やはりダム機能・貯水機能というのは大事である。しかし、乾燥していて雨が降らないということになると、毎年こういう課題や問題が起きてくる。こういったことで、それを防ぐためにダムがございます。これは「利水」という意味でのダム。ダムには利水と治水という二つの概念があります。水を利用する、そして治水は氾濫を予防して防ぐ、こういうことでございます。水を利用する利水という点で、今の渇水の状況でございます。今、長安口ダムは21日から10%削減の自主節水。本日23日9時からは、20%の削減の第一次取水制限を実施しているところでございます。このように貯水量が厳しい状況を踏まえまして、本日13時半から最新の渇水情報を共有しますとともに、今後の対策などについて報告する県渇水対策本部会議を開催いたします。本日13時半です。引き続き、国、利水関係者の方々と情報共有や連携をすることによって、取水制限の強化などによりますダムの貯水量の延命化。また3月中旬ぐらいですかね。早いところでは農業用水の利用が開始され、さらに水の需要が増加するということが見込まれていますので、これにつきましても予測しながら、細やかな情報発信、そして渇水被害の軽減を図って参りたいと思っております。続きまして、自動運転タクシー実証運行の出発式を来たる2月5日に行います。万博が終わりましたが、空飛ぶ車、未来の実装に向けた夢が語られたわけですが、自動運転というのは以前から言われておりますが、いよいよ徳島県におきましても、県と電脳交通さん、徳島県の会社ですね、NECさんと一緒に自動運転タクシーの実証運行の事業提案が昨年6月に国土交通省さんの公募型補助金に採択されました。期間、場所について言うと、この赤い線で塗られている鳴門市の西部から阿波おどり空港の周辺を運行エリアといたしまして、自動運転タクシーの事業化を見据えた実証運行を行うこととしております。2月5日に鳴門市の道の駅くるくるなるとにおきまして、出発セレモニー並びに試乗会を開催いたします。この実証運行は3月末まで行うこととなりましたので、お知らせをさせていただきたいと思います。やはり自動運転というのは、先程来申し上げている人口減少のもと、いわゆるドライバーさんの不足。また過疎、そしてまた高齢者の方々の移動手段、物を買う、そして病院に行く、こういう部分について、やはり移動手段の確保、ドライバーさんの確保はやはり大変大きな課題になっております。これは全国的に。その双方を解決する一つとして自動運転タクシー、こうしたことに挑戦していかなければ、やはり全国世界に遅れていくということでございますので、この実証運行が成功裏に収まるように引き続き関係の方々と連携して参りたいと思います。続きまして、徳島南部自動車道「小松島南・阿南間」が、いよいよ3月8日に開通するということでございますが、その前の2月21日に、高速道路を歩こうというウォーキングイベントを開催いたします。できてしまったら道路というのは、特に高速道路は歩けませんよね。ですから、高速道路を歩いたという一つの思い出と、またその未来への命の道であるということを、ぜひタイヤではなくてご自分の足で踏みしめていただきたい。そしてさらには、私ども国や関係機関とやってます小松島から津田、北部を繋げていくということは鋭意やっておりますので、その願いを込めてこうしたイベントをさせていただきたいと思っております。またとない最初で最後のチャンスでございますので、特にお子様とか、ご家族連れでお越しいただきたいと思っております。自由参加でございますので、よろしくお願いします。最後になりますが、7番目「トクシマ アーバン スポーツ フェスタ」。よく言うメジャーなスポーツと、メジャーではないけれども世界的にすごく盛り上がっているスポーツ競技ございますね。そういうものを中心として、徳島でイベントをさせていただくということ。その中の一つとして、東京オリンピックでも、BMXフリースタイル、またスケートボードが正式種目として採用されまして、若者も非常に注目している人気のスポーツであります。そういった若者向けに、県内のみならず全国からも来ていただけるようなイベントをさせてもらいます。BMXフラットランド初代世界チャンピオンが、なんと徳島県出身の森崎弘也さんであります。森崎さんにもイベントにご参加をいただく。また、パリオリンピックでBMXのフリースタイルの解説者の勅使河原大地さんは面白い解説で有名になりましたよね。勅使河原大地さんにもイベントにご参加いただいて、パフォーマンスショーとか、直接子どもたちに指導していただける体験会も予定しております。会場には、この日限りの室内ストリートパークも登場しまして、初心者の方から上級者の方までお楽しみいただける内容となっています。ストリートスポーツがアスティとくしまに集結する無料でお楽しみいただけるイベントでございますので、ぜひ皆さん楽しんでいただきたいと思っております。私からは以上です。

質疑

(幹事社・読売新聞社)
 ありがとうございました。発表項目について、幹事社の読売新聞から質問させていただきます。渇水の件なんですけど、対策本部というのは何年振りですか。
 
(知事)
 事務方から事実関係をお願いいたします。
 
(県担当者)
 今回は令和4年以来の4年ぶりの設置となっております。平成20年以降から言いますと、10回目でございます。以上でございます。
 
(幹事社・共同通信社)
 幹事社の共同通信です。パスポートの申請手数料の引き下げについてお尋ねします。早期に実施してほしいということを大臣に伝えたという話がありましたけれども、どのような反応があったのでしょうか。
 
(知事)
 私も大臣もお忙しい中だったのですが。同期の金子先生なので直接お電話させていただいたのですが、公式な回答としては、やはり法律というものがなければ予算が通らないし、そこは手続き論があるということです。これは仕方ないんですよ。私がお願いしたというか、大臣は観光庁の所管であるので、僕がこういうふうに考えているけどと言った。パスポートの直接の所管は外務省なんですね。ですので、一緒になって観光庁を所管する大臣も、ぜひ外務省や総務省に一緒に話をしていただきたいという話をした。県として、また知事会として、そういう形で要望とか、こういうのを出してほしいというお話がございましたので、昨日も関西広域連合でも皆様にこういった情報も共有させていただいたところです。7月からと言ったって遅いですよね。これから5か月間も無駄にしちゃうわけですよ。だって、卒業旅行はあるわ、ゴールデンウイークはあるわ、アウトバウンドに向けて。皆さんもそういう体験したよね。もったいない。それこそ機動的にやってほしいなと思っています。一時的に都道府県が負担したらいいんですよ。後から国が補填してくれたらいい。共同通信さんみたいに全国的なところであれば、まさにこういうことをぜひ発信してもらいたいと思います。例えば、1万5,000~6,000円だったものを1万円。去年、僕、研究したんですよ。外務省の総領事費用に充てられていたんですよね。ただ、外務省の総領事費用というのは、そもそも財務当局と外務省が折衝して予算を獲得するものであって、パスポートを取った人が海外に行って何かあった時に邦人を助けてくれるということで総領事があるというのはわかるけれども、なぜパスポートの値段が韓国と比べて1万円も高いんですかというのは、ちょっと違うのではないかと思って、ずっとそれを主張してきたんですね。ですので、メディアの皆さんからも、そういう前向きないい話を発信していただくとありがたいなと思っています。Yahoo!ニュースに載せてくれないかなと思っています。共同通信さんが書いたら載るかもしれない。よろしくお願いします。
 
(NHK)
 NHKです。韓国の修学旅行の件について、首脳会談で交流を活性化していこうという話が出て、それを受けて教育委員会の検討が進むのではないかというふうにおっしゃっていたんですけれども、実際のところ、今県内の学校の修学旅行の検討状況は何か進捗はあるんでしょうか。
 
(知事)
 今日は教育委員会来ていますかね。これは教育委員会の委員長の記者会見で聞いていただくのが筋だとは思いますが、一部には行かれる方も聞いていますが、現状答えられますか。
 
(県担当者)
 協議中です。
 
(知事)
 協議中ということです。これを受けてというよりは、私はそれ以前から申し上げていまして、私が利益供与しているとかよくわからない報道もありましたけど、全くの事実無根。私がやってきたとおり、こうやって首脳がやるんだということで、言ってきたことは間違ってなかったなと思いますし、私どもは選択肢にしっかり加えてくださいよというお願いをしているわけ。最短の海外というものは体験して学ぶことはたくさんあるわけです。それが教育なんじゃないかなと思っておりますので、引き続き支援していきたいと思います。修学旅行というのは積み立てるんですよね、保護者が。そういうことですから、ちゃんとお子さん本人や保護者の方の意思も、しっかり情報をしっかり共有した上でですよ。情報を与えないでやったら主権者教育にもならないから、そういうことをやっていただきたい。しかも、先ほども申し上げたように初めてのことではないのですよ。私の時代は行きましたよという人もたくさんいますよ。さっき言ったように、ほかの県では中学校から行っている。鳴門市の泉市長さんが公約で、鳴門市は中学から韓国直行便を使っていいんじゃないかみたいなことをおっしゃられましたよね。ですから、だんだん前向きに。よく足を引っ張る記事とか多いけど、私はそんなのは気にしていません。前向きにこうやってお話することが徳島の未来、徳島とともにということだと思っています。
 
(朝日新聞社)
 朝日新聞です。自動運転タクシーの実証運行なんですけれども、自動運転レベル2での実証運行というのは、県内で初めてということですか。
 
(知事)
 これは初ですよね。
 
(県担当者)
 那賀町でバスの事例はございます。
 
(知事)
 タクシーは初。
 
(県担当者)
 タクシーは初めてです。
 
(朝日新聞社)
 3月末までということなんですが、その後は一旦終了してというような。
 
(県担当者)
 最終はレベル4を目指してというところがあります。今回、国の補助金の採択を受けてというところで、単年度補助ですので、当然来年度も採択を目指して頑張っていきたいと思います。
 
(朝日新聞社)
 例えば、自動運転レベル3とかいうのも視野にいれていらっしゃるんですか。
 
(県担当者)
 レベル4を目指してということで、今回の取り組みでございます。
 
(朝日新聞社)
 ありがとうございます。
 
(幹事社・読売新聞社)
 発表項目以外で幹事社から質問させていただきます。今日、衆議院が解散されるというところで、このタイミングでの解散について知事のお考えというか、どういうふうな気持ちかお聞かせください。
 
(知事)
 するんだったらするで何を言っても仕方ない。急なことで行政事務、選挙管理委員会も含めて、また市町村さんも含めて大変になることはしょうがないけれども、これは民主主義ですから、そしてまた、首相の専権なんでしょう。そういうことで、それはそれでちゃんと受けとめて準備をするということです。ただ、早く仕事をしてほしいなと。これは全ての政党に言えることだと思います。我々現場は、今日も記者会見で多くの報告をしたように日々動いています。僕も国会議員を22年やっていてわかるけど、国って合意形成なんですよね。つまり、我慢して合意形成していく。これはこれですごく大事で大変なんだけど、僕はそれに向かなかったからね。それで知事に。あともう一つは、徳島県が大変な状況になってしまっていたので、何とか今までの経験を活かして盛り上げていこうと。おかげさまで今いろいろな意味で、先ほど来の徳島県初の直行便ができたり、こども食堂も全国1位の伸び率になったり、また、最低賃金も伸び率全国1位になって、11カ月連続実質賃金プラスになった。また、ディズニーパレード、サンリオ、いろいろな行政改革、輸出も過去最高で、移住者も毎年3,000人、そして7年度も過去最高で進んでいるということですね。こういうことで、どんどん改革をしながら成長しているという状況でございますので、国におきましては安定した政権というのを私自身は望みます。現場を預かる地方としては、安定してしっかりと財源を確保するということでございます。仕事をするのは現場でありますから、政治は現場にあり、現場は地方にある。国会を経験したからこそ、このことを私は痛切に感じております。したがって、いろいろなことをおっしゃられますが、現場の意見をしっかり聞いてやっていただきたいなと。どの政党もです。そう思います。
 
(幹事社・読売新聞社)
 関連でもう一つなんですけれども、既に出馬会見されていますけれども、前知事の飯泉さんが2024年に引退宣言されて、改めて今回の国政選挙に出られるということなんですけれども。それについてどのようにお考えでしょうか。
 
(知事)
 個別の方についていろいろ論評はあろうと思いますが、私自身が強く申し上げたいのは政治家の言葉というのはやはり大事だということですよ。特に出処進退というのは、辞めると言った人がまたやるとか、過去数回で評価を受けていない。先ほど来言ったように私自身が知事になって前体制の改革をやっていますが、観光客も全国最下位とか、ふるさと納税も全国最下位とか、国際便もつながってなかったとか、それを今県民の皆さんと一緒に前向きに進化、新次元で改革しています。ほかの人いなかったんですかね。国民民主党さんも人材不足なのかなと思います。代表の玉木さんもよく自民党とか公明、立憲のことをいろいろご批判されていますが、私からすると同じように、ただ実績とかじゃなくて、名前が知れているからとか、こういう判断というのはちょっと残念だなと思います。私がびっくりしたのは、たまたま会見で、徳島の窮状を何とかしたいということを政界引退宣言をされた方がおっしゃっていて、「窮状」を辞書で調べたら、困り果てているということなんですよね。これを見て私はひっくり返りそうになりました。いや、徳島の窮状を何とかしたくて私は知事になって前の知事と戦ったわけです。だから、そんなことをおっしゃるということ自体が非常に残念であり、徳島県ってすごくなめられているなと思いましたね。大阪出身の方ですよね。玉木さんも香川県の方ですよね。そこにそういう人を出してくる。徳島県や徳島県民をなめているんじゃないかなと、私は大変憤りを覚えます。私自身は政党としての自民党の党員ということですから、安定政権をしっかり築いていただきたいという意味で自民党公認の方に頑張ってもらいたいという思いでございます。
 
(朝日新聞社)
 衆院選の関連ですが、どうしても国の政治がストップしてしまうわけですけれども、それに対して県の予算編成であったり、どの部分に影響が出ていますでしょうか。
 
(知事)
 特に地方においての影響はないし、それをないようにするために国も総理も解散の日を早めたのではなかろうかなと思います。必要があれば我々は次の補正でやっていきたいと思います。そこは臨機応変に対応していきたいと思います。
 
(朝日新聞社)
 つまり、県の行政についてはスケールの大きな影響は特にはないということ。
 
(知事)
 そうですね。ないです。
 
(NHK)
 先ほど自民党の公認候補に頑張ってほしいとおっしゃっていましたが、知事としては選挙期間中に何か応援など予定はあるのでしょうか。
 
(知事)
 そこは公務が最優先ですから、私は。県知事としての公務を最優先にしながら、その中でご要請があれば政府与党としてしっかりと県の思いをお伝えしながら、徳島に対するサポートもしっかりしていただきたいわけですから、そういった意味ではそういう場面もあるのではないかなと思います。
 
(日経新聞社)
 日経新聞です。衆院選関連になるんですけれども、与党をはじめ複数の政党が消費税の減税というものを掲げられています。そのことについての受け止めをお願いしたいのと、選挙戦において期待する政策論争がありましたらお願いします。
 
(知事)
 消費税の減税という、今の物価高に対する暮らしを何とかしようということはわかります。それは短期的にはですね。しかし、先のことと財源のことというのを明確にしなければ、国民は判断しづらいんじゃないかなと思っています。議論を開始するということも、じゃあいつになるんでしょうかという話にもなってくるので、そこはやはりメディアの皆様がしっかり党首討論会で突っ込んでいくべきだと思う。我々はいつも県知事会としていろいろな各種要望を何十個も何百個もしていますから、それを実現していただきたい。そうなると、やはり財源って大事なんですよね。いわゆる年収の壁の問題も、これによって地方財源がどれだけ減って、それはどこから担保するんですかという話も含めて、そういうのはやはり選挙戦を通じて明確にしていただきたいと思います。加えて財政、私は国会議員時代から金融緩和を長くやるべきでないということで、党内では金融緩和の人とはよく意見が合わなかったわけでありますが、しかし、その結果として今副作用が出ていますよね。国債は10年物もそうですし、40年物も含めて大変金利が上昇している。つまり国債が下落する。そして円安が止まらない通貨安、そして国債安、これで株安になったら大変なことになると考えています。ですので、やはりそこについては財政悪化というものが発端になるトリプル安、こういったことも本当に懸念していますので、私も今年の冒頭の庁議では、やはり不確実性が高まっていると。国際的にもそうですし、日本における金利の上昇、しかしながら多党化ゆえに選挙ではばらまく、負担減、こうなっていくと最後は市場が有権者よりも厳しいと思いますよ、市場の方が。それに対して準備をしておかなきゃいけないから、あらゆるものに対して強靱化をしていこうということを今年の初庁議でも申し上げたところなんですね。そういったところもぜひ選挙戦を通じて議論していただきたいと思っています。期待することについて言えば、私どもは今バッテリーバレイとか新しい産業育成、またスタートアップ、そういったことに挑戦しています。人口が減るとはいえ、私どもの人口の4分の3で8,500万人ぐらいのドイツがGDPで我が国を抜き、そして一人当たりGDPでも我が国の5割ぐらい、30~40%かな、それぐらいの高い生産性を有するわけです。ですから、人口が減ったとしても、我が県は一人当たりGDPを増やしていく、生産性を高めていく。さっき言ったように国際化、国際性を高めていく、こういったことで強靱な人的財産を成長させていきたいと思っていますので、そういったことに対する成長投資を高市総理は掲げていますね。成長投資について、私は県として一緒にコミットしていきたいと思いますし、危機管理投資ということも高市総理がおっしゃっている。それはまさにバッテリーバレイのように経済安全保障。つまり、半導体とバッテリーは法定化された2品目ですね。バッテリーについては、九州や熊本を中心に、ラピタスも北海道、一つの設備投資が進んでいるわけですから、我々は蓄電池の基礎的な技術を持つ中小企業、もしくは大企業が集積しているわけなので、ここを危機管理投資と成長投資の中心にしたいと思っていますので、高市政権のそういった考え方に一緒に乗っかっていきたい。これが期待するところだと思っています。
 
(毎日新聞社)
 毎日新聞です。先ほどの発言で、財源のことについて危惧されているということの関連で、知事が念頭にあるのは地方消費税の扱いだと思うんですけれども、これについては国政選挙で公約されても地方自治体の財政に直結する話ですし、その辺について、どこの政党が勝ったとしてもくぎを刺すようなお考えはあるのでしょうか。
 
(知事)
 くぎを刺すというか、それは全国知事会でもいつも申し上げていることですよね。たしか前にも記者会見で申し上げたのは、食料品の消費税がゼロになると、地方消費税の減によって確か30億円減るとか、そこら辺のところはちゃんと国で補填してくださいねというのは、当然知事会としても言っていくことですよ。ただ、国民の皆さんの負担が減ることによって消費が回るとか、そういう好循環をどの政党においてもつくることが難しいことだと思っていますので、そこはさっき言ったように、私どもも地方政府としてはもちろん協力しますし、国というのは現場からは遠く、現場である我々が国の政策と我々の政策との化学反応を起こしていくことが大事なことだと思っています。
 
(NHK)
 今の時期の解散による徳島県のスケジュールへの影響はないということなんですが、今まさに当初予算を県としても組んでいる時期だとは思いますが、その発表ですとか審議のスケジュールにも今のところ問題はないと考えてらっしゃいますか。
 
(知事)
 先ほど来申し上げているように、結局、政治や行政って現場ですから、都道府県であり、基礎自治体、市町村ですから、その積み上げが国じゃないですか。ですから、我々は我々としてしっかり計画を立てています。中長期的な計画もそうですし、短期的な補正もそうですし、当初予算についても今まさにやっているところで、その財源を優先的に国には配分していただくということが、私どもと国の関係だと思っています。どこに優先順位をつけるかということだと思っています。もちろん義務的経費というのがありますけれども投資的に。だって我が国はこれから現状維持だと成長しませんよね。どうするんですかと言った時に、なぜ私が自民党政府を支持するかと言えば、ああいう危機管理投資とか成長投資について、私の考えと一緒である。ほかの党で言えば、負担を下げるだけとかそういう話が多いですよね。やはりそういったところですよ。成長しないと持続可能性がないですから。
 
(NHK)
 関連してなんですけれども、今当初予算を県として組んでいらっしゃる時期で、当初予算の方針とかは。
 
(知事)
 それはまた今度機会があろうかと思います。当初予算の記者会見があると思うので楽しみにしていてください。
 
(幹事社・読売新聞社)
 よろしいでしょうか。ありがとうございました。
 
(知事)
 ありがとうございました。

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