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令和3年9月10日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 お願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、発表をさせていただきます。
 昨日9月9日、県内におきましては、36名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。
 公衆衛生上の観点から、感染された方がお住まいの市町村名または都道府県名の内訳を公表させていただきます。
 徳島市15名、鳴門市3名、小松島市3名、阿南市5名、吉野川市1名、北島町1名、藍住町3名、板野町1名、上板町1名、兵庫県3名となります。
 また、主な感染経路につきましては、濃厚接触者17名、クラスター関連8名、県外2名となります。
 その他、感染者の年代や主な行動歴、症状の程度など詳細につきましては、記者の皆様方のお手元に配付の資料をご参照願います。
 それでは、これを受けて「とくしまアラート」にかかる指標、5指標7項目について、発表をさせていただきます。
 まず1番目、直近1週間、これは9月3日から9月9日までの新規感染者数221名となります。
 2番目、感染経路不明割合221分の34、15.4パーセントとなります。
 3番目、病床の逼迫具合、1番目の項目、確保病床の使用率234分の114、48.7パーセントとなります。
 2番目の項目、入院率305分の114、37.4パーセントとなります。重症者の確保病床使用率25分の4、16.0パーセントとなります。
 4番目、療養者数305名となります。
 5番目、PCR陽性率3,374分の220、6.5パーセントとなります。
 続きまして、この度、新たに発生が確認をされた54例目のクラスターについて、ご説明を申し上げます。
 感染源の探索のため、積極的疫学調査を進める中で、これまで発表した4名の感染者に、本日発表の2名を合わせた、6名の感染者が一つの事業所において確認をされました。
 このことから、この6名に二次感染により感染が広がった1名を合わせた計7名の関連クラスターとして、本日、認定することとなりました。ということで、こちら。
 
(パネル「54例目会社関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 「54例目会社関連クラスター」ということで、会社の中で6名、そして二次感染が1名、合わせて7名の関連クラスターということになります。
 なお、感染者と接触をいたしました方は特定をされていることから、県の条例に基づきまして、現時点での事業所の名称あるいは所在地については、公表を差し控えさせていただきます。
 続きまして、これまで発生したクラスターについて、感染者に動きがありましたので、ご説明を申し上げます。こちらは一覧表にさせていただいております。
 
(パネル「クラスターの状況」を掲示)
 
 一つ目は、「52例目高齢者施設クラスター」ということで、利用者に3名プラス、職員に1名プラス、合わせて4名プラスの11名のクラスターとなりました。
 次に、「53例目会社関連クラスター」こちらは二次感染の方、2名がプラスとなり、計9名のクラスターとなりました。
 さて、全国的な感染状況、昨日は10,400名と、減少傾向にあるところでありますが、医療提供体制が厳しい状況となっている地域もあることから、昨日、政府におきましては、33都道府県が対象となっていた「緊急事態宣言」及び「まん延防止等重点措置」について、対象地域を27都道府県とした上で、9月30日までの延長が決定をされたところであります。
 一方、本県の本日発表の新規感染者数は36名、昨日からは減少したものの、未だ高止まりの状況が続いております。
 また、国の動きに合わせまして、昨日、「第5波・最大警戒期間」を9月30日まで延長し、既に期間を延長している各種PCR検査に加え、飲食店への営業時間短縮要請や、県立施設における20時以降の原則閉館といった取組みにつきましても、実施期間を9月30日までとさせていただいたところであります。
 本県も、現状の高止まりを解消し、確実な減少傾向へとつなげるために、何としても、この正念場を乗り越えていかなければならない、このように考えているところであります。
 そこで、最後に1点、報告をさせていただきます。
 昨日、職域接種、こちらを実施している徳島商工会議所、徳島県商工会連合会、徳島県中小企業団体中央会、いわゆる商工3団体から、現在の新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、ワクチン接種の早期浸透や地域貢献、ここですね、地域貢献のため、「ワクチン接種の機会を一般県民の方々にも広く提供したい」との申し入れをいただいたところであります。
 職域接種の会場は、県立工業技術センターにおきまして、第1回目の接種、こちらが9月16日木曜日、2回目が9月19日日曜日、3回目が9月21日火曜日、そして、4回目9月22日水曜日、そして、9月24日金曜日、ということで、5回の機会5日間、合計1,000人程度の枠を設けていただきました。
 2度目の接種につきましては、モデルナでありますので、その4週間後となります。
 予約の開始につきましては、9月13日月曜日から、対象につきましては、ワクチンがともに打てる年齢、12歳以上の接種券をお持ちの県民の方となっております。
県では、県のホームページで広報を行わさせていただきますとともに、(徳島)県ワクチン接種予約受付コールセンター、こちらですね。
 
(パネル「徳島県ワクチン接種予約受付コールセンター」を掲示)
 
 徳島県ワクチン接種予約受付コールセンター、フリーダイヤル0120、そして「コロナこない」と覚えていただく、567-571、567-571、朝の8時半から夜の20時、土日祝日も受付をしておるところであります。
 ということで、これまでワクチン接種の機会がなかなか、回って来なかったんだという方、特に感染率が今、非常に高い10代から30代の方、また、感染後の重症化リスクが若年層よりも高く比較的、接種が進んでいない40代、50代の方は、是非、この機会にワクチンを接種していただけるように、よろしくお願いを申し上げます。
 私の方からは以上です。よろしくお願いをいたします。

商工3団体の職域接種について(質疑)(その1)

(幹事社:読売新聞社)
 それでは、幹事社の読売新聞から伺わせていただきます。県の商工団体の職域接種ですが、これは向こうの方から、こういった形で申し出が県の方にあったということでしょうか。

(知事)
 はい、昨日いただいたところであります。というのは、もとよりこの商工3団体。1番もともとは職域接種、河野ワクチン担当大臣からその制度、我々全国知事会に説明があったときに、企業については1社あたり1,000名以上、つまり大企業ですね。ここを中心に打ち手、産業医などがこうした会社は、おられますので、こうしたところでやりたいとご提案がありました。
 そこで私の方から、いや実は大都市部はそれである程度いけるかもしれませんが、地方というのは99パーセント中小企業の皆さんですよ。その1社あたり1,000名を抱えているというのは、ほとんどないということがあるので、できれば商工団体、今日この3団体申し上げましたが、商工会議所連合会あるいは商工会連合会、中小企業団体中央会こうしたところが束ねていただいて、複数の中小企業の皆さん方が計1,000名を超えると、こうした職域接種も作ってもらいたいと申し上げたところ、逆にご提案いただいて有り難い、是非、それも対象にしましょうということで対象になった。
 そして、市町村のいわゆる一般接種、ここの支障をきたしてはいけない。例えば場所であったり、打ち手を横取りしちゃったり、こうしたことがないようにということで、今回場所も県立の工業技術センター、県の施設ではありますけれどね、こちらを活用していただく。というのは、これら商工3団体加盟をしている皆さん方は、(県立)工業技術センター、非常になじみの厚い場所でありますので、そうしたところでお受けいただく。
 実は、それぞれの団体の会員企業、従業員の方やそのご家族8,000人対象として考えておられるわけでありますが、実は、予約状況が9月9日現在で、その半分よりも少し多い大体6割弱、4,556名ということがあって、今のところ余裕があります。じゃあ少しでも早く一般開放したいという申し出をいただきまして、今、申し上げた5日間ですね。9月16(日)、19(日)、21(日)、22(日)、24(日)と、この5日間1,000名程度の枠、これを用意させていただくと。もちろん2回目はその4週間後ということでね。非常に有り難いお申し出、県の方でも今、一般接種受け付けて、実際に打っていますけれどね。さらにこうしたお話、しかも「アスティとくしま」でははなく、(県立)工業技術センターですので、その近くに家あるんですという人たち、あるいは通勤や通学などでその近くに来ています、こうした皆さん方にとってみると、朗報ではないかと思いますので、我々の方からも感謝をするとともに発表をさせていただき、県のコールセンターの方で予約も受けさせていただく、こういう形をとらせていただきます。

(幹事社:読売新聞社)
 基本的には、これ職域接種なので、モデルナを使用されるということですか。

(知事)
 おっしゃるとおりです。ということで4週間後、2回目ですね。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(幹事社:読売新聞社)
 新しい会社関連のクラスターですけれども、これについて教訓的なもので何か今までのものと合わせてありますでしょうか。

(知事)
 今回、会社関連のクラスターこちらが出た、新たに認定されたということですが、実はこの中身といったところですね。一つの事業所から確認されたところではあるわけですが、実はこの積極的疫学調査を行ってみると、二次感染が1人いると申し上げたところですが、ここのところは親御さんから子どもさんにうつっていると、ご家族の家庭内感染の一つということになりますので、引き続き、この家庭内感染、こうしたものが会社から家庭に持ち込まれる。そして今回、子どもさんですから早い段階で見つかったから良いわけでありますが、もしそうでなければ、そのまま学校へこれが持ち込まれていってしまうということがありますので、やはりそうした家庭内感染、実は今回36例出ているわけですが、依然として家庭内感染が高い、9家族15人で出ているところであります。例えば、飲食関係が3例ということを比べてみると非常に多い。飲食の場の5倍が実は家庭内感染ということで、引き続き、家庭内感染、これに十分注意をしていただく必要がある。またそこから学校へ、事業所へ新たに持ち込まれる。こうした点についても是非、注意をしていただきたいということで、家庭内でもし体調の悪い方が、ご両親であったり、あるいは子どもさんであったりということはあるわけですけれどね。そうした場合は、やはり家庭内で皆さんマスクを着けられる。家庭内だから大丈夫、なんてデルタ株が許してくれませんのでね。体調が悪いという人がいたなら、やはりコロナかな、まずは疑ってかかる。そしてお互いの身のため。そして、もし介護する、看護するということであれば、1人に限る。そして、きっちりとやはり基本的な感染防止対策、これも行う。また、その人については、極力個室に入っていただく。そして、かかりつけ医の方にご連絡をいただき、その指示に従う。こうした点を是非、お守りをいただきたい。
 非常に徳島、この家庭内感染、高止まりしているところで、全国の傾向でもあるんですけれどね。是非この点は、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

(四国放送)
 3035例目の医療機関の職員とありますけれども、この方のいる病院等が影響を受けているとかありますか。

(知事)
 この部分については、ございません。

(四国放送)
 3036例目、公務員の方というのは、どちらの方ですか。

(知事)
 徳島税務署の職員の方です。

(四国放送)
 確か(以前も)、徳島税務署。

(知事)
 前もありました。

(四国放送)
 関連は。

(知事)
 ないです。今のところは、まだ調査中です。

(四国放送)
 今日、中等症の方が2人いらっしゃるんですけれど、どんな症状か教えていただけますか。

(知事)
 まず3013例目の方、この方は酸素吸入ということになっております。
 それから、次に3030例目の方、この方は肺炎ということになっております。

商工3団体の職域接種について(質疑)(その2)

(毎日新聞社)
 商工団体のワクチン接種についてですけれども、県民の方がこれに関して問い合わせたい場合は、このコールセンターに問い合わせればいいんでしょうか。

(知事)
 はい。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 徳島税務署の男性職員の方ですけれども、(9月)6日から8日にかけて出勤されているようですが、県民との接触というのは。

(知事)
 その点について、また個別の点は、後でお聞きいただければと思います。

(徳島新聞社)
 続いて、52例目の高齢者施設クラスターで、本日4人の感染者が出ているんですけれども、職員さんが1人で、利用者3人ですが、それぞれワクチンの接種はされていたんでしょうか。

(知事)
 今、ご質問いただいたように、新たに出た54例目の分でよろしいですね。

(徳島新聞社)
 52例目の高齢者施設。

(知事)
 52例目の方ですね。52例目の高齢者施設のクラスターの関係でありますが、今、ご質問いただいたように入所者が3名、それから職員が1名、(計)4名、感染が確認されたところであります。
 ということで、この皆様方のワクチン接種の状況ということでありまして、この4名のうち職員1名と入所者2名については2回のワクチン接種、既に接種済となっております。ただ入所者1名については、1回は終えているんですが、2回目をまだ打っていないということになります。

(徳島新聞社)
 昨日、この高齢者施設は、通所施設と入所施設が隣接している施設だと、ご説明があったんですけれども、今日発表があった利用者の方というのは、全員入所者の方。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 職員の方は、どちらの職員さんでしょうか。

(知事)
 そこの関係ですね。

(徳島新聞社)
 入所施設のということでしょうか。

(知事)
 はい。

変異株スクリーニング検査について(質疑)

(朝日新聞社)
 変異株のスクリーニング検査についてですが、9日の検査分については、全て100パーセント。ちなみに、いつからいつの感染が判明した方かということと、付け加えて100パーセントということについてコメントがあるとすれば教えて下さい。

(知事)
 まず、後者の部分については、これで4回連続100パーセントということですから、もうあまりスクリーニング検査をやっても意味がないというふうに考えるところでもあります。期間については、後で少し。

(感染症対策課)
 9月2日から9月7日になります。

(幹事社)
 他、ありますでしょうか。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その3)

(徳島新聞社)
 もう1点、3020例目の小学生の方は、通学もされているんですが、学校内で大規模な対策とか行うような状況には、なってないんでしょうか。

(知事)
 学校の関係、少し申し上げたいと思います。今日は小学生2人出ております。まず3020例目の方、この方9月7日ご質問のとおり登校しております。ということで、学校の対応ですが、9月8日から12日までが臨時休業。
 そして、3023例目の方は、登校されておりませんので、なしと対応はですね、ということです。

(徳島新聞社)
 学校内で濃厚接触者とかは、確認されていないということですか。

(知事)
 3023例目の場合には、(学校に)出ておりませんので、当然、対応していない。
 そして、3020例目の方の場合については、今、調査中となっております。

(徳島新聞社)
 3033例目、大学生の方は、大学の方は行かれていたんでしょうか。

(知事)
 個別にご確認してください。

(幹事社)
 他、ありますでしょうか。では、これで終わりたいと思います。ありがとうございます。

(知事)
 はい。ありがとうございます。

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