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令和4年7月15日 臨時記者会見 フルテキスト版

第80回「徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」の開催結果について(説明)

(知事)
 それでは、第80回となります「徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催いたしましたので、そこでの決定事項などについて発表をさせていただきます。
 まずは「とくしまアラート」に関わる点であります。「オミクロン株」、こちらがBA.2よりもさらに、1.3倍以上、感染力が強いといわれるBA.5への置き換わりが今、全国で急激に進んでいるところであります。ということで、実はこれまでの最多、1日当たりの感染者数、これは2月の段階がそうでありましたが、1日当たり10万4,470人、これに迫る、実は昨日の全国の感染者9万7,788人となるところでありました。これまでにない速さで感染が急拡大、既に「第7波」に突入しているという専門家の皆さん方のご指摘もあるところであります。本県におきましては、いまだ、ゲノム解析上はBA.5への本格的な置き換わりは確認がされていないにもかかわらず、昨日14日、3月3日以来となる113日ぶり、300名を超える317名となりまして、本日、15日の新規感染者数はまた200台に戻って298人となりましたが、最大確保病床の使用率については23.2パーセント、4日連続で20パーセント台となっております。しかし、その一方で、重症者用病床使用率は30日連続ゼロとなっているところでありますが、全体的に見た場合、やはり本県においても感染拡大局面にあるといって過言でないところであります。そこで、本県の専門家会議の皆様方からもご意見を賜りました。その結果、「新規感染者数の増加はあるものの軽症者が多いため、現状では入院対応に問題はないものの、第6波の際と同様に、早めにアラートを引き上げて、県民の皆様方に注意を促す必要がある」、こうしたご意見を頂戴いたしました。また、客観的な情勢を見ると、明日から3連休、そしてそのあと夏休みに入る。その意味では、この時点で県民の皆様方への注意喚起を行う、いわば予防的措置といたしまして、本日の18時をもちまして「(とくしま)アラート」を1段階引き上げ、レベル2、感染警戒「前期」へと移行をさせていただきます。今回、アラートは引き上げるところでありますが、県民の皆さん、また事業者の皆様方には、基本的な感染防止対策の再徹底、こちらをお願いするものの、政府、また、今日の午前中に政府分科会が開催されましたが、多くの専門家の皆様方からは「現時点では行動制限は必要がない」、こうしたご意見が示されておりますことから、本県におきましても、社会経済活動をしっかりと回していくため、飲食やイベントの開催、県をまたがる移動などについて、特段の行動制限をお願いすることはございません。ということで、こちら。
 
(パネル「とくしまアラート感染警戒・前期」掲示)
 
 いよいよ、この赤のパネルになりました。「とくしまアラート」、感染警戒「前期」、レベル2。そして、基本的な感染防止対策を講じたうえで、社会経済活動を行っていただきます、ということになります。ということで、こちら。少し、この内容についてお話を申し上げて参ります。まず、県民の皆様方には、今回、今後BA.5に移っていく、こうした点を踏まえていただきまして、これまでのBA.2よりも感染力がより強い、これを念頭に入れていただいて、手洗い、あるいは手指消毒といった基本的な感染防止対策しっかりと講じていただくことはもとより、特に、少しずつ状況がわかってきているんですね。まずは、やはりマスクは必要であるということで、熱中症に警戒をしながらもマスクの適切な着用をお願いするということが一つ。また、エアロゾル感染がどうも感染拡大を招いている、ここがわかって参りました。そこで、ご家庭はもとよりのこと、職場、あるいはイベント会場などにおける、普通は、ばちっと締め切って空調を効かせたうえで、「はい、換気の時間です。換気しましょう」というのがこれまでのパターンだったんですね。では、これだと、それまでにエアロゾルが蔓延して全員がかかってしまうということが判明しています。ということで、窓を開けながらの換気をお願いする。とにかく、エアロゾル感染を防がなければならないというのがポイント二つ目。そしてもう一つ、非常に感染力が強いということは、みんなにうつっているという可能性を常に頭に入れていただき、ご本人が大丈夫だということではなく、同居のご家族で、例えば喉が痛い、咳が出る、熱がある、全身倦怠感がある。こうした方がおられた場合には、自分もひょっとしたら保菌者ではないのか、こうした思いを馳せていただきまして、「かかりつけ医」の皆様方などへ電話で、是非ご連絡をいただく。そして、無料検査などを活用いただければと思います。そこで、今、7月末までとしておりました、無症状の皆さん方が薬局などで一般検査、あるいは帰省などに向けての事前PCR検査、この実施期間を、まず8月末まで延長をさせていただきますので、積極的なご活用をよろしくお願い申し上げたいと存じます。また、いまだワクチンの3回目を受けておられない方、そして高齢者の皆さん、あるいは基礎疾患がある方でいまだ4回目接種を受けておられない方々に対しまして、県主導での大規模集団接種会場におきまして、平日夜間、あるいは休日で、予約なしで接種を受けていただけますので、早めの接種をおすすめいたします。また、県民の皆様方には、くれぐれも過度に恐れすぎず、賢く恐れていただきまして、飲食や宿泊、やはりストレス解消、ストレスが溜まって、それによって抵抗力が落ちる、免疫力が落ちるとかかりやすくなるということがありますので、是非、飲食や宿泊の際には、安全、安心な「コロナ(対策)三ッ星店」、これを選ぶなど、しっかりと感染対策を講じていただいたうえで、県版の緊急総合対策として講じております三つのプレミアムクーポン、「とくしまプレミアム交通券」、「徳島プレミアム生活衛生クーポン」、また「とくしまグルメプレミアム食事券」、そして、実施期間を8月末まで延長させていただいた、本来は今日までなんですね。「みんなで!とくしま応援割」、徳島をはじめ11県で利用することができる制度でありますが、是非、こちらにつきましての活用をお願いいたしたいと思います。
 次に、3連休、夏休み、県の感染防止対策についてであります。人の移動が活発となる明日からの3連休、そしてその後に控える夏休み。県が実施する感染防止対策のうち、主なものについて以下、ご説明を申し上げて参ります。まず、感染防止対策として分けると大きく三つということになります。
 
(パネル「三連休・夏休みの感染防止対策」掲示)
 
 施設を定めての、週2回の頻回検査を職員の皆様方にお願いをするもの。また、県主導の大規模集団接種会場でのワクチン接種の促進。そして、薬局などでの一般検査、無症状の皆様方が無料で受けることのできる検査。また、帰省前などでの県独自の検査。こうしたものに分かれるところでありますので、少しこちらも、以下、ご説明を申し上げて参ります。まず、高齢者施設における頻回検査、既にクラスターなどが多発をするということで。
 
(パネル「高齢者施設等における感染防止対策」掲示)
 
 (7月)11日から24日まで、既に行っているところであります。施設の皆様方の、希望者のところに今、お願いをしているところでありまして、これまでで最多となる444の施設、1万4,567名の職員の皆様方にご参加をいただいているところであります。大変感謝を申し上げたいと思います。また、高齢者施設や医療機関など、それぞれの施設でこれまで発生したクラスターなどについて、その原因や注意すべき点を各施設に周知いたしますので、その内容も是非、参考にしていただきまして、感染防止対策、こちらに取組んでいただければと思います。
 次に2番目、こちらは児童等利用施設における対策ということで、こちらもクラスターが多発しているんですね。子どもたちの、いわゆる学びの場でどんどん発生が、ということで、こちらとなります。
 
(パネル「児童等利用施設における感染防止対策」掲示)
 
 こちらも先ほどの高齢者施設同様、7月11日から既に先発をして、24日まで頻回検査を行わせていただいているところであります。ということで、こちらにつきましては238施設、2,738名の職員の方々に、今、既に受検をいただいているところであります。また、明日からの3連休、さらには夏休みを控えまして、昨日、市町村など、関係者連絡会議をオンラインで開催させていただきまして、2点、基本的な感染防止対策の徹底、二つ目は、児童はもとより、同居のご家族が体調不良の場合、登園の自粛を改めて要請させていただきました。特に今、夏の暑い時期でありますので、熱中症に配慮をしたマスクの着用、また、適切なエアコンの利用など、予防対策についても注意喚起を行わせていただきました。
 次に、今度は新たな対策となります。今、小学校、中学校でクラスターが多発しているんですね。ということで、学校における頻回検査、今回、加えさせていただきます。
 
(パネル「学校における頻回検査」掲示)
 
 ということで、7月16日、明日から24日日曜日までということで、こちらも小学校、中学校だけではなく高等学校、あるいは特別支援学校も加えて、教職員の皆様方を対象に週2回の頻回検査、こちらをスタートさせていただきます。さらに今度は、中高生の皆様方、こちらの感染を防いでいこう。ちょうど、中学校においては総体、あるいは高校もインターハイ、そういう時期でもございます。ということで、若年層の皆さん方の感染拡大防止のために、特に中学生、高校生、そして当然、セットとなる同居のご家族を対象としたファイザー社、つまりモデルナ社だと熱が出る、こうした話をよくいわれますので、ファイザー社のワクチンによる3回目の接種、こちらを、県主導の大規模集団会場で実施をさせていただきます。ということで、その内容はこちらということになります。
 
(パネル「中・高生とそのご家族へのワクチン接種」掲示)
 
 アミコ東館4階、7月24日日曜日、朝9時から12時、そして14時から17時。予約については不要です。接種券は必要となりますので、是非、よろしくお願いを申し上げたいと思います。次に、今度はさまざまな社会経済活動、こちらについてのお話となります。
 
(パネル「とくしま応援割・プレミアムクーポン事業」掲示)
 
 まずは、新たに明日から制度がスタートを切っていきます「みんなで!とくしま応援割」、本来は今日まで、そして、明日からは全国でこれを行おうとしていたところ、昨日、斉藤国土交通大臣の方からそれを見送る代わりに、8月31日まで、お盆をどうするかはそれぞれの知事の判断ということで、「みんなで!(とくしま)応援割」、これを期間延長していく、こうした発表がなされました。ということで、徳島県といたしましては11県、これを変えることなく、そして、8月31日まで、そして、お盆については、徳島県としては除外をいたしません。ただし、11県の中で必ずしも同じではないので、違うところだけ申し上げたいと思います。まず広島県、こちらは実施期間をとりあえず7月31日までとされています。次に山口県、こちらは8月31日まで行いますが、お盆の期間である8月13日から16日が除外となります。助成内容、助成要件については変更ございません。最新情報を是非、「新型コロナウイルス対策ポータルサイト」、県の方で配信をさせていただいておりますので、是非、県民の皆様方におかれましては最新の情報、こちらをご確認のうえ、感染防止、こちらに努めていただくとともに、旅行をお楽しみいただければと思います。また、プレミアムクーポン事業、三つスタート切っているわけですが、まず「とくしまプレミアム交通券」第5弾につきましては、既に申し込み受付が7月1日まで、これを終え、7月4日に一括抽選をさせていただきました。そして、7月15日、本日から利用開始、そして、利用期間は11月30日まで。これは第4弾のクーポン券も同様となっておりますので、それに合わさせていただいております。
 次に二つ目の「徳島プレミアム生活衛生クーポン」第2弾につきましては、本日が申し込みの最終日となっておりまして、今後、抽選を行わせていただきまして、当選された方々に購入証を送らせていただきます。こちらは、利用期間が8月1日から11月30日までとなっておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
 そして最後に「とくしまグルメプレミアム食事券」についてでありまして、本事業への参加飲食店の申し込み期限が、実は本日までとなっておりますが、募集開始からわずか1か月間の期間を設けさせていただきました。その結果、国の「Go To Eatキャンペーン」の参加飲食店1,669店舗、これは約1年間続けた実績、これを上回る1,700店舗から申請をいただいているところであります。ただ、ご意見もいただいております。県民の皆様方からは「まだ応援したい飲食店が登録されていない」、「飲食店に対して申請、これをお願いしてもらえないだろうか」。また、飲食店の皆様方からは「参加申請に関する意思決定、手続きにどうしても時間を要してしまう」、「そのためにもう少し申請期間延長してもらえないだろうか」。つまり、例えばチェーン店などの場合には「本社決裁が必要なんだ」、こうしたお話をお聞きしておりますので、事業継続に頑張る飲食店をなるべく多く応援する。また、多くの県民の皆さん方がそのお店、対象を応援したいということであれば、対象が多ければ多いほどいいわけですね。ということで、飲食店の募集期限を、食事券の申し込み期限と同じく7月22日金曜日まで延長をさせていただきます。本事業でもちまして、飲食業、その需要回復と安全、安心な飲食の場の定着、拡大をしっかりと図って参りますので、是非、飲食店の皆さん、また、応援をしたい県民の皆様方、本事業へのご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いをいたします。

第80回「徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」の開催結果について(質疑)

(幹事社・日本経済新聞社)
 幹事社、日経からまず伺います。アラートの引き上げということは、徳島はいわゆる「第7波」に入ったという認識でいらっしゃるということでよろしいですか。

(知事)
 はい。今、専門家の多くの皆さん方は「第7波」到来かという、「か」がついているんですね。先般の会見でも申し上げたように、じゃあ、何を以って「第7波」というかということで、徳島の場合には独自にゲノム解析、これを行うことができます。ということで、BA.2からBA.5への置き換わり、これを注視しております。まだ2例しか出ていないということがありまして、そして感染者は確かに増えている。しかし、全国から見ると連日3番目に少ないとか、4番目に少ないとか、そういう数ではあるわけですが。そこで、われわれとしては、「第7波」突入というところはゲノム解析上はなっていない。しかし、数が増えてきている。そして、全国的にはものすごく増えている。こうしたことを考え、社会経済活動、行動制限を全国的にかけないということがありますので、ここは予防的な措置、先ほども申し上げた予防的な措置としての注意喚起でのアラートを1段階引き上げる、このようにご理解をいただければと思います。ということで、特段の行動制限をかけない、そうした形を取らせていただいております。以上です。

(四国放送)
 四国放送です。今の知事のお話ですと、「第7波」とはまだいえないけども、「第7波」の可能性があるという認識。

(知事)
 というか、近づきつつある。というのは、感染者の数ということですね。

(幹事社・日本経済新聞社)
 先走った話というか、直接の県の所管ではありませんけれども、阿波おどりに関する影響について伺いたいんですが、阿波おどりの実行委員会は引き上げ、今回のようなレベル2に上がれば、現時点では、いわゆる無料の演舞場での開催が難しいというか、シナリオを描いているようです。そういった方面への影響についてはどんなふうに捉えていますか。

(知事)
 もちろん、通常のレベル2に引き上げると行動制限、これをある程度かけてくる。例えば応援割について、新規予約を停止するとか、こういった形がある程度、出てくるんですね。しかし、今回は国全体として、これは政府分科会もそうですが、現段階では特段の行動制限をかける段階にないということがあって、われわれもレベル2「前期」には上げるんですが、県民の皆様方、事業者の皆様方に特段の行動制限、これを求めることはいたしません。ただ、こうしたものを受けて、実行委員会の皆さん方が、さあ、どう判断をされるか。これはあくまでも阿波おどりという形態、当然、それぞれのイベントの形というものがありますので、そうしたものの中から見出されていくのではないか。われわれはあくまでも、客観的な情勢についての資料、材料を提供する、このようにご理解をいただければと思います。

(徳島新聞社)
 徳島新聞です。来週、もう1週間余りでインターハイが始まると思いますが、そこへの影響というものはないでしょうか。それと、何か会場とか、主催、各会場なんかには何か県として呼びかけていくというのはあるでしょうか。

(知事)
 これはそれぞれの競技においてガイドライン、これが定められています。大きく分けると屋外のものと屋内のもの。屋外のもの、あるいは総合開会式、アスティで行いますが、これらについてはほぼ、感染対策、こうしたものがまずはできている。もともとそれを想定したうえで用意をしておりますので、原則として変更はない。ただし、屋内競技、こちらについては、これもそれぞれの競技の特性があるんですね。例えばバドミントンであればバドミントンの、あるいは女子バレーであればバレーの、ということがあったり、弓道の場合、半分、サイドレスみたいな形になっているとか、それぞれの競技のガイドラインに沿う形で、例えば今、原則、有観客で行う。こうしたものについて、さあ、場合によって無観客にしていく。こうしたことも当然あり得る。このように考えています。

(徳島新聞社)
 今の質問に関係して、場合によっては無観客にする場合もある。これはいつ頃、どういう形で判断する。

(知事)
 それぞれの競技が始まるまでに、それぞれの種目のところで対応していくものと考えています。

(朝日新聞社)
 朝日新聞です。総合開会式はどうなりますでしょうか。

(知事)
 今、申し上げたように、総合開会式の場合はアスティで、当初から空間を空けてやるということで、レベル1の段階ではあったんですが、実際上はレベル2以上の対応、これをさせていただいておりますので、現状通りにさせていただくということになっています。

(朝日新聞社)
 3年ぶりの有観客、何とか。

(幹事社・日本経済新聞社)
 もう1回、日経から伺います。「とくしまアラート」の基準についてですが、これまでも、「第6波」の時もそうでした、現在、これまでもそうでしたけれども、今回は重症者が現時点ではゼロということもあります。その基準と若干そぐわなくなっている面が見受けられます。これに伴って、今後、アラートの基準自体を改めて見直すとかいうお考えはいかがですか。

(知事)
 このアラートについては、かつてステージという形で国の方でいっていたんですね。それがレベルという形に変えた段階で今回のその基準といったものを作らせていただきました。今、ご質問があったようにメルクマールとしては二つ。最大病床に対しての病床の使用率、それと重症者用病床の使用率、この二つにそれぞれ基準を設けて、そしてレベル2「前期」、「後期」、レベル3、4と、このような形で分けたということなんですね。ただし、前回、「第6波」、「オミクロン株」の時にあまりの感染急拡大、これがあって、ひょっとすると病床が一気に逼迫するのではないか。そして、病床が逼迫すると起こるのは、なかなかさっと重症者、この人たちが入ることが難しくなってくる。そうした場合にいけないので、この時に初めて「予防的措置として」という言葉を使わせていただいたんですね。これは専門家会議の皆さん方も同様で、やはり先取り、先取りの対応で県民の皆様方に注意喚起を促すといった意味でのアラートの引き上げ、「第6波」の時に実はさせていただいたんですね。ということで、本県の専門家会議の皆さん方からは、今回の「第7波」、それ以上に感染急拡大しているということがあるので、本県はまだ置き換わりがそう進んでいないんですが、置き換わりはそう遠くなく起こるであろうということがありますので、こちらの予防的措置としてアラートを1段引き上げる。つまり、重症者病床がゼロであるんだけど、アラートをレベル2、「前期」、こちらに引き上げるということになります。

(幹事社・日本経済新聞社)
 まだアラートそのものの基準を見直す段階ではない。

(知事)
 そうですね。というよりも、その特性に応じてスピーディに対応していく。

(幹事社・日本経済新聞社)
 柔軟に、スピーディに対応する。

(知事)
 そういうことです。

(徳島新聞社)
 徳島新聞です。先ほど、頻回検査のことをおっしゃっていたんですが、先に始まった高齢者施設や児童等利用施設は希望する施設だったと思いますが、学校においてはどういう、希望する。

(知事)
 やはり、国立大学だとか私立大学、いろいろありますので、皆、それぞれ希望するところにということで、そうしたものを、できたら受けられたらどうでしょうか、同じパターンです。

(徳島新聞社)
 公立の学校に関しても同じで。

(知事)
 同じです。

(朝日新聞社)
 学校は、小、中、高だけじゃなくて大学も入る。

(知事)
 いや、特別支援学校。先ほど少しボードを、短かったかもしれませんのでご覧をいただきますと、こちらのボードですね。
 
(パネル「学校における頻回検査」掲示)
 
 ということで、ここにあるように、本来、クラスターが多発しているのは今、小学校、中学校なんですが、やはり高校も入れようと。インターハイが控えています。それから中学校は今、総体もありますので。さらには特別支援学校、これらを入れさせていただいています、ということです。

(徳島新聞社)
 徳島新聞です。「阿南医療センター」でクラスターが出ていますが、現状、影響はどのように把握されていますか。

(知事)
 今、「阿南医療センター」につきましては、まず7月10日日曜日から12日火曜日までの間で、小児科の関係の職員の皆さん方、コロナの陽性が確認されました。そこで、12日の正午から小児科の外来及び小児科医が対応する子どもの救急の受入、これを休止いたしておりました。これに加えて昨日14日、新たに職員14名の陽性が確認されたということで、14日14時、周産期、透析を除く緊急性のない外来、入院、手術、救急、この受入を現在、休止している状況です。以上です。

(幹事社・日本経済新聞社)
 よろしいですか。では、ありがとうございます。

(知事)
 よろしくお願いいたします。

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