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令和4年1月8日 臨時記者会見 フルテキスト版

第72回「徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」の開催結果等について(説明)

(幹事社)
 よろしくお願いします。

(知事)
 それでは、第72回「徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を行いましたので、その結果などについて、発表させていただきます。その前に本日の新規感染者の公表について、まずはご報告を申し上げたいと思います。
 昨日1月7日、県内におきましては、9名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。公衆衛生上の観点から、感染された方がお住まいの市町村名の内訳を公表させていただきます。徳島市8名、阿南市1名となります。
 また、主な感染経路につきましては、濃厚接触者または接触者8名となります。
 その他、感染者の年代、主な行動歴、症状の程度など詳細につきましては、記者の皆様方のお手元に配布させていただいている資料をご参照いただければと思います。
 それでは、これを受けまして、「とくしまアラート」、新しい基準となりましたが、その指標について、ご報告を申し上げたいと存じます。
 指標は2つです。医療提供体制の負荷ということで、まず、最大確保病床の使用率263分の27ということで、10.3パーセントとなります。
 2つ目、重症者用病床の使用率25分の0、ゼロとなります。
 続きまして、この度、新たに発生が確認されました59例目のクラスターについて、説明させていただきます。
 感染源の探索のために、積極的疫学調査を進める中で、これまで発表しておりました1名の感染者に、本日発表の4名を合わせた5名の感染者が、1つの「児童等利用施設」において確認されました。
 このことにより、この5名を「児童等利用施設クラスター」として、本日認定させていただきます。ということで、こちらとなります。
 
(パネル「59例目児童等利用施設クラスター感染状況」を掲示)
 
 児童等利用施設、職員が2名、そして利用者3名、合わせて5名のクラスターと現段階では、なっております。
 なお、接触者の特定が完了していることから、県の条例に基づきまして、現時点での施設の名称、所在地の公表は、差し控えさせていただきます。
 それでは、先ほど第72回「徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催し、私の方から以下、指示を行ったところでありますので、発表させていただきます。
 まず第1点目は、「とくしまアラート」の発動についてであります。
 全国では、「オミクロン株」による感染が、正月明けから急拡大しているところであり、新規感染者数の経過、まず1月4日、1,000名超えということで、1,265名が数えられた訳でありますが、翌日の5日には2,000名超え、6日には4,000名超え、そして、昨日7日には6,214名と6,000名超えとなったところであります。
 特に昨日、広島県では429(名)、沖縄県では1,414(名)、過去最多を記録し、山口県でも180名となったところであり、こうした状況を受け、それぞれの知事からの要請もあり、昨日開催された政府対策本部会議で、広島県、山口県、沖縄県に対し、明日9日日曜日から31日月曜日まで、「まん延防止等重点措置」を適用することが決定となりました。
 本県におきましても、1月3日に51日ぶりの新規感染者の確認を公表させていただき、その後、1月5日以降連日、新規陽性者の確認を公表させていただいているところであります。
 そして、本日公表した9名、この新規陽性者確認をしたことによりまして、入院者数が県外で公表となった1名の方を含め27名、最大確保病床が263ということでありますので、27になると10パーセント超えとなりまして、「とくしまアラート」の「レベル1」発動基準を満たすこととなり、今回は10.3パーセント、この要件を満たすこととなります。
 県内における病床の逼迫、こちらに注意をしながらも社会経済活動をしっかりと維持していく、そのためには県民の皆さん、また事業者の皆さん方に、適切な注意喚起を行う必要があることから、徳島県専門家会議の皆様方のご意見も踏まえまして、昨年10月13日以来、87日ぶりとなる「とくしまアラート」発動とさせていただき、これを本日の18時をもって「レベル1」「感染観察」に移行させていただきます。
 次に、先手先手の医療提供体制の確保についてであります。
 「デルタ株」に比べ感染力は強いが、重症化リスクが低いと見込まれる「オミクロン株」の特性から、先手先手の対応を図るべきとの徳島県専門家会議からのご意見を踏まえまして、従前、全員入院とさせていただいていた「オミクロン株」感染者につきましても、今後は、国の通知のとおり、入院調整本部の医師の判断により、患者の症状に応じ、入院または宿泊療養施設への入所を行うなど、これまでの対応と同様のものにさせていただきます。
 続いて、モデルナを活用したワクチン前倒し接種について、ご報告を申し上げます。
 県内においては、先行して配布されているファイザーを使用し、医療従事者や高齢者施設の入所者などへの追加接種、3度目のブースター接種ですね、こちらが進められているところでありますが、この追加接種をさらに加速するため、県が確保しているモデルナを活用し、前倒し接種を実施することといたしました。
 その対象につきましては、医療機関や高齢者施設などの前倒し接種の対象となった入院、入所されている方々をはじめとする約6,000名で、来週11日火曜日から順次、接種を開始させていただきます。対象施設については、継続して希望を受け付けているところであり、状況を見て、以降の接種も実施いたして参ります。
 次に、県民、事業者の皆様方へのお願いについてであります。
 先ほど「オミクロン株」の徳島県専門家会議からの考え、これらも申し上げたところでありますが、国立感染研究所の脇田所長さんが座長を務めておられます新型コロナ対策アドバイザリーボードにおきまして、沖縄県の事例では、「高い感染性がある」ものの、「多くは軽症」であり、「比較的重症化率が低い可能性がある」初めて報告がなされたところであります。
 ということで、「オミクロン株」につきましては、過度に恐れる必要はないということになる訳でありますが、以下の点について、改めてご理解、ご協力をいただければと思います。ということで、新たなこちら。
 
(パネル「とくしまアラート・感染観察」を掲示)
 
 「とくしまアラート」発動と今日の(午後)6時、18時からなりますので、黄色「感染観察」、国のレベルで言うところの「レベル1」になります。ここにも書かれておりますように、この「オミクロン株」、今、感染が全国で急拡大しているために、まずは、基本的な感染防止対策は大前提、それとともに無料検査制度、大変不安である無症状の方々を対象とする訳でありますが、積極的な活用をお願いいたしたいと考えております。
 ということで、基本的な感染防止対策、再確認をと。マスクの適切な着用、こまめな換気、手洗い、手指消毒、うがい、そして都道府県を跨がれる場合の無料検査、様々こちらにあるように帰省の場合であったり、あるいは旅行などで行かれる場合に、自分は無症状なんだけれど本当に大丈夫だろうか、こうした場合、あるいは帰ってきて大丈夫だろうか、こうした場合ですね。こうした場合については、各種のこちらにある無料の検査を積極的にご利用いただければと思います。
 また、感染防止対策の徹底をされている店舗、例えば、「コロナ対策店」、こうしたお店をターゲットとしてご利用いただくということ。
 また、積極的に「とくしまコロナお知らせシステム」、2次元バーコードを読み取っていただければいい訳でありますので、これらをご利用いただければと思います。
 もちろん、店舗、イベントの主催者の皆様方の取組みにも、ご協力をお願いいたしております。事前での検温であるとか、あるいは飛沫防止のパーテーション、感染の防止を呼びかけ、取組みにご理解いただければと思います。ということで、こちらということであります。
 もう一度、少しおさらいをさせていただきますと、特に申し上げておきたいのが、1月5日からスタートした県民の方々で無症状である、でも不安だ、こうした皆さん方が受けていただける薬局などで無料でですね、1月31日まで。こちら本日時点では30か所、1月中には、60か所にまで拡大をしていく予定となっております。是非、積極的にご活用いただければと思います。
 また、飲食店や宿泊施設においても、基本的な感染防止対策の徹底をいただくことはもとよりのこと、「コロナ対策店」に、是非、積極的に参画いただきまして、例えば、従業員の皆様方が体調不良だといった場合には、事前に抗原検査キットをお配りしておりますので、迅速な検査、すぐさま受けることができる、ご協力を是非、よろしくお願い申し上げたいと存じます。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いを申し上げます。

「とくしまアラート」の発動について(質疑)

(幹事社:朝日新聞社)
 今日の「レベル1」発令となった訳ですけれども、基本的には要綱を見る限り行動制限等は行わないということですから、主眼としては、やはり注意喚起ということになるのでしょうか。一番呼びかけたいことは何になりますか。

(知事)
 今申し上げたようにやはり全国で拡大傾向がある。そうしたところから、例えば帰省をされる、あるいは帰省をしていて、今後、学生さんたちなど戻って来られる。現にこれまで陽性の方々、あるいは「オミクロン株」確認がされた方、ほとんど帰省関係なんですよね。ですからそうした場合には、やはり県が用意をさせていただいている帰省時のPCR検査など、これらを活用いただく。ちなみに県外カウントの1名、この方は徳島(県)藍住町に住んでおられて、広島(県)を訪問されていて、そして先方で体調が悪くなって医療機関で受け、結果が出る前に帰って来られてしまった。結果、陽性となり、シーケンサーで検査、ゲノム解析をした結果「オミクロン株」、もちろんこのカウントは、広島県カウントになる訳ですが、もう1名の方は大阪府に帰省をされていて、そして美波保健所管内に、失礼、大阪府に行かれていて、そして美波保健所管内に帰省をされている間に陽性、そしてゲノム解析の結果「オミクロン株」、この方が1号となった訳でありますが、2人に共通しているのは、帰省時、徳島に戻ってくる時、ここで実はPCR検査などを受けていただいていないということがあった。
 また今後、旅行などをされる場合に、例えば帰ってきて不安だ、あるいは行くに当たってどうだろうか。こうした方々で無症状の方、この方々も1月5日から運用を開始している薬局などで無料で受けられるPCR(検査)あるいは抗原定性検査、こうしたものを受けていただくことができますので、是非、積極的にこうしたものも活用して、安心して、そして行っていただく。あるいは帰ってきて、安心していただく。こうした点も是非、よろしくということでの先ほど県民の皆さん、また事業者の皆様方への注意喚起、このように申し上げ、「レベル1」「健康観察」こちらを発動させていただく、このように申し上げたところであります。

(朝日新聞社)
 先ほど、すみません、確認といいますか、対策本部会議でも「オミクロン株」でも基本的な感染防止対策は有効だということで、改めてそれも求められたという理解で、県民に対してですね。

(知事)
 今回これをただ単に私が言っているのでは、本当かいということがあるので、2点エビデンスを紹介いたしました。まずは、当然今回の「レベル1」発動にあたっては、徳島県の専門家会議の皆さんの方に、ご意見をお聞きした中で、まず県の専門家会議での「オミクロン株」に対しての見解を申し上げました。
 つまり感染力は非常に強い。しかし、その一方で強毒性かというと、そうではないであろうと。また、同様のことが今度は、従来なかなかまだ日本に「オミクロン株」が上陸して日が浅いので、エビデンスを出す訳にはいかないと言われていた国立感染研究所、脇田さんが所長ですが、脇田所長が座長を務めているこの国のアドバイザリーボード、こちらの方から沖縄(県)の事例、実は昨日1,414(人)だった沖縄(県)。そして、今度「まん延防止等重点措置」が明日から適用になるんですが、今日の発表は1,759(人)、このようになっているところであり、この沖縄(県)の事例からやはり感染力がものすごく強い。
 しかし、その一方で、ほとんどが全てといっていい形ですが、軽症者である。こうしたことから、いわゆる強毒性ではなく、いわゆる弱毒性、こうしたことが見込まれると。こうした発表も初めて実は、なされたんですね。ということもご紹介をさせていただいた上で、この「オミクロン株」大体その様子、これが分かってきた。
 そのためには、まずは基本的な感染防止対策。これはこれまで以上にきっちりとやっていただく。つまり感染力が強いということ。これをこれで防いでいく。そして、様々な点での不安が抱えられると思いますので、これについても薬局などで無料で、無症状の方が受けていただける一般検査。これを1月中には今30(か所)なんですけれど、60(か所)にまで広げていくと。
 こうした形で様々なイベントであるとか、あるいは県を跨いで移動された、そうした場合についても安心を持って、そして対応していただけるような形、こうした制度がありますよといった点、こちらについても紹介させていただくための注意喚起ということで、特に今の部分だけを拡大したものがこちらということになります。
 
(パネル「新型コロナウイルス感染症に関する各種検査事業」を掲示)
 
 徳島県が実施している新型コロナウイルス感染症に関する各種検査事業、大きく分けて3つ。
 1つは、県に登録された薬局などで原則として対面で検査を受けていただくことができる。今回、新たに加わったのが、感染拡大傾向時の一般検査事業。無症状者の方が不安があった場合に受けていただくもの。
 また、健康上の理由でワクチン接種を受けられない、無症状の方、あるいは12歳未満の方。この皆さん方が受けていただけるのが、ワクチン・検査パッケージなど検査促進事業。
 そして、従来からご用意させていただいている帰省者向けの事前PCR検査、あるいは県外に実家に戻られていて、徳島に学校が始まるから戻られる時にその事前に受けていただくもの。
 あるいは学校における戦略的なモニタリング検査として全数検査というか各部活動、全国大会に参加する中学生、高校生。あるいは進学、就職などで県外で受験をするために行かれる高校生などの皆さん方ですね。
 そして、次は店舗の関係ということで店。こちらで使われる、事前に、抗原検査キット、これをお配りいたしますので、どうも体調が思わしくないなと思われる従業員の方に対して、すぐさま検査をしていただく。こうする形によりまして安全、安心を。そして、万が一といった場合に対しての速やかな対応、これを取っていければと考えています。

新型コロナワクチン追加接種の前倒しについて(質疑)

(朝日新聞社)
 もう1点、次ワクチンの追加接種のことで2点お伺いしたいんですけれども、1つは、希望調査に応じた医療機関や高齢者施設などの前倒し対象になった、入所されている方々ということですから、これは主に高齢者が対象になるという理解でよろしいでしょうか。

(知事)
 いや、まずは高齢者施設に入所されている人はもちろん高齢者、当然、施設の方々、従業員ですね。それからもう1つ、病院、こちらについては、その医療従事者さらには慢性期などで入院されている方、例えば、救急搬送などされた人は対象外。慢性でおられる皆さん方は、年齢を問いません。つまり、入所者という扱いですね。

(朝日新聞社)
 前倒しというのは、つまりは8か月に達していなくても、6か月から8か月にかけてという理解でよろしいでしょうか。

(知事)
 今6か月に前倒しになりましたので、そういうことです。つまり、別途それぞれの所在地で市町村が接種を行う。しかし、それに対してモデルナでいいから早く受けたいといった場合には、県でもっている6,000、これを提供させていただいて、まずは対応をいく。これを1月11日から希望する施設に対して対応させていただくということになります。

(朝日新聞社)
 この希望する施設というのは、これから希望を募る。

(知事)
 もう今既に募らせていただいております。

(朝日新聞社)
 希望する医療機関や高齢者施設にという理解で。分かりました。

(徳島新聞社)
 期間はだいたい、いつ頃をめどにされていますか。県のモデルナのワクチン、(1月)11日スタートですけれど、特に終わりは、もう決めていないですか。

(知事)
 まずは6,000(人)という数に限りがありますから、それ以外で当然、所在市町村がやっている部分がありますので、いわゆるそれをバックアップしていこうということなんですね。

感染者・濃厚接触者の対応について(質疑)

(徳島新聞社)
 1月以降ですね、感染者は全員原則入院されていたと。医師の判断で入院、宿泊療養、自宅療養、「デルタ株」と同様の対応をするということですけれど、これは運用はいつからですか。

(知事)
 これは、今日をもってということになります。

(徳島新聞社)
 今日からですね。それともう1点なんですけれど、感染者が自宅療養とか宿泊療養になる可能性もある中、濃厚接触者、今はおそらく宿泊療養施設に全部入れていると思うんですけれど、これはどうされるんですか。

(知事)
 これも同時に専門家会議からの提言を受けまして、これも従来と同じ自宅などでのいわゆる健康観察、こちらに移らせていただきます。つまり今までは、「オミクロン株」の正体がわからないということで、厳戒態勢、水際体制を敷いた。それが国の方からも通知がきて、従来の対応こうしたものも判断していただいて良いという形がきた。これに合わせるということになります。

(徳島新聞社)
 あとは当然ですけれど、医療逼迫を防ぐという。

(知事)
 そうです。それが一番の通知の目的でもあります。つまり重篤化が、どんどん想定されるのであれば「デルタ株」のように、なるべく入院を勧めると。もちろん個人的な状況で自宅療養を望まれる場合もある訳ですが、しかし、今回そこまでの重篤化があまり思われないということであれば、本当に重篤化した人たちを救うためには、病床を空けておかなければならないと。こちらへの対応を優先しようというのが、今回の国からの通知の目的ということになります。

(徳島新聞社)
 では、今日から濃厚接触者の方は、原則自宅での健康観察に全て移行すると。今、例えば療養施設にいる方とかも自宅に戻る感じですか。

(知事)
 ご希望もありますけれど。「今出て行きなさい」ということはしない。もっと言うと、今、入院されている27名、無症状の方もおられるんですが、この人たちも「はい、出て行きなさい」ということには、しないということになります。

(徳島新聞社)
 帰りたいという人は、帰ってもいいよと。

(知事)
 特に濃厚接触者ですね。

「とくしまアラート」発動に伴う学校の対応について(質疑)

(徳島新聞社)
 あと学校の対応ですけれど、会議の中でアラートを引き上げた場合、今回「(レベル)1」に18時からなると思うんですけれど、「まん(延)防(止等重点措置)」の地域との練習試合、まず部活を中止されると。それと「まん(延)防(止等重点措置)」対象区域への修学旅行を中止。修学旅行だけでしたか。

(知事)
 この「まん延防止等重点措置」このエリアとの部分についてでありますが、こちらにつきましては、そうですね、「まん(延)防(止等重点措置)」その所についての部分ということになりますね。それでこれについては修学旅行。

(徳島新聞社)
 これは県立学校に、ちなみに期限は発動になった今日からという認識で大丈夫ですか。

(知事)
 そうですね。今日、対策本部会議がさっき終わりましたので、県立学校それから市町村の教育委員会の方に通知をさせていただいた。

(徳島新聞社)
 県立学校と市町村の教育委員会に通知ですね。今日の段階で通知済み。

(知事)
 (通知)すると。さっき対策本部会議が終わりましたので、おそらく通知をしたと。

(徳島新聞社)
 今日中に。

(知事)
 はい。

(徳島新聞社)
 ありがとうございます。

「59例目・児童等利用施設クラスター」について(質疑)(その1)

(四国放送)
 クラスターのことなんですけれども、クラスター施設名が言えないというのは理解したんですが、場所はどうですか。徳島市内とか。

(知事)
 それもこれまで同様に。

(四国放送)
 公表しない。県内のということですね。

(知事)
 先ほど申し上げたとおりです。

(四国放送)
 今現在、児童利用施設での検査は、どういうふうな状況でしょうか。

(知事)
 子どもさんの施設ということもありますので、ここは直ちに対応させていただいておりまして、今、利用者が147名、そして職員が46名、合わせて193名を対象としています。
 そして、金曜日までに既に28名が終わって5名が陽性、残りが165名このようになります。

(四国放送)
 165名は、今、検査中ということですね。

(知事)
 そういうことです。

(四国放送)
 28人の内訳は、分かりますか。

(知事)
 まず利用者147名中の19名。そして、職員46名のうち9名。合わせて28名ということになります。

県内の感染拡大の背景について(質疑)

(読売新聞社)
 先ほど会議の中でも全国的な感染拡大の背景は、「オミクロン株」があるという話でしたけれども、県内に関してもやはり、そういった影響を受けているという認識でよろしいでしょうか。

(知事)
 県内におきましても、ずっとゼロは続いてきて、1名が出てというところから(1月)3日の日ですね。(3日から)始まって、7名、8名、今日9名発表になっています。確かに全国のあの表を見るとですね、もう2桁なんていうのは少なく見えるぐらいに、今3桁あるいは4桁の沖縄(県)。こうした点から見ると確かに1桁というのは少ないんですが、今このクラスターでもこれだけの数を実は検査をやっていますし、28名既に終わった部分についても陽性者が5名出ている。つまり感染力が強いと。もちろん重篤化という話はまた先ほど申し上げたように、どちらかというと弱毒性じゃないかとなっているんですが、やはり陽性になるということは、かなりの確率で高いと思われますので、今回注意喚起、その意味で普通でしたら確かに最大確保病床の10パーセントを超えてくると「レベル1」ということになるんですが、しばらく様子を見て総合的に判断してというのが従来は言ってきたんですが、今回は間髪入れず直ちにここを引き上げさせていただいて、注意喚起と、そして病床の逼迫、これを防ぐ、先手先手の対応と。専門家会議からもそれが必要だと、これを受け入れてやるということになります。

「59例目・児童等利用施設クラスター」について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 クラスター発生は、いつぶりになりますか。

(知事)
 クラスターの発生は、今日の認定ということになりますね。

(徳島新聞社)
 前回58例目が出たのは。

(知事)
 58例目は10月4日です。高齢者施設ですね。

(徳島新聞社)
 10月4日以来ということですね。

(知事)
 そういうことです。

(幹事社)
 他、特にありませんでしょうか。

(四国放送)
 このクラスター、よく見ると3311例目の人というのは、3299例目の濃厚接触者。関連でいうと、6人ということになりますか、クラスター。

(知事)
 いや、クラスターはあくまでも施設単位で、3299(例目)と3311(例目)の場合には、こちらが先でいわゆる家族、親戚が集まっての会ということで、いわゆる家庭内感染。普通は、この施設でクラスターができて、そこが飛び火して家庭内で感染すると、いわゆる関連クラスターとこう呼んでいるんですが、元々出発が逆で、家庭内感染で受けた人がたまたま施設へ、いわゆる勤務に行って、そこでできてしまった。そこでその施設をクラスター認定したものですから、それ以外のその前の部分については、その中にカウントしないということになります。

「オミクロン株」について(質疑)

(ABC)
 「オミクロン株」なんですけれど、今日時点で新たに判明された方は、おられないんですか。

(知事)
 今のところ、これまで発表した県内発表カウントの者が1名、それから広島県カウントの者が1名。まだ今のところ2(名)ということになります。だから県内では1名。

(徳島新聞社)
 保健(製薬環境)センターでゲノム解析を進めているのは、何人くらいいるんですか。

(知事)
 今、対象となったものは、全てやっておりますので。

(感染症対策課)
 順次進めております。

(知事)
 だいたい約1週間ぐらいかかります。

(幹事社)
 (他)よろしいでしょうか。ありがとうございました。

(知事)
 ありがとうございました。

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