〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
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- 4000020360007
(知事)
よろしくお願いいたします。ただいまから定例記者会見を始めさせていただきます。少し間が空いてしまいました。公務の出張等で県民の皆様にはご無沙汰をしております。そして今日はこのバッジ。一つは、このレンコンのバッジでございまして、我が県の特産のレンコンを一緒にPRしていこうという生産者の方々とこれからも頑張っていきたいと思います。そしてもう一つは、四国遍路の世界遺産に向けた活動について先日徳島県内で総会を開いていただきまして、引き続きその活動。さらには四国遍路で来られる、特に外国の方々の危機管理として、我が県は八十八ケ所の第一番目の霊山寺でありますから、そういったところで他言語での危機管理情報アプリを今後促進していきましょうと、こんなお話しをさせていただいたところでございます。それでは始めさせていただきます。まずは、徳島自動車道において大変大きな事故がございました。2人の方がお亡くなりになり、12名の方が怪我をされたということで、亡くなられたご家族の方々にはご冥福を心からお祈り申し上げます。また怪我をされた方の一刻も早い回復をお祈り申し上げております。事故翌日の15日に西日本高速道路株式会社の喜久里四国支社長と面会いたしまして、再発防止について強く申し入れさせていただいたところでございます。今画面にお示しのとおり、暫定2車線の対面道路の真ん中に何を安全対策として置くかということでございますが、4種類あると。一つは、ラバーポール。今回の橋梁の上で起きた事故におきましては、このラバーポールであったと。もう一つは、ワイヤーロープ。ラバーポールだとなかなか危険ですねということで、ワイヤーロープの設置を我々も努力しております。また、センターパイプやセンターブロックという、新しくこういった研究が進められ、その設置を今急ごうと。もちろん、安全性の確認も科学的、技術的にやっていただいているところでございます。今回の事故は、ワイヤーロープが設置できない橋梁上であったということでございます。仕方なく、橋梁とトンネルはラバーポール、つまり硬いゴムのポールということでありましたが、改めて西日本高速道路の皆様には橋梁上やトンネルの中においても、ワイヤーロープでなければ違うものをしっかりと設置することについても強くお願いをしたところでございます。加えて、4車線化が進んでない我が県におきましては、早期の4車線化に向けた活動。ここ一年の間で約18km、美馬と三好を新しく予算化をしていただいているということでございます。詳細は担当課長から、質問があればお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。いずれにしても我々は新しい技術によって短期的に事故を起こさないように中央に強いブロックを設置するということを早急に進めさせていただきたい。また、国や事業者と進めていきたい。そして、4車線化に向けてさらに強く要望をしていきたいということでございます。続きまして、昨日の徳島、高知における大雨の現状でございます。これにつきまして私共としましては、昨日の7月17日7時40分に県の災害対策連絡本部を設置いたしました。そして、今日未明7月18日の0時30分に連絡本部を解散させていただきました。積算雨量につきましては、上勝町の福原旭264.5mmを先頭に、海陽、木頭、徳島市、日和佐でそれぞれ140mm前後の雨が降ったということでございます。昨日来、今日の朝方に線状降水帯の発生の恐れがあるという報道が多々されていましたが、実際にはないだろうという予測のもとに私共は随時体制を整えておりましたが、結果として今日のような天気になっているわけでございます。本県における昨日の大雨による大きな被害は確認されておりませんが、軟弱地盤や山崩れ、そういった危険性が伴いますので注意をしていただきたいと思っているところでございます。続きまして、ツキノワグマの目撃情報が出ました。これにつきましては、早速対策部会議を設置するように指示をさせていただきました。起こった事ない事が起こるという予測不可能な時代であります。そういう点においても新次元でやるようにと。注意喚起を促すというのは今までの前例踏襲のやり方。そうじゃなくて我々はプッシュ型で。これは那賀町ということでありますから、山というのは市町村を繋いでおりますし、都道府県とも繋がっているということで、広域的にやらなければいけないと考えておりまして、猟友会、さらには警察、そして市町村の皆様と一緒になって、子ども達、高齢者、立場の弱い方々をどう守るか、そういったことをしっかりと協議して、そしてプッシュ型で対策をするという会議の設置を指示したところでございます。今の時代、どこにでも出没するという危機感を持ちながら対応させていただきたいと思います。ただ、猟友会の方々も高齢化が進んでおりまして、鳥獣被害対策等、国、県としても市町村の支援をさせていただいておりますが、そういった方々の持続可能な体制を整えることも政策として非常に大事だと思っております。加えまして、今日から大変な暑さがまた復活してしまいました。この点につきまして、先日、夏の甲子園の大会が開会されたということであります。その際に高野連さんも挨拶に来られましたが、その時に十分に注意してくださいと。注意してくださいとは簡単な言葉ですが、そうじゃなくて、もっと試合時間を朝早くする、また遅らせる、そして試合会場の分散をお願いしたのですが、まったく聞き入れてもらえませんでした。なんと12時という最高に暑い時に試合をやり、その前に開会式をしたということでありまして、1人熱中症で倒れられた学生さんがおられ、その後慌てて時間を変更されたと聞いております。高野連の方や主催者には改めて強く申し入れたい。自分たちの責任においてもしっかりと暑さ対策をしていただきたいと思います。我々は県民を守る立場として早急にスッポットクーラーをむつみスタジアムの両ベンチに置かせていただきました。こういったことも含めて高野連や主催者はやっていただきたいと思っております。我々教育委員会ともこの野球大会、屋外のスポーツのみならず室内のスポーツ、柔道や剣道さまざまな場面で、教育委員会さんに改めてお願いしました。県教委は高校生を対象にしておりますが、小中学校も県教委の総合的な管轄であります。まずは現状をしっかりと把握して対策を市町村教委とも講じるように。これもただ単に注意喚起で終わりというのは前例踏襲です。プッシュ型で我々がスポットクーラーをはじめとしたさまざまなインフラをご提供する、そしてポカリスエットスタジアムをはじめミストの設置もしっかりやっていきたい。また、今後は高校の体育館の空調も予算化させていただいて進めておりますが、市町村、いわゆる小中学校においてもそれを促して参りました。できるまでの間は、我々は子どもたちの命を守るためにあらゆる手段を尽くしていきたいと思っておりますので、その点につきましても県として緊急的なスポットクーラーをはじめとしたさまざまな冷却インフラを早急に整えるように指示をさせていただいているところでございます。子どもたちやスポーツをする学生たちのみならず県民全体に改めて、これから暑さが最高潮に達していく中で、ぜひ熱中症対策をしっかりとお願いさせていただきたいと思っております。6月1日からは職場における熱中症対策が義務化されております。このことについても、事業者の皆様は改めてご認識をしていただきたいと思います。職場において熱中症対策が義務化されているわけですから、学校現場やスポーツ大会をする主催する事業者も義務化されて当たり前なんです。このことも含めて教育関係者、そしてあらゆる大会の主催者には、改めてこの点について緊張感を持って対応していただきたいと思います。続きまして、賃金及び最低賃金生産性向上についてのテーマでございます。県が先月30日に発表しました、毎月勤労統計調査・地方調査の結果、令和7年4月と、タイムラグがありますけれども、最低賃金を引き上げてから9ヶ月連続で実質賃金がプラスで推移しているという状況でございます。この点につきましては事業者の皆様のご努力、また働いている方々の頑張りに心から敬意を表したいと思います。全国は、実質賃金は相変わらずマイナスであります。実質賃金は物価と賃金上昇の差ということでございますが、この点について全国平均を大きく上回る現状であるということでございます。引き続き、企業の皆様方の生産性向上にも県としてあらゆる手段を尽くしたいと思います。やはり選ばれる県になる。若者からも、県外からも。お陰様で、今県に移住してくださる方々が過去最高で、ここ数年で3,000人を超えております。ただ、まだまだこれから魅力ある徳島を作っていかなければいけない。そして、安心できる徳島。こうなった時に、やはり賃金は非常に極めて大事なテーマでございます。この前労働局長とも協議をさせていただきました、本年度初めてです。最低賃金審議会が始まっており、佳境を迎えるわけでございます。我々が今置かれている現状は、ほかの四国3県とは違いますと。それは何かと言えば、兵庫県も神戸も大阪も1時間から1時間半、2時間以内で行けてしまうんです。通勤県内です。そうなった時に賃金の格差があれば、これから3割の人口が減る、市場も3割減る、労働者も3割減る、医療提供体制もそうです、事業もそうです、これを持続可能にやっていくためには人材確保が急務である。そうなった時に、我々はほかの3県と違って隣県に人を持っていかれる危険性が今後も増えてくるという状況でございます。外国人労働につきましても、障がい者、学生、高齢者のシルバーの皆様方の労働に対する対価も、一般的には最低賃金に準拠されているということでございます。そういった方々にもしっかりと対価を払える徳島県だという評判を一緒に高めていければありがたいなと思っております。ただ、現状で言えば、いまだに兵庫県とは100円の違いがございます、最低賃金におきましては。その点も今回の最賃審においてはしっかりと論点として議論をしていただきたいというお願いをさせていただきました。さらには、実質募集賃金。皆さんもいろいろなところで時給何円から何円まで、上限と下限が示された募集をたくさんお見受けされると思います。ハローワークにおいても同様でございます。いわゆる募集賃金と最低賃金に格差がないですかと、約100円以上あるんですね。やはり現実の募集賃金に近づけることが当然ではないしょうかというお話もさせていただきました。上限と下限の昨年と今年の数字の伸び率で言うと、約50円は上昇しているということでございますので参考にしていただきたいし、実際にこの募集賃金じゃなきゃ雇えない現実もしっかり論点に加えていただいて議論をお願いしたいということをお話させていただいたところでございます。我が県におきましても、有効求人倍率は1.19倍ということで前月比もプラス、全国の1.24倍に比べると低い数字でありますが、県内でも人手不足感が続いているという状況。今現在人手不足であれば、3割の人口が減るのですから、今後良くなることはないんです。だからこそ人材を確保しなければいけないという選択を県民全体で共有できたらありがたいなと思っております。ドクターヘリにつきましての対策と現状についてお話させていただきたいと思います。皆さんご承知のとおり、我々どもが委託しておりますヒラタ学園さんから運休の申出をいただいております。これにつきまして、我が県も早速関西広域連合においてドクターヘリを共同運行しようということで、8県が関西広域連合に入っており、私どもは四国の代表として出ていますが、私ども四国3県と広域連合を繋ぐ役割をしているわけでございます。今までもお互いに何かあった時には融通し合う、助け合う。先日の愛媛の山火事の時にも、我々ドクターヘリだけじゃなくて防災ヘリも含めて、そういった協力関係の構築が既にされております。この度のケースで言えば、我が県においては7月、8月にそれぞれ数日間運休が予定されているということでございますので、今まで以上に他県との連携を、私どもから相互に助け合う体制を整えるように既に指示を出しているところでございますので、引き続き連携を深めていきたいと思っております。続きまして、韓国経済観光ミッションでございます。去る7月3日、4日、徳島県として初めて韓国に観光関係、物産関係、農林水産、さまざまな方々と一緒に行きまして、阿波銀行の福永頭取を団長とした経済ミッションも同時に行わせていただきました。まず私は水嶋在韓国大使と懇談をさせていただきました。大使からは、先日韓国済州において徳島県の少年少女合唱団が素晴らしい公演をされ、済州の少年少女合唱団とのコラボレーションで美しい国をはじめ、ハングルで韓国の歌を完璧に歌われたということで非常に感動されたと。そして今年は日韓友好60周年でありますので、その点においても子どもたちの活躍に対してお礼がありましたので、県民の皆様にもお伝えさせていただきたいし、改めて少年少女合唱団の子どもたちには大人顔負けの外交官として本当に感謝したいと思います。これをきっかけに今度はソウルの少年少女合唱団との交流も始まると聞いておりますので、子どもたちの国際性、いわゆる徳島の国際化元年に相応しい取組だと思っております。相変わらずパスポート取得率は四国全体で10%にとどまっております。ぜひ大人の皆様方もまずは近い国、そして国際性、国際化といったものをぜひ子どもたちにも示していただきたいなと思っております。いつも言っているように、これから3割の人口が減ります。そうなると労働力も3割減る。そして市場も3割減る。これに皆さん結構目を背けているんです。皆さんの新聞もテレビも市場が3割減るのですよ、こういうことを考えた時に、やはりいかに世界に出ていくか、世界の市場を目指すか、これが大事だということを私は口を酸っぱく申し上げておりますので、その準備をした者が将来勝てると、地方創生戦国時代に打ち勝てるんだということを改めて皆さんとも共有したい。来年からある高校の修学旅行。私も直行便ができたからぜひ韓国に行ってくださいと話をしていたところ、ある高校は来年の修学旅行は韓国に行くといったお話も伺っております。愛媛県は中学生から韓国に行っていたりするんですよね。国際性においてもこんなに差が出ていたわけであります。こういったものをしっかりと我々もキャッチアップして国際性のある、そして世界に攻められる徳島県の力を今後も最大化していきたいと思っております。商談会の成果もたくさんあったと聞いております。これからもスピード感を持って、継続的にビジネス、そして観光、そして若者の交流、こういったことを韓国として参りたいと思います。韓国便の件でございますが、徳島から仁川空港に行く時間は出発が10時15分、仁川から徳島は朝7時35分と、朝が早いというお話もいただいていたところなのですが、現場の担当者が頑張って交渉してくださりまして、徳島発が13時5分、そして仁川発が10時10分、これを10月26日以降の冬ダイヤについて変更することができたということでございます。このことも同時にご報告を申し上げます。夏は暑いですから朝早くてもあれですけれども、冬は本当に寒くて大変ですよ。韓国の冬なんて日本の比じゃないぐらい寒いので、そう言う意味では現場の観光担当者が本当に頑張ってくれたと思っております。引き続き、事業者の皆様方には福利厚生。従業員さんの半数以上を海外に連れて行くと、税額も含めたいろんな支援制度があるように聞いています。これもしっかり確認しながら、我々も県独自でそういったところには支援をしたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。続きまして、ISTS徳島大会でございます。これにつきましては本県初でございますが、「ISTS・第35回宇宙技術および科学の国際シンポジウム」というものが開催されまして、本日閉会を迎えます。このISTSのシンポジウムに先立って本当に多くの宇宙関係者の方々が子どもたちの講演、学術的な講演をこの大会以前から取り組んでいただきましたことに本当に感謝を申し上げたいと思います。同時に実行委員長である浅井教授やJAXAの山川理事長をはじめ、多くの方にご来県いただきました。先週末は県民向け、子ども向け、企業向けの大会をアスティとくしまで開催されまして、それ以降は今日に至るまで毎日世界20ヵ国、800人の方々が徳島にお見えになって、今日まで会議、協議、パネルディスカッション等をしていただいたところでございます。我々県としましても、やはり宇宙といいますか、宇宙科学といいますか、それが人類の利便性向上、そして災害も含めた衛生情報による災害対策、こういったものに関心を持っていただく子どもさんが増えると嬉しいと思っております。我々県におきましても、宇宙産業や宇宙素材を開発できる会社が今後育っていっていただければありがたいと思います。私ども徳島県は西に南に開けた海を持っています。いわゆるロケットのローンチですね、発射台。こういった会社も最近我が国においてはJAXAのみならず民間の事業者もたくさん増えておりますので、そういった点につきましても我々も積極的に関与していければいいなと考えております。改めてISTS関係者の方々には心から感謝を申し上げたいと思います。続きまして、これは観光と防災対策の両方でありますが、神社仏閣との連携につきまして、ご報告させていただきたいと思います。神社仏閣というのは歴史の目撃者です。何百年もの間に存在するということは歴史の目撃者であって、いかに安全なところに所在するかということの教訓でもあります。現実的に高台とか、強固な地盤など比較的災害に強い場所に所在しているというのは、皆さんご承知のとおりだと思います。そこには本堂や宿坊、調理場等を備えておりまして、いざ災害があった時には、一時避難場所や避難所としても活用できるという災害時の心強いパートナーであると考えております。そこで、来る7月28日に「四国八十八ヶ所霊場会 阿波部会」というものがございます。その阿波部会さんと、「災害時における被災者支援等に関する協定」を締結させていただきます。これは本当に心強い協定だと思っております。具体的には、各地域の一時避難場所や避難所の提供、さらには市町村等による備蓄倉庫の設置、そして参拝者を対象とした帰宅困難者対策など、地元の市町村とも連携して四国霊場八十八ヶ所霊場会 阿波部会の皆様と、被災者を支援するための対策を進めて参りたいと思います。さらに冒頭申し上げましたとおり、このように「Welcome to Tokushima! We’re here to help you travel safely.」、いわゆる「皆さんの旅の安全をお助けするこのアプリに入って下さい」と。「Safety tips」という題名で、QRコードをかざせば、そこにさまざまな情報が内在していると。そして多言語対応もさせていただいていると。この点につきましても四国霊場八十八ヶ所霊場の皆様にもご協力を、つい先日お願いしたところでございます。続きまして、いささか早いかもしれませんが夏休み明けの対策を我々考えさせていただいて、教育委員会さんを中心に我々こども未来部もしっかりと連携をしながら、夏休み明けの子どもさんたちに寄り添う「居場所」の集中開催、こういったことを募集させていただきたいと思っています。夏休み明け前後、いわゆる8月下旬から9月上旬です。新学期の開始を控えた子どもさんたちがなかなかスイッチを入れにくい、精神的に不安定になる傾向、これは例年でございますので、この点についてしっかりと我々も体制を整えていきたいと思っております。今月からは、とくぎんトモニプラザにおける10代の子どもたちを対象にしたフリーカフェも開催します。また、不登校の子どもの保護者交流会を通じた子どもにあった居場所のコーディネートなど、多様な居場所作りにもチャレンジしております。また去る5月にはこども食堂の運営者や市町村のご協力を得まして、「徳島こども食堂応援連絡会議」を初開催させていただいているところでございます。8月18日から9月3日の17日間を、子どもの居場所の集中開催期間として定めまして、運営者の方々にも協力を求めて参りたいと思います。本日13時から8月6日まで、子どもの居場所を開催いただける団体を募集させていただいておりますので、どうぞご協力を申し上げます。最後に、参議院選挙が今開かれておりますね。20日が投票日。期日前投票も進んでいると聞いております。我々国民の権利として、教育を受ける権利、生存権、参政権、これが国民の三大権利です。やはりこの三大権利をしっかり行使していただきたいと改めてお願いするところでございます。ただ、昨年の合区の補欠選挙の投票率を見ますと20%台と。その合区につきましては、早期解消を求めて参りたいと思います。いわゆる「1票の格差」ということをよく言われますが、憲法第14条にある「法の下の平等」というのは、私は参議院というのは地域代表なのだから、各県で代表を出すというのがまさに「法の下の平等」じゃないのですかという考え方もあろうかと思います。なぜ高知と徳島では代表を出せないんだと、憲法第14条においてもこれはおかしいのではないかという考え方もあろうかと思います。引き続き、合区につきましては早期解消を国にも求めて参りたいと思いますが、期日前含めて必ず国民の権利は行使していただきたい、投票に行っていただきたいということをこの場を借りてお願い申し上げます。