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令和3年9月28日 臨時記者会見 フルテキスト版

第67回「徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」の結果等について(説明)

(幹事社)
 お願いします。

(知事)
 それでは、第67回「徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を行いましたので、その結果について発表をさせていただきます。
 その前に、本日の新規感染者数、公表させていただきます。
 昨日9月27日、県内におきましては、2名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。公衆衛生上の観点から、感染された方がお住まいの市町村名の内訳を公表させていただきます。
 鳴門市1名、板野町1名となります。
 また、主な感染経路につきましては、接触者1名。
 その他、感染者の年代や主な行動歴、症状の程度など詳細につきましては、記者の皆様方のお手元に配布させていただいている資料をご参照願います。
 それでは、これを受けまして、「とくしまアラート」5指標7項目について、発表させていただきます。
 まず1番目の指標、直近1週間、これは9月21日から9月27日の新規感染者数34名となります。
 次に、感染経路不明割合34分の9、26.5パーセントとなります。
 3番目の指標、病床の逼迫具合、1番目の項目、確保病床の使用率234分の37、15.8パーセントとなります。次に、入院率56分の37、66.1パーセントとなります。次に、確保病床の重症者割合使用率が25分の2、8.0パーセントとなります。
 次に4番目の指標、療養者数56名となります。
 最後5番目、PCR陽性率1,638分の34、2.1パーセントとなります。
 それでは、先ほど第67回「徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」開催をいたしまして、その時の指示事項などについて、公表させていただきます。
 まずは、飲食店への営業時間短縮要請の終了等についてであります。
 デルタ株によります感染拡大「第5波」、全国的に落ち着きを見せてきている。ちょうど先ほどでありますが、政府対策本部会議が行われまして、一時は全国の7割を超える33もの都道府県が対象となった「緊急事態宣言」あるいは「まん延防止等重点措置」、9月30日をもって全面解除することが決定をされたところであります。
 本県におきましても、9月に入ってからは、感染状況が改善の傾向に転じ、9月19日、「とくしまアラート」を「ステージ3」の「感染拡大注意・急増」へと1段階引き下げ、1週間後の9月26日には「ステージ2」の「感染拡大注意・漸増」へとさらに1段引き下げることとなるとともに、飲食店に対する営業時間短縮要請につきましては、本当であれば「ステージ2」になれば、9月30日の期限を待つことなく解除をする、このように申し上げていたところでありますが、近隣の府県、例えば香川県に「まん延防止等重点措置」、また広島(県)「緊急事態(宣言)」、岡山(県)「まん延防止(等重点措置)」、兵庫(県)、大阪(府)、京都(府)などについては「緊急事態(宣言)」、こうした形で、近隣府県にやはり厳しい措置が9月30日まで延長されている、こうしたことで新たな人流が徳島に向かってくる、これを防ぐために「ステージ2」となりましたが、飲食店における営業時間短縮要請この解除、こちらは9月30日までとさせていただき、10月1日から全面解除、このようにさせていただいたところであります。
 また、明後日の9月30日をもちまして、「第5波・最大警戒期間」こちらを終了させていただくとともに、これに伴って行なっていた県立施設の20時以降閉館につきましても、9月30日をもって終了する運びといたします。ということで、今回出すのがこちら。
 
(パネル「とくしまアラート・感染拡大注意『漸増』」を掲示)
 
 「感染拡大注意・漸増」「ステージ2」ということですね。オレンジ色、このようになります。
 それでは、今後の対応について、申し上げていきたいと思います。
 今後、「緊急事態宣言」などの解除が行われるわけでありますが、大幅に行動制限が緩和をされるというのも、秋の行楽シーズン真っ只中ということで、結果として新たな人流が多く出てくる。
 また、冬に向けて空気が乾燥していくということで、やはり感染拡大の要因の一つと言われているところでありまして、まさに次なる感染の波「第6波」、これが国民の皆さん方の最大関心事と今、既になっているところであり、我々としては、県民の皆様方のそうしたご不安、しっかりと解消するためにも、早め早めの対応、これを行う必要があるかと思います。
 そこでまず1番目、ワクチン接種についてであります。
 本県おきましては、国の新型コロナウイルス感染症分科会、こちらが示した努力により達成し得る接種率、国では10月から11月達成をと言っているわけでありますが、ワクチン接種率、日本では10指に入る徳島でありますので、そこまで11月までというわけにはいかないだろうということで、この期間を10月末までに達成をしよう、これを目標としているところでありまして、では目標と今の達成率はどのような状況になっているのか。
 
(パネル「ワクチン接種状況~当面の目標の進捗状況~」を掲示)
 
 目標の指標については、60代以上、85.0パーセント、そこに対し既にもう86.1パーセント達成をしております。
 また、40(代)から50代については、70.0パーセントに対し50.3パーセント、達成率は71.9パーセントとなっております。
 さらには、20代から30代は60.0パーセント、これに対し現状は32.9パーセント、達成率は54.8パーセントとなります。
 ということで、これをご覧いただいてもお分かりのように、やはり現役世代の皆様方、積極的にワクチン接種を打っていただくことが、今後の感染を抑えていく、そのポイントになるところであります。
 ただ、どうしても現役世代の皆様方、お仕事が忙しい、なかなか時間が取れないというご意見をいただいておりまして、県では、今、実施している「アスティとくしま」での大規模集団接種におきまして、「ワクチン接種推進ウィーク」こちらを新たに作らさせていただき、明日9月29日(水曜日)から10月5日火曜日まで、期間限定で予約なしの接種を実施いたします。ということで、こちらとなります。
 
(パネル「予約なし接種」を掲示)
 
 「新型コロナワクチン接種推進ウィーク」期間限定で予約なし接種を実施しますということで、9月29日水曜日から10月5日火曜日まで、ちょうど1週間ということでありまして、例えば、受付時間帯は三つ。一つは午前中9時から11時半。二つ目が午後14時から16時半。そして夜間19時から20時半。
 ただし、一つここにバーがありますように、平日につきましては午前中9時から11時半、この時間帯はございませんので、お気をつけいただきたいと思います。
 接種会場については、「アスティとくしま」、そして、ワクチンの種類は、武田モデルナ社製のものとなります。接種券、本人確認の書類、予診票など、お忘れることなく対応をお願いいたしたいと存じます。
 
(パネル「徳島県ワクチン接種予約受付コールセンター」を掲示)
 
 そして、ワクチン接種、こちらはもう既にお馴染みとなっている徳島県ワクチン接種予約受付コールセンター、フリーダイヤル0120、「コロナこない」、567-571、「コロナこない」、567-571、朝の8時半から夜の20時、土日祝日も受付をさせていただいております。
 続いて、抗体カクテル療法についてであります。
 抗体カクテル療法、本県でも入院受入医療機関において投与が進んでいるところであり、特に重症化リスクの高い軽症者などの重症化予防に成果を上げているところであります。
 一方で、他県におきましては、強い副反応も報告されていることから、その投薬推進にあたりましては投与後の経過観察体制、こちらをしっかりと確保した上で、治療に臨む必要があります。
 そのため、まず急変時に迅速な対応が可能となる入院受入医療機関に抗体カクテル療法の専用病床を設置することとし、それらの投与情報などについての収集・分析をすることによりまして、入院受入医療機関以外での提供に向けて検討を進め、抗体カクテル療法の推進を図って参ります。
 さらに、各種PCR検査につきましては、複数の感染者が確認された施設での全数のPCR検査、また、学校における各種モニタリングPCR検査は、当面、継続をさせていただきます。
 帰省者あるいは県外大学生などの事前のPCR検査につきましては、学校における帰省シーズンが終わり、そして申込件数が減ってきていることを踏まえまして、休止することも考えられるところではありますが、今後、「緊急事態宣言」などの全面的な解除に伴う人流の増加が懸念されること。また、東京都のモニタリング会議の委員の皆さん方からは、12月中旬には東京都の感染者が1万人を超えるとの、AIを使った試算が打ち出されているところであります。
 これらを踏まえ、引き続き、県境をまたぐ移動については、慎重な判断をお願いいたしたいと存じます。そういうことで、今のこの体制につきましては、年末まで継続をさせていただきます。
 次に、飲食店や宿泊施設におけるモニタリングPCR定期検査につきましては、当面10月末まで1か月間延長することとし、それ以降については、県内でのワクチン接種率の向上による感染確率の低減を見越して、発症時により早く検査結果が出る抗原簡易キットへの切り替え、こちらについて、それぞれのメリット、デメリット、十分勘案して検討を進めて参ります。
 人流調査については、「第6波」に警戒し、当面の間、継続をさせていただきます。
 県民の皆様方におかれましては、感染状況が改善傾向にあるとはいえ、都道府県をまたぐ移動については、引き続き、慎重にご判断をいただき、移動する場合には、移動先の感染状況や感染先の知事の要請などにつきまして、確認をいただいた上で、移動をお願いいたします。
 また、「緊急事態宣言」などの全面解除を受けまして、全国的に行動制限の緩和が見られるところでありますが、感染の再拡大、これにやはり備える必要があるということで、県内の社会経済活動の活性化を図るため、9月の補正予算案に盛り込んだ業と雇用を守るための各種事業について、議決をいただければ、速やかに、そして、効果的に執行できるように努めるとともに、危機管理調整費などを活用いたしまして、新たな対策の推進、これを進めて参ります。
 加えて、政府が導入を検討しているワクチン検査パッケージにつきましては、10月中に全国各地で実施される行動制限緩和の実証実験、これは、「緊急事態宣言」などの対象であった地域で実施されるものでありますが、この実証実験の状況や、本県におけるワクチンの接種目標の達成状況を踏まえまして、本県での対応についても検討を進めて参りたいと考えております。
 なお、こうした行動制限緩和の流れを受けまして、本県でも、これまでお願いしてきた飲食店におけるカラオケの設置の利用自粛につきまして、段階的に緩和を行わさせていただきたいと考えております。
 なお、そこでまず10月1日からでありますが、「コロナ対策三ッ星店」に限りまして、歌う際の不織布マスク、こちらを着用、徹底などを条件といたしまして、カラオケ設備を利用できることとさせていただきます。
 私の方からは以上です。よろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)

(四国放送)
 まず、コロナの感染の関係で、3235(例目)の医療機関職員とありますが、その方は、いわゆる病院の看護師なのか、どういう立場なのかを知りたいのと、ここの医療機関に対する影響はなかったのかを教えて下さい。

(知事)
 2点いただきました。まず、この方につきましては、県立中央病院に勤務する委託事業者の職員の方ということであります。そうしたことで、当然のことながら、対応を保健所の方で当該職員と接触をした患者さん、そうしたものについての対応、これを見たところでありますが、患者さんへの検査、必要ないと。つまり、患者さんと接する、そういった形ではない。
 また、当該職員と接触をした職員、こちらは8名該当しますので、昨日、抗原定量検査こちらを実施して、すべて陰性が確認されておりますので、そうした意味では、様々な点につきましての影響、こうした点についてはなく、通常どおり診療体制を継続することとなっております。以上です。

(四国放送)
 職員の方は、医療従事者ではないでしょうか。医療従事者ですか。

(知事)
 事務です。

新型コロナワクチン接種推進ウィークについて(質疑)

(四国放送)
 事務。あと「ワクチン接種推進ウィーク」ですが、これは先着順とありますけれども、先着順何人くらい想定されていますか。

(知事)
 まず、ワクチン接種、ここについて制限はないわけですが、大体1日あたりの我々としての感覚ですね、ここの定員として平日こちらは300人。そして、土日については、やはり多くおいでをいただけるのではないかということで600人、こちらを想定しております。

抗体カクテル療法ステーションについて(質疑)(その1)

(四国放送)
 次に、抗体カクテル(療法)ステーションということですが、これはいつ頃運用というか、時期的なものはまだ決まってないんでしょうか。

(知事)
 それで抗体カクテル、非常に効くということを言われているんですが、他県の事例として、やはり強い副反応があるということがありますので、やはりしっかりと投与をしていくケアの体制、まずこれが必要ではないかということで、特にどんなことをやるかということですが、投与後の経過観察、これをしっかりと確保して、そして、臨む必要があるであろうということで、まずは急変時に迅速な対応、これが可能となる、今既に群として持っている入院受入医療機関、この中に抗体カクテル療法を専用に行う病床、大体4床程度を考えていますが、こちらを設置し、抗体カクテル療法ステーションとして運営をさせていただきます。
 体制が整い次第、対応をしていければということですが、今の見込みについてでありますが、まず各病院あるいは関係団体からご意見を聞いていかなければならない。このように考えておりますが、大体10月初旬の開設、こちらをめがけて、県立の病院内で整備を進めていこうと、このように考えております。

(四国放送)
 その県立病院というのは、1か所というイメージですか。

(知事)
 そうです。1か所。

(読売新聞社)
 今の(抗体)カクテル療法に関してですが、既に抗体カクテル療法自体行っている医療機関あると思うんですが、どう変わるのかという辺りを。

(知事)
 ここのところについては、この専用にやはり行っていくということで、いわゆる接種した後の経過、これをしっかりとケアしていくということでのものになっておりますので、ここで打たれた、その場合にも、もし何かあった場合、対応するということになるかと思います。

各種PCR検査について(質疑)

(読売新聞社)
 わかりました。先ほど言ってらっしゃった、今の体制は年末までとおっしゃっていたのは、例えば従業員、飲食店だとか宿泊施設対象のモニタリング検査だったりとか、帰省者を対象にしたPCR検査、そういったものになるんでしょうか。

(知事)
 当面体制を見ていこうと。年末まで全部やっていくかどうか、その点については途中でどうなるか、やはり効果を見ていく必要があるかと思っています。

スクリーニング検査について(質疑)

(読売新聞社)
 わかりました。あと会議の中でラムダ株の対応の話も言及していらっしゃったと思うのですが、県の方では、23日からスクリーニングできる体制を整えられたと思うんですが、そこに対して何か新たに変えられることなどあったりするのでしょうか。

(知事)
 というのは、実は、デルタ株の中で陰性になったもの、ここからラムダ株を選ぶ。ここのところ、デルタ株100パーセントということでいくとラムダ株がない、ということになりますので、既にスクリーニング検査これをスタートしておりますから、もしデルタ株、100パーセントから陰性のものが出てきた、そうなるとそれを検査に、スクリーニングに回すということになります。

県民への呼びかけについて(質疑)

(読売新聞社)
 警戒期間も終わるということで、気の緩みというか行楽シーズンですし、県外に遊びに行こうというそういった気持ちも高まるかと思うんですが、その辺り含めて県民の方に。

(知事)
 確かに今回、全国で「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」久方ぶりに全部解除となったわけでありまして、しかも秋の行楽シーズンも迎える。これまでの自粛疲れ、こうした点もおありかと思いますので、こうした点についてはストレス解消ということで、徳島県におきましても既に「ステージ2」と、この日曜日18時からさせていただいておりますので、「みんなで!とくしま応援割」つまり、県民の皆さん限定で県内の宿泊施設5,000円支援を、また2,000円のクーポンを差し上げる制度でありますが、これを年末まで、また再びスタート、10月1日、宿泊あるいは日帰り旅行から、28日から受付ということになります。ということで、今日からということになりますけれどね。
 ですからこうした形で、特に宿泊の皆さん方が大変だということですから、是非、ご利用いただきたいとこのように考えているところであります。
 その一方で、飲食こちらの時短要請、これも10月1日から全面解除ということになっていきますので、そうなってきますと、先ほどの全国的な行動制限緩和ということになります。そこで、対策会議でも少し申し上げたように、今9月13日時点で「緊急事態宣言」あるいは「まん延防止等重点措置」になっていたところを限定として、いわゆる行動制限これの緩和に向けた実証実験、これを公募で行っているところなんですね、行っていこうと。ここは今、言うように13日の時点で「緊急事態宣言」か「まん延防止(等重点措置)」ということで、徳島は対象にならないということになるわけですが、実は昨日、内閣官房の方から通知が参りまして、全都道府県を対象にするという通知が参って、明日夕方あたりに説明会が開かれるということですので、我々としては行動制限緩和、その実証、これをしっかりと、やはり徳島ならではのものをやっていくことができればと、このように考えておりますので、この実証実験に参加をする前提で、まずは明日の説明会これを聞いてしっかりと行動宣言緩和と、そしてその一方で、やるべき措置、これをきっちりとモデル事業として作り上げていきたいと、このように考えています。

時短の終了について(質疑)(その1)

(NHK)
 すみません、1つ確認させてください。先ほどの会議をもって、時短の、営業時間短縮要請を終了すると決められたということでよろしいですか。

(知事)
 いいえ、ここのところについては、既にこの日曜日、26日の日曜日の時点で、30日をもって終了ということを確か申し上げたと思いますので、先ほど対策会議をもってというのは全体の総括として、例えば県立施設の20時以降の例えば停止とかですね、そうしたものも含める形で解除ということで、全部を総括させていただいたと。

(NHK)
 県としての意思決定をされたのが、さっきの場所ではないのでしょうか。

(知事)
 26日の本部会議。

(NHK)
 (26日の)本部会議が時短の要請を。

(知事)
 10月1日で終える。

(NHK)
 決めたということですね。

(朝日新聞社)
 予定どおり決めたという理解でよろしいですか。

(NHK)
 予定どおり改めて決めたということですね。

(知事)
 だから全部をおさらいをさせていただいた。全てのパッケージとして、つまりそうしないと、時短要請どこいったかとこうなりますので、時短要請を9月30日をもって終了というのは、26日この段階、日曜日で決めさせていただいた。対策本部会議で。

予約なしワクチン接種について(質疑)

(毎日新聞社)
 この予約不要ワクチン接種のことで1点お伺いしたいんですけれども、2回目接種が終わってない方が対象になると思うんですけれど、特に年齢制限とかはあるんでしょうか。

(知事)
 今回のこの予約なしでということで、多くの皆さん方に対応していただこうということで、ただ12歳以上という、これは全国の制限、ワクチン接種の制限がありますので、年齢制限はと問われた場合、予防接種法で定められている12歳以上という条件以外に、今回、年齢制限は設けていないということになります。

(毎日新聞社)
 ありがとうございます。

(朝日新聞社)
 引き続き、予約なし接種のことで2点お伺いしますが、先ほど平日300人、土日600人という話があったんですが、何人分確保してあるかというのを単純に計算すると2,400人分、2,400回分と思いますが、それで間違いないかという点と、もう一つは2回目の接種であればそれでよろしいと思うんですけれど、1週間なので2回打つことできないので、1回目で打ったりする方に対してどういう、次に対して予約をできるようにするとかどういうイメージなのか。それをもう1点教えていただいてよろしいですか。

(知事)
 まず、平日が300(人)ですから、1週間ということで、これかける5、1,500(人)。それから、土日600(人)これかける2、1,200(人)、合わせると2,700(人)ということになります。
 それから、今回確かに1週間ですから1回打ったらこれで次この期間に入らないということになるわけですが、そうした意味では、まずは打っていただくということを優先していきたいということですね。

(朝日新聞社)
 次の回の案内みたいなものはされる。

(知事)
 その時に、もちろん。

(朝日新聞社)
 2,700人分確保しているという言い方でよろしいですか。

(知事)
 結構です。

(徳島新聞社)
 今のお話ですけれど、そうしましたら、1回目予約なしで受けられた方は、2回目も「アスティとくしま」で接種を受けることになるんでしょうか。

(知事)
 結果的には、例えば4週間後ということになりますから、結果的にそうなってくる。とりあえず1回目を打っていただく期間をこの1週間に定める、あとは自動的についてくる、このようにお考え下さい。

抗体カクテル療法ステーションについて(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 抗体カクテル療法について、お伺いします。先ほどのお話ですと、1か所の病院で4床を準備するということだったんですが、どちらの病院に用意する予定でしょうか。

(知事)
 これは先ほど申し上げたように、入院受入医療機関この中にということで、特に県立病院にこれを設置するという形にはなります。それは何か所か、1か所ということです。

(徳島新聞社)
 どちらに設置するかというのは、公表しないということでしょうか。

(知事)
 はい。その理由ですけれど、例えば、必ずこれ入院調整行っていただいて、そこへ行ってください。いきなり打ってもらいたいので来ました、これはちょっと困るということですね。

(徳島新聞社)
 現状は、複数の病院で。

(知事)
 抗体カクテルですか。

(徳島新聞社)
 そうです。抗体カクテル療法は、複数の病院でされているんですか。

(知事)
 そういうことです。

(徳島新聞社)
 それを1か所に集約されるということですか。

(知事)
 いえいえ、ショートステイと思ってください。ショートステイ的に。つまり、抗体カクテル療法ステーションということでさせていただきますので、抗体カクテルの療法、これを集中的に行っていくショートステイ専用病床という形で、いわゆる高リスクの患者さんを早期投与していくというのが目的になる。
 そして、大体1日から2日間程度、経過観察の後に宿泊療養施設などに移行をしていく。こういう形になります。

(徳島新聞社)
 現状、入院病床まだ空きがあるような状況だと思うんですけど、高リスクの方が素早く打てるような状況では、現状はないということでしょうか。

(知事)
 いえ、それぞれのドクターたちの判断で、これ当然やっていくわけですが、特に高リスクの場合にパッとどこか専門的に受け入れていただく。場合によっては病院としてそこに。軽症者が中心になる、高リスクの軽症者ということがあるので、先ほど申し上げたように、できれば宿泊療養の方にその後は回っていただく。

(徳島新聞社)
 繰り返しですが、現状は高リスクの軽症者の方は、速やかに打てていないという状況でしょうか。

(知事)
 打てていないというよりも、そうした人たちは、それぞれの病院でやるんだけれど、その場合に例えば、副反応が出たりするというのが他県で言われているので、そうしたものを集中的に対応して、ケアしていこうと、先ほどショートステイ的にと申し上げたところです。普通は入院しないで対応していくと。

(徳島新聞社)
 現状は、入院していないということですか。

(知事)
 現状は全て入院です。入院してドクターの判断で打っていくわけですけれど、当然その場合に、その後にリスクが伴う。そういった場合に集中的に対応していこうと。

(徳島新聞社)
 要するに、ステーションがある病院以外よりも手厚い体制になっているということ。

(知事)
 そういうことです。

(徳島新聞社)
 今の関係で、今くらいの感染者数ですと、入院調整本部から病院に入院して、そこで打って入院しているんですから当然、経過観察もセットで行われると思うんですけれど、もっと病床逼迫してきたときに、こういうステーションがあると助かるということですかね。

(知事)
 当たりです。そういうことです。

(徳島新聞社)
 それに備えた措置ということですね。資料に受入機関以外での提供に向け検討とあるんですけれど、これはホテルのことですか。

(知事)
 病院などで、原則、徳島だったら病院でやる。

(徳島新聞社)
 12病院以外の病院。

(知事)
 それは対応可能、確かにそれだけ対応をどこで、打っているところがありますのでね。

(徳島新聞社)
 今、11機関でもう既に実績があるので、ここでいう受入機関以外ということは、病院とかホテルとかも含めて。

(知事)
 含めて。

時短の終了について(質疑)(その2)

(NHK)
 先ほどの件ですけれど、危機管理政策課の方にちょっとお伺いすると、今日の対策本部会議をもって一応決定としたというような回答があったんですけれども。

(危機管理政策課)
 決定と言いますか、9月30日というのは元から。

(NHK)
 継続しますよというのはおっしゃってて、今日改めて決定したということと捉えていいんですか。それとも、あの26日の前回のときにもう決定したと。

(知事)
 それでいけば、決定をしたという、方針を決定したのが26日の本部会議。ただ少なくとも、より先にいった今日ですね、今日において全部をパッケージとして決定をする。つまり、その方針をオーソライズしたということになります。

(NHK)
 その方針が本決まりに今日なったと、予定どおり決定した。

(知事)
 いつ決定したかというと、それは26日。

(NHK)
 大枠として。今日が正式に、10月1日から解除しますよというのを正式決定、方針どおり決定したと。方針は26日、今回が正式決定と、予定どおり決定したと。

(知事)
 オーソライズ。

(NHK)
 ありがとうございます。

抗体カクテル療法ステーションについて(質疑)(その3)

(徳島新聞社)
 ちょっと繰り返しになるんですが、感染状況が今落ち着いている中で、抗体カクテル療法のステーションを今のタイミングで整備することの意義というか、理由というところをもう一度お願いします。

(知事)
 実は「第5波」の中で、抗体カクテル療法というのが出てきたんですね。非常に軽症者で重い人たち、これが中等症だとか重症に回る前に効くんだ。そこで実はこれを打たれた、打たれたというか投薬をしたというのは、当然、病院ということもあるし、宿泊療養施設、あるいは外来での投薬、こうしたものが既に非常に医療機関が逼迫した都道府県で実際に行われていたんですね。ただ、徳島はそこまでなかった。
 もう一つ課題になったのは、他県では、それをどんどん投薬したんですが、強い副反応、これが報告されているということから、投与後その経過観察体制をしっかりと確保する必要があるということが課題として、それぞれ打ったところから出てきたということですね。
そこで我々としては、この抗体カクテル療法、現にそれを実施している入院受入機関と随時、様々な情報交換を行っているところではあるわけですが、今申し上げた課題となっている、投与後の副反応、副作用。あるいは病状がどう変化してくるのか、こうした点が懸念をされるということで、病床が逼迫していない現段階として階段を踏んでいってやったらどうだろうか、こうした意見が出されたということですね。
 これを受ける形を取らせていただいて、入院受入機関での投薬は継続をしながらも、一部の入院受入医療機関に今申し上げた抗体カクテル療法、その専用病床これを設置していただいて、先ほどから申し上げている「抗体カクテル療法ステーション」として運用していこう。
 そして、このステーションにおいて、投薬の情報あるいは副反応の対応、あるいは病状の経過、こうしたものを収集、分析することによって、今度は入院受入医療機関以外の実施、こうしたものに向けて、いわば抗体カクテル療法をどんどん広めていこう、こういう手順ということになります。

(幹事社)
 各社さん大丈夫ですか。それでは終わります。

(知事)
 ありがとうございました。

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徳島県 知事戦略公室
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