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令和3年9月1日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 お願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、発表をさせていただきます。
 昨日、県内におきましては、48名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。公衆衛生上の観点から、感染された方がお住まいの市町村名または都道府県名の内訳を公表させていただきます。
 徳島市25名、小松島市4名、阿南市4名、吉野川市4名、美馬市1名、勝浦町2名、石井町1名、北島町2名、藍住町2名、東みよし町1名、大阪府1名、兵庫県1名となります。
 また、主な感染経路につきましては、濃厚接触者または接触者が15名、クラスター関連が12名、県外が1名となります。
 その他、感染者の年代、主な行動歴、症状の程度など詳細につきましては、記者の皆様方のお手元に配布させていただいている資料をご参照願います。
 それでは、これを受けまして、「とくしまアラート」5指標7項目について、発表をさせていただきます。
 それでは、まず1番目、直近1週間、これは8月25日から(8月)31日の新規感染者数372名となります。
 2番目、感染経路不明割合372分の55、14.8パーセントとなります。
 3番目の項目、病床の逼迫具合、まず確保病床の使用率234分の122、52.1パーセント。入院率481分の122、25.4パーセント。3番目、重症者割合25分の3、12.0パーセントとなります。
 療養者数につきましては、481(人)。5番目、PCR陽性率4,402分の371、8.4パーセントとなります。
 それでは、続きまして、この度の新たに発生が確認された49例目のクラスターについて、ご説明を申し上げます。
 これまで発表しておりました4名の感染者、こちらに加え、本日発表の1名を合わせた5名の感染者の方が、一つの医療機関から確認されました。このことから、この5名を医療機関クラスターとして、本日、認定をさせていただきます。
 
(パネル「49例目医療機関クラスター感染状況」を掲示)
 
 ということで、患者さん3名、職員の方2名、「49例目医療機関クラスター」合わせて5名ということになります。
 なお、当医療機関の名称につきましては、現段階では、公衆衛生上の観点から、公表の必要はないところでありますが、医療機関の側から、県と歩調を合わせ、公表のご希望がございましたので、あえて申し上げさせていただきます。徳島市内にある、医療法人平成博愛会徳島平成病院となります。
 続きまして、過去に発生をしたクラスターについて、感染者に動きがございましたので、説明を申し上げます。
 まず、「40例目職場関連クラスター」につきまして、昨日、新たに陽性が確認された職場の同僚2名をクラスターに加えることとし、陽性者数につきましては、全体で13名となります。ということで、こちら。
 
(パネル「40例目職場関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 今回、職場から新たに2名の方が陽性判明をいたしまして、全体で13名ということになります。
 次に、「42例目会社関連クラスター」について、昨日、新たに陽性が確認された二次感染1名をクラスターに加えることとし、陽性者全体で7名となります。
 
(パネル「42例目会社関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 このような形、二次感染の方が1名追加となり、全体で7名の関連クラスターということになります。
 次に、「45例目学習関係施設関連クラスター」について、昨日、新たに陽性が確認された利用者1名、そして、二次感染1名、また、積極的疫学調査で関係が確認された二次感染1名、計3名をクラスターに含めることとし、陽性者全体で26名ということになります。このような形ということですね。
 
(パネル「45例目学習関係施設関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 次に、「47例目高等学校関連クラスター」について、昨日、新たに陽性が確認されました同校の生徒2名、二次感染2名、計4名をクラスターに含めることとし、陽性者数については全体で11名ということになります。このような形ですね。
 
(パネル「47例目高等学校関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 生徒さんが2名、そして、その二次感染関係者2名、合わせて4名が加わりまして、11名の関連クラスターということになります。
 最後に、「48例目高等学校クラスター」につきまして、昨日、同校の生徒を1名、そして二次感染者1名、合わせて2名が陽性と確認されました。本日から、これによって関連が加わることとなりますので、本日から「48例目高等学校関連クラスター」と呼ばせていただきますが、この2名をクラスターに加えることとなりまして、全体では8名の、つまり学校の中で7名、そして、二次感染1名、合わせて8名の関連クラスター、このような形となります。
 
(パネル「48例目高等学校関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 さて、本日発表の48名、こちらに合わせ、8月に確認された新規感染者数、合計954名となりました。アルファ株の猛威にさらされました今年4月「第4波」の773名、これを上回り、月別の感染者数では最多記録をし、さらにクラスターの数が、これがすごい。18のクラスター、こちらを認定するなど、デルタ株の感染力、従来株の1.95倍、患者さんが出すウイルス量(約)1,000倍、水疱瘡並みの感染力、このようによく言われるわけでありますが、その恐ろしさ、猛威を我々も目の当たりにした月となりました。
 また、感染者の状況から、お盆期間の人流の増加と、それに伴う帰省関連、また飲食店由来の感染者の増加、さらには、そこからウイルスが家庭内に入る家庭内感染がすごい数となる。次に、職場、学校へ、今度は家庭内から持ち込まれる、こうした感染の連鎖、これを見てとることができるようになります。
 昨日、全国で確認されました新規感染者数は17,713名、感染爆発、未だ終わりが見えないところでありますが、この8月「第5波」、全国ではとうとう感染爆発という言葉となりましたが、この8月に得られた経験を活かしながらも、引き続き、高い緊張感を持って、対策を進めて参ります。
 最後に1点、ご報告を申し上げたいと存じます。
 本日公表をいたしました感染者の中でも、県が実施をいたしております、飲食店のPCR定期検査で確認された方が、実は2名入っておりますが、この飲食店及び宿泊施設のPCRモニタリング定期検査と、本県への帰省者及び県外から帰県をする大学生などの事前PCR検査につきましては、いずれも「第5波・最大警戒期間」最終日である9月12日日曜日までに検査の結果が出せるように、キットが行き来しますのでね、申し込みの期間を9日前と定めさせていただき、今週の9月3日金曜日までとさせていただいております。
 しかし一方で、最近の感染者数の高止まり、また9月18日土曜日から26日にかけて、この期間いわゆるシルバーウィーク、従来でしたら秋の行楽シーズン真っ只中ということで、多くの人流増加、これが見込まれるわけであります。
 そして、9月中下旬までが夏休みとされている大学では、多くの学生の皆様方が実は帰省地からこちらに戻って来られることが見込まれるなど、申し込み期間延長必至ということで、9月30日まで申し込み期限を延期、延長させていただきます。
 これらのPCR検査については、それぞれ、昨日現在で、飲食店関係では1,210か所、また帰省などにつきましては、8,407名から申し込みをいただいているなど、多くの皆様方に利用をいただいているところであります。
 そして、6月下旬以降、本日公表の2名を含めまして、それぞれ飲食店関係では6名、また帰省客などの関係では7名、陽性者を確認したところであります。感染のいわゆる水際対策、水際措置、また早期の探知に一定の成果を挙げているところであります。
 本県にとって最多の感染者が確認をされているこの「第5波」、何としてもこれ以上の感染、これを抑えていく必要があるため、引き続き、PCRの定期的な検査、あるいは帰省など移動される場合の検査、これを積極的にご活用いただくようにお願いをいたしますとともに、PCRの定期検査を受けるなど、積極的に感染防止対策に取り込まれている飲食店、いわゆる「コロナ対策三ッ星店」、呼ばせていただいておりますが、こちらにつきましては、今回の8月27日からの時短の要請、時短協力金の一部前渡し、こちらを可能とさせていただいております。
 県といたしましても、こうした飲食店あるいは宿泊施設を応援するとともに、県民の皆様方にもこうしたお店、宿泊施設、是非、率先してご利用いただきますようによろしくお願いを申し上げます。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(四国放送)
 四国放送からまず質問させていただきます。まず49例目の医療機関クラスターですが、この2726例目の90代の女性は、入院患者ですか、それとも通院患者でしょうか。

(知事)
 入院患者さんです。

(四国放送)
 この病院は、先ほど公表する必要はないとおっしゃっていましたけれども、それはどういう理由だったんでしょうか。

(知事)
 これは感染者が、つまり入院患者さんたちがメイン、あるいは職員ということですから、その範囲がはっきり限定されているから。

(四国放送)
 範囲が特定できていると。

(知事)
 そういうことから、あえて公表する対象にはならない。しかし、多くの医療機関の場合には公表、あるいはホームページで出されるこういうことがありますので、県と歩調を合わせるというお話をいただいておりますので、あえて公表させていただきました。

(読売新聞社)
 次、2702例目の方は公務員となっていますが、2741例目、2747例目、3人いらっしゃるのかな。4人いらっしゃいますね。それぞれの所属等で公表できるものがあれば教えて下さい。

(知事)
 公務員の方、4名公表させていただきます。まず2702例目の方、徳島市職員の方です。次に2733例目の方、徳島労働局の職員の方です。次に2741例目の方、徳島税務署職員の方です。2747例目の方、この方も徳島市職員の方となります。以上です。

(四国放送)
 それぞれ労働局であるとか税務署、わりと一般市民の方との接点があると思いますが、特にそこでの広がりとか、そういうのは今のところは。

(知事)
 ここのところは、保健所がそれぞれ聞き取りをして、対応しておりますので、そうしたものの中で、今後、積極的疫学調査の結果が出てくると思っています。

(四国放送)
 2713例目の医療機関の職員という30代男性、この方の病院というのは、特に公表の予定はないということですかね。

(知事)
 そうですね、この方の場合やはり全てここの特定できているということで、先ほどと同じ理由ではあるわけですが、県の方として、あえて公表をさせていただくということには、ならないということになります。

(四国放送)
 2722例目の中学校の教職員の方がいらっしゃいますけれども、中学校では特に対応等が変わってきているということはあるんでしょうか。

(知事)
 いつも皆さん方から求められますので、それぞれの学校、例えば小学校からバラエティに富んで出ていますので、全て話を申し上げていきたいと思います。
 それではまず、小学校の関係では2名出ているところでありますが、こちらについては特別の対応、これらについては行うことはございません、登校歴がないということですね。
 それから次に、中学生が3名出ています。こちらにつきましても、登校歴なしを確認しておりますので、こちらも特別な対応はございません。
 今度は高校生が実は5名、出ているんですね。まずこちらにつきまして、2700例目の方、実はこの方は8月24日登校しております。こちらは9月5日まで臨時休業となっております。
 それから次に2703例目の方、こちらは登校されておられないんですが、それまでの関係で、この高校についても9月5日まで臨時休業となっております。
 それからあと一つ、2722例目の方、先ほどご質問のあった教職員の方ですね。こちらについては出勤が2日、8月26(日)、27(日)出勤が確認されています。しかし、行動範囲が非常に特定をされているということから、保健所立ち会いの下で特別の対応を行う必要はないということになります。ということで、全部で生徒さんが10名、教職員1名、合わせて11名、それぞれの対応となります。

(読売新聞社)
 49例目のクラスターで、本日の2725(例目)が入院患者ということですが、残る2人も入院患者でしょうか。

(知事)
 今回、全体で5名という内訳がございますので、少しその内訳を申し上げていきたいと思います。
 まず入院患者さん、先ほどご質問のあった2726例目以外、2669例目の方、2525例目の方、この3名が入院患者ということになります。そして2330例目、そして2563例目の方、この2人は職員ということになります。

(読売新聞社)
 この病院の検査状況は、どのようになっていますか。

(知事)
 今回、病院が丸ごとということでありますので、まず8月24日、1例目、今申し上げた2330例目の方、職員の方ですが、陽性判明を受けまして、全職員そして全入院患者、合わせて210名、PCR検査を実施し、まずは全員の陰性が確認されました。
 しかし、8月27日再度、全入院者50名、こちらは抗原定量検査を実施したところ、先ほども申し上げた2例目として入院患者、この方は2525例目の方、陽性が判明いたしました。
 そして、この判明を受けまして、同部屋になったことのある入院患者5名、また全病棟職員77名のPCR検査これを行いまして、翌(8月)28日、3例目の陽性、これが2563例目の方、これが判明いたしました。
 そして翌々日となる8月29日日曜日以降、3例目の陽性の判明を受けまして、今度は接触があった、つまり担当していた入院患者9名のPCR検査を行いまして、翌8月30日月曜日、4例目入院患者さん2669例目の陽性がわかりました。
 そして、この4例目の陽性がわかったことを受けまして、さらに同部屋の入院患者4名のPCR検査を行って5例目となります。こちらは2726例目の入院患者さん、陽性がわかったということになります。
 ということで、本日以降につきましても医療機関側の判断で、この陽性者5名これを除いた全病棟の職員、あるいは入院患者さん、そのPCRを行っているところであります。

(読売新聞社)
 休診であるとか、その辺りの対応状況について、聞いてらっしゃいますか。

(知事)
 申し上げます。時系列的に少し申し上げていきますと、まず8月24日、1例目の方の陽性が判明後、8月24(日)、25(日)両日について外来の診療並びに新規入院を休止されました。そして、8月25日全職員、また全入院患者、全員の陰性が確認されましたので、8月26日、27日は通常診療に戻しました。
 しかし、8月27日に2例目の患者さん陽性が判明したことから、翌日28日から外来の診療、また新規入退院の受入を休止、もともと(8月)29日は休診日日曜日ですからね。そして、感染拡大の恐れがないと判断されるまでこの状況を続ける、つまり休止の状況を続けるということになっています。

(徳島新聞社)
 49例目ですが、感染経路は判明しているんでしょうか。

(知事)
 今、調査中です。

(徳島新聞社)
 わかりました。先ほどおっしゃったように8月、月別の感染者数が最多になっているんですけれども、改めまして状況の分析と受け止めをお願いします。

(知事)
 やはり4月が773名、これはアルファ株、この影響をもろに受けるということで、これは従来株に比べると大体感染力が1.4倍から1.5倍と言われていました。しかし今回のデルタ株、これは従来株に比べて1.95倍。しかも時期がまずかった。今回の場合については、まさに夏休み、4連休があって夏休みが入りお盆ということになりまして、多くの国民の皆さん方が行き交う時期ということもあって、ゴールデンウィークから「第4波」のいわゆる教訓を受ける形で水際対策、これを行うと。例えば、この期間に徳島に戻ってきたいという皆様方、今回も6月24日からずっと行ってきたわけですが、こうした水際対策、逆にいうとこうしたもの感染力の比率からいくと、単純に計算すると773名の約1.5倍あってもおかしくない、それが1,000(人)に行くことなく、達しなかったということは、その後の様々な水際対策、あるいは多くの皆様方がご協力いただいた、こうした点は大きかったのではないか。しかし、その感染力猛威といったものは、まざまざ見せつけられたということになるかと思います。
 ですからやはりこのデルタ株が、今度はさらにラムダ株という新しい話も今入ってこようとしているところでありますので、やはり人と人とが行き交うというとき、もちろんそれをするなということではないんですが、やはり細心の注意を行っていただく。こうした点がこの二つ、「第4波」、そして「第5波」しかも「第5波」は、まだ全国的に終わっていない。今、全国で33都道府県に、21(都府県)の「緊急事態宣言」をはじめとして強い措置が出されている。
 しかし、田村厚生労働大臣が言われているのは、東京都の感染、実は一昨日は久方ぶりの2,000(人)を割ったんですね、やれやれと思ったら昨日は2,990(人)。さあ今日はどうなるかということですが、これが500(人)になれば「緊急事態宣言」解除ということがそれを考えると、まだ9月12日、あと11日間であるわけですが、なかなかこれ厳しいんじゃないのかな。そういった点、思いをしているわけでありまして、その意味もありまして、先ほどのPCRこの検査、もちろん大学9月中下旬から始業ということもあるわけなのですが、9月3日締切としていたものを9月30日までこれを延ばすという対策を、水際対策としてとらせていただく。こうしたことで、まずはこのデルタ株対策といったもの、より強くしていただければと。
 そして、様々なパターンといったものも県民の皆さん方にボードなどでお知らせをした。例えば飲食の場、これについては三ッ星店についても1,000店舗を超えようと、これ可能性として、申し込みは1,000店舗超えていますので、そうした形から対応していく。
 また、家庭内感染これが大変多くなった、どうやったら防ぐことができるか、こうした点もお伝えをしております。
 また、やはりそうしたまずは燃え盛っている火の防御、これも重要なこととなりますが、もう一つ大切なのは、やはりワクチン接種、これをどんどん進めていこう。徳島県は8月末までに18歳以上希望する皆様方、5割打つことを達成しよう。しかし8月18日段階で59.1パーセントの皆様方が打ち終えることができた。つまり5割達成したところでありました。こうした点をどんどんやはり進めていく。
 さらには妊婦さんたち、あるいはそのパートナー、あるいは2度目難民と言われる職域接種、あるいは大学拠点接種、2度目を都合でどうしても受けられなかった、この皆さん方を受けるところがないんですね。これは河野大臣の方から要請を受けて、ではこの皆さん方も受け入れましょう。
 そして、今一番感染が多いのが30代以下の皆さん方、今7月以降で67パーセントを超えているわけでありました。一方ワクチン接種を終えた60代以降は7パーセント。こうしたことからも如実にわかるところでありますので、やはり30代以下の皆様方も、県の大規模集団接種、この中でしっかりと対応していこうと。
 また、新たなワクチン3番目のワクチンとしてアストラゼネカ、これもワクチン接種として承認がなされましたので、まずは100(人)、ここを県民の皆様方に募集をさせていただき、そして9月14日からこちらは打つ。先ほどの妊婦さん、そのパートナー、あるいは2度目難民の方、あるいは30歳代以下の方々につきましては、やはり9月1日から受付をし、そして9月9日からスタートとなるわけであります。
 そうした意味では、ワクチン接種を戦略的にやっていく。ちなみに県が目標としていた8月31日までで県が定めた18歳以上人口、その皆様方5割という目標を掲げたわけですが、最終的にこれがどうなったのか、その結果が出ました。8月31日時点で全県民18歳以上、完了率については62.3パーセント。全体では39万7,995名の方が2度接種を終えられることになりました。
 今後は、モデルナもファイザーも12歳以上接種可能となっておりますので、今後については「12歳以上人口完了率」という形で公表をしていきたい。まずは県が18歳以上5割、これを目標として掲げた。それが到達点である8月31日その結果が出ましたので、今、申し上げたように62.3パーセントの皆さん方が打ち終えられた。数にして39万7,995名ということになります。
 また、せっかくの機会でありますので、ちょうど今日から今、申し上げた4種類のカテゴリーの皆さん方の受付がスタートいたしました。まずモデルナ、こちらを打っていく大規模集団接種についてでありますが、妊婦さん、パートナー、あるいは30代以下の皆さん方、あるいは2度目難民の皆様方、この皆様方につきましては1,900人の枠に対して、434名の皆様方、これは本日、正午時点、お申し込みをいただいております。またアストラゼネカ、初回100人の枠を申し上げておりましたが、42名の方々に既にエントリーいただいたところでありますので、我々としては、しっかりと今後もワクチンを確保して、こうした皆様方が受けられるように対応していければと。そして、これが今後の感染者数を抑えていくことにつながっていくものと、そのように考えております。ワクチン接種については、以上です。

(徳島新聞社)
 先ほど飲食店のPCRであるとか帰省とか宿泊施設でのPCR検査についてお話があったんですが、陽性の確認が飲食店で6名、帰省者で7名あったというお話だったんですが、帰省の方7名は帰省されていないと思うのですが、飲食店の方では、この検査によって感染が確認された飲食店では、感染拡大というのはなかったのでしょうか。

(知事)
 ここのところは、先ほど全体の中に入っているところでありますので、当然、その濃厚接触者である、あるいは接触者、こういったもの保健所の方で捕まえる。もしそれで5名以上出るのであれば今ご覧いただいているように、こうしたクラスター表としてお出ししている。今の段階としては、積極的疫学調査の範囲ということになります。もちろん過去の部分についても、そうしたもので探知をして、多くの点については、やはり未然に防ぐことができたのではないか、このように思っています。

(徳島新聞社)
 定期PCR検査で6名、飲食店従業員の方、陽性が確認されているんですが、この中で積極的疫学調査を進めることでクラスターの確認ができた例は、あるんでしょうか。

(知事)
 今のところ、少なくとも私が知り得る範囲ではない。

(徳島新聞社)
 40例目の徳島河川国道事務所のクラスターですが、今日の2人、会社員という肩書きですが、この方たちは、出向されていたんでしょうか。

(知事)
 今日出た方、民間からの派遣の職員の方です。

ブレークスルー感染について(質疑)

(徳島新聞社)
 本日少し感染者の平均年齢がここ数日の中でも少し高めかなという印象ですけれども、ブレークスルー感染の状況はわかりますか。

(知事)
 これまでワクチン接種を受けられて、そして2度目を打ったにもかかわらず感染をされる。こうした事例が全国で見られているところであるわけですが、本県においても、そうした皆さん方は当然わかるわけであります。これまでワクチン接種終えられて、そして結果としてブレークスルーと言われているんですが、これは定義としては、2度打ち終えて、その後、効果の出る2週間後、これを経た皆さん方が感染し陽性になる、この人たちを我々捕まえているところであります。この皆様方の数については、全部で82名ということになります。

(徳島新聞社)
 6月以降ということだったでしょうか。

(知事)
 はい。6月以降。

(徳島新聞社)
 本日に(数字に)ついては、ちょっとまだですね。

(知事)
 今日までを含めてということです。

(徳島新聞社)
 今日の分も入れて82名。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 クラスターが発生した病院の方々、ご高齢の方もいらっしゃるんですけれども、この方々も受けてらっしゃったのでしょうか。

(知事)
 そこのところについては、申し上げておりませんね、今までも。あくまでもトレンドということで申し上げています。

(徳島新聞社)
 すみません。今の82人の内訳ですが、2度目の接種から日が経っている人ほど感染しやすいとか、そういう傾向はありますか。

(知事)
 今のところ我々としては、少なくとも今申し上げたように、6月以降ということで2度打って、そして14日以上経った皆さん方をこういって捕まえている、ということで、それがさらに何日打ったあとでどうだというところまでは、捕まえていない。
 つまり、ブレークスルー感染そうしたものがあるのか、ないのか、どのくらいあるのか、こうした点を捕まえている、そのようにご理解ください。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 本日感染が確認された徳島市や徳島税務署、(徳島)労働局の対応は、個別にまた。

(知事)
 それはもちろん個別の組織でやっていただければ。

(幹事社)
 他、大丈夫ですか。では、終わります。

(知事)
 ありがとうございました。

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