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令和3年9月20日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 お願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、発表をさせていただきます。
 昨日9月19日、県内におきましては、9名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。公衆衛生上の観点から、感染された方がお住まいの市町村名の内訳を公表させていただきます。
 徳島市6名、阿南市1名、阿波市1名、藍住町1名となります。
 また、主な感染経路につきましては、濃厚接触者または接触者が4名となります。
 その他、感染者の年代や主な行動歴、症状の程度など詳細につきましては、記者の皆様方のお手元に配布させていただいている資料をご参照願います。
 それでは、これを受けまして、「とくしまアラート」5指標7項目について、発表をさせていただきます。
 まず、1番目の指標、直近1週間、これは9月13日から9月19日までの新規感染者数84名となります。
 次に2番目の指標、感染経路不明割合84分の26、31.0パーセントとなります。
 次に3番目の指標、病床の逼迫具合、1番目の項目、確保病床の使用率234分の86、36.8パーセントとなります。2番目の項目、入院率149分の86、57.7パーセントとなります。次に3番目の項目、確保病床の重症者使用率25分の2、8.0パーセントとなります。
 次に4番目の項目、療養者数149名となります。
 最後、5番目の指標でありますPCR陽性率2,392分の84、3.5パーセントとなります。
 さて、昨日の全国の感染者数3,401名と、7月24日以来、約2か月ぶりに4,000名を下回り、引き続き、全国的に減少傾向が続いております。
 それでは、本県はどのような状況になっているのか。本日発表の新規感染者数が9名ということで、3日連続で一桁となりました。このように県内でも減少傾向が見られることから、昨日「とくしまアラート」、国の「ステージ3」に相当する「感染拡大注意・急増」へと1段回引き下げを行ったところであります。
 しかしながら、引き続き「ステージ3」という高い警戒レベルにあること、近隣府県に発出をされている「緊急事態宣言」などが9月末まで続くこと、さらには、シルバーウイークによる人流の増加も懸念をされることから、まだまだ気を緩めることはできない状況にあります。
 また、本日発表分でも1件の家庭内感染が確認されるなど、全体の件数が減少したとはいえ、感染拡大の可能性は身近なところに潜んでおります。特に最近は感染されても無症状であったり、症状が極めて軽い方が多く確認されておりますので、県民の皆様方におかれましても、引き続き、基本的な感染防止対策を徹底いただきますとともに、パートナーやお子様などへの感染を広げていかないためにも、少しでものどの痛み、微熱など体調不良をもし感じられた、あるいは周りの人がそのような症状を訴えられた場合には、かかりつけ医あるいは受診相談センターの方へ電話でお問い合わせをいただき、早め早めの対応を行っていただきたいと思います。
 続きまして、ワクチン接種について、ご報告を申し上げます。昨日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議でも報告をさせていただきましたが、本県といたしましては、国の新型コロナウイルス感染症対策分科会が示した努力により、到達し得る接種率を国では10月から11月早いうちにということでしたが、10月末、ここを目標ターゲットとしていただいて、これを新たな達成をすべき目標とさせていただきます。
 
(パネル「ワクチン接種状況」を掲示)
 
 ということで、もう一度おさらいをいたしますと、10月末までに当面の目標として、国が掲げた60代以上85.0(パーセント)。これは徳島の場合には、全国より接種が進んでおりますので、85.8(パーセント)、既にクリアしたところです。ただ40代から50代は70.0パーセント、これに対して9月18日時点の話では45.8パーセント、下回っております。また、20代から30代は60.0(パーセント)、これに対して28.6パーセント、ここは大きく下回っているところであります。しっかりと次なる目標数値として、この達成目指していければと、このように考えております。
 その意味で、県では「アスティとくしま」におきまして、モデルナのワクチン、これを活用する大規模集団接種会場、こちらを設置して、県下全域の12歳から59歳の皆様方に接種の機会、こちらをご提供させていただいているところであります。
 では、どんなものがあるのか、おさらいとなりますが、ご覧をいただきます。
 
(パネル「県が主導するワクチン接種」を掲示)
 
 県が主導する接種、2種類のワクチンを提供させていただいております。一つはモデルナ、武田モデルナですね。こちらは妊婦の方及びそのパートナーを。12歳から59歳の方、職域接種などで大学を含めるとですが、2回目どうしても都合で受けられなかった方、日本では2度目を打つ、そうした制度が実はないんですね、2度目だけを打つという。
 さらには、これに加えて星印のところ、米印ですね。商工3団体の皆様方が県立工業技術センターでの接種、1,000の枠、社会貢献としてご用意をいただいておりまして、モデルナにつきましては、合わせて7,400人分を確保させていただいております。
 また、第3のワクチンとして承認をされたアストラゼネカ社製のもの、こちらにつきましては40歳以上の限定がございます。こちらにつきましては200名の枠、用意をさせていただいているところであります。
 こうした形で、県の大規模集団接種ご用意をさせていただいておりますが、予約はこちら。
 
(パネル「徳島県ワクチン接種予約受付コールセンター」を掲示)
 
 徳島県ワクチン接種予約受付コーナー、コールセンターということで、フリーダイヤル0120、「コロナこない」と覚えていただく、567-571、「コロナこない」、567-571、朝の8時半から夜の20時まで土日祝日も受付をさせていただいております。
 一方、先ほどもご覧をいただいたように、20代、30代の皆さん方、目標数値とかなり乖離をしている。まだまだ打っている数が少ない、ということでありますが、実はこれは若い皆さん方にお聞きすると、理由がありますということですね。つまり、若い皆さん方が情報を得る新聞、テレビ、ラジオよりはSNS。これがだいたい20代、30代の皆様方、実はSNS上で多くのワクチンに関する情報が流れています。我々からみると誤情報、デマという類となるわけでありますが、特に副反応について、また将来的な身体への影響、ワクチンに対する不安の声、これを是非、解消をということがありましたので、県におきましては、こうした若い皆さん方のワクチン接種に対する不安の声、その生の声をいただき、そして専門家、ドクターの皆さん方に、あるいは接種を終えた看護学生の皆さん方に答える動画、こちらをご用意させていただいております。
 
(パネル「みんなで考えよう新型コロナワクチン~専門家に聞いてみよう~」を掲示)
 
 ということで、動画のタイトルは「みんなで考えよう新型コロナワクチン~専門家に聞いてみよう~」ということで、学生さんたちが直接、田山院長さんの方にお聞きをする。これにつきましても例えば、YouTube徳島県チャンネル、この今の会見も流させていただいておりますが、この中でもお聞きいただくことができます。是非、先ほど目標に掲げた10月末までという目標、是非、これを達成することができるように多くの若い皆さん方、疑問の点は、このYouTube、また、それ以外の色々な媒体、こちらについてもご用意をさせていただいておりますので、是非、我々としても広報を進めていきたいと考えております。多くの皆さん方に是非、ご理解をいただければと思います。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いをいたします。

(幹事社)
 質問がある各社さんいますか。無さそうなので、ありがとうございました。

(知事)
 はい。ありがとうございます。それでは、よろしくお願いいたします。

このページに関するお問い合わせ
徳島県 知事戦略公室
電話番号:088-621-2015
FAX番号:088-621-2820
メールアドレス:chijisenryakukoushitsu@pref.tokushima.lg.jp
 
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