〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
- 法人番号:
- 4000020360007
(幹事社)
それでは、発表事項お願いします。
(知事)
それでは、新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、発表をさせていただきます。
昨日4月20日、県内におきましては36名、新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。これによりまして、昨年の2月25日に県内初の感染者が確認をされて以降、累計の感染者数がちょうど1,000名となったところであります。
さて、本日発表の36名の感染者の主な感染経路についてでありますが、濃厚接触者または接触者が14名、クラスター関係が3名、また、再掲となりますが、36名のうち7名が、飲食店関係となります。なお、公衆衛生上の観点から、感染された方のお住まいの市町村名または都道府県名、こちらの内訳を公表させていただきます。徳島市が19名、鳴門市が5名、小松島市が1名、阿南市が1名、吉野川市が5名、藍住町が3名、板野町が1名、そして香川県が1名であります。
感染者の年代や主な行動歴、症状の程度など詳細につきましては、記者の皆様方のお手元にご配布させていただいている資料をご参照願います。
これを受けまして、「とくしまアラート」にかかる指標、次のとおりとなります。
そして昨日、お話を申し上げましたように、国のステージ指標が変わったこと、これを受けまして、これを徳島県の専門家会議の皆さん方からも徳島県のアラートに溶け込ますべきであると、ご提言をいただきましたところでありますので、今までは6つの指標で、6つのいわゆる項目を発表させていただきましたが、今度は新しく5つの指標7項目で運営をいたして参りますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。
それでは、新たな指標、いわゆる5つの指標で7項目の話をさせていただきます。
まずは、直近1週間、これは4月14日から4月20日まで、こちらについては239名。こちらは4月6日から16日間連続での過去最高を更新となります。
次に、感染経路不明割合については、239分の45、18.8パーセントとなります。
次に、項目がグッと増えたのが、この病床の逼迫具合ということで、まずは従来と同じ、ここも1つの指標になりました、確保病床の使用率ということで235分の171、72.8パーセントということで過去最高の数値ということになります。
そして、新たに加えられたのが入院率。全体の患者さんの中で入院が出来た人たちということでありまして、こちらが334分の171、51.2パーセント。ちなみに国の指標におけるステージ指標、どうなっているのか、お話を申し上げます。「ステージ3」、ここはこの入院率が40パーセント以下、つまり入院する人が4割しか入れないということですね。次に、「ステージ4」、こちらは25パーセント以下、4人に1人しか入院ができないということであります。
次に、重症者の使用率については、25分の7、28パーセントであります。
次に、療養者数については、今、申し上げた171(名)、これに宿泊療養を加え334(名)、こちらの数字は、4月12日から10日連続、過去最高更新という形となります。
そして、5項目PCRの陽性率は、2,705分の239、8.8パーセントということになります。
続きまして、この度、新たに発生が確認をされました県内21例目のクラスターについて、ご説明を申し上げます。感染源の探索のために積極的疫学調査を進める中で、これまで発表いたしました5名の方に、本日発表の973(例目)、986例目の方を加えた7名の感染者が、一つの高齢者施設から確認をされました。保健所の積極的疫学調査の結果、この7名に二次感染により感染が広がった936(例目)、937例目を加え、計9名の「高齢者施設関連クラスター」として、本日認定することになりました。ということで、21例目のクラスターということで、記者の皆様方のお手元にも配らさせていただきましたが、
(パネル「高齢者施設関連クラスター感染状況」を提示)
このような形ということで、高齢者施設の中で入所者が3名、そして職員が4名、その職員4名のうちの、お一人のご家族2名ということで、関連がつくということになります。
そして、今日発表させていただいたのが、この973(例目)、986(例目)、職員の方2名、全体で9名のクラスターということとなります。
なお、当該施設につきましては、利用者が特定をされていることから、現時点での施設名の公表は、差し控えさせていただきます。
県といたしましては、昨日から保健所が支援に入りまして、入所者また職員の感染状況の情報収集や感染の防護服、あるいは支援、こうしたものについて、実施をいたしているところであります。引き続き、クラスターの早期封じ込め、図って参りたいと思います。
続きまして、過去に発生したクラスターについて、感染者の動きがございましたので、発表させていただきます。本日「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター」につきまして、南海病院の職員1人、969例目の方でありますが、陽性が確認をされましたので、こちらの方をクラスターに加える形で、全体では78名の関連クラスターということで、こちらの方ですね。
(パネル「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター感染状況」を提示)
お一人加わりました。こちらも4月12日から引き続き、過去最多更新クラスターということになりました。
ここで1点、水曜日でありますので、国立感染症研究所における変異株のゲノム解析結果について、ご報告させていただきます。先週、国立感染症研究所からの報告はございませんでしたが、今週は24検体についての確定報告がございました。いずれも英国株、英国型ということであります。
また、その後に実施をした県のスクリーニング検査につきましては、4月上旬以降に発症された陽性患者の皆様方を対象に25検体を抽出して実施をしたところ、なんと25検体全てが、徳島県のスクリーニングで陽性、つまり疑い事例となったところでありまして、国立感染症研究所にゲノム解析を依頼させていただいたところであります。3月30日以降の4回の検査、毎週ということですがね。合わせて今、申し上げた部分も含めてなんですが、96検体あるわけでありますが、このうちのなんと91.7パーセントにあたる88検体が、県のスクリーニング検査で陽性、つまり疑い事例となるなど、本県の感染状況における変異株、その影響はまさに顕著、日を追うごとにとうとう、今回は100パーセントとなったところであります。
先ほども発表させていただきましたが、本日発表の36名の方を合わせ、本県の累計感染者数がついに1,000名に達したところであります。改めてこれまで、今もそうでありますが、コロナウイルス対応にご尽力をされていただいております医療従事者の皆様方をはじめとする関係の皆様方に、心から感謝を申し上げたいと存じます。
先ほど変異株の猛威、本県の事例を申し上げましたが、近隣あるいは東京都におきましても、かなりの数が今日も発表されています。東京都、来月には全てが変異株に変わるのではないか。このように言われているところでありますが、今日は843名。お隣り兵庫県563名、そして、同じ関西広域連合仲間であります奈良県、初の100人越えの112名、このようになったところでありまして、また、こうした拡大傾向、全国でも顕著ということであります。
そして、ついに大阪府につきましては、昨日「緊急事態宣言」の3度目の発令を国に要請したところでありまして、これに今、申し上げた東京都、そして兵庫県が続く予定となっておりますし、京都府こちらについても要請の方向で今、動いてるところでもあります。
本県では、昨日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議、こちらを開催をいたしまして、この急速な感染拡大に対応するため、昨日4月20日でありますが、21時より「とくしまアラート」を国で言うところの「ステージ3」、「とくしまアラート・感染拡大注意『急増』」に引き上げをさせていただきました。ということで、これに合わせる形で県民の皆さんへお願いということで、とうとう、この赤色ということになりました。
(パネル「とくしまアラート・感染拡大注意『急増』」を提示)
そして今、時短の要請を特に飲食店、午後9時以降開業していたところにお願いをしているところで、午後9時まで、お酒の提供は午後8時まで、こちらを4月16日から、ちょうど「まん延防止等重点措置」、これらを京阪神などでかけている5月5日までとさせていただいております。
そしてこの中で、県民の皆様方には、特にご協力をということで、こうした「まん延防止等重点措置区域」との移動、極力お控えをいただく。
そして、都道府県境をまたぐ移動される場合には、是非、慎重にご判断をいただきたいと。
また、お店の皆さん方でありますが、体調をその確認を従業員の皆様方に対しては、是非、徹底をして行なっていただきたい。そして、体調不良を訴える方、こうした方は是非、休ませてあげていただきたいと思います。
また、人と人との接触をなるべく減らそうということでのテレワーク、東京(都)などでは、一時期7割テレワーク、つまり出勤3割ということも言われましたが、このテレワークの推進、ちょうどゴールデンウィーク、こちらが参りますので、是非、導入をする大きなきっかけにしていただきたいということで、既に県庁職員では、テレワーク5割、これを目指していこうと、昨日の段階で経営戦略部長の方から既に、全部署にその旨の通達が出されているところであります。
またさらには、この感染防止対策の徹底についてであります。これまでも、この場で何度も申し上げてきて参りましたが、全国の知事の皆さん方、あるいは本県の専門家会議の皆さん方とも直接お話をする中で、今回の変異株、やはり従来のものとは全く異質であるということ。つまり、同じ空間でちょっと油断をしてマスクを外して話した、飲み食いをした。そうすると、従来だったら、なかなかこれは感染をしないものが、その近くに感染者がいる、それだけでうつってしまう。
こうした事例がいわゆる飲食店などで、あるいは様々な場において、実は起こっている。これは徳島だけではなく、まさに全国の今の状況ということでありまして、従来以上にやはり、基本的な感染防止対策、こちらをしっかりと行う。こうした点をもっともっと県民の皆さん方にお伝えをいただきたいと、こうした点も強く申し出をいただいたところであります。
私の方も国の方から、やはりこの変異株の状況といったものを、もっと国民の皆さん方にお伝えをするべきではないか。また、専門家の皆さん方の知見に基づいて説明をする。例えば、英国株など一時期は7割感染率が強いと。ところが、こうした点もエビデンスを添えてしっかりと伝えてもらいたいと、諮問会議でも申し上げたところ、いや3割から7割というふうな数字になったり、これしているところでありまして、やはりこうした点であるとか、あと、急速に実は重篤化をするというのも、その特色の1つということがあります。
また、従来ではあまり考えられなかった子どもさんたち、あるいは若い皆様方にも普通にうつってくると。こうした点も特徴となっておりますので、そうした意味でも、気を引き締めての感染防止対策の徹底、3密の回避、マスクの着用、咳エチケット、手洗い、手指消毒、うがいの励行、人々が近い場では大声を決して出さない。
そして、店舗をご利用される場合、飲食の場だけではなく、そのお店が実践をしているガイドライン、「ちゃんとやってますよ」とそれを示すのが、このガイドライン実践店ステッカー、見やすい場所に事業者の皆さん方には、張り替えていただきたい、既に昨日も申し上げたところでありますので、このマークを目印にして、そのお店を。しかも、基本的な感染防止対策を施した上で、利用していただきたいと思います。
また、発熱はもとよりでありますが、なんとなく体調が優れない、そうした場合には、是非、気づきを今まで以上に持っていただいて、かかりつけ医の方、あるいは保健所の方に電話でご相談を是非いただき、その指示、従っていただきたいと思います。
是非、皆様方にはこうした点、県民の皆様方、事業者の皆様方には、ご協力の方、よろしくお願いを申し上げます。
まずは、私の方からは以上です。よろしくお願いいたします。
(幹事社:NHK)
高齢者施設の新たなクラスターということなんですけれども、既に今日の2人が入る前に、高齢者施設の方では5人の感染が確認されていて、この5人からクラスターが発生と、大体認定されるのかと思うのですが、今日の2人を加えて発表になった理由というのを教えて下さい。
(知事)
この高齢者施設についてでありますが、こちらにつきまして最初4月17日、職員1名の感染がまず確認をされました。そしてこの中で、利用者全員に対してこの施設が自主的に17(日)、18(日)勤務のあった職員に対して抗原の定性検査、こちらをいわゆるスクリーニング検査としてされたんですね。しかしこれだけでは、陽性が出たとしても確定がしませんので、その分については、県の方で改めて陽性の出た皆様方に対してのPCR検査、これを行って、今ご質問のあったように5名の皆さん方、陽性とこれが実は4月18日PCR検査実施をしたところであります。
そして19日には、入所者に加えまして職員2名、さらにということで3名陽性が確認をされるということがありましたので、こうした形でつまり確定検査、それに関連して当然、また更なる陽性者ということがありましたので、5名の段階でと、ただ、しかもその5名が抗原定性検査の分でありますので、しっかりとそうしたものの調査、これもさせていただいたと。
この点についても、専門家会議の皆さん方のご指導いただく中で、こうした形を取らせていただいて、今日発表という形をとらせていただきました。
(NHK)
つまりは、まだ広がりがある中だったので、この段階でクラスターと認定するのではなくて、より大きな範囲を見てからクラスターと判定しましょうということ。
(知事)
というのは、既に5名が定性検査だったんですね、場合によっては、これが陰性であることもある。ということは5名にならないということですから、これをしっかりとPCR検査で確定検査を行う。それで、これが5が出れば当然クラスターということにもなるんですが。それに合わせて、いわゆる全数検査といますかね、こうしたものを行ったところ、他の事例が出てきたということがあって、結果として今日発表と。つまり、全体をやはり包含をして封じ込める、これをまず急がさせていただいたということです。
(毎日新聞社)
4月に確認された感染者数の人数を教えていただいてよろしいでしょうか。
(知事)
はい。4月まだ途中であるわけでありますが、今回の発表をもって454名となりました。
(徳島新聞社)
クラスターに関連してですけれども、先ほど入所者の方々、皆さん特定されているので、現時点で施設名は公表しないということだったのですが、これまでの高齢者施設も同じように、おそらく入所者の方、職員の方は、特定されていると思うんですけれども、これまでのケースと何が違うのかお願いします。
(知事)
はい。今回の場合については、この完全な入所者よりも地域密着型サービスの部分ということがあります。こうした観点もあって、その全体のサービス、こうしたものについて、これ市町村が指定、そして指導権限、これを持っておられるということがありますので、まず今回やはり、今お話があるように今エリア間、面的な検査、こうしたものをやって封じ込めるということがありますので、まずこの施設が徳島市にあるものであるということを公表させていただきます。そして面的な整備、検査といったことで、これは徳島市の中でも川内町にあるものということで、今後、この施設、類似施設について、面的な検査これを行わさせていただくという形であります。
(徳島新聞社)
すみません、今までのケースと何が違うのかというところは。
(知事)
今の段階として、保健所が現地に向かって様々な指導もさせていただいているところでありますので、もちろん、今後さらなる広がりがあるということがあれば当然、公表していくということは、当然あり得ると。今の段階として、封じ込めができている。あるいは、その従来とどこが違うのかということですが、前回の場合には、非常に大規模になってくる。あるいは、そうしたところに関連をする人たちが、やはりおられる、たくさんおられるということもあって、公表もさせていただく中で、そうした関連の皆様方の気づき、こうした点も持っていただくといった点がありました。
それと、完全入所というのと、この今回の場合については、今、申し上げたように、その施設の性格として地域密着型サービスのものということがありましたので、そこのところが従来の完全入所とは違うといった点であります。もちろん何度も申し上げるように、今回のものにつきましても、当然、感染拡大、あるいは、もっと気づき、こうしたものが必要であるということであれば、公表という形を取らせていただきます。
(徳島新聞社)
つまり、規模が違うということでしょうか。
(知事)
完全に封じ込めが、今の段階では、出来ているということですね。
(徳島新聞社)
すみません、これまで有料老人ホームとか、いろいろ種別があったと思うんですけれども、この高齢者施設は、種別でいえば何になりますか。
(知事)
地域密着型サービス、いわゆるグループホームなどですね。
(徳島新聞社)
入所者の方は、こちらで生活はされている方ということでしょうか。
(知事)
そうです。入院という形もおられるという形ですね、入所者16名ですけど。
(徳島新聞社)
ちなみに、全体で何名いらっしゃって、これまで全数検査とおっしゃったのですが、何名の方に検査を実施したか、お願いします。
(知事)
申し上げます。まず入所者の方についてでありますが、こちらは今、全体の話、申し上げましたけれど、検査としての全数検査では15名ということになります。
そして、職員については、全部で22名ということで、そのうち今、9名終わっております。入所者については、15名全部が終わっているということで、全体で合わせて37名のうち、既に24名が終わり、残り13名、それは全て職員の方ということになります。
(徳島新聞社)
人数で規模が小さいということは分かったんですが、この入所者の方15名は皆さん、この施設内で生活をされている方ということでよろしいですか。
(知事)
そうです。
(徳島新聞社)
すみません、続いて、面的に検査をということだったんですが、南海病院のクラスターの時は、鳴門市内の医療機関の検査をしたと思うんですが、同じような対応をされる方針はございますか。
(知事)
先ほど少し申し上げましたけれど、今回この施設が徳島市、そして川内町であるということを申し上げました。ということで、川内町の施設、類似の施設に対してさせていただく。というのは従来、八万町にあったところも徳島市全域ではなくて八万(町)、こちらをさせていただいている。同じ区分として川内町。昔はこれ川内町1つの町だったんですけれどね。という形で対応させていただくということです。
(徳島新聞社)
川内町内の施設を対象にということで。
(知事)
類似施設。
(徳島新聞社)
すみません、何施設で何名が対象になるかというのは。
(知事)
そうですね、またこの辺りは、後ほどご報告を。まずこちらの封じ込め、まだ全部終わっていないので、こちらを先にさせていただきます。
(徳島新聞社)
先ほど知事もおっしゃっていたように、本日でちょうど1,000人ということで、非常に特に4月に入ってから感染急拡大しているんですけれども、改めて、こう1,000人に達したことに対する受け止めと、ちょっと先日もお伺いしたのですが、これだけ急拡大している理由をどういうふうに考えているのか、お願いします。
(知事)
まず先ほども、いわゆる5指標7項目について申し上げたように、これまでの直近1週間の患者数、この急拡大、4月6日、これが更新の最初だったわけですね。そして、同時にこれを裏付ける、つまり変異株が猛威を振るっているというものについては、先ほどのPCR、変異株スクリーニング検査ですね。特に県の疑い事例ということで、ちょうど3月30日の時に3月22日の分と比べて、3月22日の時には、24検体分の疑い事例は3(検体)だったんですね。
ところが、3月30日の分から突然24分の22(検体)になったということで、これまでは、国の確定検査を報告させていただく。国の方でも初めてのことでもあって、様々な徳島に来てということもやって、確定をさせた。現に数字が変わったということもありましたが、これは少し待ったなしであるので、この変異株といったものを知っていただく必要があるであろうと。ただ、この数字が特異であるということもあるということでしたが、次4月5日分、確かに減りはしたんですが、24分の20検体が疑い事例となった。
そして、次に4月12日分、これが1検体少し不備がありましたので、23検体のうち21検体がスクリーニング検査で陽性と。こうしたことを踏まえ、この変異株に対しての注意をずっとさせていただいている。
また、これに合わせて、今回4月19日検査分については、ついに25分の25(検体)、100パーセント。もちろん確定ではないわけですが。こうした形になってきたということで、もう明らかに様相が変わったと。これは、大阪(府)あるいは兵庫(県)、この状況を見ていただくとお分かりのとおり、つまり、大阪(府)の感染者数が東京(都)の倍以上になるということは、おそらくどなたも考えたことがなかったのではないかと思うわけでありますが、そうしたやはり大阪府、あるいは過去最高ずっと更新をしている兵庫県、これらと地続きになる、先ほど奈良県のお話もさせていただきましたが、奈良(県)がまさかその100(人)を超えるということは、おそらく荒井知事さんも想定をされておられなかったことと思うんですが、100(人)もはるかに超える112(人)ということになるということで、この変異株発生源とも思われるところに隣接したところへ非常に大きな影響。
そして、何度も申し上げているように、今その防御ラインが鳥取(県)、岡山(県)そして愛媛(県)、徳島(県)。こうしたライン、もちろん香川(県)、その前に急拡大しましたが、しかし、もうここが浸潤をして今日、島根(県)にどっと入り込んだんですね。ということで、やはり、これなんとかしていかなければということ、そこで「緊急事態宣言」3度の発動と。しかも大阪府が既に要請を、そして東京都、兵庫県、さらにこれに加えて大丈夫だとこの月曜日、全国知事会のいわゆる緊急対策本部。いわゆる本部長、副本部長会議で西脇知事さんも言われていた。それが、もう今日の段階では「緊急事態宣言」必至ということで突然変わってくると。この急変といった点これが恐ろしい。
そして、対策本部の西岡先生であるとか香美先生ともお話をさせていただいたところなんですが、やはりこの変異株、今までと全く違う感染力と、そして急速な重篤化。また、どの世代を問わず感染をしていく。こうした点、やはりこの変異株の恐ろしさ、そして、感染力が強いと言われているN501Y、英国株はその典型ですが、本県全て英国株、これはゲノムの確定検査の結果、今日いただいたところでありますが、今回ですね。そうした事を考えると、やはりこの変異株発生の地、爆発の地と隣接をするところの恐ろしさ、こうした点、まざまざと徳島も実感をさせられている。そうしたことではないかと思っておりますので、私としては、この変異株の話が出て、その感染力は最初は7割強い英国株といわれた時から、徳島で、また全国知事会の場でも、そのアラートといいますかね、注意喚起、これもさせていただき、より早くエビデンスを出して、国民の皆さん方にやはりそれをお知らせしていく。こうした点がポイントではないか、国の基本的対処方針諮問委員会の場でも、度あるごとに申し上げてきたところでありました。そうした意味では、やはり変異株の恐ろしさ、ここに尽きるとこのように思っています。
(徳島新聞社)
すみません、今のお話で、エビデンスを出して注意喚起をしてくださいというふうに知事が呼びかけ始めたのは、いつ頃からでしょうか。
(知事)
この点については、この変異株が猛威を振るうということで、特に「まん延防止等重点措置」こちらを先月かけていく、ちょうど3月21日に「緊急事態宣言」が全て明けて、「まん延防止等重点措置」へ移していくフェーズに入った。こうした時くらいから申し上げてきたところでもあります。
(徳島新聞社)
その3月から変異株に非常に注視して、呼びかけもされていたということですが、その予想どおりというか、徳島県内でそれから4月に入って感染が急拡大したんですけれども、その辺の予測と言いますか予想、見通しというのは、3月の時点で知事はどのようにお考えだったのでしょうか。
(知事)
というのは、先ほど少し申し上げたように、徳島県の変異株のスクリーニング検査、この情勢ですね。3月21日の後に行われた検査分の3月22日の徳島県の疑い事例、これは今も申し上げたように、24検体中の実は3検体、確定は2検体、結果ですけれどね。実はそのくらいの数、つまり徳島まだ変異株はほぼ入っていないということが、スクリーニング検査では明らかになったということですね。
しかし、それが3月30日の検査分から特異数値かなと思う24分の22(検体)が出た。これをもって、一気に来たと普通は思うよりも、ずっと一桁で、実はこれ2月19(日)、22日検査分から始まってくるんですが、3月1日から3月22日まで1日、8日、15(日)、22(日)と、ここは3(検体)、6(検体)、3(検体)、3(検体)という数だったんですね。ですから普通22検体出るとなると、これは少し特異事例かなと。例えば、大阪(府)だとかそういうところへ行った、あるいは兵庫(県)へ行った、そういう人たちが多いのかな、こうしたことも、あるいは我々の積極的疫学調査では分かっていないけれど、行っていたのかな、こういうふうに普通は思うんですよね。
しかし、その翌週の4月5日分で24分の20(検体)が出る。確かに2(検体)は減っていますが、これはおかしいぞと。そして4月12日、23(検体)、1検体不備があったんですが、23分の21(検体)。こうなってくればもうこれは疑い事例とはいえ、変異株が完全に置き換わって本県の主流になっている。感染急拡大、こうしたことは明らかとなってくる、ということで、これに合わすように、4月6日からこの1週間の新規感染者数が、過去最高が4月6日からということになるんですね。今、申し上げたようなことが、やはり少し遅れて出てくるということでありますので、そしてもう確定的なのが、今日発表分、25検体中の25、100パーセントが疑い事例、もう間違いなしということでありますので、今の情勢について、我々としては逆に先取り先取りでやったつもりではあるわけですが、やはり国と我々都道府県が一体で国民の皆さん方になるほどと。ただ、自粛をしてくれ自粛をしてくれと今まではずっと言ってきたんですね。しかし、それではもう自粛疲れ。ましてや3月21日まで「緊急事態宣言」だ、これではなかなか厳しい。やっぱりそうではなくて、今度は様相が違うよ。変異株というのはこんなに怖いよ、今まで当たり前だったことが当たり前でなくなるよ。それをしっかりと国のデータに基づいて、それぞれ、あ、この先生が言うならば本当だな。やはり私が言うと、また知事が脅しているんだろうというふうに思われる人もたくさん、全国の皆さんも、徳島の皆さん方も、お思いかもしれませんけれどね。ちょっと知事、心配し過ぎじゃないのと。そうではないんですけれど。私もドクターであれば、大分違ったかもしれないし。ましてや、公衆衛生のプロであれば、ちょっと違ったかもしれないですが、そこのところは、力足りないところがありますので、そこはプロフェッショナルにお願いをしてきたところなんですけどね。
実は今回指標が変わった、サーキットブレーカの話も尾身会長と話をさせていただいて、我々が後押しもさせていただいた点もありますので、あるいは「ステージ3」「ステージ4」に国として、この指標を作るというのも全国知事会から言ってきたもの。こうすることによって、マスコミの皆さん方の報道を通じて、県民の皆さん、国民の皆さん方にそうした数値、今の状況これが伝わってくる。尾身先生はよくサーキットブレーカとよく言われるんですけれどね。そこのところは、様々な諸事情というものも勘案をして、判断をするという形を今、全国では取らせていただいておりますが。やはりこの変異株の猛威、もっともっとやはり先進的な知見といったものを国民の皆さん方にご理解をいただいて、特に若い皆さん方には、あなたのために言っているんですよと、決して自粛をしなさいということではない、あなた自身のために、あなたのご友人、あなたの大切にする人々のために今、申し上げているんだと。こうしたいい方に実は、全国知事会も変えてきているんです。これも諮問委員会まで各先生方に、もう自粛自粛そうじゃなくて、あなたのために若い人たちにこうですよと。ただそう言われると専門家は、いや完璧に7割とは言えないとか、3割、7割ということが出てきちゃうんですけれど。しかし、そこのところはね。正しく恐れていただく、恐れる部分をしっかりエビデンスに基づいて言っていく必要がある。このように思っております。以上です。
(読売新聞社)
指標の数値について、お伺いしたいんですけれども、いくつかありまして、重症者用の使用率が、ここ最近少し数値が上がってきていると思います。これは新規感染数が増えたことで上がってきていると思うんですけれども。
(知事)
はい、おっしゃるとおり。
(読売新聞社)
その辺りの危機感というか、懸念がありましたら教えていただけますか。
(知事)
はい、もちろんこれだけの数、つまり重症者割合というのは、2つで判断をすべきと考えています。
1つは言うまでもなく、マスとしてのいわゆる感染者の数が増える。当然その中に重症者割合は一定の数が出てくると。
そしてもう1つは、何度も申し上げているリスクです。つまり、高齢者の皆様方は、重症化しやすいということから、例えば、高齢者施設、こうしたところで、あるいは入所者の皆さん方、南海病院の例が典型ですが、非常にご高齢の皆さん方が、たくさん入られている。そうした場合にはやはり、重症化しやすい、危ない。この両面で考えていく。ということで、この数字というのは当然、起こりうるということで、昨今の情勢を見まして、今23日の日に徳島県新型コロナウイルスの医療対策協議会の方、開かせていただきますが、やはり、この中等症あるいは重症者、いわゆる重症者用のここに書いてある25(床)という数字、これを増やすべき、1床でも2床でもという形で、実はもう1か月以上これを、すぐには出来ないんですね。
つまり、どんな場合に重症者の病床が作れるかというと、原則ICUであること。つまり、集中治療室であるということ。ただ3次救急などで使うICUというのは、普通に開放されているんですね。ところがコロナの重症者用として行う場合には、当然、ウイルスが出ていってはいけないので、陰圧にしなきゃいけない。これは、全てができているわけじゃないですよね。感染症病床、こうしたものがそれを作るんですが、それ以外のICUはそうなっていない。それを作らなきゃならない。というところがありまして、今日言って明日とか1週間後にできるというもんじゃない。
それと当然、3次救急あるいは色々な危篤の方が来られますので、それを断らなきゃいけない、空けておかなきゃいけない、この難しさ。じゃあその部分を代替してくれるところがあるかないか。なければ、別の意味で助かる命を助けられなくなる。これが今、大阪(府)、東京(都)で起こっているということですので、それをしっかりと、そのためにまずは、3次救急の部分を同じになっていただいている日赤(病院)の皆さん方に、お願いをさせていただいた。県立中央病院の分をですね。だからこうしたものを、あと徳島大学の方は、より重症、例えば、ECMOを使って、もうまさに血液を全部外へ出して、そこに治療かけていくというね。それは徳島大学でないと出来ない部分でありまして、そこを献身的にやっていただいているんですが、そうしたところも実は、3次救急受け持っていただいている部分がありますので、そうしたところをよりもう分化をしていくことが必要となってくる。
また、もちろん専門家の皆さん方は、それ以外にも様々なお考え、知見をお持ちになっておりますので、23日の日には、そうしたものについてしっかりと方向性を出し、そして具現化をするという形を取らせていただく。今この重症者用の25(床)の数、これを1つでも増やすべく今、23(日)に向けて最終調整を行っているところです。
(読売新聞社)
他の指標についても同様のことを伺うんですけれども、感染経路不明割合についても1週間前と比べて10パーセントくらい増えていると思うんですが、まだ知事がおっしゃる50パーセント以上、市中感染にはなっていないという見方なのかというのが、まずお一つと、あとここは増えてくると市中感染になりつつあるということだと思うんですが、その辺りのその数字についても、今のお気持ちをお願いします。
(知事)
ここは、国の指標が50パーセントが1つの目安こうなっています。それと、いつも数が増えてきた時から全体の傾向、トレンドをお話しています。先ほども少し冒頭で申し上げたんですが、今日の36名の内訳、実は濃厚接触者、接触者が14(名)で。またクラスター関連が3(名)、県外由来が1(名)、つまり18(名)は、もう明らかになっているところですね。
しかし、あと調査中というのが18(名)あって、もちろん2日間、調査をかけていきますので、現時点でこの人たちが全て感染経路不明者になるということではないところで、ここの部分について、やはり、しっかりと管理をしていく。もちろん全体での数の感染経路不明割合というのが、結果的出てくるんですが、その日出たものについてのトレンドをしっかり見ていくということを、今、中心的にやっています。
もちろん、仮にそうなっても積極的疫学調査をやり、先ほどのような、これまでも昨日もご報告した飲食店でのクラスター、あれも後で分かってくる。あるいは、飲食店5つのクラスターというのがありましたですよね。あれも感染経路不明の後、さらに積極的疫学調査をやって分かってきた、この日にみんなこう関係があったじゃないかと。今回、昨日発表させていただいたのも、結果バラバラだったんですけれど、4月12日にみんなが同じ所に居合わせていた、ということからわかったということですので、やはりそうした感染経路不明割合で一旦出たとしても、ずっと積極的疫学調査、これを保健所に負担がかなりかかるところですが、これを掛けることが、感染の連鎖を断ち切ることに繋がると。ただ単に感染経路不明割合、ここだけを見るのではなく、やはり、その日々、さらにはその深掘りをする。そして、相関関係を見ていくと、これが非常に重要なことになる。ということで、クラスター認定というのが非常に大きい。
ということで、最終的には先ほどご質問がありましたが、早い段階でもちろんそれを認定するのもいいですが、それだけでいいのかどうかということがあるので、最終的には専門家会議の皆さん方にご相談をして、じゃあ全数検査終わって判断をする。あるいは、もう少し積極的疫学調査、これを加える形で関連性を見ると。そうした形で囲い込みをさせていただいています。
(読売新聞社)
最後、宿泊施設の稼働率が4月の上旬に比べて、かなり高まってきていて、これまで病床使用率が高くても、宿泊施設に一定の余裕があるという状況だったと思うのですが、どちらもちょっと逼迫してきていると思うのですが、その辺りはいかがでしょうか。
(知事)
これも今回も何度も今までも申し上げているように、変異株の特色ですね。つまり、無症状者であるとか、あるいは軽症者の中でも軽い人、こうした人がやたら出てくる。軽症者でも、もういろいろなこう症状がたくさんあって、高熱があるとか、こういう人たちではなくて、本当に軽い、咳だ、あるいは少し頭痛がする。こうした人たちが非常に増えているということがありまして、やはり、そうした人たち、お医者さんのご判断でいくと、宿泊療養の方で、やはり、経過観察していくのがいいのではないかという形になる。ということで、そちらに一気に入ってきている。
ということで今、昨日も申し上げたように、やはり、宿泊療養、そうした施設についても確保をしていく。そうしなければ、この人たちが一気に病院に当然入れることができるわけですので、入ってしまうと本当に治療が必要な人が対応出来なくなる。ただし、あくまでも病床は、ある程度の余裕を持っておいて、宿泊療養で少し悪くなると直ちに入れる、こうしたことも重要だと。
だから先ほどの中等症、重症者用の病床、今25(床)ありますけれど、ここも常に余裕を持っておく必要がある。そして、急変した場合には、直ちにそこに入る。そうすることによって、助かる命を助ける。負の連鎖をなくすということが重要ですので、昨今のこの変異株の特色。つまり軽く、あるいは無症状、そうしたものでかかっていて、そして急激に重篤化をすると。まさにそうした傾向が表れているとこのように思っています。
(読売新聞社)
昨日、質問で出ましたけれど、自宅療養というのは、自宅療養するかどうかという質問が、昨日、少し出たと思うんですけれど、それはお考えでしょうか。
(知事)
質問じゃなくて、昨日のお話というのは、齋藤医師会長さんがいわゆる、かかりつけ医の皆さん方が今の状況からいけば、完全にそのかかりつけ医さんの方で診断をして、そしてじゃあこの人、検査しましょうと。そして、検査をして陽性でこちらに送られる。あるいは、定性検査の場合には、保健所の方に話がきて、そしてPCR(検査)でやる。あるいは、民間医療機関でやって確定で、確定したという情報だけ来るというものも多々あるんですね。であれば、そのドクターが診断をしているわけなので、その段階でこの方、例えば、無症状あるいは軽症で軽い。であれば、しばらく自宅でかかりつけ医さんにかかっているわけ、ホームドクターがいるので、家庭にいてもらって、もし、かなり調子が悪くなってくるというのであれば、すぐ入院の手配をすると、こうしたこともやはりやっていく必要があるのではないだろうか、というご提案をいただいた。私の方からは、まさにそれはセーフティネットになる。
現に今、全部保健所のPCR(検査)で陽性ということだけではなくて、民間医療機関からどんどん入ってくるんですよね。ということは、その先生方が診断されているので、そういうやり方。つまりホームドクターが対応している、これも確かにある。
そして、症状が悪くなってくる。そうしたら、すぐに入院調整をする。これも今後の在り方として、確かに、これはルール違反でもなんでもなくて、病床に余裕があったりする分には、昨日も申し上げたように様々な訓練といったら変ですけれど、実践をやる必要があるので、そうしたものは、十分、徳島の医療機関、やっていただいております。
今後、セーフティネットとして全ての人たちが、お医者さんの診断を受けることなく自宅で待つ、そういうことはないような形、これをとっていくことが出来ればと。非常にだから医師会の方としての有り難いご提案。
(読売新聞社)
具体的な運用にむけて、そういった仕組みの運用に向けて、時期とか考えていらっしゃるんですか。
(知事)
そうですね。ここのところは、齋藤会長さんの方から昨日、これもマスコミの皆さんからいただいたお話なんですが、そうした有り難いご提案がありましたので、おそらく23日の調整会議の方でも、そうしたご紹介があって、なるべく病院の方に荷重をかけない。
現にホームドクターのところに、まずかかりつけ医さんには、さっきも言いましたけれど、ご連絡をと言っているわけですから、それを逆にいうと、県民の皆さん方が守っていただいている。つまり、早い段階で診断をしていただいているということになります。重篤化を防ぐということに繋がる。であれば宿泊療養とかそうしたものをより広げていくという形をとって、かかりつけ医さんの負担も減らしていく。こうした今後の方針といいますか、方向が見えてくるということになります。
(読売新聞社)
23日にそういう提案があれば、それを県としては、今のお考えだと了承して。
(知事)
別に、厚生労働省のルールに則った話でもありますので、セーフティネットとして、それは有り難い話ですし、そうあるべきなのかも本当はしれませんのでね。そした点について、あとはじゃあどういう形でご連絡をいただいて入院調整、期間があるんですけれど、やっていくのかと。おそらくもう既に齋藤会長がそう言われたということは、入院調整の方では連携をとっていることと思いますけどね。そうしたものも含めて横展開をする。あるいは、お互いで共有をするというのが、23日の会議の場ということになります。
(NHK)
すみません、確認だけさせていただいてよろしいですか。高齢者施設の所在地を確認したいのと、ごめんなさい、あと中等症の方これどういった状態なのか。あともう1点すみません、1人今回の感染者の中で、香川県在住の方で徳島保健所管内に滞在していたということですが、何をしにいらっしゃった方なのか。ちょっと確認させて下さい。
(知事)
まず今回は、施設については、先ほども申し上げたように、川内町。今、お話できるのは、徳島市川内町そこまで。別に個別の施設を特定するものではありませんので。
それから今度、中等症の方の話ですけれど、肺炎の症状があるという中等症ということになります。
そして次に、香川県在住の方ということでありますが、この方について、後ほど、いつも言っているやつですので、後でお話をさせていただきます。
(NHK)
あと療養者数の方、「10日連続で最高」で大丈夫ですか。
(知事)
4月のそうです。4月12日から10日連続ということになります。
(NHK)
ありがとうございます。
(徳島新聞社)
先ほど3次救急の話が出たんですけれど、土曜日からの県立中央病院の救急を原則停止されているんですけれども、その辺の影響をですね、搬送が遅れているとか、ちょっと時間がかかっている。または、その複数箇所に決まらないで、される方がいらっしゃるとか何か影響というのは、把握されていますか。
(知事)
また、その辺り詳細は、後でお聞きいただければと思いますが、少なくとも現段階で支障があると、支障事例があるというお話までは、伺っておりません。
(幹事社)
他よろしいでしょうか。質問ないようですので、知事会見終了します。
(知事)
はい。ありがとうございます。
(幹事社)
それでは、質問ある社お願いいたします。
(四国放送)
ちょっとこの変異株スクリーニング検査の資料が、ちょっと分かりずらくてですね。4月19日に実施したスクリーニング検査というのが、これは県が実施した、ですよね。4月19日にこれは何件実施したというのは、どこに書いてあるんですか。
(保健福祉部長)
すみません、これカッコの中、プラスとなっているものが全部そうなります。
(四国放送)
25というが4月19日で。25件が疑い(事例)で。
(保健福祉部長)
はい。
(四国放送)
24件が間違いなく変異株ですよと。
(保健福祉部長)
実は、このあとの41のプラス24というのは、これが国から報告された国立感染症研究所からの報告なので、検査の対象が違うというのがありまして、ここが分かりにくくて大変恐縮なんですが、3月30日と4月5日に県でスクリーニング検査を実施して陽性になったもののうち、24件が英国型であるという形で報告が上がってきたというところです。
(四国放送)
だから、最新の数字でいうと4月19日のいわゆる25のうち25というのが。
(保健福祉部長)
最新です。
(四国放送)
だから、前回4月12日だったら23分の21、4月5日だったら24分の20という形で変異株の比率が上がっていくという捉え方でよろしいですよね。
それで、この2番目の変異株スクリーニング検査陽性率内訳のこれは、県の疑い事例としての数字。
(保健福祉部長)
そうです。
(四国放送)
145検体のうち2月中旬の26件が疑い事例であって、3月31日の96(検体)のうち88(検体)も疑いが出たということ。
(保健福祉部長)
3月22日の検査分と3月30日の検査、この間に大きな検査1回、隣接性検査で結果が全く違っているので様相が違っていて。
(四国放送)
3月22(日)が24(検体)のうち3検体ですよね。3月30(日)が24(検体)のうち22(検体)になったということですよね。
(保健福祉部長)
それ以降はパーセンテージが全く違っているということをちょっと。
(四国放送)
傾向が、比率がすごく高い。一定しているというか、とにかく高くなっている。はい、分かりました。
(毎日新聞社)
変異株のことで念のため確認させていただきたいんですけれども、国の検査の結果、今回、新たに英国株の変異株が24件確認されて、県内でこれまで確認された変異株が合計41件になったということですよね。
(保健福祉部長)
英国型の変異株ですね。確認されたのが41件。
(毎日新聞社)
県内の変異株全部ひっくるめて、41件ということですか。
(保健福祉部長)
変異株にはいくつもの種類がありますので、そのうち英国型と確認されたのが41件。
(毎日新聞社)
でも他のは、確認されていないですよね。
(保健福祉部長)
確認されていません。
(毎日新聞社)
じゃあ実質、県内で確認された変異株が、合計41件ということですよね。
(保健福祉部長)
そうですね。そういう意味では、そういうことです。
(読売新聞社)
すみません、変異株のことで、国から確定が来た24件の分母は、つまり県から出している依頼の数というのは、何件ですか。
(保健福祉部長)
24件は、3月30日検査分と4月5日検査分の42件の中の24件が確定したという報告でございましたので、そうすると42分の24。
ただ、この42検体のうち残り18検体については、まだ検査中というふうに。検査が確定していないというふうに聞いています。
(読売新聞社)
変異株じゃなかったというわけじゃなくて、今、検査中ということですか。
(保健福祉部長)
ですから、確定していないという。確定報告がないという連絡を受けました。確定したという報告がないので、まだ検査がされているんだと思います。我々も国立感染症研究所さんの手続きがどうなっていうのかわかりませんけれども。
(読売新聞社)
分かりました。
(四国放送)
さっきの変異株の続きで、25(検体)、25(検体)までは分かった。隣の24(検体)、24(検体)これは国立感染症・・・・。
(保健福祉部長)
国立感染症研究所の報告。
(四国放送)
国立感染症研究所から報告があって、新たに24(検体)の変異ウイルスが検出されたということを。
(保健福祉部長)
3月30日と4月5日に42検体疑い事例として。
(四国放送)
3月30と4月5日。
(保健福祉部長)
42検体、国立感染症研究所に依頼をして、そのうち24検体については、結果が、報告が戻ってきたと。
(四国放送)
残りが違うというわけではないですよね。
(保健福祉部長)
そうです。そこは決まっていないと思います。
(四国放送)
今のところ分かったのは、新たに24例が確定したということ。
(保健福祉部長)
そういうことになりますね。その確定した方が英国型と。
(四国放送)
そうですね、英国型。
(保健福祉部長)
そういうことになります。
(四国放送)
分かりました。
(毎日放送)
同じ流れですけれども、変異株疑いというのは、現在88(検体)と思ってよろしいですか。
(保健福祉部長)
3月30日から4月19日までは88(検体)ですね。
(毎日放送)
今現在、判定を待っているというか、スクリーニングにかかって変異株の疑いがあるというのが88検体と思っていいですか。
(保健福祉部長)
それはですね、その前から送っているものも、まだ確定をもらっていないものもありますので、全体でいくと114検体を送っておりまして、そのうち41検体が確定という英国型で確定したという報告をいただいております。
(毎日放送)
ということは、確定したのが失礼しました。疑いという言い方をするのであれば、73(検体)ということになるんですよね。114(検体)の中で41(検体)が確定しているのであれば、残り73検体が疑いであると。
(保健福祉部長)
そうですね、ある意味では。我々からこれは特徴があるということで、送付させていただいているので、まだ疑い事例ということになると思います。
(毎日放送)
はい、ありがとうございます。
(徳島新聞社)
変異株の(スクリーニング)検査陽性率、96分の88というのは、(4月)19日実施分も含めてということ。
(保健福祉部長)
そうですね、はい。すみません、ここは打ち間違いです。4月12日実施分という意味ではなく4月19日検査分までです。すみません。ちょっとそれはこちらのタイピングミスです。ありがとうございます。
(毎日新聞社)
ちょっと話が変わるんですけれど、去年2020年に感染確認された人数は198人でよろしかったでしょうか。
(保健福祉部長)
暦年でよろしいでしょうか。199人だったと思います。あの2020年の暦年でいくと199人。
(徳島新聞社)
感染者のことですけれど、今日の感染者のことでお伺いします。中学生が3名いるんですけれども、これは同じ学校の中学生なのかということと、あと昨日だったり一昨日だったりに、中学生だったり教職員の方、小学校だったと思うんですけれども、その学校関係の方々、感染が相次いでいるんですけれども、これまでわかっている方との関連性があるのかというのをお願いします。
(保健福祉部長)
全部の教職員の方との関連性があるかどうかということ、今、手元に資料がないのであれですが、昨日の方とは、まずこの3名の方、同じという報告ではありません。続いて本日の3名の中学校ですが、いずれも同じ中学校の方です。
(徳島新聞社)
すみません、この967例目の方だけ感染可能期間中、学校に登校というのが入っているんですけれども、966(例目)と968(例目)の2人は、登校はしていなかったのでしょうか。
(保健福祉部長)
そうですね。今のところ登校されたというのが確認されたというのは、967例目の方だけですね。
(徳島新聞社)
この3人は、同級生であったり、クラスメイトであったり、友人であったり、接触というのは、しているんでしょうか。関係性は。
(保健福祉部長)
その点については、今、確認をしていますけれども、一応接触は概ね、ある程度あったと思われます。
(徳島新聞社)
すみません、この3人が検査に繋がった経緯をお願いします。
(保健福祉部長)
検査に繋がった経緯ですけれども、いずれもですね、923例目の方の濃厚、感染可能期間外ですが友人として接触されていたというふうに聞いております。
(徳島新聞社)
すみません、ちょっと手元に資料がないですが、923例目の方も中学生だったのでしょうか。
(保健福祉部長)
そちらは確認して再度ご連絡いたします。今、私の手元に資料がないので、確認のしようがなくて。
(徳島新聞社)
すみません、いつも後で確認してというふうに。
(体育学校安全課)
923例目は中学生です。
(徳島新聞社)
同じ中学校ですか。
(体育学校安全課)
同じ中学校です。
(徳島新聞社)
そうしたら、この同じ中学校から現在4名の生徒の感染が出ているということですか。
(保健福祉部長)
そうですね。
(徳島新聞社)
ちなみに、この本日の感染者3人の生徒さんは、923例目といつどのように接触したのでしょうか。
(保健福祉部長)
966例目の方は、4月16日以前に濃厚、4月16日の感染可能期間外の時期に接触されていると聞いております。
967例目の方は、4月16日に923例目の方と接触されております。
最後968例目の方ですが、この方は4月17日に接触されていることが確認されています。
(徳島新聞社)
校内ではないということですか。登校したり、していなかったりしている子がいるんですけれど。
(保健福祉部長)
16日に確認された967例目の方は学校内で。966例目の方と968例目の方は、学校外で接触されています。966例目の方は感染可能期間外ですので、詳細については、公表を差し控えます。
(徳島新聞社)
接触ということですが、自宅で遊んでいたとか、食事を一緒に取っていたとか、具体的にどのように接触したんですか。学校以外で接触した2人は。
(保健福祉部長)
共通の屋内施設を使われていたというふうに確認できています。
(徳島新聞社)
一緒に利用していたということですか。
(保健福祉部長)
そういうことです。
(NHK)
すみません、確認させてもらいたいんですが、高齢者関連クラスターの職員4人と出ていますけれども、これ皆さん同僚と考えていいですか。
(保健福祉部長)
そうですね。同僚と。同じ施設の同僚の方と考えていただければ。
(NHK)
先ほどもちょっとお伺いしたんですけれど、最後の方は、徳島保健所管内に滞在していた方で、今は香川県在住の方という考え方でいいですよね。
(保健福祉部長)
そうです。
(NHK)
分かりました。ありがとうございます。
(徳島新聞社)
すみません、この中学校の対応を教えて下さい。
(保健福祉部長)
中学校ですが、既にこの中学校については、本日から明後日4月23日まで臨時休校という形を取っております。
4月24日以降の対応については、現在、積極的疫学調査を行っているところですので、4月23日までに決定するということになっております。
なお、消毒ですが、既に実施済みということになっております。
(徳島新聞社)
923例目の方は、登校は、していなかったんですかね。その時点では、対応は取られていなかったんですか。その中学校で。
(保健福祉部長)
923例目の方は、その時点で対応は。
(体育学校安全課)
923例目の方が陽性になったことを受けまして、臨時休校しております。
(徳島新聞社)
何日から臨時休校しているんですか。
(体育学校安全課)
月曜日から。
(徳島新聞社)
中学校内での検査状況と、クラスターに発展する可能性があるのかというところをお願いします。
(保健福祉部長)
検査状況については、現在クラスメイトや同じ部活動のメンバーなどを含めて、広く検査を行う予定にしております。おそらく数100名規模の大きな検査になるというふうに思っています。
(徳島新聞社)
全数検査をするということですか。学校の。
(保健福祉部長)
そうですね、今、全数検査にする必要があるのかどうかについて、積極的疫学調査をしています。基本的には、クラスメイトと部活動とを一緒にした方というふうに聞いております。
(徳島新聞社)
それが現時点で100名規模、100名を対象にしているということですか。
(保健福祉部長)
そうですね、100名規模になると思います。
(幹事社)
他いかがでしょうか。
(保健福祉部長)
あとあれですよね、クラスターに発展するかどうかと。その点については、例え5人出たとしても全く接触が関わらなかったりした場合には、クラスターというわけではないですが、
(徳島新聞社)
もう一度お願いします。
(保健福祉部長)
例えば、人数が5人だったとしても、接触が明らかにないという場合には、クラスターになりませんけれども、積極的疫学調査の結果での相関関係というか、同一の場所にいたことがある程度わかってくれば、クラスター認定する必要があると思います。
ただ、いずれにしても専門家の皆様の見解を確認する必要がありますので、現時点で可能性が高いかどうかは、一概には言えません。
(徳島新聞社)
高齢者施設のクラスターなんですが、感染対策というのは十分に取られていたのでしょうか。
(保健福祉部長)
そうですね、そちらについては、感染対策については、きっちりとある程度されていたと聞いておりますけれども、高齢者施設ですので、どうしても接触する機会が多かったということは、聞いております。
それ以外にも4月19日時点で、やはりこういった形でクラスターになっておりますので、保健所で現地に赴きまして、感染防止対策の徹底をさらに図っていただくようお願いをしております。その際に、サージカルマスクとか、N95マスクといった必要な資材については、こちらから提供させていただいているという状態です。
(読売新聞社)
すみません、施設のクラスター、クラスターに認定された施設の周辺の面的検査の件ですけれど、日程とか、対象者は。
(保健福祉部長)
発生が確認されたのが本日というか、昨日から本日にかけて確認されたばかりですので、現在、調査中でございまして、おそらくの規模は大体決まっているのですが、全体の必要数とかそういったものはすみません、現時点では把握出来ておりません。
(読売新聞社)
目的としたら、どれくらいの場所の界隈で感染が広がっているのか、調べるということでよろしいですか。
(保健福祉部長)
その界隈でというよりも、類似の高齢者施設にそういった感染がないかどうかを確認させていただくということです。
(徳島新聞社)
すみません、「とくしまアラート」についてお伺いします。昨日の指標の改定によって入院率のところで療養者数が70人以上となり、かつ保健所が陽性確認した翌日までに入院先が決まらない患者が出てきた場合に適用という文言がついたと思うんですけれど、保健所の陽性を確認して、翌日までに入院先が決まらない人は、何人いらっしゃるんですか。
(保健福祉部長)
現時点では、おそらくいないと思います。
(徳島新聞社)
現時点でいない。
(保健福祉部長)
すみません、それは日々場合によって違うので、なかなか決まらない事例と、すぐに決まる事例それはあるので、一概に今日発生してずっと発生し続けているかということは、言えませんけれども。
(徳島新聞社)
直近でいうと、昨日の陽性者の方で、今日までに入院先が決まっていないという方は、いないということですか。
(保健福祉部長)
ちょっとそれは確認いたします。私が今のところ、そういう事例があったという報告はないですが、ちょっと担当に確認させて下さい。
(徳島新聞社)
確認しますと言っていただけるんですけれど、ちょっとあとで連絡がなかったりするので、そちらお願いします。
(保健福祉部長)
そちら、担当課長から連絡させます。
(四国放送)
変異株が増えているという中で、県民に注意を呼び掛けるとしたら変異株の情報として、先ほど知事がおっしゃっていたのを私、聞いた中でいうと、感染力が非常に強い点と、あと今まで比較的少なかった若年層にも広がっているけれども、全年齢層であらゆる年齢、感染が認められるという点。あと重症化のところがちょっと聞き取れ、ちゃんと理解できなかったんですが、その辺は。
(保健福祉部長)
急激に重症化する方が多いということ。
(四国放送)
急激に。
(保健福祉部長)
最初、軽症、無症状で入られた方が、急激に重症化される方という事例があるというふうに聞いておりますし、関西広域連合などの会議では、大阪府の方から、そういった報告というか事例の紹介というのがなされているところです。
(四国放送)
一方で、ホテル療養が多いという中の話の中で、軽症とか無症状というか、本当に軽い方もすごく多いというか。
(保健福祉部長)
そうですね。非常に無症状であったり軽症の方であったり、これはたぶん、若い方が多いというのも1つ。若い方がかかるから、というのもあるのではないか。
(四国放送)
急に重症化するのは、年齢層が高い方が。
(保健福祉部長)
あとは、基礎的疾患のある方。
(四国放送)
基礎疾患のある方や年齢、高齢者が急激に重症化する傾向がある。
(保健福祉部長)
はい。
(四国放送)
分かりました。
(朝日新聞社)
変異株で今回の19日に実施した検査というのは、さっき知事が4月上旬以降の発症者。
(保健福祉部長)
発症というか陽性確認された方という。
(朝日新聞社)
陽性確認者。発症者じゃないかもしれない。
(保健福祉部長)
基本的には4月上旬の場合は、発症日もほとんど同じになっていますので、発症で構わないと思いますけれど。
(朝日新聞社)
4月5日や12日に検査した分にも4月上旬以降の方というのは、含まれていますか。
(保健福祉部長)
4月上旬をどこまで指すかというのがありますけれども、4月12日の検査でしたら、4月11日以前に陽性が確認された検体というのが当然、入って参りますので、4月上旬の検体は入っております。
4月5日の方も当然、4月4日以前に確認された検体の中から選んでおりますので、3月の後半から4月上旬にかけての検体が入ってくるということになります。
(朝日新聞社)
ありがとうございます。
(徳島新聞社)
クラスターに関係して、高齢者施設のクラスターですけれど、感染経路というのは分かっているのか、お伺いできますか。
(保健福祉部長)
現時点では、感染経路までは判明しておりません。
(徳島新聞社)
あとですね、ここの高齢者施設の職員の方ですけれど、一覧表で職業が団体職員となっているんですが、これはこれまで高齢者施設職員というような発表だったかと思うんですけれども。
(保健福祉部長)
すみません。高齢者施設、そこのところは医療法人、法人のものを団体職員と書くことが多かったものですから、そういうふうに記載していましたが、高齢者施設職員ということで構いません。
(徳島新聞社)
結構その最近、団体職員という方がいらっしゃるんですけれど、その中には、高齢者施設の職員の方が他にもいるということになるのでしょうか。
(保健福祉部長)
団体職員の中には、そういった高齢者施設の職員の方も含まれます。
(徳島新聞社)
以前は、高齢者施設職員というふうに書かれていたので、そういった方が、どういう所で感染が広がっているのかですね、傾向が分かるんじゃないかと思うんですけれど。
(保健福祉部長)
その点については、検討いたします。前例もみながら検討いたします。
(徳島新聞社)
入院される方の基準について、お伺いしたいんですけども、先ほどから基礎疾患があったり、高齢の方は、重症化しやすいというような話もあったんですが、現時点で、例えば、65歳以上の高齢者であったりとか、基礎疾患がある方は、全員入院という形を取っているんですか。
(保健福祉部長)
それについては、医師の判断によりますので、我々の方で一律、画一的な基準というのは、設けておりません。
(徳島新聞社)
医師の判断によっては、高齢者の方や基礎疾患がある方でも療養施設に行っているということでしょうか。
(感染症対策課)
ご高齢の方は、基本的にはやっぱり入院ということが前提になりますね。それは国の方でそういうふうな基準。
(徳島新聞社)
原則ということですか。そうじゃない方もいらっしゃるんですか。
(感染症対策課)
部長がおっしゃったような形で、やはり全てではないので、医師の診断というのがベースになりますので。
(保健福祉部長)
その何らかの画一的な基準で我々こうしてくださいということを医師の方に申し上げるわけではないので、医師の方の判断によって決めているということで。
(徳島新聞社)
どちらに行かれるかという決定に、県としては関与していないということですか。
(保健福祉部長)
そうですね、そこまで医療的ケアがどれだけ必要かという問題ですので、それについて、県の方で画一的な基準を決めて、その基準の中でやってくれということは、しておりません。
(NHK)
最近ですね、中学生の子が感染されているケースが多いと思うんですけれども、全体的に何か交流があったりとか、中学生がやたらと多いなと思うんですけれど。例えば、今まで出てきた子の中に、何かこう大会があったとか、というような疫学調査とかの結果は、まだ出ていない。
(保健福祉部長)
そうですね、疫学調査、今回、例えば3名の方については、同じ中学校であったり。
(NHK)
吉野川(市)の。
(保健福祉部長)
はい。
(NHK)
今日の966(例目)、967(例目)、968(例目)と923(例目)がおっしゃった。
(保健福祉部長)
はい、それについては、同じ学校であったというふうに確認をされておりますが、それ以外の方が一概に、どこかの大会に出られているとか、一堂に会する場があったということまでは、確認出来ていません。
ただ、どちらかというと、やはり学校が始まって外に出る機会が増えているということも、あるのではないかというふうに思っておりますが。
(NHK)
今は出ている中学生の子たちが、感染が出ている市町村はいくつくらいあって、どこになるのでしょうか。
(保健福祉部長)
おそらく、私が覚えている限りだと本日の吉野川市と、あとは徳島市くらいだったと思います、今のところ。
(NHK)
過去の北島(町)とかもちょっと。
(保健福祉部長)
そうですね、北島町。
(NHK)
936(例目)、937(例目)の方が。
(保健福祉部長)
そうですね、その方々はですね、これ高校生。中学生ですね。
(NHK)
(9)37(例目)は。
(保健福祉部長)
今日のクラスターに関係する子たち。
(NHK)
なるほど。じゃあ今、北島(町)、徳島市、吉野川市くらいですかね。今、中学生は。
(保健福祉部長)
そうですね、私が覚えているものは、その3つくらいかなと思います。
(体育学校安全課)
それぐらいです。
(NHK)
その3つで大丈夫ですか。分かりました。ありがとうございます。
(徳島新聞社)
その中学生の中でですね、昨日、アラート引き上げということで、部活動の自粛なども出たんですけれども、その部活動に関連して、感染が広がったという事例はあるんですか。
(保健福祉部長)
私が確認している限り、部活動から連鎖して派生して拡大したという事例は、聞いてはおりません。
ただ、比較的そういった事例、要は対外的に外に出ることが、可能性が多いので、部活動という話が出てきたんだと思うんですけれども。その辺り、教育委員会の方では。
(体育学校安全課)
活動の対外試合とかで感染が広がったという事例は、今のところ全然聞いておりません。
(徳島新聞社)
対外試合ではなくて、校内の部活動でというケースもないですか。
(体育学校安全課)
それも聞いておりません。
(保健福祉部長)
今後、いくつか積極的疫学調査をやっておりますので、その結果、新たなものが出てくれば、またご紹介したいというふうに思っています。
(幹事社)
他いかがですか。大丈夫そうですかね。
(危機管理環境部危機事象統括監)
訂正1点。昨日お配りしていますけれど、昨日、私からですね、アラートの指標の改定に伴いまして、療養者数、直近1週間の新規報告者数について、人口10万人当たりの人数を使用するという形でご説明させていただきましたが、正しくはですね、これについては、従来どおりの実数を使用しまして、人口10万人当たりの人数については、参考値として明記をさせていただくと。
これについてはですね、今後アラートの指標についての資料、これをホームページに掲載する際に、同様に10万人当たりの人数については、参考値として併記をする。これを掲示させていただきますので、よろしくお願いいたします。
(幹事社)
承知しました。終了します。ありがとうございました。