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令和4年8月7日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス陽性者の確認について(説明)

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症陽性者の確認について発表させていただきます。本日、県内におきましては過去最多、そして、初めて1,000人を超えるということで、1,118人の新型コロナウイルス陽性者の発生が確認されました。全国47都道府県の中で1日当たり1,000名を超えていない、そうしたところは徳島県と鳥取県だけだったんですが、徳島もついに1,000名を超える事態となりました。これは1日の新規陽性者数としてはこれまで最多であった先月27日、931名を上回る数字となったところであります。全国的にはBA.5系統の猛威によりまして、「第7波」真っ只中でありまして、本県におきましても、新規陽性者数、高水準での高止まりが続いている状況であります。しかしながら、全国との比較におきましては、先ほども少しふれたところでありますが、累積の新規陽性者数は、47都道府県では一番少ないのが鳥取県、その次が徳島県ということになっております。また、直近1週間の人口10万人当たりの陽性者数についても43番目、少ない方となっております。現在、医療機関に入院をされている方が127名となっておりまして、病床使用率は48.3パーセントとなっておりますが、大半の方がいわゆる軽症者の方々でありまして、さらに、アラートの一つの基準となっている重症者病床の使用率は12パーセントと、「とくしまアラート」レベル2、感染警戒「前期」の基準を下回る段階となっており、現在のところ、重症者割合については低く抑えられているところであります。しかし、ここでやはり患者の状況をしっかり分析をして効果的な対応、これを行っていかなければいけない、このように考えているところであります。現在、新規陽性者数、その増加に伴いまして、高齢者施設における「クラスター」の発生増加が続いておりまして、重症化リスクが高いといわれる高齢者の方々への取組みを重点的に進めていく必要がある、このように考えているところであります。そこで、こちらご覧いただきたいところでありますが。
 
(パネル「高齢者施設等における感染対策について」掲示)
 
 高齢者施設などにおける緊急対策、特にお盆に向けた感染対策ということで、どうしても、やはり入所施設などの場合には職員の皆さん方が持ち込んでしまうということで、職員の皆さん方がお盆ということで、普段、お会いにならない人と接する機会の増加が見込まれますから、施設への持ち込みを防ぐために、高齢者施設などへの抗原定性検査キット及びチェックリスト、こちらを配布させていただきます。ということで、取組みの内容については二つ。一つは、お盆時期の検査ということで、できればお盆に入る前、そして後という形で2度の検査、これをスムーズに行っていただくために、新たな検査キットを配布させていただきます。また、これまでもチェックリスト、お配りはしているわけでありますが、特に感染防止、ここに意を用いたチェックリスト、こちらを配布させていただきます。申込期間については8月7日から12日、ちょうどお盆の頭までとさせていただいておりまして、対象となるのは高齢者施設、等と書いてあるのは、療養病床を有する病院、あるいは有床診療所、精神科病院、障がい者・児入所施設という形となっております。ということで、このお盆を迎え、そして高齢者の皆様方、やはり入院される方でも高齢者の方が多いということがありますので、是非、こうした対応ご協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。ご協力をお願い申し上げるといった点ではもう一つ、ワクチン接種であります。高齢者を対象とした4回目の接種につきましては、新型コロナウイルス感染症に仮に感染をした場合の重症化、また、入院予防効果が高く認められているところであります。現在、入院をされている重症者3名全て60歳以上。高齢者の皆様方におかれましては、この重症化を防ぐために、早期に4回目のワクチン接種をご検討いただければ幸いです。その際には、県主導の大規模集団接種会場では、4回目接種を予約なし接種で実施しておりますので、是非お気軽にご活用いただきたいと思います。さらに高齢者施設、障がい者施設などの職員の皆様方が4回目接種、こちらを速やかにお受けいただけるよう、県主導の大規模集団接種会場において、こちらも接種券なし、こちらは接種券なしでの特例接種、つまり組織の中から申し込んでいただく、こうした特例接種を実施させていただいております。高齢者施設、また障がい者施設などの職員の皆様方で4回目接種、こちらを希望される方は、団体接種による予約受付を行いますので、施設を通じてのお申し込み、よろしくお願いを申し上げます。そして、今度は県民の皆様方にお盆を、できる限り安心してお迎えいただきたいということで、県の医師会にもご協力をいただいておりまして、発熱患者の診療、または検査を実施する、徳島では「診療検査協力医療機関」、全国的には「発熱外来」などとも呼んでおりますが、こちらについて現在、稼動いただいているのが378医療機関、指定をさせていただいております。これは昨年の8月と対比をいたしますと、昨年の8月が329医療機関でありますので、プラス49機関、約50機関増えている、指定させていただいておりまして、これを人口補正いたしますと、人口10万人当たり52.5機関、全国的には高い方から3番目、高水準を維持しているところであります。さらにお盆期間、お医者さん、お休みになっちゃうんじゃないの、多くのご不安があるかと思いますが、こちらでも医師会を通じてお願いをさせていただいておりまして、対応いただける医療機関は、8月5日現在で240機関、比率に直しますと、今の稼動の部分と比べると6割を超える63.5パーセントの医療機関が、お盆の期間中も対応をしていただけることとなっております。今後とも、県の医師会の皆様方としっかりと連携しながら、県民の皆様方が安心して、このお盆の期間もそうでありますが、診療、検査を受けられる体制を確保させていただければと思います。加えて、同じご不安へ対応させていただく機関がもう一つ。これは24時間、「診療検査協力医療機関」にご案内をさせていただいている徳島県「受診・相談センター」におきましても、お盆の期間中、オペレーター数、あるいは回線、電話ですからね。その回線数を増強させていただきまして、帰省された皆様方、あるいは、阿波おどりをはじめとする、この機会に徳島の魅力を感じてご来県をいただける、いわゆる観光客の皆様方、「どこで」、「ちょっと発熱した」、「相談したらいいんだ」、その「受診相談センター」、こちらを増強させていただいておりますので、こちらに対応をいただければと思います。また、もう一つ、ご不安の対応として症状のない皆さん方への対応、薬局での無料でのPCR検査、あるいは抗原検査、また、本県独自で行わせていただいている帰省者などを対象とした無料の事前でのPCR検査、こちらを8月末まで延長をさせていただいておりまして、お盆期間中、徳島駅、また徳島阿波おどり空港を利用する方々に向けまして、徳島駅の構内、また、駅前の高速バス待合所などにポスターを掲示させていただき、検査機関の案内をさせていただいておりますので、「感染、不安だ」、こうした皆様方、あるいは県外から帰省される方が、さらには県外のご実家などに帰省をされていてまた戻ってこられる大学生の皆様方などにおかれましては、これらの無料での検査制度の積極的なご活用をお願いいたしたいと存じます。特に県外在住のご家族、ご親族の方々が、お盆にご帰省をされる、そしてご高齢の方、また持病がある方などとお会いになられる、そうした際にはできる限り事前に検査を受けていただいて、ご本人たちも、あるいは、そのお会いになる持病のある方、あるいは高齢者の皆様方にも安心をお届けいただければと思います。なお、検査制度の詳細につきましては「徳島県新型コロナウイルス対策ポータルサイト」、こちらをご覧いただければと思います。
 そして最後に県民の皆様方へのお願いであります。是非とも、ご自分自身、これはもとよりのことでありますが、ご家族、ご友人といったかけがえのない身近な方々の健康を守るため、また、何よりも命を守る医療現場、医療機関への負荷、こちらを最大限軽減していただきますよう、県民の皆様方お一人お一人が、自覚と責任を持って「感染しない、させない」ための行動を是非お願いいたしたいと存じます。なお、医療機関を受診される場合、全国的には何か行列ができている。しかも、あの暑い中で行列をして、そして「発熱外来」を待っておられると、こうした様子がよく、マスコミを通じて報道されておりますが、そうしたものを防ぐためにも、事前に電話でご確認のうえ、是非、受診をしていただきますように、併せてお願いを申し上げたいと存じます。今年は3年ぶりに、阿波おどりがリアルで開催されるお盆となりまして、久しぶりに県外にお住まいの皆さん方が徳島にご帰省になられる。恐らく、そうしたご家族多いのではないか、このように思っております。県民の皆様方に安心してお盆をお迎えいただけるように、徳島県としてもあらゆる対策を先手、先手で、また、傾向などを先取りして対応して参りたいと、このように考えておりますので、くれぐれも基本的な感染防止対策の再徹底、そして、大切な方と会われる時の事前の検査、こうした点について意を用いていただきたいと存じます。私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いをいたします。

新型コロナウイルス陽性者の確認について(質疑)

(幹事社・NHK)
 では、幹事社のNHKから、まず質問をさせていただきます。「とくしまアラート」の基準なんですけども、現在、最大確保病床の使用率、一つ上の段階まできていますが、アラートの発動だとか行動制限は今、考えていらっしゃらないですか。

(知事)
 今、ご質問をいただいたように、徳島県における「とくしまアラート」、感染警戒「前期」ということで指標は二つ。一つは最大確保病床の使用率、「前期」の場合には20パーセント以上、そして「後期」が35パーセント以上。今日、発表では48.3パーセントとなっておりますから、ご質問いただいたように「前期」ではなくて、この分だけを見ると「後期」、ここの部分に入っています。ただ、もう一つ指標がありまして、重症者用病床使用率、こちらについては「前期」が15パーセント以上、そして「後期」、こちらが30パーセント以上。今日現在では12.0パーセントということで、実は「前期」も下回っている形となっておりますので、「前期」を発動した時にはそれぞれ基準がそこまで行ってない場合でも、やはり早め、早めに、また「第7波」の拡大といったことが全国で起きていましたので、予防的措置として早め、早めのアラートということで、実は感染警戒レベル、いわゆる「前期」に入っていなかったんだけど、一応、これを「前期」、あくまでも予防的措置という形で発動させていただきました。ということで今回、このレベルを合わせてみると、少なくとも重症者用病床は「前期」のレベルも下回っているということでありますので、当面、レベル「前期」、これを維持したいと、こう考えています。

(幹事社・NHK)
 現段階では「前期」のままということですが、今後、感染状況がどのように変化してきたら、このアラートを上げるだとか、あるいは行動制限をかけるということを検討するのでしょうか。

(知事)
 まず、アラートについては今、申し上げたとおりでありますので、例えば「後期」に移行するといった場合に、重症者病床が30パーセントを超えると、もちろんその時点で、最大確保病床が35パーセントを超えている、これがアンドの関係になれば、当然、躊躇なく「後期」に移行する。あるいは、その上であるレベル3ということも考え得るということです。そして、あと今、全国が、全国知事会から提言をし、国が新しい制度、これは行動制限ではないんですが、いわゆる「緊急事態宣言」、あるいは「まん延防止等重点措置」、これは強い行動制限を伴うんですが、そこまで行かなくても少し注意喚起を、あるいは「特措法」24条第9項を用いると、いわゆる、少し注意喚起的なものを行っていく、こうしたものがそれぞれの知事の判断でできる「BA.5対策強化宣言」というね。既に、もう多くのところで出しているところがあるんですが、対策の内容は、その地域、地域、それぞれなものですから、統一的にこれを、ということはない。それと同時に、行動制限を求めているところはほとんどないという形でもありますので、現段階、徳島県としてこの「BA.5対策強化宣言」、これについて出すという段階にはない。ただ、定例記者会見でも申し上げたように、もう多くのところが今、出し始めていますので、そうしたものの内容ですね。どういった形で県民の皆さん方に働きかけをしていくのか。こうしたもので、うちに効果的に合いそうだなというものがあれば、もしこれを発動しなければならない時に、躊躇なくばちんと出すためには、事前にそうしたリサーチ、これをしておく必要があるということで、今、全国の状況リサーチは既に入っているところでもあります。以上です。

(読売新聞社)
 読売新聞です。お願いします。知事もおっしゃられていたように、もう、いよいよ阿波おどりが目前に迫っておりますが、その関連で何か県民に呼びかけたいことですとか、ありましたらお願いします。

(知事)
 実は最後に、先ほど、県民の皆さんに申し上げた、あの点ということなんですね。つまり、やはり行動制限をかけないというのは、やはりそれぞれ、県民の皆様方、もう2年を超えてこの対策、さまざまな呼びかけを私も、あるいは全国からもなされているわけですので、基本的な感染防止対策、この再徹底をお願いしたい。特に徳島として、あるいは関西広域連合でも徳島から言ってそのように今、なっているんですが、空調のかけ方、今回のBA.5の特徴というのはエアロゾル感染がこれまでになく強烈に起こる。だから家を、あるいはお店を締め切って効率よく空調をかける。そうすると全員が感染してしまっているんです。これは家庭内でも、お店でも、職場でも、施設でも例外ないんです。ということで、今、徳島でお願いをし、関西広域連合でもお願いしているのは、窓を、あるいはそうした換気をしながらの空調にしてほしい。もちろん電気代が高くなっているので「それは」、でも感染したら元も子もありませんので、ぜひ、空調をする場合には必ず換気をしながらの空調に心がけていただきたい。それからもう一つは、県外から多くの皆さん方が来られます。そして、そうしたところというのは非常に感染が拡大をしている。そうしたことが当然、想定されるわけですので、まず、帰省される方をお迎えする、であれば発地で、もちろん発地で無症状であればそれぞれの薬局などで検査を受けられますので。あるいは帰省者として来る、だったら徳島県からお送りもいたしますので、こうした無料の検査制度、これをお使いいただいて、特に、やはり高齢者の人、既往症を持たれている人と「3年ぶりに会うんですよ」というのであれば、ご自身の安心と、お会いになる皆さん方への安心感を与えるといった意味で、事前の検査、これを絶対に受けていただきたいなと、こう思っています。それと、このお盆期間中、お医者さんがやはり少なくなるであろう。あるいは、県外から来られると、もし体調が悪かったら、どこへ連絡したらいいんだろうということで、先ほどのオペレーターなども増やしておりますので、是非、事前に、何番にかけたらいいのかとか、こうしたものを調べていただく。それから「診療検査協力医療機関」、「発熱外来」、ここをお訪ねになられる時は必ず電話を入れて、そして、そこの電話、どこがやっていますかということはうちのオペレーターの方でお知らせをさせていただきますので、是非、そうした番号も事前にもって、体調が悪くなった時はもうぱんとかけていただければ。すぐ行くのではなくて、必ずかけていただいて、極力空いている時間帯に来ていただきたい。そうすることによってご本人の負担も軽くなりますし、あるいは医療機関の負荷、これをかけることを軽減できますので、是非、こうした点、よろしくお願いしたいと思います。

(幹事社・NHK)
 先ほど「BA.5対策強化宣言」について、必要な状況になったら発動するとおっしゃっていたんですが、他県の、病床使用率が50パーセントというのを一つの基準にされているところもあるようですが、徳島県はそれでいうともう目前に迫っていると思うんですが、そういった点はどのように考えていらっしゃいますか。

(知事)
 これは他県でというよりも、内閣官房の方で一つの目安として、いわゆる最大確保病床、こちらが50パーセント、これを超えた場合と、あとは大半が中等症の患者である。つまり、中等症、重症の皆さん方をしっかりケアしていかなければいけない。こうしたことから医療機関への負荷、これを少なくしていこうということも一つの目的としてあるんですね。ものすごい数が全国で出ているわけですので。しかし、その大半が軽症者ということがあります。とういことで、これもあくまでも一つの目安ということになる。ただ、今、宣言しているところはほとんど50(パーセント)を超えているところということになりますけどね。ですから、そうした目安も一緒に考えながら。そして、あとはどういった対策を打つのが効果的なのか。ただ、宣言しただけでは意味がない。効果的に、やはり理解をしていただいて、徳島の感染状況に上手く合う対策をお願いしなければいけないということになりますので、既に、もう50(パーセント)を超え、そして宣言を出したところ、さまざま、もう千差万別なんですよね。それをしっかりとリサーチをして、どれが徳島の状況に合うのか、これもしっかりと把握をしていきたいと、こう考えています。

(幹事社・NHK)
 では、ご質問がなければ以上です。ありがとうございました。

(知事)
 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。

 
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