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令和3年4月22日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それでは、発表事項お願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生について、発表をさせていただきます。
 昨日4月21日、県内におきましては、34名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。
 まず、主な感染経路についてでありますが、濃厚接触者または接触者が8名、クラスター関連が6名、県外関連が1名となっております。また、再掲となりますが、飲食店関連は1名となりました。
 なお、公衆衛生上の観点から、感染された方がお住まいの市町村名または都道府県名の内訳を公表させていただきます。徳島市16名、鳴門市1名、小松島市3名、阿南市1名、吉野川市5名、阿波市1名、三好市1名、松茂町1名、藍住町2名、板野町2名、そして兵庫県が1名です。
 感染者の年代、主な行動歴、症状の程度など詳細につきましては、記者の皆様方のお手元に配付させていただいた資料をご参照願います。
 これを受けまして、「とくしまアラート」に関わります5指標7項目、以下、ご説明をいたして参ります。
 まず、4月15日から4月21日、直近1週間の新規感染者数については、243名。この数字は、4月6日から17日連続、過去最高更新ということになります。
 感染経路不明割合は、243分の39、16.0パーセント。昨日が18.8パーセントでしたから減少ということになりました。
 次に、病床逼迫具合について、3つの指標といいますか3つの項目、ご説明して参ります。
 まず、確保病床の使用率71.1パーセント、235分の167。昨日が72.8パーセントですから、減少ということになりました。
 次に、新たに加えられた入院率でありますが、こちらは346分の167、48.3パーセントとなります。そして、うち重症者用、この比率が25分の7、28パーセント、変わらずということであります。
 次に、療養者数についてですが、この入院の167に宿泊療養を加え346名、この数字は、4月12日から11日連続で過去最高の更新ということになります。
 次に、PCR陽性率については、2,968分の243、8.2パーセント。昨日が8.8パーセントでありましたので、減少という形となりました。
 それでは次に、新たなクラスター、こちらについて公表をさせていただきます。新たに発生が確認され、県内22例目のクラスターについて、以下、ご説明を申し上げます。感染源探索のために、積極的疫学調査を進める中で、これまで発表いたしておりました5名の方に、本日発表の1002例目、1005例目1006例目を加えた8名の感染者が、一つの中学校において確認され、この方々が、いずれも、学校生活の場を共有することによりまして、感染が広がった可能性が高いことがわかったところであります。このことによりまして、この8名を、クラスターとして、本日、認定させていただくこととなりました。
 県といたしましては、学校管理者のご了承をいただいた形で、学校名を公表させていただきます。「鴨島第一中学校」であります。ということで、こちらご覧をいただきます。
 
(パネル「鴨島第一中学校クラスター感染状況」を掲示)
 
 鴨島第一中学校クラスターということで、生徒さんが4名、そして教職員が4名、合わせて8名のクラスターという形となります。
 それでは、次に過去に発生をしたクラスターについて、感染者に動きがございましたので、ご紹介を順次させていただきます。
 まず、県立中央病院クラスターについては、新たに元入院患者2名、1003 例目、1004例目の方々の陽性が確認されましたので、この2名の方々を加えることによりまして、
 
(パネル「県立中央病院クラスター感染状況」を掲示)
 
 クラスター全体としては12名、ということで入院者8名、退院者4名という形となります。
 次に、「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター」についてでありますが、南海病院入院患者1名、1027例目の方が陽性確認をされました。
 
(パネル「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 この1名を加えることによって、79名のクラスター、4月12日から過去最高を更新しておりまして、県内過去最高の数のクラスター79名ということで、こちらに1名、南海病院の患者さん陽性ということとなりました。
 本日発表させていただきました感染者の方々を合わせ、本県での感染者数が累計で1,000名を超えることとなりました。4月に入ってからの感染者数488名となりまして、今月4月だけで令和2年中、暦年ですね、令和2年中に確認をされた感染者、199名でありましたので、その倍以上の数字となっております。
 一方、全国で確認をされた1日あたりの新型コロナウイルス新規感染者数が、5,000名を超えることとなりました。全国的に変異株による感染急拡大が続く中、国におきましては、東京都、大阪府、京都府、兵庫県の4都府県に対する3度目の「緊急事態宣言」について、23日にも正式に決定をされるのではないか、このように報道がなされているところでありまして、引き続き、瀬戸際の攻防が繰り広げられているところであります。
 どうか県民の皆様方におかれましては、現在「とくしまアラート・感染拡大『急増』」、国のステージでは3、発動中でありますので、こちらにしたためておりますが、
 
(パネル「とくしまアラート・感染拡大『急増』」を掲示)
 
 この時短の要請、4月16日から5月5日まで、午後9時、お酒の提供は午後8時までということ。
 また、都道府県域をまたぐ移動については、慎重に判断をしていただく。特に、既に10都府県で発動されている「まん延防止等重点措置区域」との移動については、特にこの場合には、それぞれの市町村名が出されています。例えば、宮城県では仙台市、京都府では京都市、大阪府であれば大阪市、このようにですね、こちらが5月5日まで。また、5月11日までは、いわゆる東京圏、首都圏の方ですね、東京都、あるいは埼玉県、千葉県、神奈川県、そして愛知県、それぞれ関係をする市こちらが明示をされております。こことの移動については、極力お控えをいただければと思います。
 また、言うまでもなく基本的な感染防止対策、この徹底をということで、今、この変異株の恐ろしさ、従来だったら食事の時に少しマスクを外して、わあっと喋ってもなかなかうつらない。しかし今は、少し席が離れていても、気を抜いて喋り、そして語り合うと言いますかね、大きな声を出してしまう。そうなりますと、ほぼ感染をすると、こうした事例で飲食の場合におけるクラスター、あるいは、複数の飲食店が合わさったクラスター。こうしたものも出ているところでありますので、くれぐれも気を引き締めた基本的な感染防止対策、3密の回避、マスクの着用、あるいは手指消毒、うがいの励行、また、お店を利用する場合には、こちら「すだちくん」のマークの「ガイドライン実践店」、こちらを是非、ご活用をいただければと思います。
 また、発熱などの症状がある場合、これは県民の皆さんも、従業員の皆さん方も同じでありますが、すぐさまかかりつけ医、この方に電話でご相談をいただき、その指示に従っていただければと思います。
 是非、ご自分の身をしっかりとまずは守っていただく、若い皆さん方、非常に今、感染の割合が高い、徳島県においても20代の感染が一番多いということになっておりますし、また、若い皆さんといいますと、20代あるいは30代この皆様方、合わせて約3割、29.8パーセントとなっておりますので、是非、こうした点については、ご注意いただければ、そしてまずは、ご自分を守っていただく、さらには大切なご友人、ご家族の皆さん方に感染を持ち込まない、こうした点も重要となりますので、是非、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 そして、最後に1点でありますが、残念なお知らせを申し上げなければなりません。
 昨日4月21日、新型コロナウイルス感染症で、県内の医療機関に入院をされておられました80代以上の方1名がお亡くなりになられました。謹んで哀悼の意を表したいと思います。
 なお、性別、死因など詳細につきましては、ご遺族に配慮させていただきまして、公表は差し控えさせていただきます。
 報道の皆様方におかれましては、お亡くなりになられた方、ご遺族のプライバシー保護に十分ご配慮いただきますように、よろしくお願いを申し上げます。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(幹事社:時事通信社)
 中学校のクラスターについてなのですが、調査状況と今後の対応について、分かることがあったら教えて下さい。

(知事)
 それでは、申し上げていきたいと思います。今回8名ということを、今、申し上げたところでありますが、例えば、授業において、あるいは室内でのスポーツ、クラブ活動において今回、クラスターが発生したということであります。そうしたことで今、保健所による積極的疫学調査、これが行われておりまして、4月19日月曜日から23日金曜日まで臨時休校と今、しているところであります。
 そして、その間にいわゆる、この関わったところ、いわゆる濃厚接触者であるとか、あるいは接触者、この皆さん方を特定させていただいて検査、実施をしております。
 そして、この結果を見て、先ほど、4月23日まで休校と、この先のことを決めていくということでありまして、今の検査の状況も合わせて、お話を申し上げていきたいと思います。
 全体では、生徒さんそして教職員、合わせて269名、これは陽性の方、最初にわかった陽性の方も含めてということですが、269名の皆さん方、検査に入っているところでありまして、既に4月21日までで218名の皆さん方の結果が出ておりまして、陽性が今申し上げた8名、あと残りが51名ということになります。ちなみにこの51名、生徒さんと教職員に分けますと、生徒さんが50名、そして教職員が1名という形になります。
 この結果を持って、最終的に4月23日を超えるところの状況について、どのような授業形態をとるのか、これを進めることになっております。以上です。

(時事通信社)
 これも変異株が原因でという認識でよろしいでしょうか。

(知事)
 そうですね、これまで学校の中で、しかも中学校でクラスターが出たというのは、初のこと。これまで大学であるとか、あるいは高等学校、こうしたところは発表お聞きになっていてご存知のとおりですが、中学校で出たというのは初めてのことですね。
 全国的な傾向でこの若い皆さん方、特に子どもさん方が感染をするというのが、今回の変異株の大きな特色。
 また、本来だったらある程度、風通しがよくなっている、あるいは広い空間である、こうした場合、あまり感染が広がらないというのがあるんですが、今回は授業で、あるいはスポーツのクラブ活動でも感染が広がったという、そして、クラスターが出たということですから、おそらくそうではないだろうかと。もちろんこれは、エビデンスとしてこれらの皆さん方のスクリーニングの結果が出ているわけではないんですけれどね。おそらく感染状況から見て、そうではないであろうか。
 また、昨日公表させていただきましたが、一番直近でスクリーニング検査を行った25検体。25検体まるまるが県のスクリーニング検査では、「変異株陽性疑い事例」100パーセントということですから、確かにこうした傾向、言えるのではないかと考えています。

(徳島新聞社)
 「鴨島第一中学校クラスター」についてお伺いします。鴨島第一中学校を公表されたんですが、その理由と、どういう意図で言われたのか。あと、生徒さんと教職員の方、計8名ですが、生徒さんの方、もしくは先生、共通の行動があったのか、例えば、生徒さんが全員クラスメイトであるとか、同じ部活動であるとか、この8名がどういう接触の仕方をしていたのか、お願いします。

(知事)
 はい、まず公表した理由ということです。先ほど少し申し上げましたが、これまで高等学校あるいは大学、クラスターが出て公表をさせてきていただいておりますが、中学校で出たというのは、実は初の事例ですね。
 ということでやはり、県民の皆さん方に、つまり中学生、小学生、低い児童生徒の皆さん方には、なかなかうつらないだろうというのが従来、全国でも言われていたんですね。しかし昨今、変異株になって子どもさんもどんどんうつる、こうしたことが言われるんですが、おそらく県民の皆さん方からしてみると「徳島大丈夫じゃないの」、こうしたところがあったかと思いますが、昨日発表申し上げたように、県のスクリーニング検査で25検体、全てが変異株。もちろん県の疑い事例ということなんですがね。こうしたことを考えると、やはり県民の皆さん方にしっかりとご理解いただく必要があるのではないだろうか、こうした観点から、いわゆる当該自治体、吉野川市ということになりますが、(吉野川市)にもご理解をいただいた上で、学校名を公表をさせていただいております。
 それから次に、この8名の皆さん方との相関関係、生徒さんが4名、そして教職員が4名ということでありますが、先ほど申し上げたとおり授業で、そして室内のスポーツクラブ活動で、これらの皆さん方がうつったという相関関係がわかっているところでありますし、さらには体育の授業を通じてといった点もある。こうした意味では、その授業ということですね、先ほど申し上げた。

(徳島新聞社)
 つまり、従来、接触者などが特定されていたら公表しませんということをおっしゃっていたと思うんですけれど、今回、特定されていると思うんですが、啓発のために公表した、注意を促す観点から発表したということでしょうか。

(知事)
 そうです。やはり今まで中学生は大丈夫だ、こうした観点がわりと多かった。例えうつったとしても家庭内感染、こうした事例は確かに中学生だとか小学生だとか、あるいは未就学児というのも数例あったんですが、中学校の場でクラスターが起こると。そうしたこともあるんだといったことを是非、知っていただきたい。より行動を慎重にしていただこう、そうした意味であえて、もちろんこれは設置者である吉野川市の皆さん方にもご理解をいただく上で、公表をさせていただいております。

(徳島新聞社)
 関連しまして、923例目の方が最初に感染がわかって、それをきっかけに検査を始めたということでよろしいでしょうか。

(知事)
 この方からというよりも、それぞれ、これは相関関係でこのような形になったと、お考えをいただければと思います。最初の段階で、例えば5名ということでクラスターというのもあるんですが、今回、全体を積極的疫学調査を行った結果、このようになったということですから、どの方からかということ、あまりそうした形でお考えをいただかないで、こうした学校での部活動であるとか、あるいは授業であるとか、そうした観点から感染が広がったということで、さらに積極的疫学調査、これを行なわさせていただいております。
 ということで先ほど全体の数申し上げたように、生徒の皆さん方あるいは教職員の皆様方の検査、これを進めているところです。また、そうしたところから陽性の方が見つかってくれば当然、積極的疫学調査を行い、どんな形でこの感染が出来上がってきたのか。こうしたものを追求していきたい、探求していきたい、こう考えています。

(徳島新聞社)
 検査につながったのは、一番発症確認日が早いんですけれども、923例目の方が検査を受けて陽性になられたので、それをきっかけに検査をしていったということでよろしいでしょうか。

(知事)
 それは、あくまできっかけですね。

(徳島新聞社)
 わかりました。教職員とあるんですが、教諭でよろしいですか。

(知事)
 この場合には、教員の方と職員の方と。

(徳島新聞社)
 両方いらっしゃるということですか。

(知事)
 はい。

(四国放送)
 先ほどおっしゃっていた中で、飲食店関連の方が1人いらっしゃると、どなたになりますか。

(知事)
 どなたということは、公表していない。

(四国放送)
 何例目かは言っていない。

(知事)
 言っていないです。つまり、この全体の中での再掲として飲食関係というのが非常に関心、あるいは時短させていただいているので出している。

(四国放送)
 20例目のクラスターとは別の話ですか。

(知事)
 そうです。クラスターに関係すると当然、何例目か出させていただきます。

(徳島新聞社)
 本日かなり多い感染者が出まして、医療提供体制が非常に危機的な状態だというような声も現場の方から聞いたりもするんですけれど、現在の医療提供体制について、明日会議もあるんですが、現時点で知事はどのように受け止めてらっしゃるのかお願いします。

(知事)
 これについては、これまでも何度も申し上げているように、やはり医療提供体制といったものが大変逼迫をしている。それぞれにと申し上げた方が良いかと思います。例えば、これだけの数が出てくれば当然、重症化の比率も高く、比率というか数が増えてくる、それに対しての受け入れ態勢、あるいは全体としての病床の確保、あるいは軽症者、また無症状者対応といった意味での宿泊療養の施設、そして今、退院が非常に長引いている部分もありますので、ケアという観点で、こうしたものをしっかり受け入れていただくことによって、病床をスムーズに転換をしていく、後方支援病床の確保、病院の確保といったほうがいいかもしれませんが、こうした点をまずしっかり行っていく。これが大変重要ということで、明日、徳島県新型コロナウイルス感染症対策協議会、こちらを開催させていただいて、これまで取り組んできた、今、申し上げたような着眼点、こうしたものをしっかりと確保していく、そうした方針を出しその決定をしていただく。
 もちろんその中には、これまでお話が出てきたように、県の医師会としても病床の逼迫、こうしたもの、あるいはこの変異株による感染急拡大、この大阪(府)、兵庫(県)を封じ込めないことにはなかなかこれが難しい。こうした点について、しっかりとバックアップ、セーフティーネットを張ろうではないか、大変有り難いご提案をいただいておりまして、毎度、私が最後にまず少し体調が悪ければ、かかりつけ医の皆さん方に電話でご相談を、こうした点をより力を入れて、かかりつけ医、プライマリーケアの観点で診断をしていただき、あるいは自宅でそうした療養をし、場合によって症状が悪化をした場合に入院調整に図っていく。こうしたセーフティーネットを図っていこう、これは医師会の方でご提案をいただいておりました。こうした場合、この点についても明日、対策協議会の場でお話をいただける、このように聞いております。
 齋藤会長さんからは、まさにこの急場、大変な場を徳島ワンチームで乗り越えていこうではないかと、ワクチン接種の時にもおっしゃっていただいたんですが、しっかりと我々としても連携協力をする。
 もちろん、ただ単に医療の場、バックアップをする、あるいは数を確保するというだけではなくて、その感染源を抑えていく、その意味で4月16日から時短をかけさせていただいた。しかも、その数日前からこのトレンドを受けて躊躇なく時短の導入をさせていただきますよと、予告もその前からさせていただいている。それに対してのご協力をいただいた場合のご支援、これらも明示をさせていただいているという形。
 そしてさらに先般、徳島県の対策本部、こちらを開催をいたしまして、この時短の要請であるとか、あるいはステージを3に上げたことについて、県民の皆さん方にご理解を十分いただいているのだろうか、あるいは県外から来られる人たちが、どのようになっているのか、つまり人流をしっかりとモニタリング調査をしていくということ。あるいは、今度は陽性患者さんたちの事前のモニタリング、こうした点も面的な点を対応していく。
 さらには、スクリーニングということでの変化株の対応ですね。つまり、検査全体の体制をどのように広げていくのか、こうした点についても発表させていただき、今、具体的な手法、これを構築を着々としていこうとしているところでありますので、今申し上げたような感染源、あるいは感染の状況、その原因となる人出、こうしたものをしっかりとモニタリングをしていくことによって、感染の急拡大、こちらについてブレーキをかけていく。そして、なかなか2週間というタイムラグ、これが生じてきますので、その間、何とか医療の場、その急場をしのいで行こう、これはワンチームで乗り越えていければと、このように考えています。以上です。

宿泊療養施設について(質疑)(その1)

(徳島新聞社)
 セーフティーネットという話が出たんですけれども、これまでで現時点で今までのところで、療養施設に入るまでに2、3日かかるような事例はあるのでしょうか。

(知事)
 まず、これまで当然のことながら療養施設に入るにあたって、消毒をきっちりとやっていかなければならないということがありますので、その消毒で部屋が空くまでの間、お待ちをいただくといった点があったり、あるいはお待ちをいただくというよりは、先ほど齋藤会長がおっしゃっていただいたようなプライマリーケアとして、そうした自宅でもドクター、ホームドクターとの間で連携とっていただくと。どれくらい事例があったかというのは、まだ聞いてはおりませんが、逆に言うとそうした体制、これをしっかりと構築をしていく、これが今後の話であるかと思いますが、もちろん施設に入っていただく部分について、少しの間、調整でお待ちをいただく、これはこれまでもあった点であります。

(徳島新聞社)
 自宅で例えば、4日とか5日とか1週間とか長いこと自宅療養をされている方は、現時点ではおられないということですか。

(知事)
 今の段階で確認はされていないと記憶しております。つまり、調整が出来るまでの間、そうしていただくということで、数日前にもご質問があったように、その間の注意事項ということで、ご用意させていただいてお出しをしている。そして、それはそのまま入っている、1回診断といいますかね、されている皆さん方でありますので。

(徳島新聞社)
 ちなみにその消毒であったりとか、施設側の準備などに時間がかかって、その入るまでに最長でどのくらいかかった事例がありましたか。

(知事)
 聞いているところでは、2、3日と聞いていますが。

「まん延防止等重点措置」の申請について(質疑)

(徳島新聞社)
 アラートを発動しても、なかなか事態の好転の兆しが見えない状況ですけれど、「まん延防止等重点措置」の適用を政府に申請する考えは、今のところありますか。

(知事)
 この「ステージ3」になければ当然、「まん延防止等重点措置」ここが視野に入ってくるわけでありまして、今はまず初めての時短をかけ、しかも予告をした上で4月16日からかける。ということで確かに人流は一気に3割以上落ちた、こうしたことがずっと続いていける。
 そしてもう1つ、我々としての1つの指標として出しているのが、陽性患者さんのうち、どのくらいが飲食関係であるのか、最初の頃、高かったですよね。今日発表の方が1人、もちろんまだ調査中の人がいるので、もう少し増えるかもしれませんけどね。こうした点でも、明らかに減っているということがありますので、こうしたことがどこまで続くのか、そしてさらに、積極的に例えば、県外から来られる皆様方、出発の段階でPCR検査受けられるような支援体制を取るとか、あるいは夜の街でお客さんで来た人たちに対して、どのような面的な検査を行っていくのか、今リスクの高い施設、例えば、高齢者施設であるとか、あるいは入院、あるいは病床を持った病院ですね。そうしたところとか、あるいは障がい者施設、こうしたところでクラスターが出た場合には、まずその全数調査、あるいは病院だったらフロア、病棟とですね、それとそのエリアの調査、こうしたものをより徹底しているという形で事前に陽性の方々を探知していく。そして囲い込む。こうしたことも今、どんどん進めていくことをしていますので、こうしたものの効果をしっかりと見ながら、しかし、これだけでなかなか難しいということになれば、いわゆる強制力のある、つまり、時短を破った場合に公表、命令をして罰則をかけると。
 ただ、先ほども申し上げたように、今、この6日間で全県下やっていて約5割を巡回しているんですが、99.5パーセント守っていただいているということを考えると、その分についての「まん延防止等重点措置」を打ったとしても、あまり効果がない、みんなが守ってくれている。
 それからカラオケ店の自粛、これもお願いをして対応していただいている。これも「まん延防止等重点措置」をうった場合に行う措置でもありますので、そうした意味では、夜の場を抑えていくといった点については、人流といった点も含めて効果が出てきているのではないか。ただ、これ効果が出たからすぐ患者さんが減るということにはならない。どうしても2週間というタイムラグが出てきますので、この間は齋藤会長がおっしゃっていただいたようないわゆるケア、つまり必ず診断はするんだけれど、こうした皆さん方の症状などに応じてセーフティーネットも張っていく、そして病床なども増やしていく。重症化した場合すぐに対応できるように、重症化の病床も確保しておく。
 こうした体制も重要になるので、あらゆる施策、考えるものを全て導入をする中で、なんとかこの急場、そして一番の発生源であった大阪府、それから兵庫県で今度、京都府も加わり、また東京(都)も。ここが「緊急事態宣言」になって、今それぞれの中身、2度目の「緊急事態宣言」は、夜の飲食店の時短だけだったんですよね。今回は休業要請、あるいはお酒の全面禁止、こうしたものも今、検討がなされていると聞いておりますので、こうしたものも効果を発してくるのではないかと考えておりますので、様々な対策これを総合して、なんとかこの急場をしのいでいければと、このように考えています

(徳島新聞社)
 現時点では、検討はしていないということですか。

(知事)
 何度も申し上げるように、「ステージ3」になれば、もし今の対策だけで難しくて、そして「まん延防止等重点措置」をかければ、より効果があるということがわかるかどうか。あるいは、どの市町村にかけるかというものも含めて、常にそうしたものについては、ずっとデータを見ながら、もしこれが効果的である、これを出す方が、例えば、県民の皆さん方のイメージというのもあると思いますが、その場合は間髪入れず国との協議、即かける。
 これは国の方に全国知事会からも言って、各知事から要請があった場合には、間髪入れず国の方としては判断していただく、そうした意味で、今まで要請をすると割と早く「まん延防止等重点措置」の市区町村決まっていますので、そうした形をとると。常に臨戦体制というふうに考えています。

聖火リレーによる感染事例について(質疑)

(徳島新聞社)
 香川県内の聖火リレーで警備に当たっていた警察官が感染したというニュースがありましたが、徳島県内で聖火リレーに絡んで感染が確認された事例は把握されていますか。

(知事)
 ありません、今の段階では。

(幹事社)
 では、よろしいでしょうか。それでは、知事会見を終了します。ありがとうございました。

(知事)
 はい。ありがとうございました。

(保健福祉部副部長)
 それでは、引き続きまして、本日発生しました34例の個別の部分について、会見を行います。詳細については、本日お手元にお配りの資料があるかと思いますけれども、発表した以上です。中身については、これからあればと。

「とくしまアラート」にかかる指標について(質疑)

(毎日新聞社)
 先ほど知事がおっしゃっていたところの確認ですが、指標のうち県内過去最多になったものが、直近1週間の感染者243名と療養者346名でよろしいでしょうか。

(感染症対策課)
 はい、そうです。

(徳島新聞社)
 関連して、宿泊療養施設の稼働率も過去最高でしょうか。

(保健福祉部副部長)
 宿泊療養の稼働率も最高です。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(読売新聞社)
 鴨島第一中学校のクラスターの関係でお伺いしたいのですが、知事のご説明では、授業とかクラブとかで感染したということですが、皆さん8人の方が、生徒の4人が同じクラスで同じ部活動でというところで、そういうご説明だったんですか。

(体育学校安全課)
 それは違います。

(読売新聞社)
 具体的に授業で一緒だった子もいるし、クラスで一緒だった子もいるし、先生もクラスの担任だったり、部活の顧問だったりということですか。

(体育学校安全課)
 授業で一緒だった人もいれば、部活で一緒だった人もいます。

(読売新聞社)
 この間、アラートが上がった時に、学校への対策で部活動を短縮する、対外試合を原則止めるという話があったと思うのですが、今回は普通の学校内の部活でのクラスターですが、対応を強化するお考えはありますか。

(体育学校安全課)
 先日、2日前かな、通知を出させていただきまして、部活動の制限で時間の制限とかさせていただいたんですが、その対応はしていただいていたと思います。

(読売新聞社)
 それ以上の対応は、今のところ考えていなくて、引き続き。ありがとうございました。

(NHK)
 中学校のところで269人検査ということで、これは全校生徒さんではないんですか。検査した数ですか。

(保健福祉部副部長)
 感染の接触があったという形で検査の範囲を決めていますので。

(NHK)
 濃厚接触者と接触者で良いですか。

(保健福祉部副部長)
 そうですね。必要ある範囲ということで、全校生徒ということではないです。

(徳島新聞社)
 先ほど教職員4名の方、教諭だけではなくて職員の方も入っているとおっしゃっていたのですが、部活動の指導や授業であったり教諭の方は、接触があったのは分かるんですが、職員の方は感染者、この中でどういうふうな接触の仕方をしたんですか。

(感染症対策課)
 それについては、現在調査中です。

(毎日新聞社)
 それに関連して、教職員の内訳を教えていただければ、教員何人、職員何人。

(体育学校安全課)
 ちょっとこれは相談させていただいて、もし発表、数を言うことが可能であれば、お伝えさせていただきます。

(徳島新聞社)
 可能でない理由は、どういう理由ですか。

(体育学校安全課)
 個人が特定されるということです。

(徳島新聞社)
 どの方がではなく何人か内訳を。学校の先生がかかったというのは、割とインパクトがあることなので、できれば発表いただきたいのですが。

(体育学校安全課)
 教員が3名、教員以外の方が1名ということになります。

(徳島新聞社)
 授業や部活で一緒だったということですが、教訓とするために、どういうところに落とし穴があったと思われますか。

(感染症対策課)
 それにつきましては、今現在、保健所の方がしっかり疫学調査していますので。変異株というところの可能性がありますので、やはり気をつけられていたと思うんですが、見逃していたところもあるかと思うんですが、保健所としては、現在、積極的疫学調査を進めていますので。感染防止対策については、とられていたと思うんですが、もう少しお時間をいただければと思います。

(徳島新聞社)
 マスクをつけていたとか、そういうことは確認はまだできていない。

(感染症対策課)
 具体的にですね、それぞれどういうふうな状況で、基本的なアルコール消毒であったり、ソーシャルディスタンスを取るとか、そういうのはあると思うんですが、もう少しきちんとした形でお伝えできたらと思っております。もう少しお時間いただきたいと思います。

(朝日新聞社)
 先ほど質問があって、中学校は全員が検査というわけではない、接触があった人ということですが、今後、全校の検査は考えてらっしゃいますか。

(保健福祉部副部長)
 いえ、基本的には感染者との接触の可能性があるという形で検査の範囲を決めていますので、現在の数字で十分であると、現時点ではありますが、考えています。

(朝日新聞社)
 変異株だと感染がしやすいということだったので、さらに考えられてるのかと思いましたが、今のところは。PCR検査でいいですか。

(保健福祉部副部長)
 PCR検査です。

(徳島新聞社)
 (鴨島第一)中学校のクラスターに関連しまして、生徒さん4名ですが、接触したのは校内だけということでしょうか。例えば、仲がよくて校外の自宅で遊んでいたとか、飲食店に一緒に行ったとか、そういう行動歴はありますか。

(感染症対策課)
 そこまでは、そういうことは聞いていません。

(保健福祉部副部長)
 現時点では、そういった活動で空間を共有したと、学校での活動は確認しておりますけれども。

(徳島新聞社)
 県立中央病院クラスターについて、お伺いします。1003(例目)、1004例目の方々、退院されたということですが、退院したのがいつなのかと、おそらく皆さん一度は検査を受けてらっしゃると思うのですが、それから陰性になって陽性になったのかというところ、その辺の経緯をお願いします。

(病院局)
 1003例目の方についてはですね、4月17日に退院をされております。この方については、4月9日に抗原定量検査をして、その後も数回検査をしておりますが、全て陰性ということで、その後、体調不良を伝えられて、再度検査をしたら陽性だったという形でございます。

(徳島新聞社)
 陽性となった検査は、昨日されたのですか。

(病院局)
 21日ですね、抗原定量検査です。

(徳島新聞社)
 それで、陽性となったということですか。

(病院局)
 そうですね。もう1人、1004例目の方につきましては、4月8日に退院をされています。その時に、抗原定量検査を実施しておりまして、その時点では陰性ということで、その後、発熱等の症状がありまして、最終的には抗原定量検査もいたしましたが、最終的にはPCR検査、4月21日のPCR検査で陽性が確定したということでございます。

(徳島新聞社)
 抗原定量検査は、前の日にされたのですか、20日ですか。

(病院局)
 20日に抗原定量検査をして、そこでも陽性は出ています。

(徳島新聞社)
 わかりました。次の日に確定検査をされたと。

(読売新聞社)
 他の患者さんと比べると発症時間が遅いと思うんですが、タイムラグがあると思うんですが、ここに含まれた他の感染経路ではなくて、この病院からの感染だというふうに認定されたのは、これは退院から間もないとか、そういった理由ですか。

(感染症対策課)
 関連が、現在のところは分かっているところでは、考えております。

(読売新聞社)
 他の接触とは考えにくいからということですね。

(徳島新聞社)
 関連しまして、この(県立)中央病院の方、皆さん同室か同じ病棟に入院されていたと思うのですが、新たにわかった2名の方も他の感染者の方と同室もしくは同じ病棟にいらっしゃったんですか。

(保健福祉部副部長)
 1003例目の方につきましては、821例目、857例目の方と同室。
 1004例目の方については、655例目、716例目、732例目の方と同室です。

(徳島新聞社)
 現時点での感染経路が調査中の方々が、何例目かというのを教えて下さい。今日の感染者のうち、感染経路調査中の方。失礼しました。資料の下にある方々でよろしいですか。調査中と書いてくれている方々でいいですか。

(保健福祉部副部長)
 はい。

(徳島新聞社)
 1008例目の方が県外とあるんですが、どちらでしょうか。

(保健福祉部副部長)
 香川県です。

(徳島新聞社)
 いつ行かれていたんですか。

(感染症対策課)
 確認します。

(徳島新聞社)
 念のための確認ですけれど、1007例目の方、高齢者施設職員となっているんですが、昨日認定されたクラスターの施設の方ではないということでよろしいでしょうか。

(保健福祉部副部長)
 違います。

(徳島新聞社)
 昨日の関連で、川内町内の類似施設の検査を実施するとおっしゃっていたんですが、対象が何病院の何人ぐらいになったのか、お願いします。

(保健福祉部副部長)
 昨日、高齢者施設、川内町の関係で一斉検査ということですけれども、川内町内には入所の施設が15施設ございます。

(徳島新聞社)
 対象者は、だいたい何人ぐらいになりますか。

(保健福祉部副部長)
 対象者は、500名程度。

(徳島新聞社)
 その検査は、本日からされているんですか。

(保健福祉部副部長)
 4月下旬から開始します。

(徳島新聞社)
 4月下旬から。下旬と言いますと、2、3日後とかではないということですか。

(保健福祉部副部長)
 日程はあれですけれど、今それで調整しています。

(幹事社)
 他よろしいでしょうか。それでは、終了します。ありがとうございました。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その3)

(読売新聞社)
 知事がおっしゃっていた中で、家庭内での二次感染7名というのは、単純に今日発表のあった34人のうち7人が家庭内感染ということでよろしいでしょうか。

(保健福祉部長)
 そうですね。

(徳島新聞社)
 中学校のクラスターについてですが、新たに中学校では生徒さん2人が陽性になっていますが、この方々、他の陽性者とどういった接触の仕方をしたのでしょうか。

(保健福祉部長)
 他の生徒さんとの接触で特徴的な接触については、確認します。生徒さんですよね。

(徳島新聞社)
 といいますか、昨日、8名の方が部活動であったり、授業であったりで接触したと聞いていたんですが、同じように考えていいのでしょうか。

(保健福祉部長)
 生徒さん同士の中では、特段接触はございません。同じクラスの生徒でもないですし、同じ部活の生徒でもありません。

(徳島新聞社)
 先生の方と接触があったということですか。

(保健福祉部長)
 そうですね。

(読売新聞社)
 中学校のクラスターですが、今回、家族での1062例目の方ですが、これは兄弟ということでよろしいでしょうか。

(保健福祉部長)
 おっしゃるとおりです。

(徳島新聞社)
 生徒さん、先生とどういう接触があったんですか。授業でしょうか。

(保健福祉部長)
 先生の授業を受けられていたと聞いています。

(徳島新聞社)
 感染がわかった教諭の授業を受けていた2人ということでいいですか。

(保健福祉部長)
 そうです。

(毎日新聞社)
 念のための確認で、死者の累計は31名でよろしかったでしょうか。

(保健福祉部長)
 そうですね、31名です。

(徳島新聞社)
 県外の方、和歌山県と兵庫県の方いらっしゃったのですが、それぞれこちらに滞在中だったということですか。

(保健福祉部長)
 そうですね、1人の方は大阪府に住まわれていて、こちらに帰県されていた、大阪府ですね1048例目の方。

(徳島新聞社)
 1048(例目)、徳島市になっているんですが。

(保健福祉部長)
 すみません、居住地はあれですけれど、大阪に行かれていて、徳島に戻られていた。

(徳島新聞社)
 大阪で住んでらっしゃるということですか。

(保健福祉部長)
 大阪に出られていて戻られた。

(徳島新聞社)
 徳島市に住んでいて、戻ってきた。和歌山(県)と兵庫(県)の方は。

(保健福祉部長)
 兵庫(県)は、私の言い間違いです。あとは和歌山(県)が。

(徳島新聞社)
 1063例目の方が、居住市町村が兵庫県となっているんですが。

(保健福祉部長)
 これは、南海病院に入院されている方です。

(徳島新聞社)
 失礼しました。1053例目の方は、和歌山(県)。

(保健福祉部長)
 そうですね。和歌山県に居住されていて、私用でこちらに来県されていて滞在していたと聞いております。

宿泊療養施設について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 宿泊療養施設ですが、226室あって172室使っているということですが、空いているのが54室で、海部病院の60室は使っていないということですか。

(保健福祉部長)
 海部病院については、現時点ではまだ使われておりません。今もう受け入れ準備は済んでいますが、旧海部病院に入るかどうかについては、医師の判断になりますので、現時点では入られている方は、いないです。

(徳島新聞社)
 もう準備はできていて、入れるということですか。

(保健福祉部長)
 今日、準備を今まさにやっているところ、現時点では入るという方は、いらっしゃらない。

(徳島新聞社)
 226室の中の60室は、旧海部病院だと思うんですが、残りが54室しかないということになると、既に6室使われている計算になるんですが、どういうカラクリですか。

(保健福祉部長)
 カラクリというか、現在まだどちらかというと入所されていらっしゃらなくて、家庭のご事情とかでなかなか動きづらいという方がいらっしゃるというのは聞いております。そうした方がまだ自宅におられると聞いております。

(徳島新聞社)
 6室分は入る予定だから、海部病院の分を抜いているということですか。

(保健福祉部長)
 まだそういった方、家庭のご事情等で動けない方がいらっしゃる、その方については、入居先は決まっていないということになっています。

(徳島新聞社)
 つまり、226(室)引く172(室)で54(室)になるんですが、旧海部病院まだ使っていない、60(室)以上空いていないとおかしいと計算上、どうなっていますか。

(保健福祉部長)
 旧海部病院60室は、使われておりません。

(徳島新聞社)
 残りが54室になっているんですが、どこで6室は捻出されていますか。

(保健福祉部長)
 具体的な数字は、まだ確認できていませんが、6人以上の方が家庭のご事情等で入居の目処が立っていない、入居できる状態ではないので自宅におられると聞いております。

(徳島新聞社)
 稼働していない部屋もあるということですか。172の部屋は使ってなく172という計算ではないですか。

(保健福祉部長)
 176人の方、全てが今、宿泊療養施設にたちまち現時点で入っているわけではないです。どちらかというと、夜の12時時点の数字になっているので、夕方の5時時点でどうなっているかは、数字は私の手元に来ていないので。

(徳島新聞社)
 いや、この数字を出されている時点の話ですけれど。どんな事情で入居できないということがあるんですか。

(保健福祉部長)
 要は入所の予定、すぐに入所されている方というのはいらっしゃいます。あとは、入所の予定が立っていなくて待っている方も当然、入所先として決まっていて入所の予定が立っていない方も当然いらっしゃいます。あとは、なかなか入所がご本人のご事情で入所が困難であったり、ご本人の希望ですぐに入所したくない方もかなりおられますので、そういった方については、医師の診断で症状に問題がなければ自宅にいらっしゃるという状態になっております。

(徳島新聞社)
 既に、旧海部病院に複数入る予定になっているという数字になってしまいますが、それでいいですか。

(保健福祉部長)
 入所先については、我々の方で決めているわけでなくて一人一人、何人が空いているか旧海部病院に入るか決まっているわけではありませんので。医師が旧海部病院に入った方がいいと判断されれば、その方が旧海部病院に入りますし、そういう方が今のところいらっしゃらないので旧海部病院に入っている方は、おられない。

(徳島新聞社)
 いや、数が合わないんですが、その点はどう説明されますか。

(保健福祉部長)
 先ほどから申し上げているとおり、まだ自宅にいらっしゃるという方がいます。

(徳島新聞社)
 じゃあ、172人のうち今、実際に入っているのは、何人ですか。東横インに。

(保健福祉部長)
 今のところ、私の手元に資料がない。

(徳島新聞社)
 後で教えていただけますか。

(保健福祉部長)
 わかりました。

(徳島新聞社)
 東横インは、何室入っているんですか。

(保健福祉部長)
 今のところ、手元に数字がない。

(徳島新聞社)
 後で教えて下さい。昨日の数字も179だったんですけれど、数字が合わなくてですね。用意している部屋数と入っている部屋数が、海部病院の部屋がまだ稼働されていないと言われていたので、60を引くと上回ってしまうんですよ、その部屋数。それは例えば1室に2人入っているような計算になるような数字になったんですが。

(保健福祉部長)
 これ数日前にも、151(人)になった時に一度ご説明したと思うんですが、1室に2人入っている例も当然ございます。

(徳島新聞社)
 わかりました。昨日179人ですが、その方は、全員入っている人でいいですか。

(保健福祉部長)
 全員ではありません。

(徳島新聞社)
 この数字、出されている数字は、何の数字ですか。この宿泊療養施設稼働率。稼働しているからここに入っていると思うんですが、まだ入ってない人がいるんだったら、そもそも稼働率で出すのは、おかしいと思うんですよ。入っていないのに稼働しているという形で172人。

(保健福祉部長)
 その点については、数字を。

(徳島新聞社)
 数字が合わなくて、せっかくその6指標で、アラートの基準になる割と重要な数字で、ちょっと意味がわからないので、これが何の数字なのかと、実際にこの数字を出した時に172人のうちに何人が東横インに入っているのかを教えて下さい。まだ入っていない方がいるとおっしゃっていたので、実際に入っている方の数字が知りたいので、後から教えて下さい。

(保健福祉部長)
 確認します。

(幹事社)
 他ございますでしょうか。よろしいでしょうか。それでは、会見を終了します。ありがとうございました。

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