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令和4年8月5日 臨時記者会見 フルテキスト版

パリピ孔明×とくしまバーチャルパビリオン共同記者会見(説明)

(司会)
 お待たせしました。それでは、ただ今から「パリピ孔明」と「とくしまバーチャルパビリオン」による阿波おどりイベントについて、共同記者会見を始めさせていただきます。本日は講談社様及び朝日広告社様並びにクラスター様がオンラインでの参加による会見とさせていただきます。よろしくお願いいたします。まず、本日の会見者をご紹介させていただきます。モニター向かって左上、株式会社朝日広告社執行役員、エグゼクティブ・プロフェッショナル、小沼恭司様でございます。

(小沼氏)
 朝日広告社、小沼と申します。本日はよろしくお願いいたします。

(司会)
 モニター向かって右上、株式会社講談社、ヤングマガジン編集部編集長、鈴木一司様でございます。

(鈴木氏)
 ヤングマガジン編集長、鈴木と申します。どうぞよろしくお願いします。

(司会)
 モニター中央下、クラスター株式会社取締役COO、成田暁彦様でございます。

(成田氏)
 クラスター、成田でございます。よろしくお願いします。

(司会)
 徳島県知事、飯泉嘉門でございます。

(知事)
 本日はどうぞよろしくお願いいたします。

(司会)
 以上の皆様から発表をさせていただきます。それではまず、飯泉知事から発表をお願いいたします。

(知事)
 それでは、人気アニメ「パリピ孔明」と「とくしまバーチャルパビリオン」のコラボレーションによるイベントについて発表させていただきます。徳島県では2025年「大阪・関西万博」へ積極的に参画することを既に表明いたしているところでありまして、去る5月13日には、開幕に先行した機運醸成に取り組むため、「メタバース」、3次元空間を活用した「とくしまバーチャルパビリオン」、こちらをプレオープンしたところであります。この度のイベントは、万博まであと1,000日を切る中、このバーチャルパビリオンを活用し、徳島の魅力をいち早く世界に向けて発信する取組みといたしまして、昨年度、講談社の雑誌である「FRaU S-TRIP徳島」の出版に取り組んでいただきました、株式会社講談社様、株式会社朝日広告社様、並びに「メタバース」のプラットフォームを運営されますクラスター株式会社様との共同によりまして、リアルとバーチャルを連動させました「新たなモデル」として展開をするものであります。また、講談社様のアニメ作品と自治体のコラボにより、「メタバース」上、3次元空間でイベントを行う、このことは今回が初めてのこととなります。
 少し具体的な内容にふれさせていただきますと、まずバーチャルイベントでは、「パリピ孔明」の世界から主人公のお二人、歌手を目指す月見英子さんと、三国時代から現代日本に転生をした諸葛孔明が「とくしまバーチャルパビリオン」に登場いたしまして、阿波おどりの前夜祭となる8月11日から最終日の15日まで、1日につき5回、阿波おどりステージをご披露いたします。バーチャルイベントの期間中、アバターとしてパビリオンにご来場いただいた皆様方には、徳島の観光名所、鳴門の渦潮、かずら橋、剣山を背景に、英子や孔明とのバーチャル記念撮影ができるフォトスポットを設置しているほか、バーチャル屋台としての徳島の観光情報、また、物産紹介サイトへのリンク、こちらを設けさせていただいております。さらにパビリオン内の大型スクリーンでは、実際の阿波おどり会場からのライブ中継を予定しているところであり、「メタバース」空間を通じ、国内外の多くの皆様方に「本場の熱気」を体感いただき、「次は是非徳島に行ってみたい」と思っていただけるイベントとして参りたいと考えております。ここで、バーチャルイベントのデモ映像をご用意しておりますので、少しご覧をいただければと思います。
 
(放映「デモ映像」)
 
 このバーチャルイベントの内容をご紹介する特設サイトにつきましては、本日の13時に公開する予定としておりますので、是非のちほど、ご覧いただければと思います。一方、リアルのイベントといたしましては、徳島市のご協力のもと、8月12日から15日までの間、徳島駅前アミコビル2階デッキの「アミコドーム」にバーチャルパビリオンを映し出すモニターを設置いたしまして、「メタバース」内の英子と、あるいは孔明と一緒に踊る、阿波おどりを楽しめる特設ステージを展開させていただくことといたしておりまして、ご来場いただいた皆様方には、1日2,000枚限定で、「パリピ孔明」と「とくしまバーチャルパビリオン」のコラボうちわを無料で配布させていただく予定としております、ということで、こちら。
 
(「コラボうちわ」両面掲示)
 
 二つあります。なかなかレア物ですので。万博本番に先駆けまして、リアルとバーチャルの融合を体現するイベントに、積極果敢に挑戦することによりまして、進取の気質あふれる「徳島の存在感」を、まさに国内だけではなく世界に向けて発信し、本県への新たな人の流れをしっかりと創出して参りたいと考えております。また、イベントの模様につきましては、動画を編集したうえで10月末まで公開いたしまして、この夏の余韻そのままに、今度は秋の阿波おどりへとつなげて参ります。世界に誇る阿波おどりとともに、未来社会を体感することのできる「とくしまバーチャルパビリオン」に、是非多数の皆様方にお越しいただければ、よろしくお願いを申し上げます。私の方からは以上です。

(司会)
 続きまして、株式会社朝日広告社、小沼様、お願いいたします。

(小沼氏)
 知事、ありがとうございました。私からは、知事のお話の補足といたしまして、企画の背景を少々、お話しさせていただきます。数枚のスライドを共有させていただきまして、お話しさせていただきます。知事からもございましたが、徳島県の万博コンセプト、「万博は『ゲートウェイ』、徳島『まるごとパビリオン』」というコンセプトのもとに、徳島県様では魅力発信の装置として「とくしまバーチャルパビリオン」をいち早く立ち上げておられます。今回の企画は、ここでの魅力発信コンテンツの第1弾として、400年以上の歴史を持つ、日本を代表する徳島の伝統文化であります「『阿波おどり』×『マンガIP』」といったコンテンツの企画をいたしました。この企画、弊社と講談社で作っておりますビジネスユニットC-biZで企画しております。このC-biZに、今回は「メタバース」のトップランナーであられますクラスター様に参画いただいて、体制を組んでいます。皆様、ご存知のように、日本におきましてアニメ、漫画の持つポテンシャルは非常に大きいものがございます。ご覧いただいておりますのは、ブランドを取り巻くいろんなエンターテイメント文脈の中で、漫画及びアニメ、ゲームといったものがいかに人の心を引きつけているかといったものを表している資料でございます。ジェンZ、ミレニアル世代を足し上げた数字になっております。特に若者たちに向けて、徳島県の魅力をアニメの力でもってさらに発信していく。万博に向けた機運醸成にも期待感が持てる企画とさせていただいております。また、私どもでこういったコンテンツを制作するにあたりましては、ソーシャルインサイト、社会的な潜在意識と、バズフィード、話題化のトリガーとを掛け合わせ、社会性のある機会を捉えて発信することが極めて重要だという理論を持っております。今回の企画をこれに当てはめますと、社会的潜在意識としまして、まず数年ぶりでの阿波おどりへの期待感というものがございます。また、「ウィズコロナ時代」の新しいイベント像への期待感、さらには「大阪・関西万博」への期待感もこれからますます高まって参ります。加えて新しいテクノロジーであります「メタバース」と、さまざまな期待が持てるインサイトがございます。バズフィード、話題化のトリガーといたしましては、「メタバース」空間でのバーチャル阿波おどりという初めての取組みに多くのファンを持つ講談社のIPであります「パリピ孔明」を掛け合わせる。これらを機会としまして、リアルな阿波おどりの期間に合わせて発信するといった設計になっております。先ほど、知事からもご紹介ありましたが、こういったキービジュアルでございます。これにつきましては、講談社、鈴木編集長様より、キャラクターについてご説明いただきたいと思います。鈴木様、よろしくお願いいたします。

(鈴木氏)
 ヤングマガジンの鈴木と申します。今回、まずこのような日本、世界的にも有名な阿波おどりというものと、話題の「メタバース」、しかも有名なクラスターさんが手がけているような企画にこの作品を選んでいただきまして、これは作者同様、作者ともども、われわれもとても光栄に感じております。ありがとうございます。この「パリピ孔明」という作品はもともと企画会議に提出されてきまして、その時に書かれていたことが、まさに、あの諸葛亮孔明が現代の渋谷に転生してきて、クラブシンガーのマネージャーとなって活躍するっていう企画概要が出てきた時に、その時に僕が連載を決める立場にいたんですけれども、その何人か、決める立場の人間が、んなもう「この企画は一体何だ」と、「考えすぎて明後日の方向にいっちゃったのかな」みたいな、相当、色物の匂いがしてしまって、みんなちょっと、最初は半信半疑という形で、読んでみると実は全くそんなことはなくて、かなり深い三国志への理解と、さらにいうと音楽への理解、この二つが合わさった、本当にちょっと稀有な作品になっておりまして、実際、もうこれはすぐに連載を決めて、世の中に出した瞬間にSNSでものすごい話題になりまして、かなり売れた作品になりました。この作品は、三国志って諸葛亮孔明というものがクローズアップされることが多い作品なんですけれども、実をいうと、この作品の一番の特徴というのは、現代の若者のクラブ文化とクラブミュージックというものを本格的に取り上げた初めての漫画という部分が、実は一番特徴的なところであって、それがちゃんとわかってらっしゃるこのアニメのP.A.WORKSさんを擁するアニメチームの皆さんが、その音楽の部分をアニメで最大限に表現していただいて、僕らも本当にそれを見て感動したんです。この作品の一番の魅力は音楽って、実は三国志の漫画のように見えて、実はこれは音楽の漫画なんですれども、その音楽の部分をアニメという表現の場で、もう、もうすばらしい表現をしていただいて、そして、結果としてこのようなすごい大きな企画にお声がけいただけるようになったということを含めまして、とてもアニメチームの方々にも感謝しております。このバーチャル世界で会おう、聞くだけでちょっと笑ってしまうというか、わくわくしてしまうという企画に、本当に選んでいただいたこと、そして、この企画の成功に向けて、少しでも寄与できればなと、編集部一同、思っておりますので、とても楽しみにしています。どうもありがとうございます。以上です。

(司会)
 ありがとうございました。続きまして、クラスター株式会社、成田様、お願いいたします。

(成田氏)
 クラスター、成田と申します。本日は、このような機会をいただき、ありがとうございます。私からは、clusterというものを簡単にご紹介させていただければと思います。私たちが運営、開発を行っておりますメタバースプラットフォームclusterですけれども、創業2015年になっておりまして、昨今の「メタバース」という言葉が表舞台で再び使われるようになる前から、一貫してバーチャル空間「メタバース」を活用したバーチャルイベントですとか、今回のようなワールドを作ることができるプラットフォームの運営というところを行っております。clusterではインターネット上の仮想空間、バーチャル空間の中にユーザーがアバターという身体性を持ち込んで、人とSNS的にコミュニケーションを取ったり、ボイスチャットで、声でコミュニケーションを取ったりとか、UGCと呼ばれる、好きにゲームやワールドをプラットフォーム上に投稿して、そこに遊びに来てもらうというようなもの。あとは、アバターを作って販売したりとか、そういう友達とコンテンツをずっと一緒に、そこで過ごしながら楽しんでいただくことができるプラットフォームとなっておりまして、それをメタバースプラットフォームと呼ばせていただいているというところでございます。今回、かなり日本でも強いIPである「パリピ孔明」様、あとは機会をいただいた「とくしまバーチャルパビリオン」というところで、かなり幅広いユーザーにお越しいただけると思っておりますので、VRだけではなく、PCや、あとはとにかくスマートフォンからも手軽にご利用いただくことができるところがclusterとしては強みでご提供させていただいております。今、プラットフォームの上では年間で大体、イベントが2,000回ぐらい、あとは、ワールドももう4万を超えるぐらいございますので、既に幅広いユーザー様や法人様にもご活用いただいているというところでございます。昨年からは大阪府、市様とも連携し、2025年の「大阪・関西万博」というところを見据えまして、cluster上にバーチャル大阪というところも作らせていただいております。ちょうど、私の背景にあるような形なんですけれども、こういった形でバーチャル空間の構築というところをさせていただいております。徳島県様とも、今回の「とくしまバーチャルパビリオン」というところで、徳島の魅力をまるごと世界へ発信すべく、ご一緒させていただいているという状況でございます。今回、先ほど申しましたとおり、「パリピ孔明」というすごく魅力的な、コンテンツとのコラボということで、より一層、盛り上げられるよう、日本が世界に誇るIP産業をしっかり徳島から発信していければなと思っております。既にclusterのようなメタバースプラットフォームと呼ばれるユーザーのコンテンツを導入するプラットフォームというのは、大体、月に、もう3億人ぐらいが遊ぶサービスとか、実はあったり、動画でいうとYouTubeみたいなサービスがもう既にある中なんですけれども、「メタバース」のプラットフォームというのは、日本が最後に覇権を取れる産業じゃないかというところで考えてclusterをやらせていただいております。大きく、日本独自の、今回の「パリピ孔明」もそうですけれども、アニメやIPのカルチャーというところはやはり日本が世界に誇れるところです。あとはVTuberに端を発するアバターのカルチャーだったり、あとはものづくり、クリエーターのカルチャー、どれを取っても日本と相性のいいものというところで、メタバースプラットフォームというところは世界で戦えるんじゃないかと考えております。いい体験をご提供していけますように、尽力して参りますので、皆様も是非、「メタバース」ならではというところを楽しんでいただければなと思っております。本日はありがとうございました。

(司会)
 ありがとうございました。発表は以上です。これより質疑をお受けいたします。オンラインのため、記者の皆様は部屋中央に設置しておりますマイクに向かってお願いいたします。なお、質問の際には、会社名及び誰に質問するかということを加えたうえでご発言をお願いしたいと思います。

パリピ孔明×とくしまバーチャルパビリオン共同記者会見(質疑)

(幹事社・徳島新聞社)
 幹事社の徳島新聞から質問させていただきます。バーチャルイベントの期間中、利用者はどれぐらいを見込んでいるんでしょうか。ちょっと誰にお聞きしたらいいのかわからないんですが。

(司会)
 小沼様、いかがでしょうか。

(小沼氏)
 申し訳ございません。今のご質問に対しては、手元に資料がございませんので少々お時間をいただいてお答えしたいと思います。申し訳ございません。

(幹事社・徳島新聞社)
 続きまして、「パリピ孔明」と徳島県とでコラボレーションするようになった経緯を、もう一度教えてください。

(知事)
 では、私の方から。実は、先ほども少しお話がありましたように、昨年の10月、講談社が発行されている「FRaU」、これは女性誌でありますが、持続可能な旅、S-TRIP、SDGs特集号ということで、こちらを出された時に講談社様と朝日広告社様、そのビジネスユニットC-biZ、小沼さんからもお話がありましたように、実はここで、出会いがまずあった。そして、講談社の皆さん方がSDGs先進地、そういったところは全国でどこにあるんだろうとリサーチされたところ、「何だ、全て徳島にあるじゃないか」と。そして、徳島をお選びいただいた。表紙も、あれは上勝町の山犬嶽ということで、見た人によると「アマゾンか」という人もいるんですけど、そうじゃないんですよね。ということで、このSDGsの先進的な取組み、非常に徳島をリサーチ、講談社の皆さん方、また、朝日広告社の皆様方にしていただいたと。こうした形から、今、お話のあったC-biZ、ここで今回、さまざまな行政との広報活動といいますかね。ただ、これはあくまでも2次元空間ということで、例えば内閣府などの広報をされていたんですが、3次元の空間の「メタバース」、こうしたもの、「じゃあ、やってみようじゃないか」というお話があって、さらに、今度は「メタバース」、そのトップ、対応されているクラスター成田さんたち、こちらを小沼さんたちがお呼びをいただいて、今回のコラボになったと、こういうことになります。きっかけは「FRaU」です。S-TRIP創刊号です。

(幹事社・NHK)
 幹事社、NHKです。お願いします。飯泉知事にお伺いしたいんですが、先ほど、コラボに至った経緯ご説明いただきましたが、講談社と3次元で何かやってみようという話の中で、数ある講談社のアニメの中で「パリピ孔明」の選択に至った理由は何かありますか。

(知事)
 こちらのところは当然、週刊ヤングマガジン、こちらが講談社発行ということがあって、先ほどもお話があったように、今回のこのコラボの中にアニメ、もちろん阿波おどりというのが日本を代表する、世界から見た場合のキラーコンテンツですよね。そして、日本ということをもう一つ考えると、当然、キラーコンテンツ、クールジャパンの代名詞、アニメ。これをコラボさせる。じゃあ、数ある講談社の皆さん方のアニメ雑誌の中でも、この「パリピ孔明」というのが非常に今、人気がある。このパリピという言葉、あまり聞きなれない人が多いのかもしれないんですが、若い世代ではもう当たり前の用語になっているんですよね。これ、あまり解説しちゃうとださくなっちゃうんですけど、パーティーピープルであったり、パーティーピーポーということで、いわゆるパーティーが好きな人たち。先ほど、パーティー空間でというお話があったように、この「メタバース」、3次元空間というのはそうしたさまざまなイベントをやる空間を、3次元空間、バーチャルの中に作り上げていく。それで、自分が自らアバターとなって入って参加をすると。こうしたコンセプトなんですよね。
 そうした中で、やはり非常にテンションが高くなっていく場。阿波おどりといえば、恐らく日本で一番、テンションが、これは踊る人も見る人も、しかもバーチャルとリアル、これを一緒にということになりますので。そうした意味で、若い皆さん方は特にこのパリピという、これはもうテンションが高い、「朝から今日、パリピだぜ」みたいな、そういう若い世代の皆さん方にも非常に親和性を高く持っていただけるということで、この3次元空間、「メタバース」の活用といったものを、より多くの世代の皆さん方にしっかりと知っていただくと、そうした意味でのアニメとのコラボであり、そして阿波おどりとのコラボと、このようになるかと思います。またもし、小沼さんたちからあれば、お聞きをいただければ。

(幹事社・NHK)
 もう1点、知事にお伺いしたいんですけれども、今回のコラボの目的が徳島の魅力発信とおっしゃっていましたが、このコラボを通じて、特にどんな人に、どんな徳島の魅力が伝えられるとお考えですか。

(知事)
 これは「メタバース」、3次元空間、どういう皆様方もアクセスすることが可能。国内はもとより世界中からということですので、やはり世界の皆さん方が注目するというと、やはり日本といえば踊りは阿波おどり、そしてアニメということですので、「大阪・関西万博」がまさに未来社会の実験場と、世界中の皆さん方に夢と希望を、そして未来社会、これを知っていただこうということですので、一足先の未来、これを、日本はもとよりのこと、世界の皆さん方にも知っていただく、そのゲートウェイとして今回のこの「メタバース」、「とくしまバーチャルパビリオン」を活用していただこうと、こう考えています。

(司会)
 小沼様、先ほどの分、大丈夫でしょうか。

(小沼氏)
 失礼いたしました。バーチャルパビリオンのキャパシティという観点で算出しております数字でございます。このイベントは同時接続で3,000人まで可能でございますが、イベントといたしましては1回当たり1,000名×5回、5日ですね。5日で2万5,000人、これをキャパシティ上は想定しているところでございます。以上です。

(幹事社・NHK)
 NHKです。講談社の鈴木様にお話を伺いたいんですが、この「パリピ孔明」という作品と徳島の阿波おどりの相性はどのようにお考えですか。

(鈴木氏)
 もう阿波おどりの企画に「パリピ孔明」が選ばれたと聞いた時に、直感的に、本当にわかってらっしゃる方が選んだんだなと思うくらい相性がいい作品だと思います。音楽を、先ほどもちらっと出ましたけれども、基本的にはクラブミュージックを基本にしている作品なんですよね。それと、クラブミュージックというのは、基本的にはもう現代版の阿波おどりみたいな、個人的には思うんですけど、この踊り、とにかくみんなで楽しく踊りましょうというところ、通底する部分が阿波おどりにあると思っていたので、選ばれた時になるほどって思ったのが僕の率直な感想です。

(司会)
 そのほか、ございますでしょうか。

(徳島新聞社)
 徳島新聞です。講談社の鈴木編集長にお伺いしたいんですが、今回、バーチャルパビリオン内でのコラボレーションということですが、今後、雑誌とか漫画の中での徳島県、阿波おどりとのコラボレーションのようなものというのはあり得るんでしょうか。

(鈴木氏)
 現状でそういったお話はまだ特に出てきてはおりませんが、場合によっては、可能性はあるかなと思っています。こちらは、どちらかというと編集であるとか、作家さんの都合とかもあると思います。現在、どうこうとはいえないんですけども、可能性はあると思います。

(徳島新聞社)
 続けて、クラスターの成田さんにお伺いしたいんですが、実際にバーチャルパビリオン内の中でキャラクターをどう表現するというか、再現するというか、どう動くのかというところをお伺いできますか。

(成田氏)
 こういった「メタバース」の中にアバターで入っていただいたりとか、その演出をつける際にはモーションをトラッキング、モーションを取る機材というものがございます。人がちゃんとセンサーを身体につけて阿波おどりを実際に踊って、そのダンスのモーションを空間の中で動かしていくという形になります。なので、実際の踊り手さんというか、阿波おどりのプロフェッショナルな方にしっかり、モーションをつけて踊っていただくということを行っております。

(司会)
 そのほか、ございますでしょうか。それでは、これをもちまして記者会見を終了させていただきます。本日はありがとうございました。

(知事)
 どうもありがとうございました。小沼さん、鈴木さん、そして成田さん、ありがとうございました。よろしくお願いいたします。

(一同)
 ありがとうございました。

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