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令和3年12月11日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス「オミクロン株」陽性者の濃厚接触者について(説明)

(幹事社)
 お願いします。

(知事)
 それでは、「オミクロン株」の濃厚接触者の確認について、発表させていただきます。
 昨日12月10日、厚生労働省から、新型コロナウイルス「オミクロン株」への感染が確認された陽性者8名が公表されました。
 昨夜、厚生労働省から本県に連絡が入りまして、そのうち12月5日、関西国際空港に到着した飛行機で入国された1名の方と同じ便に搭乗されていたことを理由に、濃厚接触者と認定された4名の方が、本県の在住者であることが確認されました。
 本県におきましては、速やかに保健所から、ご本人に連絡を行わさせていただきまして、うち3名の方につきましては、既に、宿泊療養施設に入所され、残り1名につきましても、入所に向けた準備をされているところであります。
 なお、現在、いずれの方も症状はございません。
 また、本日PCR検査を受検していただいた上で、今後は、宿泊療養施設において、2日に1度、PCR検査、12月19日までの間、健康観察を行う予定となっております。
 なお、今回の4名の方々は、入国時の検査におきまして、陰性が確認された濃厚接触者でありまして、感染が確認されたものではないことから、報道に際しましては、こうした事情に鑑みまして、くれぐれもプライバシーの保護に十分ご配慮いただきますように、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス「オミクロン株」陽性者の濃厚接触者について(質疑)

(幹事社:徳島新聞社)
 幹事社から一応念のため伺うんですけれども、年代、性別に関して4人の方は。

(知事)
 濃厚接触者ということでありますので、個別の情報については、個人情報保護の観点から差し控えさせていただきます。

(徳島新聞社)
 関(際国際)空(港)に到着した便ですけれども、報道では例えば、米国とか何か国かありましたけれど、どこから到着されたのか。

(知事)
 この便については、アメリカ発の便です。

(徳島新聞社)
 念のため伺うんですけれど、4人の方は陽性者と、例えば、席が近かったとか、こういう特筆事項みたいなものはありますでしょうか。

(知事)
 今回「オミクロン株」の場合、水際対策ということがあって同じ便に乗っていた場合、この皆さん方が濃厚接触者という形になるということですから、どこの席におられたとか、そういうこと関係なく濃厚接触者と認定される。水際対策の一環ということになります。

(徳島新聞社)
 12月5日何時着とか何時発とか。

(知事)
 そうですね、アメリカ発の便ということだけ公表させていただきます。

(徳島新聞社)
 4人の方は、例えば、関(際国際)空(港)からどういうふうに帰県されたのか。

(知事)
 実は水際対策の一環として誓約書を書いていただくんですね。その内容で、今のご質問の答えが実は書かれております。公共交通機関は不使用ということになっておりますので、4名ともご自分でご用意された車で戻って来られたということになります。

(徳島新聞社)
 自家用車もしくはタクシーということですか。

(知事)
 いや、タクシーは公共交通機関。レンタカーとか。

(徳島新聞社)
 レンタカーなどで帰県したと表現しても大丈夫ということですか。

(知事)
 大丈夫です。

(幹事社)
 その他、各社様ありますか。

(毎日新聞社)
 レンタカー、マイカー。マイカーとしたら間違いないですか。レンタカーもあるということですか。

(知事)
 例としておっしゃっていただくのであれば、レンタカーなどとしたほうが正しいのではないか。

(毎日新聞社)
 徳島に帰ってきたのは何日ですか。

(知事)
 それぞれですね、(12月)5日の日からということになっていますので。

(毎日新聞社)
 何日から何日までに帰県したということは言えますか。

(知事)
 (12月)5日から8日の間ですね。

(毎日新聞社)
 どこかに立ち寄ったとか、そういうことは。

(知事)
 それはありません。

(四国放送)
 (12月)5日から8日帰県ということですけれど、宿泊施設に入ったのはいつですか。

(知事)
 宿泊施設は今4名の方で、2名の方が昨日の夜。それから1名の方が今日の午前中。もう1名の方が今準備をされていて本日中に入られる予定。

(四国放送)
 それまでは自宅待機ということ。

(知事)
 そういうことになります。自宅などです。

(四国放送)
 米国発の便は、何人乗りの飛行機かというのはわかりますか。

(知事)
 そこまではわからない。

(四国放送)
 この中に陽性者は1人だったということですかね。

(知事)
 1人の方おられたと聞いております。

(四国放送)
 米国発のその乗っていた便に1人の陽性者。

(時事通信社)
 こちらの4名の濃厚接触者の方は、それぞれワクチンの接種を済まされていたのでしょうか。例えば、2回接種全て終えられた方だったりとかそういう情報は。

(知事)
 そこのところの情報は、得てないですね。

(NHK)
 毎日健康観察12月19日までとあります。これは入国してから2週間というふうに。

(知事)
 そうです。5日の日から起算をして14日、足して19(日)。

(徳島新聞社)
 宿泊施設に滞在するのも19日まで。

(知事)
 そうです。

(NHK)
 念のためですけれど、入国時の検査というのは、PCR検査で間違いないですか。

(知事)
 そうです。

(感染症対策課)
 すみません、抗原定量検査です。

(知事)
 抗原定量(検査)。

(感染症対策課)
 検疫の方で、(抗原定量検査)しています。

(読売新聞社)
 この4人の方たちが、実際に「オミクロン株」に感染しているかどうかというのは、県が遺伝子解析の装置を導入したと思うんですけれども、そういったものを活用したりはするのでしょうか。

(知事)
 今申し上げたように、本日から県としてPCR検査がスタートして、2日に1度行うと同時に、今日からゲノム解析スタート。ゲノム解析大体1週間程度、答えが出るまでにかかりますので、本県の場合には国に送るまでもなく、次世代シーケンサー活用してやってしまおうということになります。既に発表したとおりです。

(読売新聞社)
 1週間程度ぐらいには、そういった可能性、感染の有無の可能性がわかるということですか。

(知事)
 はい。

(NHK)
 今回の「オミクロン株」広がっている中で、県民の方々不安を抱える方とか、もしくは何か県内としても不安を煽る形になってしまうかもしれないんですけれども、それに向けて県民へのメッセージなどございますか。

(知事)
 この「オミクロン株」今、政府を挙げてどういった特性を持っているのか、今、大体わかっているところというのは、感染力、デルタ株よりも強いであろう。ただ、特性については、デルタ株よりも弱いのではないか。ただし、ワクチン接種を2度行った、そうした場合でもかかってくる、その確率が高いんじゃないか。ただ、ここのところは全部クエスチョンマークが付いているところですので、まずは政府の方でも、あるいは世界的にも徹底的にそうしたもの、今、解析をしようとしているところですので、まずは基本的な感染防止対策をとっていただくというのが1番。やたらと怖がってしまうということは、かえってマイナスになる。つまり、あまりにも怖がってしまいますと、それぞれ人間ですから免疫力が落ちてしまう、ということは、ほかの病気にもかかってしまいますのでね。くれぐれもそうした点は、ご注意いただければ。
 そして今回「オミクロン株」、政府を挙げて水際対策ということで、今日こうした発表をさせていただいたのも、決して陽性者が徳島在住者の人が出たということではなくて、あくまでも濃厚接触者4名確認された、厚生労働省から認定された人たちがですね。その分について発表させていただくと同時に、その4名は全てその経路を分かった上で、県で用意している宿泊療養施設に入り、そして2日に1度PCR検査。そして、今日スタートをしてゲノム解析。従来だと国に送って解析してもらって、かなり時間がかかっていた。これをもう機器導入は終わっておりますので、徳島の場合には徳島としての水際対策。この次世代シーケンサーを活用して、1週間程度でその結論を出していこうと。こういった国、あるいは徳島県あげての対応をしておりますので、繰り返しになりますが、基本的な感染防止対策、これに心がけていただければということです。

(読売新聞社)
 今ので関連ですけれども、県民の方の不安としては、こういった形で県内在住の方から濃厚接触者が出たことで、もしかして県内で広がるんじゃないかという不安をお持ちの方も当然いらっしゃると思うんですが、さっきおっしゃっていたように、実際、公共交通機関を使っていなかったりだとか、そういう意味で不特定多数の方と接したということは多分ないと思うんですが、そのあたり踏まえて県民の方へのメッセージというか。

(知事)
 今回、国の定めた水際対策に則って4名の方、全て誓約書どおりに行動していただいている。また県の方との連絡も全て取れていて、そして今日中には全ての皆さんが、もう3名は入られていますが、宿泊療養施設に入り、2日に1回PCR検査、同時に今ゲノム解析も行っている。そして、14日間の健康観察に入っていただいているということですので、しかもこの方々は陽性者ではないということが大変重要と。
 そして、最初の空港検疫、こちらの方では陰性ということにまずなっている。こうした点も踏まえて、必要以上の不安といったものを持っていただく必要はございません。もちろん、こうした皆さん方が陽性に転じる、そうした場合には、もちろんしっかりと確認した上で、発表させていただくということをとりますので、是非、基本的な感染防止対策をとっていただいて、不用意にご心配なさる必要はない。このように申し上げたいと思います。

(毎日新聞社)
 徳島ではゲノム解析ができるということですが、隣の香川県とかでは、できないから東京に送るみたいなニュースがありましたが、協力関係とかそういうのはできないのでしょうか。

(知事)
 というよりも、まずはそれぞれ本来でしたら国の国立感染症研究所の方に出す、我々も今まではそうさせていただいていましたけれどね。それぞれ対応をご判断されると思いますので。

(徳島新聞社)
 4名の方ですけれども、例えば、同じグループだったとか、バラバラだったとか、そういうのは発表は。

(知事)
 これはあくまでも濃厚接触者ということでありますので、そうした点については、公表は差し控えさせていただきます。

(四国放送)
 表現としてですけれども、帰省のために帰って来た、帰省などのような表現で大丈夫ですか。それともそれも伏せた方がいいというか。

(知事)
 そうですね。住所が徳島にあったということで厚生労働省から連絡があったというのが事実。唯一のものですね。

(NHK)
 細かいところで恐縮ですけれども、帰県したということは、県内の自宅に戻ったということですか。自宅ではない。

(知事)
 所在地がそうあったということですから、住所地ということですかね。だから色々な形で今、人々はおられますから、例えば2拠点で持っている方もおられたり。

(NHK)
 住宅とは限らず。

(知事)
 ということで、あまり帰省をしたとか何とかと言うと正確ではないですよ、というのはそういうこと。

(幹事社)
 他ありますでしょうか。ありがとうございました。

(知事)
 それでは、よろしくお願いいたします。

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