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令和5年8月10日 定例記者会見 フルテキスト版

発表事項について(説明)

(知事)
 お疲れ様でございます。徳島県民の皆様、後藤田でございます。記者会見、また記者の皆様、よろしくお願いいたします。今日は私ども、県の方からはまず徳島県公式SNS、県公式LINEの登録キャンペーンについて、お願いとご説明をさせていただきたいと思います。これは私も知事になって初めて入ったんですけど、非常に良いです。特に今、この台風の中、さまざまな情報がプッシュ型で来る、我々が情報を取りに行くのではなくて。どんどんプッシュ型でLINEに入ってくるという、これが非常にいいなと、こう思いました。加入率がまだ非常に少ないものですから、今後、やはり南海トラフ(巨大地震)を見据えてさまざまな情報がこうやって県から、県も当然、これは気象庁をはじめ専門機関としっかり、最新の情報を共有したうえで発信させていただいております。さらには、ご覧のとおり、イベント情報だとか、いわゆる雇用だとか就労だとか、こういった情報だとか、これ、もっとさまざまな情報も今後は取り混ぜていきたいなと、このように思いますし、一つのツールとして、これ、今後の進化ですけれども、そこからご意見も「DX」というか、デジタルでいただけるようになると、これもまたいいなと、このように思っております。是非、県民の皆様、県公式LINE、もちろんスマホで、またLINEに登録していただくということが前提でございますけれども、もう一つの方法として「すだちくんメール」というのもあるんだけれども、これも是非、推奨したいんですが、やはりLINEの方が手続きがしやすい、アクセスがしやすいと、こういった意見も多々ございますので。基本的に両方は推進しておりますが、加入しやすさとかプッシュ型、「すだちくんメール」もプッシュ型ですけれども、是非、こういった形で情報収集ツール、これを我々県としてご用意してございますので、是非、今後、活用していただきたいと、そしてまたメディアの皆様も改めてそれを発信していただければありがたいなと、こう思っています。
 そして二つ目でございます。小児医療につきまして、これはこのお盆も、明日から大体(8月)15日ぐらいまでお休みのところも多いと思います。特に医療機関、そしてさらには小児医療をやられている方々も、これはやっぱりお休みになると、このように思います。ただ、大人と違って子どもさんの体調の変化だとか、これは非常にご不安が多いかと思います。ですので、これに対して我が県として、特にこのお盆を控えた夜間や休日における相談窓口、これを改めてご案内させていただきたいと、このように思っています。一つには「徳島こども医療電話相談」ということで、「#8000」番、これによって月曜日から土曜日まで、また日曜、祝日は24時間対応、月(曜日)から土曜日は18時から翌朝8時まで受け付ける、こういう相談ができる、こういう窓口を設置しております。これは直接、看護師さんに対応していただけると、こういうことでございます。同時に「オンライン医療相談」、こういったものも、先ほど申し上げましたが、LINEで相談するとか、メールで相談するとか、こういったツールもご用意させていただきまして、これはまた直接小児科医の先生に相談ができると、こういうツールでございます。是非、保護者の皆様方におかれましては、また、そういった方々にご相談を受けた方々は、どこに相談しようと、こう思った時には是非、この二つの窓口をご利用いただきたいと、ご活用いただきたいと、こう思っています。ただし、緊急だなとか重症だなと思った場合は、もう迷わず救急車を呼んでいただきたい。これはご遠慮なく救急車を呼んでいただくと、こういったことは大前提だと、このように思っております。今後、私もいろいろ現場から小児医療について、「なかなか受けてくれなかった経験がある」とか、そんなお話も聞くものですから、改めて小児救急医療体制につきまして、県民目安箱の「今これ!とくしまボックス」のテーマとして設定させていただいて、改めて県民の皆様の今の思い、現状をお聞かせいただくと、詳細につきましては改めてお知らせさせていただくと、こういうことをご報告申し上げさせていただきたいと思います。
 三つ目の報告事項でございます。いよいよ阿波おどりが、昨日の鳴門をスタートに本格化して参ります。そんな中で我々の徳島県の発信、阿波おどりの発信の一つとして「2023阿波おどり in Shinjuku Kabukicho」と、こういったものを開催させていただきます。来る8月15日、東急歌舞伎町タワーにおきまして開催させていただきます。主催は日本デジタル配信株式会社さんでございます。このイベントは、徳島市の阿波おどりを、現地の阿波おどりを生でライブ配信をさせていただきまして、歌舞伎町の現地でやっているリアルイベントと組み合わせたハイブリッドなスタイル、こういったものを企画させていただいております。徳島市の阿波おどりのライブ配信につきましては、まさに8月15日、最終日の模様は全国に生中継されるということのみならず、そのタワーに設置しました屋外大型ビジョンにも同時放送をさせていただくと。これは日本デジタル配信(株式会社)さんとケーブルテレビ徳島さんの共同制作と、こういうことになっております。現地ではリアルイベントとしまして、歌舞伎町シネシティ広場におきまして「阿波ふうど号」による徳島県の物産、食材、こういったものの試食会、または本県のアンテナショップ「Turn Table」による県物産の販売の実施、そしてまた、阿波おどりのデモンストレーション、東京天水連さんなど、現地でもリアルな阿波おどりと物産、展示、こういったこともさせていただきたいと思います。配信する生中継も、当日、私も出演させていただきまして、徳島にあるケーブルテレビ徳島さんの中継ブースから、実際に県産食材を試食して、食レポですね、こういったことも含めて徳島が誇る食や文化、自然、こういったものを歌舞伎町の現場にいる方々をはじめ、全国中継ということでございますので、視聴者の皆様方にPRをさせていただきたいと、このように思っております。
 そしてもう一つ、また報告事項でありますが、新型コロナ(ウイルス)の感染症につきましては、これは、金曜日にはいつも数字が出るんですが、今日の夕方の発表ということになりますのでまだ数字が出ておりません。前回は定点観測18人台だったと思いますが、恐らく増えているなと、このように思ってはおります。ただ、やはりこの前も申し上げましたが、医療機関の皆様にも大変なご協力をいただいております。また阿波おどり、帰省、ご親戚、友人、知人との再会、前に言ったこういうこともございますが、本当に重症化予防、そしてまた高齢者、そういった方々にはご配慮いただきながら、また、おかしいなと思いましたら、先般申し上げました検査を迅速にしていただければありがたいなと、このように思っております。
 そして、これは一昨日だったかな、徳島県の「新未来創生アドバイザー」として、村田諒太さんに続きまして、読売ジャイアンツの元社長の久保博さんに委嘱をさせていただきまして、スポーツ、そしてまた観光、そして地方創生全般ですね、こういったアドバイスをいただけるということでございます。鳴門・大塚スポーツパークだとか蔵本のスポーツパーク(むつみパーク蔵本)、それぞれご視察いただいたり、神山にもご視察いただいたりしまして、「やはり徳島のいわゆる地力というか、力はある」と、「やっぱりこれをもっと磨いて発信するべきである」と、こういったお話もいただいて、今後、そういった点でもご指導いただきたいと思いますし。今、現に鳴門球場の改修も進んでいるところでございますし、今後のそういったスポーツファシリティだとか、またアリーナだとか、そういった点でも適切な、全国や世界の知見を持たれている方でございますので、大変心強い方に加わっていただいたこともご報告申し上げたいと思います。
 阿波おどり期間中でありますけれども、外交、国際的な仕事としては、(8月)13日に駐日タイの大使がご来県する予定になっています。私が東京でお会いしましたシントン大使ご夫妻が初めて阿波おどりを視察に来られます。そういったところで、徳島県の中でもタイに関係のある企業さんたちとの交流も予定させていただいております。そして同じく(8月)14日にも、これは10時半に、10時ぐらいになるかもしれませんが、ちょっと今、時間の調整をしていますが、県庁に表敬にお越しになります。これはもう皆さん、有名なレジャバさんですね。Twitterで、いろんなことでバズる方、有名な方でございますよね。私のところにもTwitterからメールが来まして、「いろいろおもしろいことを考えましょう」みたいなことを言ってくださって、その時には私の部屋でちょっとしたサプライズのおもてなしもさせていただきたいなと、このように思っています。大使夫妻はその後、(8月)14日に徳島市の阿波おどりを観覧されると、こういう話になっております。ジョージアにつきましては以前、ラグビーのキャンプかな、練習を開催したんですかね。そういった関係もあったり、改めて友好を深めていきたいなと、このように思っております。
 そしてまた、先般、副知事、部長、人事課長からもご報告をさせていただきましたが、県幹部による不祥事事案につきましては、私からも県民の皆様にはお詫びを申し上げたいと、こう思っていますが、やはり透明性、そして迅速性、そして厳正にすると、こういう形で、情報を察知してからすぐに対応させていただきまして、全てオープンにして、そして、やはり県民の皆様に、また県庁の頑張っている皆様、こういった方々にも、これはやっぱり厳正にしっかりやらなければいけないということで、対応をさせていただきました。その後、新しい部長には中藤さんという、農林水産省から来ていただいている方になっていただきまして、就任以来、県庁の皆さんとはトップセールス、本当に海外をはじめ、北海道や東京、いろんなところで皆、頑張っているところでございますので、引き続き、そういった現場で頑張っている皆様の士気が落ちないように、改めてしっかり、気を引き締めて頑張って参りたいと、このように思います。私からは以上です。

発表事項について(質疑)

(幹事社・朝日新聞社)
 では、幹事社、朝日新聞から発表事項についてご質問申し上げます。LINEについてですけれども、県公式LINE、これはもともとあるものの、特にキャンペーンをやっているという理解でよろしいですか。

(知事)
 はい。もともとあったものを、作ったはいいが、やっぱりそれは使われてなんぼですからね。先ほども申し上げたもう一つの「すだちくんメール」にしても、作ったはいいが入っている人が少ないと。これはやっぱりよろしくないので、しっかりこれを、いかに入っていただくまでが仕事なのではないかなと私は思っています。やはり併せて、「すだちくんメール」もそうですが、この徳島県公式LINEにつきましても、こういう形で私が発信することのみならず、各種団体、老人会から、婦人会から、また大手の企業さん、中小企業団体、医療関係、介護関係、農林水産、さまざまな団体にも各部局を通じて改めて発信を、加入をお願いさせていただいているところでございます。

(幹事社・朝日新聞社)
 いつ開設で、いつ時点で何人が入っているかというのは。

(知事)
 これ、情報はありますか。

(県担当者)
 「すだちくんメール」は7月末時点なんですけれども、約5万人。LINEの方も同じく7月末現在で約4,000人。

(幹事社・朝日新聞社)
 LINEが4,000人。いつ開設ですか。

(県担当者)
 これが昨年、令和4年の3月ですね。のちほど、ちょっとまた詳しく。

(幹事社・朝日新聞社)
 知事、今、キャンペーンをやったというのは、例えばこれから豪雨などでの災害が予期されるシーズンを合わせてと、考えていいですか。

(知事)
 もともと、私が県知事になって、こういうものの存在を改めて認識して、今、説明、報告があったようにあまりに加入率が少ないと。この現状に鑑み、私も実際に。それを使い、見て、でもこれはなかなかいいではないかと、こう思ったわけですね。ただやっぱり作るだけのところと、発信する、それを伝える、利用していただく。そこがちょっと足りなかったのかなと思って、それを私になって、しっかりこれを浸透させていく。そしてまた今回、今、おっしゃったように台風ということもありますし、その情報も速やかに、さっき言ったように「プッシュ型で来ますよ」と、「待っていたら情報がどんどん入ってくるんですよ」と、こういったことをこの機会にお伝えさせていただきたいなと、こう思った次第です。

(幹事社・朝日新聞社)
 プッシュ型ということは、すみません、恐縮ながら入っていないんですけれども、地域を設定すると、例えば緊急放流があるとか、流れていますといった情報が勝手に来るという。

(知事)
 そういうことです。これ私も昨日はいろいろ、しっかり待機していましたが、昨日から何度も何度も入ってきていまして。ただ、その中身も、僕はもっと、例えば今日入ったのは9時ですかね。「吉野川の池田水位観測所で水防団待機水位4.1メーターを超過しました。現在の水位は4.19(メーター)です」ということが朝9時に入って来て。これ、もうちょっと、でも水位が超過したということでは、これはやっぱり県民というか、普通の方はわからないんだから、何がどう危険なのかと、こういう記載もしたらいいのではないかと、ちょうど今日もそういった話を現場とさせていただいたり。そこにはカメラマップだとか、映像だとか、水位情報とか、こういったものを見られるようになっておりますので、詳細はまた担当の方から、また記者さんにご報告させていただければありがたいなと思います。

(幹事社・朝日新聞社)
 今後、イベント情報、雇用情報、防災情報だけじゃなくてですね、今後、出すと。

(知事)
 今後、ですから、このプッシュ型ということで災害(情報)は出しておりますが、これ、イベントはプッシュというわけじゃないですかね。

(県担当者)
 イベントもここで。

(知事)
 登録すればね。私の場合は災害(情報)をプッシュ型で登録すると、向こうから送られてくると。

(幹事社・朝日新聞社)
 では、イベント情報、雇用情報も既に提供されている。

(知事)
 います。ここに書いていますね、スキルアップ講習とかイベントだとかね。

(幹事社・朝日新聞社)
 観光情報も登録すればそれぞれプッシュ型で来る。

(知事)
 ですからこれ、入っていただいている方が4,000(人)ですからね。これは、それは人口70万人弱からすると、お子さんとかを除くとあれですが、極めて少ないですよね。ですから、これを増やして、やっぱりその中身、コンテンツを充実させていくということが課題だと思って、今、それに取り掛かっております。

(幹事社・朝日新聞社)
 改めてこの防災が非常に重要なシーズンに、県民に加入を呼び掛ける言葉を言っていただければ。

(知事)
 改めて、防災情報というのがいかに大事であるか。そして、事前に避難をすること、これがいかに大事であるか。そのためには正確な情報を迅速に得ることがいかに大事であるかと、これを改めて県民の皆様にご認識をいただきたいと思います。そのうえで、では、県は何をしているかということで、メールや、この県公式LINEを使いまして、皆様が求めなくても我々からプッシュ型で情報を発信する、こういう仕組みをお作りさせていただきましたので、改めて皆様方にご加入をお願い申し上げたいと思います。ありがとうございます。

(幹事社・朝日新聞社)
 では、まず発表事項について、幹事社以外にご質問よろしくお願いします。

(徳島新聞社)
 徳島新聞です。小児救急の在り方について県民の意見を募ると、詳細は改めてということだったんですけれども。これは小児救急の体制の見直しを含めて検討するということでしょうか。

(知事)
 いや、まずは現場のお声を、改めて現場主義に基づいて聞かせていただくと、こういうことでございます。私が現場を今までも歩いてきた中で、やっぱり何件かそういうお話を伺ったことがございます。そういう中で、このお盆とか年末ですよね。これはやっぱり医療機関さんもお休みを取るという、こういう現状に鑑みまして、やはり、そうは言ったって子どもさんのご病気だとか、発熱とか、こういったものはお休みを待ってくれませんので、まずは緊急対応措置として相談窓口を、こういう形で設置させていただきました。改めて我が県の小児医療のニーズ、こういったものをしっかり認識させていただいて、東部、南部、西部、それぞれ地域によってまた違うと思いますが、そこをまた我が徳島県庁、そして医師会さん、県立病院、また日赤、徳大、そういったあらゆるフェーズの医療機関との連携、こういったものを、しっかりと体制を整えていきたい、こういうことであります。

(毎日新聞社)
 毎日(新聞社)ですけど。この「オンライン医療相談」ですが、いろいろ、このパンフレットにあるように、嘔吐を繰り返しているとか、お子さんの異常な状態を親御さんが気づかれて、夜間救急に行った方がいいのかとか、多分、そういうことを相談したいということについての窓口ということ。知事が今おっしゃった、休みを待ってくれないという、そういう相談窓口だと思いますが、このメールの相談はどういうのを想定されているんでしょうか。24時間受付というのはわかるんですけど。もう子どもが嘔吐を繰り返しているとか、夜間救急に行った方がいいかどうかを親御さんが知りたいのに、原則、24時間以内の返信というのは、もう事実上、多分、知事も子育てされていたら分かると思うんですけど、夜間にこういうところに送っても、24時間以内にしか来ないのであれば、まず使い物にならない窓口だなというのが印象なんですけども。

(知事)
 これは、だから、先ほど申し上げましたが、その緊急度合いによって分けているだけであります。緊急性があれば、先ほど申し上げたように救急車をしっかり呼んでいただくということでありますし、その度合いがちょっと下がるのであれば「(とくしま)医療(こども)電話相談」で看護師さんという、一番、最前線におられる方の意見を聞いていただくと。さらにまた緊急度が低くて、まだLINEの状態で相談ができるものは「オンライン(医療)相談」と、こういうさまざまなフェーズに分けていると、こういう理解をしていただければありがたいと思います。いろんなものを取り揃えていると。

(毎日新聞社)
 これは、最大で24時間以内であっても、当然、小児科の方の手が空けば、それなりにもう少し早く返事が来るという理解でいいんでしょうか。

(知事)
 ですから、これを複合的に活用いただければありがたいと思います、それは緊急度合いによって。つながらなければ次のステップ、つながらなければ次のステップ。まずは1歩ですね、こういうものを提供させていただくという前向きな話としてとらえていただければありがたいです。

(幹事社・朝日新聞社)
 もう一度、幹事社から申し訳ないですけど、例えば新聞を読んだ方に県政LINEの加入を呼びかける場合は、このビラにありますQRコードの下の「ここをクリックして友だち追加をお願いします」と書けばよろしいんでしょうか。すみません。

(知事)
 ありがとうございます、もう関心を持っていただいて。

(県担当者)
 スマホでこのQRコードを読んでいただければ。この画面にもうすぐにつながりますので。

(幹事社・朝日新聞社)
 新聞を読む人向けに発信するには、例えばここに電話すればいいとか、ここのホームページ、ここのアドレスに行ってくれとか。

(県担当者)
 説明しますと。ここのアドレスを。

(幹事社・朝日新聞社)
 ここですよね、ここのアドレスを携帯に入力。

(県担当者)
 入力しましたらさっきの画面の真ん中のページが表示されますので。

(幹事社・朝日新聞社)
 入力して「友だち追加」をすればいい。

(県担当者)
 そうです。

(知事)
 新聞ってQRコードって読み取れないんでしたっけ。

(幹事社・朝日新聞社)
 特定の組み物を作って載せる、高校野球とかで。普段使いはしていません。

(知事)
 なるほど。どちらかと言うと県の、我々、今後、また「OUR徳島」という、こういう広報をやっていますから、ここはまた、そこも含めて。あれだったらQRコードを載せられますね。いろいろありがとうございます。いろんな、そこは発信の仕方、やっぱりさすが、そこら辺はまたアイデアを、アドバイスをお願いします。

(NHK)
 NHKです。よろしくお願いします。先ほどのご質問と一緒なんですけど、テレビでもお伝えする場合には、例えば「徳島県庁のホームページから入ってこちらのQRコードをクリックしてください」とお伝えすればいいのかを、ちょっと教えていただきたいんですが。

(知事)
 より簡単な。

(県担当者)
 わかりました。県の、今、ちょっと奥の方に入っていますので、分かりやすいように。

(NHK)
 直接、このホームページとかは作られるご予定はありますか。

(県担当者)
 ちょっと作って対応したい。

(幹事社・朝日新聞社)
 それは今日作るわけじゃないですよね。

(県担当者)
 もう、できたら今日、頑張って。

(知事)
 今日やりますよ。また報道に合わせて頑張ります。確かに、普通、だから徳島公式LINE。でも、それでもググったら出てきますよね。徳島県公式LINEでググったらもちろん出てはきますが。テレビで報道しやすいような、していただけるのであればもう是非、またこのあとご相談させてください。ありがとうございます。

(幹事社・朝日新聞社)
 県政徳島LINEでググれば。

(知事)
 出てきませんか。出てきますよね、大体。徳島県公式LINE。出てきますね、大丈夫。普通は出てくるはずですが。出ますね。それが一番簡単と言えば簡単かもしれませんが、いろいろ前向きな、協力的なご意見をありがとうございます。皆さんのお力を借りれば4,000(人)が40万(人)になるよう頑張ります。

(読売新聞社)
 読売新聞です。この歌舞伎町の阿波おどりの話で、タワーがよく分からないので見ていたら、結構、部屋がいっぱいあって高いらしいんですが、1階全部で阿波おどり、ばって、どこの部屋に行っても阿波おどりみたいな、そういうイメージ。どういうものなんでしょう。

(知事)
 歌舞伎町の話、誰か分かりますか。

(県担当者)
 屋外のビジョンと、そのタワービジョンの手前にあるシネシティ広場が中心になります。館内においては、フードを提供しているフロアがあるんですけれども、そちらでも徳島フェアを実施しています。

(読売新聞社)
 このイベントスペースでこのデジタル配信者がやるのに県も協力するというか、デジタル配信株式会社がやるのに県も協力するという、そういう形。

(県担当者)
 そういうことです。

(知事)
 協力というか、「もう、お願いします」という、発信していただけるわけですからね。

(NHK)
 NHKです。日曜日にタイの駐日大使の方がご夫妻でいらっしゃるということなんですけど、どのような内容で知事と一緒に県内を回られるか、ちょっと皆さんにおっしゃっていただければ。

(知事)
 私が就任後、早々に東京の大使館に表敬訪問させていただいて、いわゆる「四国の中で徳島がこれから東南アジアを重要視しています」と、「そういう中でもタイとは、大塚製薬さんや日亜化学(工業)さん、四国化工機さん、阿波製紙さん、ノヴィルさん、さまざま、企業との交流もございます」と。「そういう中でお互いの技術力や文化や観光、インバウンド、アウトバウンド、こういった相互理解を、交流を、草の根を深めていきましょう」と、こういうお願いもさせていただき、特にタイとの直行便、こういったお話もさせていただいていた中で、徳島に興味を持っていただいたかと思います。そして、シントン大使は9月の半ばくらいで1回、タイの外務省に帰られるということで、逆に本当にありがたいなと、応援団としてまたタイ政府側で徳島との交流を後押ししてくださると、こう思っています。おかげさまで、以前もご報告しましたが、だんだんに、この10月、秋に向けてさまざまな、タイにおけるジャパンイベントに徳島県として、まだ日程は、詳細はお伝えできませんが、向こう側、タイ側の準備委員会もできまして、阿波おどりをはじめ、物産、そして梨田大使も大変快く、応援団として阿波おどりの開催の実行委員会の顧問に就任していただきました。これは改めて詳細は発表させていただきますが、現在、そういう形でどんどん、新時代に向けて前に進んでいると、こういうことでございますので、シントン大使のご来県は非常に、そういったものの大きな1歩につながると、こう思っています。関心がなければ来ていただけないと思いますから。47都道府県の中でお盆に来ていただいたということですから。

発表事項以外について(質疑)

(幹事社・朝日新聞社)
 発表事項以外のことでよろしくお願いします。

(NHK)
 徳島商業(高校)が1回戦を突破されて、ちょっと(8月)13日と重なった日に次の試合があるんですけれども、第2試合が。

(知事)
 何と重なった。

(NHK)
 タイの、(8月)13日の日曜日に、順調に進めば第2試合で登場ということなんですが、知事、改めてちょっと。

(知事)
 やっぱりスポーツというのはもう本当に気持ちがいいものだし、県民、日本を一つにしてくれる。そして、地域や国のシビックプライド、誇り、こういったものをすごく強めていただく、結束を強めていただくものだなと改めて思いました。私も大きな政策を今、「スポーツ立県」という形で進めておりまして、ご案内の村田諒太さんだとか、先ほど申し上げました読売ジャイアンツの元社長さんの久保さんまで、徳島に対していろんな形で応援してくださるということでございます。そういう中で、これはやっぱり政策に落としていかなければいけない。やはり徳(島)商(業高校)さんの躍進、これから本当に期待をしたいと思いますし、そういう中で、やはり我々は改めて子どもたちというか、学生たちのスポーツ環境というものがちゃんと提供できているのか、こういったことも考えるきっかけにしたいと思いますし。先般も申し上げましたが、私がこの場で「熱中症に注意してください」と言いながら、学校現場では炎天下の中でスポーツ、そして冷房の効かない体育館でスポーツをしていると、こんなことはあってはならないと思います。今、昨日も教育長や幹部と夕方、そういった議論もさせていただいて、今まではあまり言っちゃいけないんじゃないかのような、そんな雰囲気があったようですが、私はやっぱり、本当にこれ、人に何かあったらやるという、こういうのではなくて、しっかり予算を取ってやっていきたいなと、こう思っています。徳島県警の警察学校においても、冷房がない柔道場でやっているということを聞いて、僕はもう耳を疑いまして、「早速、これは何らかの対応を取りましょう」と話をしたところ、警察学校というは警察庁の直轄らしいので、「これについては直接やります」と。ただ、「それも応援してほしい」ということと、喫緊、施設整備ができるまでの間、県としても、スポットクーラーをはじめとしたいろんな対応をさせていただきたいと思います。ただ、この前、韓国の子どもたちが230人ほど来られた時に、体育館の中で、途中でスポーツをやめるくらいの暑さだったとか、こういったことはやっぱり、今後あってはならないと思っていますので、学校施設のみならず、これは義務教育の主体である市町村長ともそういった体制を整えるべく頑張って参りたいと、こう思います。徳島商業(高校)さんについてはあんまりプレッシャーを与えずに、皆さん、やっぱり応援団というのは、いい時にはちょっと木陰に隠れて、大変な時に応援するのが応援団ですから、そういう意味でプレッシャーを与えずに頑張ってもらえたらなと思っています。

(徳島新聞社)
 徳島新聞です。今、県と石井、つるぎ、板野で、特別交付税の問題で裁判があって、和解の協議が進んでいるというところなんですけれども、ちょっと県の方が特殊財政需要分の算定根拠を示されなかったというようなことで、ちょっと3町の方が少し、和解協議の進展に向けて難色というか、難しいのではないかという感触を見せているんですけれども。これに関して知事は、県全体として前に進んでいくためには、こういった県と町が争っているような問題は解決していかないといけない問題だと考えられていると思うんですけれども、これに関してどういうふうに今後、対応していこうと考えられて。

(知事)
 事実関係からすると、3町の町長さんたちとは非常に前向きな、未来志向のお話をさせていただいております。そこはご心配には及びませんので。その中で粛々と、裁判というものは進めていければいいと思っています。裁判を司る裁判官、弁護士さん、そういった方々はそれぞれのお立場があろうかと思いますが、基本的に私どもと3町並びにその他8市16町村の皆様とは未来志向の信頼関係をこれから築いていこうと、こういうことでお話をさせていただいていますし、そういう認識でお互いおりますので。そういった点につきましては、もちろん町と議会との関係もございますから、そういったところにつきましては我々も丁寧に説明したいと思っていますし、町行政が議会、町民にご説明できるような、こういったタイミングだとか時間とか、こういったものは必要だと思っておりますので、そこは前向きに前に進めるように、我々も協力していきたいと思っています。

(徳島新聞社)
 説明の資料が何か示されていなかったということで、この前の話し合いで、県側がその3町に対して、その算定根拠の資料がないというようなこと。

(知事)
 いや、それは、話し合いは当事者がいないんですね、町長や私が話していませんから。そこは事実関係がちょっと違うのかなと私は思っています。これはやっぱり町の代表である町長、また議会、我々県知事、県議会、こういった話でありまして、間に入っている方のご発言と理解しています。

(徳島新聞社)
 徳島新聞と申します。先週日曜日に県南の首長さんとの牟岐線の存廃を巡るトップセミナーにご参加されたかと思うんですが、その点について、今後、JR牟岐線存続に向けて、県としてどのように、県南市町と連携して取り組むお考えなのかを改めて聞かせてください。

(知事)
 トップセミナーなるものは阿南市さんが企画して県南の、あと海部3町との会ということで、私もその夕方、海部に行く予定もあったので傍聴というか、そういう意味でもお伺いしましたが「議論に参加してください」ということだったので。私の方からは、まさに国の方針として、また、我々県の方針として、国の法律がこの4月に再構築協議会というものを作って、迅速に、あらゆる総合交通の手段で交通というものを守っていこうという、こういった法律ができましたものですから、これは積極的に、いい意味で活用したいと思います。ただ、先日、全国知事会で多くの知事が懸念を示されたように「在来線の廃止ありきの、こういった再構築協議会というのはおかしいね」と、「これはしっかり、47都道府県知事としてそこは結束していきましょう」と、「国の責任として移動の自由、移動の権利というものは、国が本来は保障すべきものだ」と、こういった考え方ですね。じゃあ、かと言って、我々、県や市町村が何もしないということもあり得ませんので。で、私はそういう意味で、九州新幹線と同様に、在来線を守るために九州は新幹線を造ったんですね。それによって不動産価値を上げる。そしてホテル、不動産、こういった収入、鉄道外収入で利益をもたらすことができて、そして三島特例で補助金を受けていた体制から唯一卒業して、上場されて、福岡や熊本、また今、西九州新幹線の長崎と、非常に九州は進化しておりますよね。ですから、我々もその九州に遅れを取ってはならないということ、九州1,200万人、アジアに近いという利点もありますが、我々は370万人の四国、そして700万人の中国地方、それに関西広域連合の大阪、京都、奈良、滋賀等を加えた3,000万人構想の中で、私は4県が一致して、まずは実現性の高い新幹線岡山ルートと、こういったものを提唱させていただいているところでございまして、この説明も随時、市町村長、また経済界、県民の皆様には説明をさせていただいているし、これからもして参りたいと、このように思っています。毎年、やっぱり百数十億(円)の赤字補填をしている状況は、これはサステナブルではありません。じゃあ、ずっとそれを続けられない時には、やっぱり新たな収入を得なければいけない。やっぱりそういう前向きな、収益を上げるというこういった政策ですね。これが必要だと思っています。もう「補助金くれくれくれくれ」ということだけではだめだと思っていますので。我々はやはり、観光資源というものをブラッシュアップするということ。そしてまずは、行きたいなと思っていただくこと。で、行きたいなと思った時に、鉄道というものが初めて、その手段として維持されるということでございまして、これは全て国に責任があるわけではなくて、我々県も、市町村も頑張っていく問題だなと、こう思っていまして。今までやっぱりそういう議論がなかったと思うんですね、4県全体の。今度、東京の方で、4県知事で鉄道局といろんな話をさせていただく予定にもなっておりますので、いよいよというか、やっと動いてきたなと、こう思っています。

(徳島新聞社)
 徳島新聞です。たびたびすみません。ちょっと早いんですけれども、来週、知事就任から3か月ほどになるかと思うんですけれども、知事、就任前に思っていたり、いろんなものが進んでいるのは自分の中で早いのか、それともちょっと、思ったよりも課題が多くてなかなか進んでいないのか、手応え的なものってどうお考えでしょうか。

(知事)
 やはりスイッチが入ったというか、私からすると、ようやく肩が温まってきたというか、またこれからさらに加速させたいなと思っていますし、県庁の皆さんも非常に能力がありますから、それを最大化していくその考え方なり、ものの見方、県民目線ですよね。未来志向、そして異次元、こういったものはもう口を酸っぱくして言うしかありません。20年のいろんな慣習というのは、これはなかなかすぐには直りませんよ。ですから、そこはあんまり皆さん方にせかされても大変でございますが、やっぱり人というのはいろんな思いを持っている人がいるわけで、「北風と太陽」じゃありませんが、北風だけじゃ服を脱いでくれませんから、温かい言葉も必要だし、温かい政策も必要だし、これは皆さんの組織も一緒だと思います。ですから、時間がかかることもある。ただ、私は「地方創生戦国時代、一刻の猶予もありません」と、これはずっと口を酸っぱくして言い続けておりますので、幹部の方には少々厳しくいかなければいけないなと、こう思っております。

(徳島新聞社)
 徳島新聞です。徳島市さんと県との、いわゆる森と言いますか、全体を見る協議の進捗状況、今、発表できる範囲で分かればと思うんですが。

(知事)
 これは相手があることですのでなかなか、それは然るべきタイミングでお答えをしたいと思います。森の議論も、じゃあ、通年でできる森と、5年先を考えた森と、10年先を考えた森といろいろございますので、ここはまだ慎重に、皆様にはしっかり固まったうえでご報告をさせていただきたいと思います。

(幹事社・朝日新聞社)
 よろしいでしょうか。特になければ。

(知事)
 では、皆さん、よいお盆をお過ごしいただきたいと思いますが、お仕事もたくさんある。どうもありがとうございました。

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FAX番号:088-621-2820
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