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令和4年2月27日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それでは知事、よろしくお願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生について、発表させていただきます。
 昨日2月26日、県内におきましては、338名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。
 公衆衛生上の観点から、感染された方がお住まいの市町村名及び都道府県名の内訳を公表させていただきます。徳島市153名、鳴門市23名、小松島市25名、阿南市18名、吉野川市3名、阿波市29名、美馬市6名、三好市10名、石井町10名、神山町2名、那賀町1名、海陽町1名、松茂町6名、北島町4名、藍住町16名、板野町3名、上板町5名、つるぎ町1名、東みよし町9名、岡山県11名、愛媛県2名となります。
 また、主な感染経路につきましては、濃厚接触者または接触者が67名、クラスター関連が48名、県外由来が2名となります。
 その他、感染者の年代や症状の程度など詳細につきましては、記者の皆様方のお手元に配布の資料をご参照願います。
 それでは、これに基づきまして、「とくしまアラート」指標を公表させていただきます。
 指標は2つ。まずは、最大確保病床の使用率263分のちょうど100、38.0パーセントとなります。2つ目、重症者用病床の使用率25分の2、8.0パーセントとなります。
 次に、本日発表の公務員のうち1名は、万代庁舎に勤務する県の職員ということで、この職員につきましては、感染可能期間中に出勤しておりますが、接触者については、全て特定されておりまして、県民の方との接触はございません。
 それでは、続きまして、この度、新たに発生いたしました3件のクラスターについて、ご説明を申し上げていきます。まず、124例目のクラスター、これまで発表した9名に、本日発表の8名を合わせた17名の感染者が、一つの児童等利用施設において確認されましたので、この17名に二次感染の5名を加えた、計22名の関連クラスターとして本日、認定することといたしました。
 続きまして、125例目のクラスターについて、これまで発表した3名に、本日発表の4名を合わせた計7名の感染者が、一つの児童等利用施設において確認されましたので、計7名をクラスターとして本日、認定いたします。
 最後に、126例目のクラスターにつきまして、これまで発表した8名に、本日発表の7名を合わせた計15名の感染者が、一つの屋内スポーツの場において確認されましたので、この15名に二次感染の3名を加えた、計18名の関連クラスターとして本日、認定させていただきました。ということで、こちら一覧表をご覧いただきますが、このような形ということですね。
 
(パネル「クラスターの状況(1)」を掲示)
 
 「124例目児童等利用施設関連クラスター」、利用者が14名、職員が3名、二次感染が5名となります。
 また、「125例目児童等利用施設クラスター」、利用者が6名、職員が1名、合わせて7名のクラスター。
 そして、「126例目屋内スポーツ活動関連クラスター」、参加者15名、二次感染3名、合わせ18名の関連クラスターということになります。
 それでは、続きまして、これまで出ておるクラスター、こちらの感染者に移動がございましたので、一覧表でご説明させていただきます。
 
(パネル「クラスターの状況(2)」を掲示)
 
 ということで、こちらをご覧いただきますが、まずは、「111例目児童等利用施設関連クラスター」、こちらは二次感染が4名加わり110名ということで、これまででは2番目に大きいクラスターに育ってきているところであります。
 また、「115例目児童等利用施設関連クラスター」についても、二次感染2名を加え18名の関連クラスターに。
 また、「117例目社会福祉施設関連クラスター」については、職員1名を加え29名の関連クラスターに。
 そして、「119例目小学校関連クラスター」は、児童がお1人、二次感染が4名加えることで、50名の関連クラスターに。
 また、「120例目児童等利用施設関連クラスター」については、二次感染2名を加え15名の関連クラスターに。
 そして、「122例目児童等利用施設関連クラスター」については、利用者2名、二次感染8名、そして、合わせて10名を加え27名に。
 実は、今日、二次感染が増えているのが全部で20名おる訳でありますが、ここの8名のうち2名が親戚の方ということで、それ以外は全て18名、同居のご家族ということになります。
 そして、「123例目高齢者施設関連クラスター」については、利用者及び職員1人ずつを加え、8名の関連クラスターにということになります。
 それでは、少し早いんですが、2月を少しレビューを、非常に象徴的な月と今なっているところでありますので、少しレビューをさせていただきたいと思います。少しこのパネル細かい部分はあるんですけれど、ご覧いただければと思います。こちらですね。
 
(パネル「新型コロナウイルス感染状況について(1)」を掲示)
 
 ということで、こちらをご覧いただければ、ちょうど「第6波」が1月からということで、この1月と、この2月の対比ということなんですね。確かに51日ぶり1月3日、お1人を公表させていただいてから、1月では1,692名という、これまで12月までの2年間比べると非常に多い数と思われていたんですね。しかしその後、こちらにありますように、1月26日、初の3桁台となる109名が出てから、ずっと3桁どころか、こちらにありますように、2月10日、200台を通り越して330(名)という数字が出ました。そして、その後一旦落ちたんですが、今度は200(名)台、ちょうど(2月)16日から251(名)という数字で、ずっと今度は約1週間、200台が続くと。そして、402(名)という過去最多が出て、あとは195(名)が2日連続で続いたんですが、ちょうど26日、つまり25日発生分ですから、3連休、2月11日からちょうど2週間後がここなんですね、361(名)、そして今日発表が338(名)、こうした形で非常に象徴的なということで、2月なんと5,655名という形となりました。これによって、当然のことながら療養者の推移、ただここで特色的なのは、療養者全体の数は、ここにあるとおりなんですが、やはり軽症の方、あるいは無症状の方が非常に多い。また、家庭内感染で家族全体がかかってしまう。また、この後クラスター表などでもご紹介させていただきますが、児童等利用施設を使ういわゆる乳幼児、あるいは小学校までの児童の方々が非常に多いということで、子どもさんお1人を例えば宿泊療養させる訳にはいかないということで、自宅療養が圧倒的に多いということになります。ということで、最大確保病床の使用率、こちらについて普通だと、これだけになるともう50パーセントを超えている、あるいは60パーセントを超える、そうしたものが想定される訳でありますが、この「感染警戒」「レベル2」の「前期」「後期」、この間をだいたい行き来する。
 また、重症者病床、今日は2つ埋まっておりますが、4.0パーセント、ゼロという時よりも非常に多いと、非常に特色的なのが、今回「オミクロン株」「第6波」と言って過言でないのではないかと思います。
 
(パネル「新型コロナウイルス感染状況について(2)」を掲示)
 
 またこちら、今度は年代別の比率、まず1月の年代別で見ますと1番多かったのは20代の方なんですね、20.7パーセント、次に10代の方が19.4パーセント、そして30代13.5(パーセント)、40代とちょうど同じですね。それで10歳未満が10.3パーセントだったんですね。
 ところが、2月に入ってこれがいっぺんするんですね。今度はなんと10歳未満が1位に躍り出る、つまり児童等利用施設がいかに多く出たかということで、16.6パーセント。そして、その親御さんとみられる30代、40代の方々がやはり多い。そして、小学生などの10代12.1(パーセント)、こうした形で、やはり2月の特色、クラスターには、もう如実に出てきているんですね。このクラスター1月については24件、2月については44件、なんと2年間、昨年12月末まで2年間でクラスターは58(件)なんですね。しかし、1月24(件)、2月で44(件)、合わせて68(件)も2か月間足らずで出ているということなんですね。
 では、そのクラスター、件数で見た場合、どこが特徴的なのかというと、言うまでもなく児童等利用施設において21件、件数では48パーセント、これ2月分ですね。1月と2月、1月も5件出ているんですが、また、人数で見た場合には、1月95名、2月は477名ということで、2月にクラスターで出た1,005名のうち477名、47パーセントということで、児童等利用施設がいわゆる約5割、件数においても、また人数においてもと。しかも多くの皆さん方が、やはり軽症、そして無症状という子たちも多いんですね。こうしたことが今回の1月、2月、特に2月のレビューということになります。
 そうした意味で、これから重要になってくるのは、いかにこの子どもさんたちへのワクチン、あるいは子どもさんたちを守る意味で5歳未満の子どもさんたちはワクチンが打てませんので、やはり今、家庭内感染がものすごい勢いで出ているということで、この児童等利用施設、小学校などから家庭に持ち込む、そして家庭内から今度は病院、あるいは高齢者施設、障がい者施設へ持ち込んで行く。またその逆もと。こうした形で、この関連の拡がりというのが明らかになっているんですね。ということで、まずはワクチンの打てない5歳未満の子どもさんたちをしっかりと守る。また、これ以上感染を拡げていかない、そのためにはやはり児童等利用施設の場をいかに封じ込めていくのか。あるいは、それに伴う家庭内をどう封じ込めていくのか、ここのところが大きなポイントになるということで、今日はワクチンの接種について、中心的にご説明していきたいと思いますので、是非、県民の皆さん、またマスコミの皆さん方もご理解を、またその推進にご協力をいただきたいと思います。
 それではまず、県主導である大規模集団接種会場で実施している接種券なし、つまり名簿で打っていく特例接種についてであります。最初にまず、これを手掛けたのは児童等利用施設、あまりにも感染拡大が多いということで、まだ児童等利用施設の皆さん方は接種が出来ませんので、じゃあ保育士さん、これは保育所あるいは認定こども園、また教員の皆さん、幼稚園、それ以外にも児童等利用施設の中にあと2つカテゴリー、放課後児童クラブあるいは障がい児の皆さん方の通所の施設などがある訳でありますが、まず保育士さん、教員、この皆さん方に対して接種を進めていこうと。
 まず最初にスタートを切ったのは2月11日から、こちらは保育士さんなどということで、こちらにつきまして今、保育施設あるいは放課後児童クラブの職員の皆様方、昨日までの6日間、申し込み2,891名のうち既に3度目を接種済みされた方は86.1パーセントとなる2,489名の方となりました。
 同様に今度は2月19日からスタートを切った、今度は教育の場ですね。幼稚園あるいは小学校、さらには特別支援学校の教職員の皆さん方、申し込み3,030名のうち既に打った方が54.1パーセント、1,638名となりました。ということで、この両方を足し合わせた皆さん方、全体で69.7パーセントになる4,127名の方が、接種を終えられております。
 次に、実はこの「第6波」になって、あるカテゴリーの皆さん方の感染が非常に急拡大しているということが、積極的疫学調査などでも分かって参りました。
 では、それは誰かということなんですね。実は妊婦さんです。県の大規模集団接種会場におきましては、特にこの妊婦の皆さん方、こちらを特例接種の対象に加えさせていただくと。つまり、これまでの「第5波」までと1月以降で比べると3倍以上、実は陽性となっておられるんですね。そこで前回、妊婦の皆さん方に産婦人科医会の皆さん方からも、なるべく受けてもらいたいと、こうしたことがあって県の方で妊婦の方と、それからパートナーの方、セットでということで進めたんですが、今回は家庭内感染、そこから妊婦さんにうつっているということが分かりましたので、特例接種、3度目の接種は、更に妊婦さん、そしてパートナーの方、更に同居のご家族を、ここに加えさせていただきます。

(パネル「妊婦の新型コロナワクチン接種」を掲示)
 
 ということで、こちらは3月5日から接種券のない特例接種という形で、今申し上げた前回と違って妊婦の方、あるいはパートナーの方、それに加えて同居のご家族ということで、2回目の接種後6か月を経過した県内在住の方。「アミコ東館」、あるいは「阿南市スポーツ総合センター」ともに、(3月)5日土曜日から、また「県西部防災館」は6日の日曜日からと。
 そして、受付については、3月3日、お雛祭りですね、木曜日、午前8時半から受付を開始させていただきます。注意いただくのは、受付の方法です。まず、フリーダイヤル、これはコロナと同じですね、0120-567-571、コロナこない、567-571、受付時間は朝8時半から夜20時まで、土日、祝日も受け付けます。今回は、二次元コード、つまり、24時間対応のネットはないんですね。実は今回、名簿などでというよりも、お1人お1人に、その辺り実際確認させていただいて、受付をさせていただきますので、またご注意の点などもございますから、これはコールセンターだけの受付とさせていただきまして、注意点などについてもお知らせさせていただく、他のものと少し違う対応を妊婦さんの場合には、させていただきます。
 様々なご不安もおありということもございますので、少し今の点についても、もう少し詳細に申し上げていきたいと思います。この妊婦の皆さん方、やはり不安だという声は前々からあるんですね。そこで、ここは徳島県の産婦人科医会、春名充会長さんからも是非ということで、お話をいただいております。「胎児、新生児への影響なく妊娠中においても、ワクチン接種の有効性や安全性が報告されています。このため妊婦の方へ、妊娠時期を問わず、ワクチン接種をお勧めします」といただいております。
 さらにこれに加えて、「不安がある場合、お気軽にかかりつけ産婦人科医にご相談下さい」このようにもおっしゃっていただいておりますので、只今の春名会長さんのお話も十分、参考にしていただきまして、ワクチン接種、是非、前向きにご検討いただきたいと思います。ということで、前回と異なって、同居のご家族も対象とさせていただきます。
 続きまして、いよいよ明日から予約の受付開始となります、5歳から11歳の小児のワクチン接種についてのご案内となります。こちらにつきましては、徳島県医師会感染症対策委員会の委員長である田山正伸先生の方から、「子どもは家族にうつさないという点で、ワクチンを接種するメリットが大きく、特に基礎疾患があり、重症化しやすい子どもさんについては、接種を受けていただきたい」と、このようにいただいております。
 では、ワクチンを打つ場合、どれだけ効果があるのかと言った点がこちら。エビデンスですね。
 
(パネル「小児(5~11歳)の新型コロナワクチンの有効性」を掲示)
 
 中和抗体価がどのように上昇するのかということで、これは従来のいわゆる大人に、大人と言いますか、従来のワクチンデータ、ファイザーのものなんですが、今回、小児ワクチンは3分の1だけ打ちます。ということで、実際に中和抗体については、ほぼ同程度の効果があるということでありまして、これによってポイントとなるのはこちら。発症予防効果が90.7パーセントにのぼるということなんですね。ということで、こちらをご覧いただきたいと思います。
 
(パネル「5~11歳の新型コロナワクチン接種」を掲示)
 
 5歳から11歳の新型コロナワクチンの接種について、こちらは接種券をお持ちの5歳から11歳の方、県内在住となります。そして、ご自分の住まわれている市町村というだけではなくて、県内63の小児科の先生方など対象として、こちらはどこでもお受けいただくことができます。3月7日月曜日から、この63の医療機関それぞれ日程が示されておりますので、こちらを参考にして、そして受付は明日、2月28日月曜日、午前8時半から受付開始、こちらは、先ほどのコロナのフリーダイヤルとちょっと違いますので、0120、フリーダイヤル、003-820、003-820、そしてこちらはWEBサイトで24時間受け付けも可能ということになりますので、是非、ご検討をよろしくお願いを申し上げたいと存じます。
 なお、今申し上げたように、各医療機関の方に直接ではなくて、あくまでもこのコールセンターの方に必ずお掛けいただきたいということになっておりますので、是非、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 続きまして、今度は教職員の皆さん方についての追加接種について、新たなお話となります。
 これまで幼稚園、小学校、特別支援学校の先生方は、先ほど申し上げたように2月19日から特例接種スタートしております。これに加えて国立、公立、私立の中学校の教職員の方々を対象といたしまして、前倒しの追加接種、3月のこちらは16日水曜日から開始いたします。
 また、この中学校の教職員などの追加接種の日程に合わせまして、2月19日からスタートしている幼稚園、小学校、特別支援学校の教職員の方々で、今クラスターなどが小学校でも多発している。あるいは家庭内感染ということで、濃厚接触者あるいは体調不良と、それで予約していたのに受けられなかったという方々がおられるんですね。この方々についても、この中学校の教職員の皆さん方の日程と同じところで、追加接種を受けていただけるように、ご用意させていただいておりますので、今後、市町村の教育委員会などを通じ希望者の取りまとめを行わさせていただきます。
 そして、また今度は新たなカテゴリーの皆様方への追加接種となります。こちらは、生活衛生同業組合10組合ありますが、こちらの皆様方への追加接種となります。もう間もなく3月、いわゆる年度末を迎えることとなります。そうなりますと当然、卒業式、あるいは入学式、入社式、様々なイベントが控えているんですね。接客機会の多い飲食業であるとか、あるいは理容、美容の皆様方など、この生活衛生関係事業者の皆様方を対象として、前倒しの追加接種を、こちらは3月5日土曜日から開始いたします。接種対象につきましては、生活衛生同業組合10組合の組合員、そしてその従業員の方々、約2,000名を予定させていただいております。
 さらにこれに加えて、今度は、消防団員の皆様方の追加接種についてであります。まさに地域の皆さん方の生命、財産を守っていただく消防団の皆様方を対象に、県主導の大規模集団接種会場を活用し、前倒しの追加接種、こちらは3月6日日曜日から開始いたします。接種の対象は、徳島県内の消防団員27団ありますが、約600名を予定しております。生活衛生関係事業者の皆さん方と消防団の皆様方は、それぞれ所属される団体を通じてのお申し込みをいただければと思います。
 そして、最後2点、ご報告を申し上げます。まず、最初のものは、残念なご報告となります。
 昨日2月26日、新型コロナウイルス感染症で県内の医療機関に入院されていた方、80代以上の方1名がお亡くなりになりました。謹んで哀悼の意を表したいと思います。
 なお、亡くなられた方の詳細な情報につきましては、ご遺族にご配慮させていただきまして、公表を差し控えさせていただきます。
 また、報道に際しましては、是非、お亡くなりになられた方、あるいはご遺族のプライバシーの保護に、十分ご配慮をよろしくお願いいたします。
 そして、もう1点、県職員における感染防止対策集中取組について、実は先ほど冒頭でもお話を申し上げたように、本日も1件、お1人ですね、県職員の感染を報告させていただきました。実は、県庁の職員の場合もそうなんですが、家庭内感染、こちらの感染が続いております。
 そこで、学校あるいは児童等利用施設における感染防止対策集中取組期間、こちらに合わせて県職員における感染防止対策集中取組を実施しようということですね。ということで、こちら。
 
(パネル「職員の主な感染事案」を掲示)
 
 感染のメカニズムということなんですが、まず、学校あるいは児童等利用施設、その内で子どもさんが感染される。そして、家庭内に持ち込まれてしまって、職員あるいはその家族、こちらがうつってしまうと。そして、そこから今度は、別居のご家族、お父様、お母様、つまり子どもさんから見ると、おじいちゃん、おばあちゃんですね。あるいは、この職員またそれ以外の兄弟、こうしたところに子どもさんの送迎であるとか、あるいは家族ぐるみでの食事を介して、感染してしまうと。これはおそらく、他のところも同等ということだと思うんですね。
 
(パネル「県職員における感染防止対策集中取組」を掲示)
 
 ということで、「隗より始める」ではありませんが、県職員全体について、感染防止対策の集中取組を、もう既に行っている学校あるいは児童等利用施設において、2月21日から3月5日まで、感染防止対策集中取組期間を行っていただいておりますので、県職員におきましても同様の集中取組を行おうということであります。
 その目的については、学校、児童等利用施設に通う子どもさんから家庭内感染を職場に持ち込ませないための取組みを行おうということで、取組みの内容については、小学校における中学年、4年生ですね、小学校4年生までのお子様を養育する職員について、重点的にテレワークなどによる出勤抑制を行います。そして、この取組期間と同様、3月5日土曜日までと。合わせて、県庁舎内における感染防止対策を強化させていただきます。
 主な内容としては、まず洗面所などで歯みがきタイムの感染予防対策を掲示する、張り紙ですね。あるいは、給湯室での歯みがき当面禁止とさせていただきます。また、食事の場も危ないということがありますので、既にこれは行なっておりますが、生協の食堂の各テーブルに黙食ステッカー、食事の時、確かにね、少しお話したい、分かるんですが、黙食、実際に4人掛けのテーブルになっているんですが、対面でということで更に空いているところに、座らないところに黙食というステッカー、組合の組合長さん自ら置いていただいたところでもある訳なんですが、そうした形でのステッカー、黙食のステッカーの掲示。また換気の徹底、2時間おきに庁内アナウンスによる換気の徹底を行わさせていただきます。
 ということで、県庁が自ら率先垂範することによって、他の事業所、あるいは家庭内感染、こういった形で対策を取っていく、これを事業所版として作りたいと、これは歯みがきタイムの時の予防対策ですね。
 
(パネル「歯みがきタイムの感染予防対策」を掲示)
 
 この密を避ける話であるとか、歯みがきをしながら、やっぱりちょっと会話したいな、でもそういった会話も禁止であると。あと口を閉じてみがくと。あるいは、うがいは少量の水で、飛び散りますのでね。こうした点、これを貼らせていただくということになっておりますので、それぞれの事業所あるいは学校などに、大学などもそうですけれど、是非、参考にしていただければと思います。
 報告は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

「まん延防止等重点措置」について(質疑)(その1)

(幹事社:四国放送)
 会見だとですね、今回10代、要するに子どもを中心としてその親、また世代が拡がっているという形のものが2月に分かってきたと。それを踏まえて小児のワクチンを打っていくということなんですが、その結果、また増えるなり、なんなりしてきた場合に関して、「まん延防止等(重点措置)」とか、その辺を考えていくという流れでよろしいんでしょうか。

(知事)
 つまり、何度も申し上げている訳なんですが、例えば今1番問題になっているのが、家庭内感染を通じて、そしてそうした児童等利用施設、今日もあれだけ出ている、クラスターがですね。そこのところで結構、無症状者が多いんですよね。例えば今日の運動のところもこれそうなんですけれど、15人、そのスポーツをやっていた人のうち、なんと5人が無症状だと。つまりそうした形で何らかの形、例えば物を食べる、あるいはスポーツをする、そういった時に無症状の人を当然意識しないですよね。でも、そこからマスクを外していてかかってしまうということが非常に多い。だから本当であればそうしたスポーツを全面的に禁止するとか、あるいは児童等利用施設、こうしたところを閉めてしまう、これは強力な措置、小学校を閉めちゃうとか、そうしたことが例えば知事の権限としてできる、そして「まん延防止等重点措置」をかけたら、それができるというのであれば確かに効果的。ただ今、飲食の場に例えば時短をかけるというものぐらいしか強い措置がないんですね。
 ただ、もう1つあるのは、当然「まん延防止等(重点措置)」がかかったよということで、県民の皆さん方に「大変だよ」という要は意識の部分。しかし今、意識の部分というよりも、どこがというのがはっきりしているんですね。これは徳島だけじゃなくて全国が同じなんです。それでどちらかというと東京(都)、大阪(府)のように、どこでどうかかるか分からないというのではなくて、かなり取組みが進んでいるところでこそ今、感染急拡大、例えば岩手県、鳥取(県)も秋田(県)もそうなんですけれどね。普通はずっと徳島並べ、徳島が1万(人)を超えたと。実は徳島1万(人)を超えたというのは、もう残り5つ、1万いっていなかった5つの1つが徳島だったということで、徳島が1万(人)をいったことで、あと残ったのは鳥取(県)、島根(県)、そして秋田(県)、岩手(県)だけなんですよね。でももうそこも9,000(人)まできていますから、ということで、逆に今まで少ないと言われたところが、いわゆる児童等利用施設、あるいは小学校、家庭内感染ということで、これ止めようがないんですね。例えば飲食の場だとパチンと時短をかけるとか、すると確かに一気に落ちましたね、「第4波」「第5波」というのは。徳島県も「まん延防止等重点措置」にならなくても、その前段として時短をかけてくれ、国の方から言われて時短をかけました。それによって抑えることが「第5波」の時はできた。
 しかし今回、そこを抑える、抑えようがない。だから秋田(県)の知事も、鳥取(県)の知事も、あるいはもう一気にそれをやった「まん延防止等(重点措置)」をかけていますけれどね。小学校止めた、島根(県)も知事も皆それぞれやったんですけれどね。だから逆にそうしたところ、少なかったところは今、感染急拡大。つまり止めようがないからなんですね。つまりこうしてお願いするしかない。島根(県)は確かに200(人)近くいったものを小学校1週間止めた。よく止められたと思うんだけれど、それによって2桁になった。で、鳥取(県)も米子(市)が非常に拡がっていたところが収まって2桁、でもその鳥取(県)も今また200(人)近くにきちゃっていると。つい先般200(人)超えましたね。
 ということで、逆に今どこがポイントなんだと、そしてそれは注意してもらうと同時に、それだけでは収まらない。だから県が行う特例接種、接種券がなくても名簿で打つという形を今とらせていただいているということで3度目のブースター接種、特に既往症のある方にとっては重篤化する可能性が、この「オミクロン株」もありますのでね。そこを重点的にやる。まずはこういう場所なんだ、ここを注意しよう。
 そしてじゃあどうしたらいいの、県庁を1つのモデルにして、こうやってみようと。これはどこも同じですからね、会社もそうだし、学校もそうだし。ということと、あとは3度目の追加接種を特例接種としてやる。今、徳島が全国で最初に保育士などもやってから、みんな今やるようになったんですよね。だから、そうした気づきを持ってやっていただく、もちろんこれは強制ではありませんので、進んでやっていただく。先ほどどのくらい進んだかという事例も申し上げたとおりですので、「まん延防止等重点措置」の場合には今、国との情報共有の段階ということを申し上げ、それは何ら変わっておりませんので、ここ最近の300(人台)、2日連続とか、こうした点。あるいはそれによって病床がどういう形に今なっているのか、例えば最大確保病床の割合であるとか、あるいは重症者病床の割合とか、こうした点もお伝え、共有しているところですので、当然もしそういった病床が急激に上がるということになってくれば、何らかの対策を打つということも、これは当然あり得るということで、来週がまた、来週というか今日、日曜(日)ですから、今週末がまた1つの山が来るんですね。つまり今「まん延防止等重点措置」がかかっているところ、さあそれを延ばすのか、延ばさないのか、ここがポイントですね。つまり3月6日までと、今ピタっと揃っていますから。じゃあこれどうするんだと。今、報道では多くは解除すると。しかし、東京(都)はじめとする大都市部は、なかなか解除も難しいから再延長ではないかと、このようにも言われているんですけれどね。いずれにしてもそれを決定するのが今週おそらく木(曜日)か金(曜日)に、政府で対策本部を開いて、そしてその延長するのか、そこでもう止めちゃうのか、それを決めることになりますから、もし「まん延防止等重点措置」をかけるんだという協議にうつすんだというのであれば、今週またバスが出てくる訳ですから、我々としては国とデータをしっかりと共有しながら、そして状況を見て、まずは効果、どういう場所かというのが分かっているので、それに対しての効果的な対策、考え得るものを全て打っていくという形をとらせていただきます。以上です。

(幹事社:四国放送)
 分かりました。要するに現状、分かった原因のものに関して対策を打ってみてという形になるということですね

(知事)
 そうですね。それとどういう状況になっているかというのを県民の皆さん方に共有いただくということですね。

感染者数の今後の見通しについて(質疑)

(幹事社:四国放送)
 あともう1つなんですけれども、これから感染者数が402人というのもありましたけれども、今後、知事としては、まだまだ上がっていくというふうな感覚なのか、まだこういう形でいるな(という)感覚なのかというのは、どんな感じですか。

(知事)
 トレンドということで、既にこのお話は毎度マスコミの皆さんお聞きになられる。それで先ほど少し申し上げたところなんですが、やはりこのコロナというのは、大抵は何か物事が起きた2週間後に出る。例えば、対策を打っても効果は2週間後。何か人手がたくさん出て、それがだっと感染者が増える、これも大体2週間後と。
 ただし、今回の「オミクロン株」というのは非常に潜伏期間が短い、すぐに出てくるということも、これありで、そうした意味では例えば402(名)の話とか、つまりどこかというと、やっぱり2月の3連休なんです。これは人流が増えているのは確かということで、2月11日からちょうど2週間が25日。つまり昨日発表の数値が25日のものなんですね。ということで昨日361(名)出ましたね。それで今日が2日目、つまり12日からちょうど2週間後の数値が338(名)となると、あとは14日から2週間後、つまり明日発表する数値、おそらく今のままいけば300は超えるだろうなと。いやまだ分かりませんけれど、これが2週間後の数値ということになるので、当然これを超えれば、少なくともそれ以降に何かそういう事象がなければ、普通だったら落ちてくるはずということになります。
 そして、先ほど申し上げたように、じゃあなんでその前に402(名)が出たりしたんだということ、あるいは200(人台)が続いたのかというのは、やはり症状が早く出ると、早く出る人が多いということもあるので、そうした前段がたくさん出ると、これは全国的な傾向なんですけれどね。「第5波」までだったらきっちり2週間後に出たんですけれど、そういうふうに幅があるということになります。

(幹事社)
 分かりました。他、ご質問があれば。

妊婦の新型コロナワクチン接種について(質疑)

(徳島新聞社)
 結構たくさんあるんですけれど、まずは妊婦への特例接種なんですけれど、これは数値的な根拠のようなものはありますか。あと、妊婦に感染が拡大している理由と、今、把握できている分で構わないので、その接種の対象者がどれくらいいるのか、まずは。

(知事)
 まず先ほど少し申し上げたところなんですが、妊婦の皆さん方が、これまでのいわゆる12月までのものと比べると感染者、その割合がいわゆる3倍になっている、これがさっき申し上げた、そのエビデンスということになります。

(徳島新聞社)
 割合が3倍ですか。

(知事)
 そうです。人数です。割合というか人数、感染者。少し具体的に申し上げたいと思います。
 まず、令和3年の12月まで、実は妊婦さんの感染は19名なんですね。ところが今回、1月以降53名ということで、約3倍になっていると、これがまず1つ。
 それで今度は53名の感染源の深掘りですね。現在判明しているところ、この53名のうち半分を超える30名の方々が夫、あるいはパートナー、配偶者ですね。一緒に居る方、あるいは同居のご家族からの感染ということで、やはりこうなってくると前回1回目、2回目の妊婦さんも推奨させていただいたところなんですけれどね。その時はパートナーの方をということを申し上げましたが、今回より調べてみると同居の家族からうつされたといった場合も多いということが分かったので、今回の特例接種となる、この接種券なしの場合、パートナーだけではなくて同居のご家族をこれに加えると、こうした形がエビデンス。そして、なぜ今回、変えるのかということになります。
 それとあともう1つ、この53名の方々のワクチンの接種状況、これも1つあるんですね。実は3回目の接種済みが2名、2回接種済みが36名、そして未接種の方が15名おられるんですね。3分の1弱という形なんですね。次にその対象となる人たちということなんですが、これは今後の話となりますので、ここのところ、またお聞きいただければと思います。

生活衛生関係事業者等の大規模集団接種について(質疑)

(徳島新聞社)
 ありがとうございます。次はですね、生活衛生同業組合なんですけれど、まずは会場が「アミコ東館」などとなっているんですが、これは同じように「阿南市スポーツ総合センター」と、「(県西部)防災館」でもやるという認識でいいんですか。

(知事)
 そうですね。ここのところ、どうだっけ、会場は。

(ワクチン・入院調整課)
 ここは、まだこれからです。

(徳島新聞社)
 分かりました。

(知事)
 ということで、まず今回、前倒し接種するのが非常に増えましたのでね。

(徳島新聞社)
 あと、この生活衛生(同業)組合、10組合の会員がまずは対象で、とりあえず今回の追加接種に関しては、この組合に参加していない例えば飲食業者とか、そういう方は対象外。

(知事)
 対象外です。というのは名簿で打ちますので、名簿が上がってこないと駄目なんで。前回は、県主導の大規模集団接種でさせていただいたんですね。

県職員における感染防止対策集中取組等について(質疑)

(徳島新聞社)
 県職員の感染防止対策に関してなんですけれど、3月5日まで重点的にテレワークなどによる出勤抑制、出勤抑制自体は、県がやることで他の模範になる可能性もあるかと思うんですが、テレワークなど、テレワーク以外に例えば出勤抑制方法、なんかやっているんですか。

(知事)
 主にテレワークということになりますけれどね。それ以外もいろいろ考えるものが出てくれば、当然それを活用する。ということで色々考えてみようということですね。大体はテレワークになります。

(徳島新聞社)
 あと、県職員でこれまで何人、合計で感染しているんですか。

(知事)
 それまた、じゃデータで。

(徳島新聞社)
 今のところ、この取組みをやることによって、業務への影響みたいなものは考えていますか。

(知事)
 それで、実は一斉にやろうということではなくて、もう既に取り組んでいるところ、つまり感染者が出たところ、あるいは複数出たところから、まずかかっていってもらっているんです。もちろんゼロのところも部署によってはありますので、そういったところも含めて週明け、明日からということなんですが、できるところ、体制の整ったところからどんどんやってもらおうと、こうした形で進めていきます。

(徳島新聞社)
 これも例えば、全体で何人くらいいらっしゃるのかとか、対象者の人数は。

(知事)
 知事部局全体では約3,000名おりますので。

(徳島新聞社)
 ごめんなさい。小学校4年生までの子どもを養育する。

(知事)
 そこはまたデータ、分かり次第。まだ全部が参加しておりませんので。

ワクチン接種の状況について(質疑)

(徳島新聞社)
 3回目接種に関してなんですが、市町村の3回目接種も3月以降、本格化していくと思うんですが、今現在のすみません、数字だけ教えて下さい。

(知事)
 分かりました。今はちょっと土日が入りましたので、2月24日時点で14万3,224名の方が受けておられます。比率でいくと3回目接種を終えられた方が19.49パーセント。明日になるとこれボンと跳ねます。

(徳島新聞社)
 これ、だから全県民に対する割合が19.49(パーセント)。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 この場で聞くのすごい申し訳ないですけれど、2回目の接種を終えている方は何人いらっしゃるんですか。

(知事)
 それは、ちょっとまたデータのちほど。

(徳島新聞社)
 ありがとうございました。

「まん延防止等重点措置」について(質疑)(その2)

(NHK)
 感染者が今、急増する中で、今「まん延防止(等重点措置)」については、しっかり対策をうって県民と情報を共有していくというお話が出たんですけれども、現状、直近での対策の選択肢の1つには現状入っていないという認識で。

(知事)
 いや、入っていないというよりも、元々この「(とくしま)アラート」を客観化するということで、国と同調する形をとって「ステージ」から「レベル」、そして前の場合は5指標7項目あったものを2つに全国的にしたんですね。つまり病床の逼迫を防ぐ、そうすることによって、ぱっと急変した人たちの命を助ける、その時にもう病床が埋まっていたらどうにもならないと。そういった形をとって最大確保病床のどのくらいそれを占めているのか、これがまず1つ。
 それから今度は、重症者用病床をどのくらい占めているか、それぞれに数値を入れている。そして「レベル2」、「前期」と「後期」があるんですが、「後期」になると例えば最大確保病床、これを35パーセント以上、それから重症者用病床割合を30パーセント以上、重症者は、そこに達していないんですけれどね。実は約1週間、このもう1つの最大確保病床35(パーセント)、これも下回っていたんですが、今日は超えています。
 ということで、どちらかというと「前期」でもいいような感じなんですが、やはり県民の皆さん方に、この数といったものについて、また家庭内感染であるとか、あるいは保育の場であるとか、あるいは小学校とか、そうしたところをよく知っておいていただく、関心を高めていただくということで、敢えて予防的措置として「レベル2」「後期」、こちらに移行すると。移行する時に対策本部、あるいはこの場でそのように申し上げたんですね。
 ただ、客観的にこの「レベル2」「後期」に入ると、国と「まん延防止等重点措置」、こちらについて情報共有、それの検討を始めるということも発表してあるんです。ということで国と情報共有、データの共有、あるいは国の方から全国的なトレンドを逆に徳島がいただくということを今、常にやっているということに今なっているということですから、先ほども申し上げたように万が一、例えば最大確保病床が急に50パーセントを超えるとか、特に重症者用の病床が50(パーセント)を超えるとか、こうしたことになった場合に「まん延防止等重点措置」をかけざるを得ないということは、当然あり得るということですから、決して選択肢から外した訳ではない。今、協議に入る段階では今のデータ上はないんですけれどね。ただ、情報を共有していて、いつでも「徳島県さん、分かりました、協議ですね。では、すぐ認めましょう」。かつて実は協議に入ったのに時間がものすごくかかって適用がないまま、でも対策が進んで落ちたということもありましたのでね。だから、決して選択肢にないということではなくて、まだ協議の段階にまでいっていないと、こうしたことになります。

(NHK)
 ありがとうございます。

(幹事社)
 他、ございますでしょうか。ではないようなので、今日はどうもありがとうございました。

(知事)
 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。

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