〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
- 法人番号:
- 4000020360007
(幹事社)
お願いします。
(知事)
それでは、新型コロナウイルス感染症の発生について、発表をさせていただきます。
昨日8月30日、県内におきましては、39名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。公衆衛生上の観点から、感染された方がお住まいの市町村名の内訳を公表させていただきます。
徳島市22名、鳴門市3名、小松島市3名、阿南市2名、吉野川市2名、美馬市2名、石井町1名、松茂町2名、藍住町1名、板野町1名となります。
また、主な感染経路につきましては、濃厚接触者または接触者17名、クラスター関連8名となります。
その他、感染者の年代、主な行動歴、症状の程度などの詳細につきましては、記者の皆様方のお手元に配布させていただいている資料をご参照願います。
それでは、これを受けまして、「とくしまアラート」にかかる指標について、発表をさせていただきます。
まず1番目、直近1週間、これは8月24日から8月30日までの新規感染者数380名となります。
2番目、感染経路不明割合380分の59、15.5パーセントとなります。
3番目の項目、病床の逼迫具合、1番目、確保病床の使用率234分の125、53.4パーセントとなります。2番目の項目、入院率489分の125、25.6パーセントとなります。重症者割合25分の2、8.0パーセントとなります。
4番目の指標、療養者数489名となります。
5番目、PCR陽性率4,507分の379、8.4パーセントとなります。
続きまして、この度、新たに発生が確認されました3つのクラスターについて、以下、ご説明を申し上げます。
まず、46例目のクラスターにつきまして、感染源の探索のために、積極的疫学調査を進める中で、これまで発表をして参りました2499(例目)、2514(例目)、2538(例目)、2554(例目)、2576(例目)、2654例目の6名の方が、一つの児童等利用施設から確認されました。このことから、この6名に二次感染により感染が広がった2577(例目)、2667(例目)、2668例目の3名を加え、計9名の児童等利用施設関連クラスターとして、本日、認定をさせていただきます。ということで、こちら。
(パネル「46例目児童等利用施設関連クラスター感染状況」を掲示)
ちょうど利用施設が6名、そして二次感染3名、合わせて9名という形となります。
なお、当該施設につきましては、利用者が特定されておりますことから、現時点では、施設名あるいは所在市町村名の公表につきましては、差し控えさせていただきます。
次に、47例目のクラスターにつきまして、こちらも感染源の探索のために、積極的疫学調査を進める中で、これまで発表をいたしました2492(例目)、2610(例目)、2612(例目)、2614(例目)、2627(例目)、2651例目の6名の感染者が、一つの高等学校において確認され、学校生活の場を共有することにより感染が広がった可能性が高いことがわかりました。このことにより、この6名について、二次感染により感染が広がった2613例目を加え、合計7名、関連クラスターとして本日、認定をすることとなりました。ということで、こちらとなります。
(パネル「47例目高等学校関連クラスター感染状況」を掲示)
二次感染が1名、そして、学校の場6名、合わせて7名ということになります。
なお、県民の皆様方に、そのパターンであるとか、注意喚起をさせていただく意味で、学校名について、こちらは公表させていただきます。徳島県立城東高等学校であります。
最後に48例目のクラスターにつきまして、こちらも感染源の探索のために、積極的疫学調査を進める中で、これまで発表いたしました2572(例目)、2573(例目)、2635(例目)、2643(例目)の4名に、本日発表の2661(例目)、2674(例目)の2名を加えた、計6名の感染者が、こちらも一つの高等学校において確認され、学校生活の場を共有することにより、感染が広がった可能性が高いことがわかりました。このことにより、この6名をクラスターとして、本日、認定をさせていただきます。ということで、このような形ということになります。
(パネル「48例目高等学校クラスター感染状況」を掲示)
なお、こちらにつきましても、県民の皆様方への注意喚起をさせていただく意味で、学校名を公表させていただきます。徳島県立富岡西高等学校であります。
続きまして、過去に発生をしたクラスターにつきましても、感染者に動きがございましたので、ご報告申し上げます。
まず、「40例目職場関連クラスター」について、新たに職場の同僚1名、2678例目の方、陽性が確認されましたので、この1名をクラスターに加えることとし、陽性者全体でこのように、11名ということになります。
(パネル「40例目職場関連クラスター感染状況」を掲示)
最後に、「45例目学習関係施設関連クラスター」について、新たに利用者1名、これは2666例目、二次感染2名、2684(例目)、2685例目の陽性が確認されました。この3名の方をクラスターに含めることとし、陽性者全体で大きくなりました。
(パネル「45例目学習関係施設関連クラスター感染状況」を掲示)
施設利用関係14名、また二次感染9名、合わせて23名の関連クラスターということになります。
さて、昨日、全国で確認された新規感染者数13,638名となりました。東京都におきましては1,915名と、7月26日以来、約1か月ぶり2,000名これを下回る新規感染者数となるなど、確かに一部の地域におきましては、感染者の減少、こちらが見られるところであります。大阪府1,605名、あるいは、奈良県161名、月曜日に確認された人数として、こちらは逆に過去最多となるところでありまして、全国各地、感染爆発が続いていることに、変わりはありません。
というよりも、やはりこれは、お盆の影響、つまり、東京(都)から多くの皆様方が全国へ里帰りをされるということで、全国各地では感染が広がり、一方、東京(都)では感染が少なくなる、大体、何事も起こってから14日後ということですから、昨日までは、ちょうど15(日)+14(日)は29(日)大抵これを翌日発表ということで、8月30日発表分について、東京は少なくなる。しかし、全国各地におきましては、いりくりがあるということになります。
ちなみにじゃあ今日、東京都がどうなったか、ここは確かに関心があるところですが、ポンとリバウンド1,000名を超えましたね。つまり、2,909名ということになりましたので、あっという間に1,000名上乗せということになりまして、こうしたトレンド、一つの形として、これが示されることとなりました。
では、本県はどうなったのか、ということですが、昨日の公表が52名、おそらくこれがお盆の最後のところの影響と。では関心があるのは、今日の数字が50名台なのか、40名台なのかということですが、本日の新規感染者数は39名ということで、確かにまだまだ高止まり、厳しい状況は続いているところでもありますが、少しトレンド、こうしたものが現れてきているのかな、でも、まだまだ高い緊張感を持って、対策を進めなければならない、このように考えております。
そこで、県民の皆様方に、以下の点、ご協力をお願いいたしたいと思います。
特に本日、新規感染者のうち小学生が3名、高校生が4名、合わせて7名、昨日は20名、小、中、高、出たわけでありまして、そうした意味では、この8月の小中高生、その感染事例の推移、こちらを見ていただく必要があります。
(パネル「8月の『小学生・中学生・高校生』感染事例の推移」を掲示)
このような形で、一時期は全くなかったんですね。こちら8月の状況でありますが、ところがポンと出ると。そして、ここのポンと出る、ここからはざっと割と多かった。こうした形で、やはり里帰りなどで帰ってきた人をお迎えして、家庭内感染、これが非常に広がった時期と大体相似しているところでありまして、お帰りになられた今回、発表数値、これが大体これだと同じぐらいの、こうしたことでも、お盆を囲む状況といったもの、ご理解をいただけるのではないのかな。このように思うところであります。
また、先ほども申し上げましたが、本日、高校で2例、また児童等利用施設でも1例、クラスターが新たに発生をいたしました。1日で認定三つ、過去これまで1回、4例という例がありましたが、それに次ぐクラスターということでありまして、そうした意味では、児童、生徒に関連する感染が増加しているといった傾向には、変わりがないところであります。
本日、クラスターが発生をした2校につきまして、感染者の囲い込みを行い、感染拡大防止を図るため、濃厚接触者また接触者への行政検査が終わるまでは、臨時休業とさせていただきます。そして、その後、全員の陰性が確認されれば、分散登校からスタート、併せて全数のモニタリング検査も希望者の教員、生徒へと実施していく運びとなります。
次に、明日、いよいよ9月1日から第2学期が始まる学校が非常に全国的にも多いことから、学校における感染対策の強化について、以下、発表をさせていただきます。
まずは、クラスターの一つについては、部活動が要因と考えられることから、部活動における感染防止対策の強化といたしまして、こちらご覧をいただきたいと思います。部活動ですね。
(パネル「県立学校における部活動の感染対策の強化」を掲示)
県内全ての学校におきまして、8月17日火曜日から平日は2時間以内、休日は3時間以内としておりました、これまでの部活動、時間の制限を、明日、9月1日水曜日からは「第5波・最大警戒期間」である(9月)12日日曜日までの間、平日は1時間以内、休日は2時間以内に、制限を強化させていただきます。
また、本日認定のクラスターの要因となった、この部活動につきましては、県内全ての高校、中学校において、明日、9月1日から(9月)7日までの1週間、当該部活動の活動を休止し、感染対策の総点検を実施させていただきます。
さらに今後、地域を限定した対策といたしまして、「第5波・最大警戒期間」である9月12日日曜日までの間、部活動を要因として、複数の感染者が複数の学校で出た場合などに、例えば、市町村単位など、特定の地域を限定する、つまり、面的な指定ということですね。全ての部活動を当分の間、全面休止とすることとし、改めて感染対策の総点検を実施させていただきます。
生徒の皆様方、また顧問の先生方におかれましては、最大限の緊張感を持って、今一度、感染防止対策の徹底に努めていただくように、お願いを申し上げます。
次に、今回、新たに感染者が出ていない学校におきましても、教育委員会と協議をいたしました結果、学校長の判断によりまして、予防的分散登校を行うことといたしました。ということで、こちら。
(パネル「県立学校における分散登校の実施」を掲示)
県立学校における分散登校の実施というものでありまして、このうちの、この下のところですね。特に、この予防的分散登校の実施ということであります。
この予防的分散登校につきましては、例えば、高等学校におきましては、9月16日から就職試験、こちらが開始されますことから、進路保障のために、就職試験を目前に控えた生徒さんたちが多く在籍をする高等学校において、生徒の感染予防を図るために行なったり、学校以外での地域の感染が拡大をしている場合など、夏季休業明けの学校運営に万全を期するために行うものであります。
ということで、部活動の感染防止対策の強化と予防的分散登校については、本日、全ての県立学校に通知させていただきますとともに、各市町村教育委員会に対しましても、部活動については同様の対応をお願いし、予防的分散登校については情報共有をし、地域の感染状況に応じた対応をお願いいたして参ります。
なお、クラスターにまでは至っていない、でも複数の感染者が発生をした県立学校1校において、感染リスク軽減から、本日、分散登校で新学期スタートさせているところでありますので、こちらにつきましても報告をさせていただきます。
こうなって参りますと、生徒さんたちにもやはり、プレッシャーかかってくる、心のサポートが必要になるであろうということでありまして、児童、生徒の皆様方の不安、ストレス、懸念されますことから、スクールカウンセラーあるいはスクールソーシャルワーカーによる支援、また児童相談所などの関係機関と連携をさせていただきまして、適切な対応について、依頼をさせていただくということでね。
(パネル「ひとりで悩まないで」を掲示)
「ひとりで悩まないで」ということでの、呼びかけをさせていただいております。
そして、「24時間子供SOSダイヤル」あるいは「こころとからだのサポートセンター」、さらには、中高生を対象としたLINEによるSNS相談窓口の活用につきましても、併せて周知徹底をさせていただいているところであります。
最後に、小学生、中学生、そして高校生の皆様方におかれましては、3密、2密、あるいは1密、こうしたものについての回避はもとよりのことでありますが、マスクの着用、咳エチケット、うがいの励行、手洗い、手指消毒、大声を出さない、まあ耳にたこができる、言われるかもしれませんが、基本的な感染防止対策でありますが、少しでも体調に異変を感じられた場合には、早め早めにかかりつけ医さんなど、是非、電話でご相談をいただく、あるいは検査を通じまして、是非、体調の確認よろしくお願いを申し上げたいと思います。
そして、職場あるいは学校などから持ち込まれたウイルスが、家庭内で伝播し、さらに、別の職場や学校へ、実は広がってきているんですね。これまでも、家庭内感染の状況をグラフでご覧をいただきましたが、本日発表分も7家族12例、二桁の感染が確認されております。
(パネル「8月の『家庭内関連』感染事例の推移」を掲示)
ということで、8月に入って1日から家庭内感染のない日は、ないわけでありますし、特に県外から持ち込まれた、そうしたものがずっと後半は多いんですよね。これ見ていただいたらわかるように、ずっとこの辺りまあ低かった部分、棚ですけれどね、棚があるわけですが、ボーンと上がるんですね。二桁へということで、昨日も同じ二桁と、今日発表分でありますがね。こうしたことで、やっぱりこのお盆の頃、県外からやはりたくさん来られ、そこが要因となって家庭内感染を引き起こす、きれいにそのトレンド見てとることができるわけでありますので、是非、この点では、こちらも常に申し上げておりますが、
(パネル「家庭内感染予防のポイント」を掲示)
家庭内感染を防ぐためのポイント、もし体調の悪い人がいる、その場合には部屋を分ける、お世話をする人は、皆でという気持ちを抑えてお一人で、また、全員が室内であったとしても、家庭であってもマスクをお付けいただく。
では、普段からの予防のポイントは5つ。手洗い、うがい、基本的な感染防止対策。そして、こまめな換気、接触感染を防ぐためには、手で触れる共有部分の消毒。また汚れたシーツ、衣類、こまめに洗濯をお願いします。また、ごみ、これについては必ず口を密閉していただく、これが家庭内感染、これを防ぐためのポイントということになります。
では、最後に2点、私の方からご報告をさせていただきます。
まず1点目は、デルタ株の検査結果についてであります。昨日8月30日、徳島県保健製薬環境センターにおきまして、デルタ株の特徴とされるL452R変異のスクリーニング検査、実施をした結果、24件の疑い事例が確認されました。
今回の検査につきましては、直近10日間、これは8月20日から8月29日のうちに、確認された感染者から採取をした24検体、これに実施したものであります。ということでお気づきの方、そうです。前回の検査に引き続き、今回も24分の24、全てがデルタ株の疑い、100パーセント、結果となりました。改めて、本県におきましても、急速にデルタ株への置き換わりが進んでいる状況が、ここに明らかとなったところであります。
次に、「アスティとくしま」における30代以下の方々への接種の開始についてであります。
先週、異物の混入の影響で、県で大規模集団接種用に用意をしておりました、3,000回分の武田モデルナ、このワクチンについて使うことができなくなった。そして、河野大臣、ここは全国知事会長としてでありますが、直接、早くこれは3,000回分、新たな物を渡していただきたい、全国も同様の場合には直ちにと申し上げたところでありまして、こちらにつきましては、9月3日までに大体のワクチンが納入されることが確定いたしましたので、その3,000回分の使い道ということで、9月9日木曜日から、まず一つは、30歳代以下の皆様方、また2回目のモデルナワクチンが接種できなかった方で接種券をお持ちで県内在住の方、1,500名を対象として、ワクチン接種を開始いたします。
時間につきましては、「アスティとくしま」において、午後2時から午後5時、午後7時から午後9時30分の2部構成とさせていただきます。
(パネル「徳島県ワクチン接種予約受付コールセンター」を掲示)
ということで、妊婦さんの時にも見ていただきましたが、徳島県ワクチン接種予約受付コールセンター、9月1日受付開始となりますが、0120フリーダイヤルですね、567-571、567-571、語呂合わせは、「コロナこない」と覚えていただいて、土日祝日も受付を8時半から20時まで、是非、接種を希望される方、ご予約をいただければと思います。
なお、予約受付につきましては、コールセンター、インターネットともに、明日、9月1日水曜日、今も申し上げましたように、8時30分から行いますので、是非、よろしくお願いを申し上げます。
今後とも、徳島県医師会、(徳島県)看護協会、そして(徳島県)薬剤師会の皆様方をはじめとする、関係各位の皆様方の最大限のご理解とご協力をいただきながら、ワクチン接種を希望される全ての皆様方に行き渡るように、しっかりと対応を進めて参ります。
私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いをいたします。
(四国放送)
まずは、分散登校の実施をされているところが1校とおっしゃったんですね。この1校については、どこかというのは公表は。
(知事)
ここは、クラスターではありませんので。
(四国放送)
もう一つ、予防的分散登校をされているところというのも、実際あるんでしょうか。
(知事)
そうです。
(四国放送)
これは、何校というのは。
(知事)
1校ですね。
(四国放送)
部活動でですね、地域単位での活動停止は、実際にされているところは、ありますか。
(知事)
これはやります。
(四国放送)
もうやっていますか。
(知事)
これからやります。
(四国放送)
これからで、今、現時点ではない。
(知事)
これからやります。
(四国放送)
これから、何校というのは、あるんですか。
(知事)
いや、地域ですから。
(四国放送)
この8月31(日)、今日、発表の城東高校、富岡西高校というのは、同じ部活動ということですか。
(知事)
それぞれ。
(四国放送)
それぞれ違う部活。これは、なかなか公表しにくいでしょうけれど、どういう、スポーツ系なのか、そういう音楽系なのかとか、言える範囲で教えていただけますか。
(知事)
まず、城東高校の関係ですね。こちらにつきましては、運動部関係ですね。正確にいうと屋内運動とお考えください。
それから次、富岡西高等学校の関係ですね。こちらにつきましては、やはりスポーツ、そして屋内。
(四国放送)
県内での、この二つの学校の屋内のスポーツが活動が中心になっているということですね。
次、46例目の児童等利用施設関連クラスターですが、利用者が特定できているということで、名前は出ないとは思いますけれども、感染予防のために言える範囲でどういう関係、どういった種類という、言える範囲でいいんですけれども。
(知事)
46例目の関係ですけれど、児童、小学生の皆様方が、いろいろ学ぶ場ですね。
(四国放送)
学習する場。
(知事)
学習、そうですね、様々な。
(四国放送)
2670例目の方が公務員となっておりますが、どちらの公務員の方でしょうか。
(知事)
2670例目の方は、いずれまた徳島市さんから発表があるかもしれませんが、徳島市東消防署の方です。
(四国放送)
(徳島市)東消防(署)の方の中での感染状況、検査状況等は、徳島市の方から発表ですかね。
(知事)
そうです。
(四国放送)
2678例目の公務員の方は、以前発表の。
(知事)
そうです。ここは公表しているところですね。国の機関ですね。
(四国放送)
もう一つ、2672例目と2687例目に医療機関の方とありますが、こちらの方は、病院関係は特に公表できるような内容はありますでしょうか。
(知事)
ここのところは、ともに医療機関きっちり対応をされておりますので、公表は差し控えさせていただきます。しかも、接触者すべて特定を両方ともされております。
(四国放送)
わかりました。先ほどのクラスターとなりました城東高校、富岡西高校では、例えば何人くらい今、検査しているとかというのは。
(知事)
順番からいくと城東高校、47例目ということになります。こちらについては、本日53名、検査を実施いたしております。
次に、今度は48例目富岡西高等学校でありますが、検査状況については、昨日のうちに既に74名、本日39名、合わせて113名、こちらの検査を実施いたしております。
(四国放送)
明日も検査は続く予定ですか、どちらも。
(知事)
大体まず、これをやって、あとは全数検査に移っていくということです。
(四国放送)
全数検査は、何人が対象になるんでしょうか。
(知事)
とりあえず、まずこちらをやってみて、どれだけ広がるか。というのは、全数検査は希望者になりますので。
(四国放送)
はい、わかりました。
(学校教育課)
すいません、先ほどの分散登校のことでございますが、県立で1校開始しておりまして、予防的分散登校は、本日、県立学校に通知しまして、まだこれからでございます。予防的分散登校は、これからでございます。
(四国放送)
まだ今、ゼロということ。
(体育学校安全課)
部活動の地域単位での活動停止におきましても、知事が言われるように、これからですけれども、今は、その地域はゼロというところであります。
(知事)
今、学校の分ですね。
(読売新聞社)
今お話のあった予防的分散登校と地域単位の活動停止ですけれど、いつまでに取りまとめをして、いつ頃から措置に入るのかというのを教えていただけますか。
(知事)
まず予防的分散登校、この関係については先ほど少し申し上げたように、9月16日木曜日から高校3年生の就職試験、これが開始をされる、ここがスタートということがありまして、その試験に臨む生徒さんたちの感染予防、それをしっかりと図ろう。
また夏季休業明け、その学校の運営、これに万全を期そうということで、それぞれの学校の実情、これにあわせた、いわゆる感染予防策として教育委員会の方と教育、学校現場でしていただいて、あくまでも校長さんのご判断として、予防的に分散登校を実施する。
(読売新聞社)
今日、発表したクラスターの要因となった部活動、2種類あるということですが、何部と何部か具体的には、教えていただけないですかね。
(知事)
それは、今までも発表してなくて、だから、どんなものかというと、スポーツか、文化部かというのはスポーツ、屋外か屋内かについては屋内、ということを申し上げました。
(読売新聞社)
いずれも屋内のスポーツということですけれど、例えば、今回、要因になった部活動以外でも屋内スポーツ部は他にあると思うんですが、そちらの活動の抑制は検討されてないですか。
(知事)
実は、ゴールデンウィークの時に一斉に止めたんですね、あの時。つまり、4月から5月にかけて、すごいアルファ株の影響があったんで。しかも立て続いて学校のクラブ活動、ここがしかも複数のクラブ活動を入れることによってのクラスター、これが非常に大きく出た、何十人も、ということがあって、あの時には全部を止めたんです。あらゆる種目を。ここについて、やはり生徒さんからご意見が出まして、ちょっとやりすぎじゃないかと。
つまり、あくまでも、ある例えば、Aという屋外、屋内でやる種目があって、そこでクラスターが出た。であれば、それを横でやればいいじゃないか。なんで例えば、屋内のスポーツで屋外まで止めるのか。あるいは、スポーツだけじゃなくて、文化まで止めるのか。こうしたご意見、それはごもっともだなと。ただあの時には、はっきり申し上げまして、文化部と運動部が、五つの部が一つの中高でクラスターを生んで何十人にもなったんですね。これはどうにもならんなということで、一斉に止めさせていただきました。
ただ、5月5日までと本当に限定で止めさせていただき、まあ止めることができた。ただ、生徒さんのおっしゃるとおり、今後やる時には同じ種目、そしてまず学校で、しかも同じエリアで二つ同じものが出た場合は、そのエリア内を全部、同じ種目ね、こうしたルールが出来上がった。今回は、それに則るということになります。
(NHK)
ちょっとお伺いしたいんですが、予防的分散登校の実施ですけれども、これは今まで複数の感染が確認された県立学校とかというのは「実施してください」というようなことだと思うんですけれど、この予防的分散登校については、「今後、分散登校が可能である」というふうな状態になったのか、それとも今後、対象の例えば、就職試験を控えた生徒さんがいるようなところでは、「してください」に近いのか、どちらでしょうか。
(知事)
ここのところは、実は二つの概念がありまして、一つは、もう既に行っている感染者が複数出た場合、その学校において校長の判断で、分散登校していってもらう、これは既に1校やっています。
ただ、今回の予防的分散登校については、あくまでも高校3年生、この方々が9月16日から就職試験が開始をされる。これをやはり受けられなくなったというのは、まずいだろう。
また夏季休業明けで、要はそうしたリスクも高くなるということで、あくまでもここのところについては、期間限定でやっていくということで期間についても、先ほど少し申し上げましたが、2学期開始後の、1(週間)から2週間程度の間でこれを行う。こういう形で非常に期間限定的に目的をはっきりさせて予防的にやると。
片やもう一つ、既に行っているところというのは、複数名が出たということを受けて対応する。そこの違い。
(NHK)
ということは、予防的分散的登校は、学校長の判断で、もう一つの地域の感染が拡大したという方もありますけれども、学校長の判断で分散登校することができるようになりましたという考え方でいいんですか。
(知事)
ただ勝手にできるんじゃなくて、あくまで教育委員会と協議をしてやっていく。
(NHK)
教育委員会と話を共有してするように。わかりました。
地域単位での活動の停止ですけれども、複数の感染者、複数の学校というような言い方ですけれど、これは二つ以上の学校とか、2人以上とかっていうふうに考える。
(知事)
2つ、つまり1つの学校でこれまでもやっていましたが、よく全数検査をやるというのが、1校で複数の陽性者が出た場合、全数、それが例えば、同じエリアで2校出た場合、その全体のエリアをやる。このやり方というのは、例えば、これまで福祉施設、特に高齢者の入居施設、デイケアとかですね。あるいは医療機関、この場合は一つが出たとしてもそのエリア、徳島市以外の市町村については全エリアと同じタイプのものをやる。これを少し応用させていただくといったものということで、既に行っているものですね。
(NHK)
複数というのは、2以上という考え方。
(知事)
もちろん。2以上です。
(NHK)
あと最後もう一つ教えて下さい。三つの内容で市町村委員会に同様の取組みを要請というようなのが、活動時間短縮、感染対策の総点検、(地域単位での)活動停止、これ三つでいいんですかね。予防的分散登校については、要請はされていないということで。
(知事)
そうです、まだ。あくまでも各学校長の方が協議をしてやっていくというような形です。
(NHK)
わかりました。ありがとうございます。
(知事)
もう1点、言っておくと、その分散登校というのは、さっき言った要件が定まっているんですが、予防的分散登校の場合には、感染者が確認されてなくてもできる。そこだけ覚えていてください。
(朝日新聞社)
地域単位での活動停止の特定の地域のところで、市町村単位等とあるんですけれど、必ずしも市町村という訳ではないということですか。
(知事)
今ちょっと申し上げたように、徳島市は非常に大きいエリアになるので、これまで医療施設とか福祉施設の関係でも、例えば、徳島市の中の八万町、川内町とか国府町とか、昔これ例えば、国府、川内、一つの町であったり村であったり、そういったところが一緒になって大きな単位になってますので、これまでも今いう旧町といいますか、そういう単位で、しかしこれが藍住町である、鳴門市であるとか、こうした場合は全域、こうした形をとる。
(朝日新聞社)
ありがとうございます。
(毎日新聞社)
「アスティとくしま」での接種の件について、お伺いしたいんですが、30代以下の方を対象にした理由を教えて下さい。
(知事)
実は、よくこの場でも申し上げるんですが、今この「第5波」になって、感染状況、大きく「第4波」と変わったと。例えば、徳島「第4波」、徳島は徳島なりにアルファ株で痛い目にあいましたね。この時、じゃあ感染者年代別はどうだったのか。だいたい10代未満、あとは10代、20代、ずっときて80代以上と、こうなりますよね。ほとんど一緒だった。満遍なく出たということ。もちろんワクチン接種、その時はまだ行き届いていなかったところですから。
ところがワクチン接種、特に高齢者の接種が7月末ほぼ終わった。徳島の場合には、88(パーセント)から89パーセントの高齢者の皆さん方が2回接種受けられてきたと。
そうした結果、どうなったか。例えば7月以降ということで、つまり高齢者の皆様の接種が終わったところですよね。今日、発表までの分で10代から30代までが67.6パーセント。そして、60代の皆さん方が7.0パーセント、非常に高い比率、お分かりいただけると思いますね。つまり、30代以下が非常に感染が高い、これは全国的な傾向。
しかもその一方で、今度は30代以下のワクチン接種、2割いっていない。つまり、感染状況が非常に高い割に接種が進んでいない。こうしたことから、そこにターゲットを絞ろう。もちろん30代以下でも、例えば、高校3年生であるとか、あるいは寮生であるとか、こうしたところは、ほぼ希望するところ全数やっていっているんですね。それぞれ目的があって。でも全体的に見た場合、特に30代の皆さん方から、自分たちなかなか受けられない。こういった声がよく聞こえる。でも感染は高いということがありますので、まずそこにターゲットを絞らせていただいた、ということになります。
(毎日新聞社)
ありがとうございます。
(徳島新聞社)
県下の30代以下の方というのは、市町村の方からもう接種券は届いている状況でしょうか。
(知事)
だいたいのところは届いていると聞いています。
(徳島新聞社)
だいたいというのは、全部ではないということですか。
(知事)
いや、確認を全部100パーセントいけたかどうかという確認はしていませんが、だいたい届いていると聞いています。
(徳島新聞社)
届いていない可能性もあるということですか。
(知事)
そこのところは確認してもらえればいいですけれどね。細かくわかります。
(徳島新聞社)
本日発表の46例目のクラスターと、先日発表があった45例目のクラスターで、両方とも小学生が学習されている施設ということだと思うんですけれども、名称が違うのはどうしてですか。
(知事)
ジャンルが違うから、カテゴリーが。
(徳島新聞社)
どういうふうに違うのでしょうか。
(知事)
例えば、今回発表したクラスターは、まず主に小学生が対象のもの。もう一つの分については、非常に年代といいますか、学年幅が広い。学習を中心にする、こちらは様々な体験学習も含めて、でも小学生ということで、形態がだいぶ違います。
(徳島新聞社)
46例目は、利用者は児童だけということになるんでしょうか。
(知事)
46例目。今回の場合は小学生。
(徳島新聞社)
(小学生)だけ。
(知事)
はい。
(徳島新聞社)
考え方によっては、児童等の「等」はなくても通用するようなことですか。
(知事)
例えば兄弟でね、メインは小学生ですけれども、必ずしも来たから断るというそんな話ではないですね。
(徳島新聞社)
公的施設ですか。
(知事)
そこのところは、それ以上言うとね。
(徳島新聞社)
この46例目の施設の6名の方は、職員も含まれているんでしょうか。
(知事)
これは入ってましたっけ。
(感染症対策課)
職員も入っています。
(徳島新聞社)
すいません、もし把握されていたらですけれど、本日までに48例、全部でクラスターが出たんですけれども、この中でですね、学校が何例あったかというのを把握されていますか。
(知事)
また後で聞いてください。
(徳島新聞社)
この富岡西(高校)と城東高校、運動部の屋内スポーツの関連ということですが、一次感染の方々、全員部活動関係と考えていいのでしょうか。
(知事)
そうとは限りません。
(徳島新聞社)
例えば、この部活に属してはないけれども、友人関係でというようなパターンという感じでしょうか。
(知事)
例えば、クラスメイトとか。
(徳島新聞社)
部活動が中心ということでしょうか。
(知事)
部活動にまつわると考えていただければいいと思います。
(徳島新聞社)
部活動が感染経路。
(知事)
部活動の場と。つまり部活動が感染を広げた場ということですね。
(徳島新聞社)
それぞれ一次感染の方々が6名ずついらっしゃるんですけれども、全員生徒さんでしょうか。
(知事)
まず47例目、こちらは城東高校の関係ですが、二次感染の方以外につきましては、全て6名とも生徒の方であります。48例目富岡西高等学校についてでありますが、こちらにつきましても6名、全て生徒さんとなります。
(徳島新聞社)
2校とも今、休校という形をとっているんでしょうか。
(知事)
どちら。
(徳島新聞社)
両方とも。
(知事)
両方ともですか。
まず早い方、47例目の方から申し上げたいと思います。47例目の方につきましては、今8月27日金曜日から9月1日水曜日までを立入禁止。そして、ご質問の臨時休業といたしております。
そして、9月2日以降の対応につきましては、今、行っている積極的疫学調査、その結果をもって、明日中に決定をいたします。
次に48例目の関係についてでありますが、こちら8月31日、本日まで立入禁止、始業式が明日からとなっております。ということで9月1日以降、このあり方については、積極的疫学調査、その結果を待って、本日中に決定をする予定となっております。以上です。
(四国放送)
改めて確認になってしまうんですが、分散登校自体は、改めて日にちを分けるというわけではなくて、時間差で登校するという意味での分散登校。
(知事)
そうですね、学年の場合。
(四国放送)
例えば、低学年は午前中とか、高学年は午後とか。
(知事)
それぞれの。また今、1校やっていますから、どんな形でやっているのか(聞いてください)。いろいろなパターンがあります。
(四国放送)
実施の形態で、例えば、学校の判断で変わったり、その日にちを分けるとか。
(秘書課)
あとで。
(四国放送)
あと、すいません。予防的分散登校ということで、今回、新しくなっているわけですけれども、実際に端的に言ってしまうと、これまでの分散登校、既に実施されている1校に関しては、感染が確認された学校が分散登校できるようになったものが、予防的ということで、複数感染が確認されなくても分散登校の判断ができるようになったと。
(知事)
さっき少し申し上げましたけれど、ゼロでも構わない。あくまでも狙い、ターゲットというのが、9月16日からの就職試験、これをターゲットとして、もしその対象となった人たちが、かかってしまうと、これはちょっと後悔先に立たずじゃないですけれどね。そうなりますので予防的に、つまり感染者が確認されていないとしても、その就職試験に臨む生徒を感染をさせない。そういう意味での予防的措置、こういうことです。
あるいは、学校以外で非常に出ている。それが学校にも来るんじゃないか、ということがあるので、その地域の感染を学校に持ち込ませない、こうした場合も予防の概念に含めています。
(四国放送)
予防的とありますけれども、実施する分散登校の内容といいますか、中身自体に違いがあるわけではない。
(知事)
そこはないです。
(NHK)
確認ですが、感染対策の総点検、全県下で実施というのは1日から7日というふうにありますが、1日から7日全て止めて欲しいということですか。
(知事)
それぞれ、それは状況に応じてということですね。
(NHK)
「1日から7日のうちに点検をして下さい」ということですね。平日1時間、土日2時間というのはかぶるという、両立するといいますか。
(知事)
今までもあれだったんですけれど、クラブ活動ですよね。今までは平日が2時間、土日が3時間というのが大体標準系、それを1時間ずつ厳しくすると、こういうことです。
(NHK)
つまり、「1週間のうちに、どこかで点検してください」というそういう要請ですか。
(知事)
クラスターの原因になった部活動については、全県下の中学・高校の当該競技の部活動を1週間止めて、その間に当該部活動の感染対策の総点検を行う。
(徳島新聞社)
2663(例目)の方、中等症ですが、症状を教えて下さい。
(知事)
肺炎です。
(徳島新聞社)
すみません。続きまして、新たに30歳代以下の方、モデルナワクチンを使うということですが、モデルナワクチン異物混入の問題がありまして、因果関係分からないものの、死者も出ているんですが、これを受けまして、県で異物混入を対象ロットの物は使われてないと思うんですが、何か対策をとっていらっしゃったら、どんなことをしているか、お願いします。
(知事)
異物混入大きく二つあります。一つは、例えば、徳島もその対象となった、なんとなく黒いものがあるといったことで、この中では、おそらく斜めにして針を指すところがゴムになっていると。それを針でもって削いでしまってゴム片が下に落ちると、そうしたもの。
あともう一つは、製造過程で入ったのではないかというものについては、磁石でもってやると反応する、金属片ではないだろうかと。大体この2パターンと、このように聞いています。
こうした点については、やはり国の方でしっかりとこの中身、例えば、それが影響がないのか、あるのか。例えば、ゴム片であればそれを注射器で吸い上げる、ということは先ず難しい。しかも血管の中に入れる場合には、非常にリスクが高い。しかし、今回は全て筋肉注射であると、こうしたことから影響は少ないのではないだろうか、このように今、言われています。
しかし、これはやはり国の方がしっかりと、こういうものであって大丈夫だとか、こういう時はこういう注意をして欲しいとか、こうした点はやはり分かりやすく、国民の皆さん方に広報していただきたいと。この点については、実は今日も田村大臣と先ほど協議をやっておりましたので、ここは全国知事会長として申し上げたところであり、同時に速やかに代替のワクチン、これを各都道府県の方に出していただきたい、あるいは職域接種、あるいは大学拠点接種、そうした所にお出しをいただきたいと、このように申し上げております。
(徳島新聞社)
特に県レベルでこういうふうにしてくださいとか、こういう注意をしてくださいとか、何か通達をしたとか、そういうのは、特にないということでしょうか。
(知事)
というか、そういう根拠となる部分が国から示されていないですから、県が勝手に出すわけにはいきませんので、あくまでも国の方で、こういうものである、そして注射器では、例えば吸えない、仮に吸ったとしても大丈夫とか、そうしたものをしっかりと出していただいて、これを受ける形で県の方としても広報をする。
今の段階では、おそらくという観点で大丈夫であろうと、こうした話は聞いておりますが、それがエビデンスに基づくものである、ということではないということになります。
(徳島新聞社)
知事が使われているパネルで飲食店関連が以前はあったと思うんですけれど、最近見ないんですが、時短の効果が出ているのかを見る意味でも、なぜ出さなくなったのか教えて下さい。
(知事)
今日は実は、あんまり多くなり過ぎてもということで、先ほど、家庭内感染、それともう一つ新たなパネル、これを最近の特徴としてのこの小学生、昨日、過去最高20名、多く出ましたので、こちらを用意させていただきましたので、この注意喚起をということで、今日、飲食どうだったのかということでありますが、今日発表の全部で39例ということでありますが、この中での飲食は今回4例ということになっていますので、そうした意味では、だいぶやっぱり効いてきているな、ということがあるものですから、今日はちょっとグラフにしなかった。それよりも小、中、高校生、昨日の発表聞かれて驚かれた方が20名という、かつてない数、これまでも1番多かったのが、その前の日の15(名)。15(名)、20(名)と、うわっというイメージがありましたので、これは県民の皆さんにお知らせする必要があると、そして学校の感染防止対策、今回の予防的な措置の部分も、そういう意味で申し上げたところですので、今日はそちらに重点をということで、今日発表は4例ということになります。
(四国放送)
すみません、抗体カクテルのことでお聞きしたいんですが、非常に効果的という抗体カクテルですが、県内で今まで大体わかる範囲で良いのですが、何例くらい使われていて、あとその注文してからすごく時間がかかるという問題もよく聞くんですけれども、県内では今、スムーズにそれを使えているのかどうか、その点を教えていただけますか。
(知事)
実は、ここが課題がありまして、今おっしゃるように、元々この抗体カクテル、これについて、軽症から中等症、あるいは重症、こちらに移らないために非常に効くんですね。ということで、実は医療現場では大いに使いたい、こうした声があります。私の少し古いかもしれませんが、30(事例)は超えて使っている。また最新のデータをお聞きいただければと思います。
ところが二つ課題があります。一つは、今お話のあった、なんで時間がかかっているのか。これは実は、国の指導によって備蓄をしてはいけないと言われていて、患者さんが出ました、だから頂戴と言わなければいけない。でもその間にタイムラグがあるものですから、軽症者が少しおかしいな、早く打ちたいと思っても、タイムラグがあることによって、結果、中等症になっちゃう。こうしたことがあるということで、是非、この抗体カクテルの必要な薬剤である、よくお聞きになると思いますけど、ロナプリーブというね、この部分の備蓄をできない、と言われていたものを、これを機動的に対応できるように是非、備蓄をと、この点については、先ず今日、直接、知事会長として田村大臣に申し上げたところ、昨今では宿泊療養、こうしたところでも使えるように、とにかく使える機会を増やしていくという形で、徐々に歩み寄ってきていると。
それからもう一点は、これニコイチになっているということで、例えば、1人だけ使いたいとか、3人使いたいと言うと、一つが無駄になる。偶数人を揃えなきゃいけないというのがあるんですね。この点についても申し上げました。個別にしてくれと、ニコイチでなくて。いや、これはちょっと今は、ということで、ここのところはゼロ回答でした。2個でとにかく対応してくれと。それよりもいろんな形で、やはりタイムリーに使える方が良いのかなと思っておりますので、そこのところは是したところです。
(四国放送)
すいません。県内では注文してから何日くらいかかっているのでしょうか。
(知事)
まあそれはちょっとまた聞いていただいて。今あれかな、66事例、最新で。ちょっとの間で大分増えましたね。
(徳島新聞社)
すみません。66(事例)というのは、本日時点ですか。
(知事)
そうです、はい。
(四国放送)
病院の関係者に色々お話しを聞きましたら、今その県の方で示されている234の病床というのがですね、実際は、使っているのはもっと少ないのではないかと。それから計算すると非常に病床逼迫しているというふうに認識している医療現場の方もいらっしゃるんですけれども、やっぱり234(床)という確保病床ですか。
(知事)
はい。それはもう全部、12病院割り振ってありますから。ただ、やっぱりどうしてもこう、慣れているところにたくさん行くということはあって、最初のころは、もう皆に慣れてもらおうと、なるべく分散して送る、ということをして慣れていただいた。そういうことで、どうしてもこう、その時に全部に行き渡ったわけではないんですよね。だから12病院の中で確かに、1、2(病院)くらいあまり受けていないと、だからそういった所へどんどん送ってしまうと、大変だということもあるので、やはり今くらいの数というか、つまり今くらいの数というより、数の問題より症状の問題。今、圧倒的に多いのが、いわゆる軽症、無症状、今日は、たまたま中等症の方が1人おられましたけれど、久方ぶりですよね。ということで、宿泊療養に向くと、あるいは家族が先ほど、家庭内感染申し上げましたが、全員がアウトになると。あるいは、子どもさんだけを入院させられない。あるいは、ご両親が陽性になって、子どもは陰性だと、子どもを家庭に残していけないと。こうした場合には、もう自宅で療養したいと。ただ今は、県医師会の皆さん方と4月の773(名)、この時にケア、かかりつけ医、さらにはサポート医制度、これも出来上がったところですので、家庭内(療養)選ばれて、しかもこれはただ、ご自分たちだけが選ぶというだけじゃダメで、あくまで、入院調整のドクターが判断をして、それならば、となった場合に、自宅で療養されると。ですから、どちらかというと、もう宿泊療養をメインに持ってきている、その代わりその方々が何らかの形で病変していくと、あるいはその兆しが見えるとなると直ちに入ってもらうということがありますので、確かに関係者にして見ると、常に来ている所とあまり来ていないと、そうした所があるのは、これは事実。ただほとんどの所がたくさん来ているということですから、もちろんそれ以外全部234(床)は使えない所があると、いわゆるデッドスペースがですね、それはないところです。
(徳島新聞社)
関連して、ベッドがあっても医療従事者が足りないと使えないということですよね。実際使えるベッドの数は、234(床)にならないと思うんですけれど、どれくらいを目安として知事は認識されていますか。
(知事)
いや、実際に234(床)が使える形となっています。ただ、その例の4月、5月にかけて、あの時にいわゆる中等症、あるいは重症者、ここの部分については、確かに数に限りが、分母お分かりのようにね、数に限りがありますので、例えば無症状で入った、あるいは軽症で入った人がその後、くっとこう例えば中等症になった。この場合も、場合によっては県立中央病院に移送しなければならないのかな、といったものを、そこのエリアでまずは、動かすことも危険な場合がありますから、そこで対応する。こうしたことはある、ということだったので、それ以外のそういう場合に、その看護師さんのケアといった点は、確かに負担がかかってきますから、軽症の皆さん方よりはね。ですからそうしたものも、あの時にかなり対応ができてきた、でもそれを考えると今回は、ほとんどの人たちがいわゆる軽症、無症状と、この皆さん方は宿泊療養を中心に入っていただいているということになっていますので、今の病床、先ほどのデッドスペースの問題、あるいは234(床)があるんだけれど、スタッフはいないんじゃないか、こうしたことはございません。
(徳島新聞社)
234(床)、全て使うことが可能であると。
(知事)
そうです。
(徳島新聞社)
ロナプリーブの件で、66事例とおっしゃったんですが、その66事例は、その後、全て重症化は免れたんでしょうか。あるいは、重篤な副作用は、なかったんでしょうか。
(知事)
我々がお聞きしている範囲では、確かに効果があったと。これは、本県ももとより、全国的にも軽症者が中等症になろうとしている、その時に非常に効くと、こうした話が今、エビデンスとして出されています。
(徳島新聞社)
それに関連して、田村大臣のお話を引用されて、宿泊療養施設でも使えるように大阪府なんかが始めていると思うんですが、徳島でも、もし感染者が急増した場合に病院内で受けられないという状態が生まれるかもしないんですけれども、そういう場合は、宿泊療養施設で使えるように、そういう準備はあるんでしょうか。
(知事)
というよりも、今の段階では、病床が空いていますから、先ずそうした場合には、先ず入院調整の先生方は、すぐに入院をお勧めして、入院の所でやるという形になっています。
そしてあと、どうしても自宅待機、こうしたことにならないように、ここも今回、ワシントンホテルプラザ、こちらを124室加えましたので、今全体で400(床)、宿泊療養増えておりますので、きっちりとそうした無症状、あるいは軽症、こうした皆さん方をケアさせていただいて、もし、いざという時には直ちに今度は病床の方へ移していくと。もちろん、軽症でも少しドクターの判断で、これは入院させた方が良いな、という場合には入院をしていただいている、こういう状況です
(徳島新聞社)
今、ロナプリーブを必要とする人が、全て使えているということですか。
(知事)
先ほどご質問があったように、そのタイムリーかと言った点には、確かにある。今日も意見申し上げたところですから、もっともっとタイムリーにしていただけると有難いなと、今まではあくまでも、その使いたいとなった時に言う、そうしたら来ると、もう既に持っていてすぐ使う、病変したらすぐ使う、この差があるということになっています。
(徳島新聞社)
発注の問題で、遅れがあるかもしれないけれども、病院が空いてないから遅れてしまうということはない。
(知事)
それはないです。というか今お話があるように、他所では宿泊療養施設でも使えるように、今だいぶ来るようになっていますから。
(幹事社)
それでは、終わります。ありがとうございました。
(知事)
はい。ありがとうございます。