文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

令和4年1月5日 臨時記者会見 フルテキスト版

第71回「徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」の開催結果等について(説明)

(幹事社)
 お願いします。

(知事)
 それでは、第71回「徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」今日開催いたしましたので、その結果などにつきまして、発表させていただきたいと思います。
 まず、本日1月5日でありますが、徳島県保健製薬環境センターの次世代シーケンサーによって実施いたしておりましたゲノム解析の結果、1名の方が「オミクロン株」に感染していることが確認されました。「オミクロン株」が県内で確認されるのは、初めてのこととなります。
 今回、「オミクロン株」への感染が確認された方は、1月3日に51日ぶりの新規感染者として公表した方となります。
 なお、1月2日に公表させていただいた、広島県に発生届が提出され、県内の医療機関に入院されている1名の方についても、本県で進めておりましたゲノム解析の結果、「オミクロン株」への感染が確認されているところでありますので、こちらも付け加えさせていただきます。
 この方々につきましては、積極的疫学調査の結果、海外渡航歴はございませんが、既に「オミクロン株」の市中感染が確認されている大阪府や広島県との往来が確認されており、現在のところ、県内での市中感染は確認されておりません。
 この度、「オミクロン株」の陽性者が県内において確認されることとなりましたが、「オミクロン株」につきましては、未だに詳細が明らかとなっていないものの、過剰に恐れすぎる必要がなく、基本的な感染防止対策が有効であることに変わりがない、このように専門家の皆さん方からは、されているところであります。
 県民の皆様方におかれましては、特に、現在のような寒い季節に怠りがちとなる換気を含め、基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたしたいと存じます。
 また、ご本人も含め、ご家族の方などで、もし体調が悪い方がおられれば、出勤や登校など、外出を控えていただき、早め早めにかかりつけ医、こちらに電話でまずは、ご相談をいただきますように、よろしくお願いを申し上げます。
 なお、報道に際しましては、感染者ご本人、また、そのご家族のプライバシーの保護に十分ご配慮いただくように、よろしくお願いを申し上げます。
 先ほど、第71回「徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催いたしたところであります。
 まずは、新型コロナウイルス対策に関してでありますが、世界的に「オミクロン株」による感染が拡大する中、国内でも特に年末年始にかけ各地で「オミクロン株」の感染が確認され、一時期は100名を切る小康状態となっていた全国の新規感染者数も、昨日には1,000名を超え、本日、特に沖縄県、昨日は225名、この数字も非常に大きい数字と言われておりましたが、今日は623名もの感染者が確認され、玉城知事の方からは、「まん延防止等重点措置」の申請が国になされたところであり、「第6波」の兆し、こうしたところにも見られることとなっております。
 本県におきましても、11月14日以降、新規感染者ゼロとなっておりましたが、1月3日に51日ぶりに1名の陽性者を公表させていただきました。本日には、ゲノム解析の結果、今ほど発表させていただいたように、本県では初となる「オミクロン株」の陽性者が確認されたところであります。年が明けまして、学校や、あるいは会社などで社会経済活動が再開され、また、2年分の成人式を行うとも言われておりますが、成人式に出席されるために帰省をなさるなど、今後、県外から人の流れの増加が続くことが予想されるところであります。
 引き続き、帰省者の皆様方を対象とした事前のPCR検査など、各種検査制度の奨励など、対策を進めていきたいと考えております。
 そこで、私の方から指示させていただいた点について、県民の皆様方、事業者の皆様方にも、お願いを申し上げたいと存じます。
 まずは、県民、事業者の皆様方に対しての周知についてであります。「オミクロン株」の特性、先ほど申し上げたとおりであり、過剰に恐れすぎることなく、まずは基本的な感染防止対策、こちらが有効である、しっかりと取り組んでいただきたいということで、こちらのパネルをご覧いただきたいと思います。
 
(パネル「新型コロナウイルス感染予防について」を掲示)
 
 そして、安心して帰省していただいたり、日常生活を過ごしていただくためには、県が用意させていただいた事前の様々なPCRあるいは抗原簡易キットなどによる検査制度、こうしたものを活用いただくとともに、県で推奨している「コロナ対策三ッ星店」、また、その来店時には「とくしまコロナお知らせシステム」、こうしたものをしっかりと活用していただきたいと思います。また、基本的な感染防止対策、マスクの適切な着用、また寒い時期ではありますが、こまめな換気、また手洗い、手指消毒、うがい、是非、基本的な感染防止対策を行なっていただきたいと思います。
 また、今申し上げた各種制度の積極的な活用ということで、特に感染拡大傾向の時の一般検査の導入についてであります。今回、本県では「オミクロン株」の市中感染の確認がなされていないところではありますが、香川県つまり隣接県では市中感染、いわゆる感染経路の分からない「オミクロン株」による感染者が確認されていることから、本県におきましても、国において対応が緩和された、この制度を活用し、特別措置法第24条第9項に基づき、ワクチン接種を終えておられても、無症状の県民の皆様方が不安を感じられる、その不安解消のために無料で検査を受けていただけるように、県民の皆様方に要請させていただきたいと思います。不安を感じられ、しかし無症状でもある、こうした皆様方に無料で検査をお受けいただけます。
 また、2番目として、その内容についてであります。感染不安を感じる無症状の方、薬局などでの一般検査、こちらをいよいよスタートさせていただきます。ということで、こちらに少し検査を取りまとめさせていただきました。
 
(パネル「県が実施している各種検査事業」を掲示)
 
 こちらの表ですね。大きく3つ制度がございます。徳島県がご用意させていただいている1月5日時点のものということになります。例えば、従来からあるものが下の2つとなります。自宅などから検体(唾液)を入れた検査キットを検査機関に送付いただく、例えば、帰省者向けの事前のPCR検査、また県外ご出身で県内の大学、この皆様方がこちらに帰って来られる前に受けるPCR検査、また、学校における戦略的なモニタリング検査、こうしたものですね。
 また、もう1つは、いわゆる三ッ星店と呼ばれるところで活用していただいている、各店舗、コロナ対策三ッ星店でありますが、(コロナ対策三ッ星店)に検査キットを常備していただく、従業員の方が少しおかしいな、直ちにこのキットで検査を受けていただく、こうしたもの。この2つがあったわけでありますが、これにもう1つ、県に登録された薬局などで、原則として対面で検査を実施するもの、既にワクチン検査パッケージ等検査推進事業ということで、例えば飲食店で、イベントなどにおいて、その証明が求められる、そうした場合に受けていただくもの、無症状の方でも受けられるということであります。
 これに今回、新たに特措法の第24条第9項を活用して、県民の皆様方に要請させていただくのが、無症状であったとしても、感染の不安のある全ての県民の皆様方、例えば、ワクチン接種もう既に終えている方であったとしても、感染拡大傾向の一般検査事業というジャンルの中で、今回、無料の検査を1月31日までお受けいただくことが、今日からスタートとなるところであります。
 なお、この検査におきましては、県内、ワクチン検査パッケージに基づく検査を実施していただいている薬局など、全県下では24か所、既に対応していただいておりますので、これらの薬局などをそのまま活用させていただきます。特に先ほど、県内で発生の1名、あるいは県出身で県外で発生となった1名、この2人が帰省時において検査を受けられていないということを申し上げたところでありますので、これからも帰省はもとより、学校などが再開してくる、県外に帰省されていて戻られる、こうした皆さん方にも是非、この事前のPCR検査などお受けをいただき、安心してお戻りいただければと、このように考えております。
 それでは、もう1点について、発表させていただきます。こちらは、愛媛県での高病原性鳥インフルエンザ続発を受けた、本県の防疫対応についてであります。人間の感染症、これが今では新型コロナウイルス感染症、そして、昨年から猛威を振るっている家畜に対する感染症、豚に対しては豚コレラと言った時期もありましたがCSF、また、本県でも初発生と昨年なりました高病原性鳥インフルエンザ、こちらがやはり地球温暖化が成せる技ではないか、猛威を振るっているところであります。
 そこで、高病原性鳥インフルエンザについてでありますが、昨年11月10日、秋田県の横手市の採卵養鶏場におきまして、今シーズン国内初、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されて以降、これまで9県12例、発生が確認されており、殺処分については、約82万9千羽となったところであります。特に、年末12月31日でありましたが、隣接の愛媛県西条市におきまして、今シーズン四国初となる発生が確認され、また、昨日1月4日、同じ西条市におきまして、新たに発生が確認されることとなった。つまり、続発したということであります。
 今回の事案を受けまして、本年度より運用開始した「鳥インフルエンザとくしまアラート」の発動レベル、これまでは「ステージ3」「感染拡大警報」でありましたが、近接県での短期間での続発、この事例を受けまして、昨日、最高レベルの「ステージ4」「特別警報」に引き上げさせていただきました。これまでも養鶏農家の皆様方には、消毒の強化、また、野生小動物の侵入防止対策の徹底を行っていただき、発生の予防、また早期発見、早期通報、注意喚起も行わさせていただきました。
 また、渡り鳥が介在することがありますので、ため池の消毒につきましては、昨年度の状況を踏まえ、先手、先手の対応をさせていただき、12月中には、既に2回の消毒を終えているところであります。
 さらに養鶏場周辺での、いわゆる消石灰による石灰消毒、これまで2週間に1回だったものを毎週1回に引き上げさせていただいたところでありまして、先ほどの対策本部におきまして、県内の全養鶏場に対して、県が備蓄している消毒用の消石灰を緊急配布するように、指示させていただいたところであります。
 持ち込ませない、発生させない、このスローガンのもと、しっかりと対応を行うとともに、是非、県民の皆様方にもお願いであります。死亡野鳥を発見された際には、県または最寄りの市町村に、是非、ご連絡をいただきますとともに、鶏肉、あるいは卵を食べることによって、人が鳥インフルエンザに感染する可能性はないことを、是非、ご理解いただく、つまり風評被害対策、この点についても、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げたいと存じます。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

「オミクロン株」陽性者について(質疑)

(幹事社:徳島新聞社)
 まず「オミクロン株」について質問いたします。県内でゲノム解析をして「オミクロン株」陽性となった2名ですけれども、感染経路については、どのように把握されていらっしゃるんでしょうか。

(知事)
 まず、本県1名出たところでありまして、この方については既に市中感染、こちらが確認されている大阪府、こちらに在住で、そこから12月30日に帰県をされた。こうした形がありますので、これはおそらくというか大阪府で既に感染されて戻って来られたと、このように考えております。
 また広島(県)、こちらでもって検査を受けられて、そして陽性となり、徳島でゲノム解析をされた方、この方については、徳島県内に在住ではある訳でありますが、既に広島(県)に年末に入っておられて、そして、そこで症状があって、医療機関を受けられ、そして、その検査の結果、陽性と。そしてゲノム解析は、徳島の方で行わさせていただきましたが、既に広島(県)では市中感染、これが確認されているということで、こちらも広島(県)で感染され、発症し、そして戻ってこられた、このように考えております。

(徳島新聞社)
 分かりました。県外由来なんだろうということですが、接触した方に陽性者がいるとか、そういう事実は把握されていないということでしょうか。

(知事)
 まず、県内で発生の方でありますが、この方につきましては、濃厚接触者5名を確認しているところでありますが、まず全ての皆さん方、検査をいただいて全て陰性。このうち1名だけが徳島在住の方でおりますので、この方については県内のルールに基づきまして、宿泊療養施設の方に入っていただいております。
 あとの4名の皆さん方については、それぞれのいわゆる所在地、こちらの方に連絡をさせていただいております。広島カウントとなっている1名の方、この方につきましては、濃厚接触者認定がありません。

(徳島新聞社)
 この2名の方が徳島で陽性とわかる前に、他の「オミクロン株」の感染者と接触したというようなことは、まだ把握されていないということですか。

(知事)
 それは捉えられていません。

「オミクロン株」陽性者の濃厚接触者について(質疑)

(徳島新聞社)
 分かりました。濃厚接触者は5名で、1名の方、宿泊療養施設に入ってらっしゃるということですけれども、今後の運用として、「オミクロン株」の方の濃厚接触者の方は、海外から帰ってきた人と同様に宿泊療養施設で健康観察をするということになるということでしょうか。

(知事)
 今、徳島の方ではその方針、つまり2日に1回のPCR検査などを行う。それから14日間の健康観察を行うと。今はそのルールに則っております。

(徳島新聞社)
 ちなみに従来株と比べて、濃厚接触者の定義の考え方というのは変更ないと考えていいんでしょうか。

(知事)
 このことについては、昨日の岸田総理の会見におきまして、濃厚接触者というよりも、まずは「オミクロン株」の陽性者の対応について、従来は全ての皆さん方をいわゆる入院させるといった点についてもその症状に応じて、各都道府県での判断に応じて、例えば宿泊療養あるいは自宅療養か、このような方針が出され、この範疇の中にいわゆる濃厚接触者、こうしたものも入ってくるのではないか。まだ具体的にそこのところ聞いたわけではありません。
 それと、もう1つは今、海外からのというお話がありました。従来は、ある飛行機便が海外から飛んできて、1人でもそこで「オミクロン株」陽性となった場合は、全員が濃厚接触者認定された訳でありますが、これも限定的にされまして、前後のその座席に応じる形での対応という形に、いわゆる緩和がなされてきている。
 今そうした流れの中で、今後おそらく「オミクロン株」の陽性者の対応、あるいは濃厚接触者の対応、緩和がなされてくるものと、まずはこのように考えています。ただ、徳島での対応は、従来どおりさせていただきます。

(徳島新聞社)
 定義そのものも、現在のところマスクを着けているとか、いろいろ定義があったと思うんですけれど、現在のところ従来と同じ取り扱いということで。

(知事)
 はい。

無症状者に対する検査について(質疑)(その1)

(徳島新聞社)
 無症状者に対する検査について、お伺いしたいんですけれども、24か所の薬局などで受けられるということですけれども、これ予約は必要なんでしょうか。

(感染症対策課)
 予約は特にいらない。

(徳島新聞社)
 いらない。分かりました。

(知事)
 必要ないということですね。

(徳島新聞社)
 必要ないということですね。そちら24か所のいずれかに行けば、そちらで即座に受けられるということでよろしいでしょうか。

(知事)
 はい。

(幹事社)
 各社さんお願いします。

新型コロナウイルス感染症に関する各種検査について(質疑)

(NHK)
 検査について、お伺いしたいんですけれど、県民の方対象というふうにおっしゃったと思うんですけれど、今ホームページの方を見ると県内在住の方というふうになっているんですけれど、どちらでしょう。県内に籍がなくても県に住んでいれば大丈夫ということ。

(知事)
 そういうことですね。

(NHK)
 県に住んでいれば大丈夫。ありがとうございます。

(知事)
 県民というより在住者ということです。

(NHK)
 分かりました。ありがとうございます。

濃厚接触者への対応について(質疑)

(徳島新聞社)
 濃厚接触者への対応について確認なんですけれど、「オミクロン株」の疑いがある濃厚接触者の方は、皆さんホテルに入ってもらっている。

(知事)
 そういうことです。

(徳島新聞社)
 「デルタ株」の疑いであれば、入らない。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 自宅で。

(知事)
 そうです。

無症状者に対する検査について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 無料検査について、お伺いしたいんですけれども、ホームページを拝見すると、土日、祝日とか、県西とか県南の方では検査を受けにくいような状況だと思うんですけれど、その辺りの対策は、どのようにお考えでしょうか。

(知事)
 まず、全部で24、これがある薬局など、これは薬局、医療機関、民間検査機関のカテゴリーがある訳ですが、全部で今6市3町となっているんですね。ということで、距離感ということでいきますと、南、南限が阿南市。そして西の境界ですね。こちらが美馬市ということになっているところであります。
 とりあえず、さらに今後、広い地域がカバーできるように、ここは薬剤師会の皆さんなどとも今、相談をさせていただいておりまして、なんとかそうした薬局などについて、申請していただけるように今、働きかけを行わさせていただいております。

(徳島新聞社)
 土日、祝日については、どうでしょうか。

(知事)
 その辺りについても今後、また条件について緩和が、またどのくらいの方々が受けられるか、そういったところも見させていただいて、極力、県民の皆さん方の不安解消に努めていきたいと、このように考えています。

「オミクロン株」について(質疑)

(徳島新聞社)
 「オミクロン株」について、現状で把握されている特徴だったり、特性についてだったり、もう一度ご説明いただけますか。

(知事)
 まず大きく分けて2つ。1つは感染力。これはこれまでの中で一番強いといって過言でない。「アルファ株」があり、その後「デルタ株」、それぞれ感染力が強い。この「デルタ株」よりもより感染力の強いのがこの「オミクロン株」と、このようにまず言われています。
 もう1つ、これは宿主に対してのいわゆる強毒性、どのくらい重篤化を招くか、この点について「アルファ株」よりも「デルタ株」の方が厳しい。しかし、「デルタ株」と比べて今回の「オミクロン株」、かなりこの辺りが強毒性が弱いのではないか、今までエビデンスとして出ているのが南アフリカ、発祥地であります。ここでは「デルタ株」と比べて重篤化をするその人数が2桁少ない、まずこのように言われています。
 そして、イギリス、アメリカなどが、それぞれやはり桁として少ない。重篤化する確率が低いと、このようにまず言われている。
 ただ日本では、海外に比べると遅く入ってきているということがあって、やはりある一定の検体、つまり患者さんの数ですね。そうしたものをしっかりと見定めなければ、特にこの重篤化、本当にしづらいのか、つまりあまり強毒性でないと言っていいのかどうか、こうした点をエビデンスとして発表するには、まだ時期尚早と、このように特に国立感染研、脇田所長さんはじめ、感染症の専門家の皆さん方からは言われていると。
 しかし、世界中での状況がこのような状況となっておりますので、例えば、全員が入院しなければいけないとか、あるいは濃厚接触者全員が宿泊療養施設に入らなければいけない、こうした点については、年末から有志の感染症の専門家の皆さん方が政府に対して、その緩和を求めていく、その心は、感染力が非常に強いということで患者さんの数が急激に増える可能性がある。そうした場合に全てが入院だ、全てが濃厚接触者だ、宿泊療養施設だということになると、それぞれの医療などの逼迫を招いてしまう。例えば、季節性のインフルエンザと同じぐらいのレベルであるということであれば、そこまでする必要がない訳ですね。
 それともう1つはワクチン接種、これが日本の場合には、世界に比べると非常に早く進んだということ、接種率が高いということ、そして3度目のブースター接種が既に徳島でも12月1日から医療従事者の皆さん方、スタートしておりますので、そうしたものが進んできている。
 また、岸田総理の方から高齢者の皆さん方も、まずは入所施設の人たちを優先的に8か月ではなく7か月に、場合によってはこれを6か月にという話があったものが、高齢者全体をやはり8か月から早くしていこうと、そうした接種時期を早めていく、こうした動き。
 そしてもう1つ重要なのが経口での薬、これがファイザーで、あるいはメルクで。また、日本の企業においても多くがいよいよ実証から、もう使える段階に入ってくるのではないか。特に総理の方からはファイザー、こちらを1月中には契約を済ませて2月中からこれを活用し、発症した場合に翌日に届けると。この体制が出来上がってくれば、こうした緩和も具体的になされるのではないか、これはまず昨日までの総理談話ということになっております。私が知り得る範囲は、以上ということになります。

新型コロナワクチンの3回目接種について(質疑)

(徳島新聞社)
 もし把握していたらですけれど、今、ブースター接種の話が出たんですが、県内で3回目の接種を終えられた方の割合は、今どのくらいでしょうか。

(知事)
 また、その辺りはデータを。

(徳島新聞社)
 分かりました。

(幹事社)
 他よろしいですか。では、終わります。ありがとうございました。

(知事)
 それでは、ありがとうございました。

このページに関するお問い合わせ
徳島県 知事戦略公室
電話番号:088-621-2015
FAX番号:088-621-2820
メールアドレス:chijisenryakukoushitsu@pref.tokushima.lg.jp
 
知事からのご挨拶
知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
記者会見・庁議