文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

令和3年9月3日 臨時記者会見2 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 よろしくお願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、発表をさせていただきます。
 昨日9月2日、県内におきましては、34名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。公衆衛生上の観点から、感染された方がお住まいの市町村名の内訳を公表させていただきます。
 徳島市21名、鳴門市1名、阿南市3名、阿波市1名、石井町1名、松茂町1名、北島町2名、藍住町3名、板野町1名。
 また、主な感染経路につきましては、濃厚接触者または接触者が14名、クラスター関連が4名、県外関係が3名となります。
 その他、感染者の年代、主な行動歴、症状の程度など詳細につきましては、記者の皆様方のお手元にお配りをさせていただいている資料をご参照願います。
 それでは、これを受けまして、「とくしまアラート」5指標7項目について、発表させていただきます。
 まず1番目の指標、直近1週間、これは8月27日から9月2日、新規感染者数326名となります。
 2番目、感染経路不明割合326分の45、13.8パーセントとなります。
 3番目の指標、病床の逼迫具合、1番目の項目、確保病床の使用率234分の123、52.6パーセントとなります。入院率429分の123、28.7パーセントとなります。重症者割合25分の2、8.0パーセントとなります。
 4番目の指標、療養者数429名となります。
 最後5番目、PCR陽性率4,202分の326、7.8パーセントとなります。
 続きまして、これまで発生したクラスターにつきまして、感染者に動きがございましたので、ご報告を申し上げます。こちらをご覧いただきます。
 
(パネル「クラスターの状況」を掲示)
 
 まず、「45例目学習関係施設関連クラスター」、こちらでは二次感染者1名増えまして、合計35名となります。
 次に、「46例目児童等利用施設関連クラスター」、こちらも二次感染3名増えまして、合わせて20名となります。
 さて、本日の発表の新規感染者数34名、昨日の発表から10名減ることとなりましたが、昨日の全国の感染者数、こちらは18,229(名)と。近隣の大阪府では、少し前まで3,000(名)、これが2,501名、また兵庫県1,000(名)を超えておりましたが954名、高止まりの数字が出ていること、これを考え合わせると危機的な状況、まだ継続するもの、気を決して緩めることはできません。
 また、昨日9月2日ですが、県の家畜防疫衛生センターで実施をされました、L452R変異、つまりデルタ株ですね、(L452R変異)のスクリーニング検査では、検査対象となった12検体の全てがデルタ株疑いと確認がなされました。
 今回の分を合わせ3回連続で100パーセント検体がデルタ株疑い、このような結果が出たところでありました。
 まさに完全に置き変わったと言っても過言でないこととなりました。
 なお、デルタ株について、あまり恐れすぎるということは違うところでありまして、基本的な感染防止対策が有効であるということに変わりはございません。
 県としては、引き続き、強い危機感を持って対応して参りますので、県民の皆様方におかれましても、基本的な感染防止対策、是非、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 ここで1点、残念なご報告をさせていただきます。
 昨日9月2日、新型コロナウイルス感染症で県内の医療機関に入院をされていた、80代以上の方1名がお亡くなりになりました。謹んで哀悼の意を表したいと存じます。
 なお、性別や死因、詳細につきましては、ご遺族に配慮をさせていただきまして、公表を差し控えさせていただきます。
 また、報道に際しましては、お亡くなりになられた方及びご遺族のプライバシー保護に、十分ご配慮をよろしくお願い申し上げます。
 最後に、県主導の大規模集団接種の拡大について、ご報告を申し上げます。
 9月1日から予約受付を始め、まず9月9日木曜から、「アスティとくしま」において、30代以下の方々を対象とした、大規模集団接種を開始するところ、大変順調に予約が入りまして、既に9割以上が本日、正午時点で埋まりました。
 そこで、必要なワクチンの確保、目処がつきましたので、対象あるいは対象人数、日程を拡大することといたしましたので、以下、ご報告を申し上げます。
 まず、拡大をする項目については、対象者をこれまで妊婦さんを別としますと、30代以下、こうしておりましたが、こちらに40代また50代の皆さん方を加えさせていただきまして、50代以下とさせていただきます。
 そして、接種対象者数、妊婦さんは400別枠でありましたので、モデルナの分については1,500人となっていたものを4,500人増やさせていただきまして、6,000人に拡大をさせていただき、そうなりますと、日程についても当然、拡大をしなければいけないということで、1回目として、今の状況では9月9日と(9月)15日とさせていただいていたものを、9月13(日)、14(日)、さらには26(日)から30日の計7日間、これを追加をさせていただきまして、となるとどうなるのかですが、9月9日、9月13(日)から15(日)、9月26(日)から30(日)、計9日間とさせていただきます。
 合わせて、アストラゼネカのワクチン、こちらも既に半分以上の予約が埋まっておりますので、新たに100名分積み増しをさせていただいて、こちらは200名とさせていただきます。
 もう一度、予約の関係については、こちらをご覧いただきたいと思います。
 
(パネル「徳島県ワクチン接種予約受付コールセンター」を掲示)
 
 徳島県ワクチン接種予約受付コールセンター、フリーダイヤル0120、「コロナこない」、567-571、「コロナこない」、567-571、朝の8時半から20時まで、土曜、日曜、祝日も受付をさせていただいております。接種を希望される方、どうぞ、ご予約をいただければと思います。
 詳しくは、二次元コードなども用意をさせていただいておりますので、WEBサイトをご覧いただくということも、ご利用いただければと思います。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いをいたします。

県が主導するワクチン接種について(質疑)(その1)

(読売新聞社)
 県主導のワクチン接種に関してですけれども、特に40代、50代の方とか他の方と若い世代の方よりも症状が重くなりがちというような話もあったんですが、県民の方への呼びかけなどは、ありますでしょうか。

(知事)
 特に今、感染者といたしましては、ちょうど4月以降、いわば「第5波」、言っている中で、30代以下の皆さん方のシェア、これが66.5パーセント。そして、40代から50代の皆さん方が26.2パーセント、60代以上が7.4パーセントと、明らかにワクチン接種効果、これが出てきました。
 ということで、今、重篤化をする可能性が高いと言われているのが40代から50代、7月以降の感染の割合でいうと26.2パーセントの方がおられるんですね。ですからここもターゲットに今回、入れさせていただくと同時に、もう一つ重要となってくるのが、ワクチン接種の進み具合。
 当然、高齢者の皆さん方、65歳以上については、既に87.8パーセントの方が2回目を終えている。また、60代以降の皆さん方についても、60歳から64歳、59.6パーセント、6割の皆様がもう2回目を終えておられる。そこでターゲットとしたのが30代以下、ここは15.3パーセントしかまだ2回目接種が終わっていない。だからここを重点的にまず申し上げる。
 しかし、ワクチンに限りがあるということがありましたが、今までの1,500(人分)、もちろん妊婦さんの400(人分)、アストラゼネカの100を入れるといたしますと、1,500(人分)でスタートを切ったんですね、予約を。しかし、ここで後4,500人分ですね。つまり、4倍に増やすことが出来るということになりましたら、当然のことながら、まず30代以下の皆様方の接種、これをどんどん進めていく。既に9割、枠は埋まりましたんでね。
 そこでリスクが今1番高いと言われる40代の皆様方、ワクチン接種率あまり30代以下と変わらない、22.6パーセントが2回目接種終えておられる。次に、やはりリスクが高い50代の皆様方、ワクチン接種は35.9パーセント、2回目接種が終わっている。こうした点を考えると、60代以降に比べると圧倒的に少ない。ワクチン接種2度目終えているのがですね。
 ということで、これを機会に一気にこの比率を高め、また感染者の多くの割合が特に30代以下に集中しておりますので、しっかりとこうした皆様方のケア、これをしていき、「第5波」これをとにかく押さえ込んでいく、このように考えております。
 是非、50代以下の皆様方、あるいは妊婦の皆様方、2回目難民の皆様方、またmRNA、二つのワクチンに対してアレルギー、こうしたものがあるという皆さん方は、アストラゼネカ、こうしたものをご用意しておりますので、先ほどのフリーダイヤル、コールセンターの方に予約、積極的に対応をお願いしたいと思います。以上です。

(読売新聞社)
 事務的なところで、ワクチンの予約コールセンターを午後8時までということですが、例えば、いつから予約開始というわけではなく、今日からというか。

(知事)
 今、追加の部分の40代、50代の対応は、今、発表させていただきましたので、明日の8時半からの分として、対応させていただきます。まだコールセンターの方にその連絡届いていませんので、電話をかけると、40代、50代の方はダメですよ、こう言われてしまいますので、明日の8時半からのコールセンターでの対応。8時半から20時までですので、8時半からのコールセンターの対応、よろしくお願いしたいと思います。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(読売新聞社)
 今日の新規感染者の関係で、高齢者施設の職員と医療機関の職員の方、それぞれいらっしゃいますけれども、特にそういった施設の方の患者さんであったりだとか、そういう職員さんへの全数検査であったりとか、そういったことには、なってはいないんでしょうか。

(知事)
 では、少し申し上げていきます。まず、ご質問のあった順番で、高齢者施設、この方は2792例目の方でありまして、この方、実際に出勤をされていたということがありましたので、検査につきましては職員全員、それから全利用者、合わせて36名の皆様方、今、PCR検査を行なっております。
 また、処置につきましては、当然、出勤されておりましたので、サービスの提供、こちらにつきまして、いわゆる規模を縮小して対応する。ちなみにどんなサービスを提供されている施設かということですが、例えば通所、あるいは訪問サービス、あるいは短期入所、こうしたものを行っておられる施設でありますので、通所訪問サービスについては休止を、また短期入所につきましては規模の縮小、こうした形をされておられます。これがまず高齢者職員の方。
 次に、医療機関の職員の方2人、今回、陽性が出ています。まず2794例目の方、こちらも感染可能期間、出勤をされておられました。ということで、接触のあった外来患者さん4名、こちらの皆様方を、今PCR検査対応中。ということで、休診状況につきましては、当分の間、休診ということになります。
 また2813例目の方、この方については、実は感染可能期間中については、出勤をされておられせん。ということで、検査などにつきましても実施をせず、また通常診療を続けておられます。以上です。

(朝日新聞社)
 まず残念なことに、お亡くなりになられた方が1人いたということですが、これは、何日ぶりの死者の確認ということになりますでしょうか。

(知事)
 今回、昨日でありますが1人、お亡くなりになられるということとなりました。大変残念な結果でありますが、6月5日公表日ですね。以来の90日ぶりということになります。

県が主導するワクチン接種について(質疑)(その2)

(朝日新聞社)
 あとすみません、ワクチンの枠のことですが、これまでワクチンの調達の見通しが立ったので、40代、50代も含めることが出来るようになったという理解でよろしいですか。

(知事)
 まず、メインの理由はそういうことと、あと妊婦さんを400(回分)別枠にして、あとモデルナの場合1,500(回分)ということで、30代以下あるいは2回目難民の皆様方を受け入れる。このように申し上げたんですが、30代以下の皆様方、もうすごくてですね、実はこの1,500(回分)の枠9割超えてしまった。
 以前、ワクチンが入ってくれば、その枠を広げていきます、と申し上げていましたが、その目処が立ったと。それが後4,500回分、今1,500(回分)でしたから、つまりこの分だけで4倍。6,000回分なるわけですので、であれば先ほど報告申し上げたようにワクチン接種2度目、ここがまだあまり進んでいない40代あるいは50代、こうした皆さん方をこの機に加えさせていただこうと。というのは今ほとんど軽症者、無症状者ですが、全国的には40代、50代の皆さん方のリスクが高まっている。というのは、いわゆる高齢者の皆さん方の2度目接種が終わっておりますので、ここのリスクが解決されている。となると、次に当然年齢の高いところにリスクが降りて来ますので、そうした意味で40代、50代ここがリスクが高いといわれている。しかし、圧倒的に患者さんは30代以下。ですからこの両方を解消するためには、この機会に40代、50代の皆さん方も、この県が主導する大規模集団接種、その中に入れる。

(朝日新聞社)
 すみません、有り難い話だと思うんですけれど、30代で既に9割埋まっているということを考えれば、30代だけで6,000(回分)全部入れた数を満たしてしまうくらいの人数って対象者としては、いらっしゃるような気はするんですけれど。

(知事)
 ただ、今の状況ですと1,500(回分)の枠に対して、9割、うまくいって、ということですから、今度4倍、つまり6,000(回分)の枠となるわけですので。当然、実は40代の皆さん方からも、我々打てないのかという話が当然(出ているの)ですね。なんで30(代)で切るんだと。確かに40代は打てていない。先ほどの数字のとおりですね。
 だから、そうした意味では40代の皆さん方にも、やはりここは対応すべきだろうと。というのは、4倍になりますのでね。

(朝日新聞社)
 やっぱり広々と、これだけの枠が取れたら広げるという行為をやった方がいいという選択ですね。これは県のWEBサイトからも応募は、出来るんですか。

(知事)
 もちろんです。

(朝日新聞社)
 分かりました。

(知事)
 インターネットと両方できる。

(朝日新聞社)
 了解しました。ありがとうございます。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 本日の児童生徒の感染者(数)出ているんですけれども、特に小学生の方で何人かが学校へ登校されている方がいらっしゃるようですが、学校の対応等、お伺いできますでしょうか。

(知事)
 それでは児童生徒の皆様方の状況について、お話を申し上げていきます。今日はまず、小学生の皆様方が5名陽性となっております。では順次、申し上げていきます。2809例目の方、この方8月30日に登校されておりますので、ここの学校につきましては、9月5日まで臨時休業としております。
 次に2810例目の方、この方も8月30日登校となっておりますので、当該学校については、9月5日まで臨時休業。2815例目の方、この方は8月31日、9月1日登校されております。学校については、やはり9月5日まで臨時休業。
 そして、2821例目の方、この方は8月30日登校。9月5日まで学校は臨時休業となります。
 あと小学生の方1名、また中学生の方、ここについては、登校しておられませんので、学校も特段の対応はございません。以上です。

(徳島新聞社)
 5日までというと、4日、5日は土日ですけれども、本日からということになるんでしょうか。

(知事)
 ここについては、そうですね本日からという・・・。後で、ここはじゃあ。

(読売新聞社)
 他、ありますでしょうか。

(徳島新聞社)
 お亡くなりなった方ですけれど、この方は。ワクチン接種は済ませていたんでしょうか。

(知事)
 この方については、実はワクチン接種されておられません。

(徳島新聞社)
 未接種。

(知事)
 はい。

(読売新聞社)
 他、ありますでしょうか。じゃあ、これで終わりたいと思います。ありがとうございます。

(知事)
 それでは、よろしくお願いします。

このページに関するお問い合わせ
徳島県 知事戦略公室
電話番号:088-621-2015
FAX番号:088-621-2820
メールアドレス:chijisenryakukoushitsu@pref.tokushima.lg.jp
 
知事からのご挨拶
知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
記者会見・庁議