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令和3年7月28日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 お願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生について、発表をさせていただきます。
 昨日7月27日、県内におきまして、7名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。公衆衛生上の観点から、感染された方がお住まいの市町村名の内訳を公表させていただきます。徳島市5名、阿南市1名、海陽町1名となります。
 また、主な感染経路につきましては、濃厚接触者または接触者が3名、クラスター関連が1名となります。
 その他、感染者の年代、主な行動歴、症状の程度など詳細につきましては、記者の皆様方のお手元に配布の資料をご参照願いたいと存じます。
 それでは、これを受けまして、「とくしまアラート」にかかる5指標7項目について、発表をさせていただきます。
 まず1番目、直近1週間、これは7月21日から7月27日までの新規報告者数でありますが、39名となります。
 次に2番目、感染経路不明割合39分の9、23.1パーセントとなります。
 次に3番目、病床の逼迫具合、まず最初の項目である確保病床の使用率234分の54、23.1パーセント。入院率については、54分の54、100パーセントとなります。うち重症者割合については、ゼロ。
 さらに4番目、療養者数については、入院患者さんと同じ54(名)、つまり宿泊療養が、ゼロということになります。
 そして最後5番目、PCR陽性率1,253分の39、3.1パーセントとなります。
 本日発表の1753例目の方につきましては、本県の企業局総合管理推進センターに勤務する職員となります。なお、発症後、自宅待機として、出勤はいたしておりません。現在、職場関係14名の行政検査を順次進めているところであります。また、当該職員が勤務していた執務室、また共用スペースについては、既に消毒を終えているところであります。
 さて、本日の発表でクラスター関連につきまして、感染者に動きがありましたので、ご説明を申し上げます。
 「29例目高等学校関連クラスター」につきまして、新たに同校の生徒1名の陽性が確認されましたので、この1名をクラスターに含めることとし、陽性者数につきましては、全体で22名ということになります。こちら。
 
(パネル「29例目高等学校関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 ここですね。生徒さん1名加わりましたので、ご家族の方1名を加え、全体で22名の関連クラスターということになります。
 本日発表をいたしました方々を含め、7月に入ってからの累計感染者数は、99名となりました。今年の3月、感染者数である94名を超え、月別感染者数では歴代5位となるとともに、もう三桁の大台が目前に迫っているところであります。
 一方、昨日、全国では7,629名の新規感染者が確認されました。感染者数が7,500名を超えるのは、何と1月9日以来ということでありまして、全国的に、まさに「第5波真っただ中」、もっと言いますと1月9日周辺というのは、いわゆる「第3波」、これまでで一番厳しかった、このように言われていたわけでありますが、それを超える状況ということといって過言ではないかと思っております。その意味では、本県といたしましても、何としてもこれ以上の感染拡大を防ぐ、そのためには、より強い危機感を持って対策を進めて参ります。
 また、人流の調査につきましては、4連休、こちらの2日目であった7月23日金曜日、もちろん祭日でありますが、このデータ、徳島駅周辺が196パーセント、富田町・秋田町周辺が210パーセント、それぞれ3月22日から4月4日まで、これを100として、この80パーセントを超えると気をつけてくださいよ、アラートを、こうした点を申し上げたところでありますが、それを比べると160でちょうどその倍ということですから、196(パーセント)に210(パーセント)、非常に多い、もっと言うと調査開始以来、最多の人出ということになっておりますので、改めて注意喚起をさせていただきます。
 そこで、県民の皆様方におかれましては、以下の点について、改めてご協力をお願いいたしたいと存じます。ということでこちら。
 
(パネル「とくしまアラート・感染拡大注意『漸増』」を掲示)
 
 今、徳島県では国でいうところの「ステージ2」、徳島の基準としては、「とくしまアラート・感染拡大注意『漸増』」ということで、徳島県庁がオレンジ色に染まっております。
 また特に、夏休み、あるいはお盆、そして国の「緊急事態宣言」、東京都、沖縄県などに出されているのが、8月22日までと今なっている。この期間を「第5波・早期警戒期間」と定めて、様々なご協力、対策、こうしたものを行い、あるいは、いただいているところであります。特にこの中では、全国知事会からも国民の皆さん方に呼びかけている、確かに今、日本が金メダルラッシュとなっているわけでありますが、東京オリンピックはご自宅で、普段から一緒にいる人と、テレビなどでの観戦をよろしくということ。
 また、この期間については、「緊急事態宣言」が出ているエリア、東京都、沖縄県、こちらについては、やはり行き交う場合には、慎重にも慎重に考えていただく。また「まん延防止等重点措置区域」、こちらにつきましては、それぞれ知事が市区町村を定めておりますので、そことの間との行き来、こうした点についても慎重にお願いをしたい、このように申し上げているところであります。
 また特にデルタ株、非常に感染力が強い、つまり従来株と比べて何と1.95倍の感染力ということでありますので、より一層の感染防止対策の徹底、油断をするとかかるということになります。
 ということで、県民の皆様方へ、また事業者の皆様方へ毎度毎度のお願いをさせていただいているところであります。少し詳しく今日は、申し上げていきたいと思います。
 まず今回、お盆休みを控えているところであります。今も申し上げたように、帰省をされる方、あるいは、お友達が来られる、こうした場合については、まずは慎重にも慎重を期していただいて、もう一度、家族会議など開いていただいて、ちょっと今回は控えてもらおうか、こうしたこともありと、しかし、そうはいっても、これはどうしても帰らざるを得ないんですよ、こうした場合には、県の制度化をしている「帰省前PCR検査受検支援制度」、是非、これをご紹介いただきまして、お受けをいただきたい。ちなみに昨日7月27日現在で、3,407名の方からお申し込みをいただいており、既に結果が出たのが958名、全て陰性となっているところでありますので、こうした点について、是非、ご協力よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 そして、今日速報ということで、先ほど全国の状況、第3波中心であった1月9日これをはるかに超えている、これが昨日ということでありましたが、今日とうとう東京が新たな領域となる3,000(名)これを突破いたしました。先ほど入った情報でありますが、東京都の本日の感染者数発表は、過去最高となる3,177(名)、神奈川県がおそらく1,000(名)を超えたであろう。石川県においても過去最高の119(名)と、過去最高を更新するところが続々と今日、昨日、そして、その前と。特に中心となっているところが、東京都の周辺、千葉(県)、神奈川(県)、埼玉(県)、今は、「まん延防止等重点措置」その対象となっているわけでありますが、やはりこの3県、知事さん方とも話をしていたところ、やはり「緊急事態宣言」これを是非、求めていきたい、国会でも西村大臣の方で答弁がなされているところでもあります。
 こうした形で全国まさに「第5波」、「第3波」を大きく上回る、こうした様相を呈してきているところでありますので、是非、先ほど県民の皆様方への対応、事業者の皆様方への人流の状況、申し上げたところでありますが、是非ご理解と、そしてご協力をいただき、何としてもこの「第5波」、徳島として食い止める。また、その取組みといったものが全国に広がっていき、日本全体として何とかこれを食い止めることができないだろうか、今その大きな分岐点に差し掛かっているといっても過言ではない、このように思うところでありますので、どうぞご理解とご協力よろしくお願いを申し上げます。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

東京オリンピックについて(質疑)

(徳島新聞社)
 今、全国的な感染の状況について、ご説明があったんですけれども、昨日、菅総理の方からオリンピックの中止を考えることはないというようなお話があったんですけれども、知事としてはどのようにオリンピックについてお考えでしょうか。

(知事)
 オリンピックを中止にするとかしないとかということよりも、やはり感染拡大を防いでいく。まずそれを任されているのは、我々知事たちということになりますので、今も少しいわゆる東京圏の千葉(県)、神奈川(県)、埼玉(県)、3県の知事、この4連休も彼らに加え、北海道の鈴木知事など、やはり感染拡大地域の知事とも意見交換させていただき、私の方からもアドバイスさせていただいているところではありますが、今日などの国会答弁、西村大臣の答弁などにもありますように、やはりこれら知事たちが例えば「緊急事態宣言」、是非、出してもらいたい。あるいは、北海道の場合は「まん延防止等重点措置」札幌に是非、出してもらいたい。こうした点については、是非、スムーズといいますか、対応をしていっていただきたいと。まずは我々としては、そこ。今、置かれた状況について、最大限の努力をする。様々な制度を駆使する。その提案に是非、国としては、スピーディーに対応をしていただく。こうした点を求めていきたい、このように考えています。

(徳島新聞社)
 オリンピックを中止にする必要性については、お考えはないでしょうか。

(知事)
 オリンピックを中止にするという権限が私にあるわけではないですし、我々としては、知事として与えられているのは、やはりこの感染拡大いかに抑えていくのか。そのために自分たちとしての様々な対策を取る。あるいは、国の制度「緊急事態宣言」。あるいは、我々全国知事会が提言をして出来上がった国の制度である「まん延防止等重点措置」こうしたものをやはりそれぞれの知事、こうしてほしいといった点については、速やかに対応していただき、その制度をさらに用いる形で感染拡大を抑えていく。これが我々の1番の仕事。そして、そうしたものの状況を見てオリンピックをどうするか。これは政府、あるいは組織委員会、IOCこうしたところが判断をするものと、このように考えています。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(徳島新聞社)
 続いてクラスターについて、お伺いしたいんですけれども、本日感染が分かりました1751例目の方についてですが、この方どういった接触が確認されているのでしょうか。

(知事)
 今回の1751例目の方ですね。この方については、クラブ活動の関係の方という形になっているところでもあります。

(徳島新聞社)
 どういった部活動かというのを、お伺いできますでしょうか。

(知事)
 これは、これまでの活動をされているものの1つ。新たなものではないということになります。

(徳島新聞社)
 屋内とか屋外とか分かりますか。

(知事)
 屋内です。

(徳島新聞社)
 続いて、1753例目の徳島県企業局の職員ということですけれども、この方は総合管理事務所の方にお勤めということになるのでしょうか。

(知事)
 そうです。勤務です。だからこの万代庁舎ではないということですね。それであえて申し上げました。

(徳島新聞社)
 感染可能期間に2日ほど出勤されているようですけれども、職場では接触者、濃厚接触者はいらっしゃらないということでしょうか。

(知事)
 はい。この方、実際にはほとんど、そうした接触こうしたものがない勤務をされている方ということですが、今ご質問があったように、そうはいっても職場の人と全く会わないということではありませんので、行政検査の対象14名定めておりまして、本日、全て検査を終了して、結果待ちということになっています。

(徳島新聞社)
 14人の方については、接触者ということでよろしいのでしょうか。

(知事)
 そうです。行政検査ですので接触者です。

(徳島新聞社)
 続いて、1754例目の中学生の方ですが、23日に学校に登校されているようですが、学校では特にこう接触はなかったのでしょうか。

(知事)
 1754例目の方でいいんですね。ここのところ1754例目の方ですよね。この方については、部活をされていたということがありまして、部活の関係の方、この方々を行政検査対象として66名、特定をして、こちらについても、本日、全て検査終了の予定、結果待ちということにしています。

(徳島新聞社)
 同じ部活動にご所属の方が、66名いらっしゃったということですか。

(知事)
 関係者がですね。

(徳島新聞社)
 屋内スポーツとか、屋外とか、そういうのは活動。

(知事)
 今の段階で少し置いといていただければと思います。

(徳島新聞社)
 続いて1755例目、医療機関職員の方ですけれども、本日、徳島市の方が市民病院の看護師さんが感染確認されたということだったんですけれども、同じ方ということでよろしいですか。

(知事)
 はい、それで結構です。我々としては当然、不特定多数の方に感染を広げると。そうした関係ではありませんので、条例に基づくと我々から公表するということではありませんが、市の報道で今日公表されておりますので、それについてイエス・ノーといった点については、そうですとお答えをさせていただきます。

(徳島新聞社)
 濃厚接触者について調査中となっているんですが、病院内で職員であるとか患者との接触、行政検査の対象になっている方はいらっしゃいますか。

(知事)
 これ市の方の発表の中身をお聞きしてますと、病棟の看護師さんというお話が発表されたと聞いております。こうした形で、同じ病棟で勤務する皆さん方、17名この皆さん方を直ちに抗原定量検査、これは陽性、陰性、結果がこれで確定しますので、全員の陰性が確認されています。
 ただし、今後、職員等ということで、職員の皆さん委託事業者の皆さん方、全てに対しての抗原定量検査、これを今、順次行われている。こうした形になります。

(徳島新聞社)
 患者さんは含まれているのでしょうか。

(知事)
 患者さんが入っておりません。

(徳島新聞社)
 患者さんが入っていないというのは、理由はあるのでしょうか。

(知事)
 おそらく感染対応をしっかりされているというものの中からの結果だということです。もちろん入っている、そういう対象なるということであれば、当然入ってくるということです。

(NHK)
 40代のこの女性ですが、中等症ということですが、どういった症状があるのか教えて下さい。

(知事)
 肺炎の症状です。

(NHK)
 すみません、県の職員の方ですけれども、改めて職場の名前としては、新蔵(町)にある総合管理推進センターに勤めていらっしゃる方ですか。

(知事)
 はい、場所については今おっしゃるように、新蔵(町)にある企業局総合管理推進センター勤務ということになります。

(NHK)
 消毒は、この方が勤務されたワンフロアですか。それとも全体をされたんですか。

(知事)
 はい、消毒については、そこの部分と、さらには共用部分、これを全て終えております。

(NHK)
 勤務しているフロアと共用部分。

(知事)
 はい。共用部分ですね。

帰省をされる方について(質疑)

(NHK)
 あともう一つすみません。知事先ほど、帰省をされる方に対して呼びかけをされたんですけれど、これ当然、外から帰って来られる方に対して、家庭内でも考えて、今回はちょっと家族会議なり開いて、帰って来ないでというような呼びかけを。県外の方に対して、帰省を考えてらっしゃるという方は、県外から県内に帰省される方という考え方でいいですよね。

(知事)
 そうです。逆にいうと分かりやすいのは、県内から外へ行くという人はどうするのということですよね。そこのところについては、そういう制度ではなくて、県外から徳島(県)に帰って来られる、あるいは来られると。そうした場合については、これをお受けいただくと。そして、もし陽性が出れば当然、その発地でもって診ていただくと。つまり、水際対策というふうにお考えをいただければと思います。

(NHK)
 ありがとうございます。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 1755例目の看護師さんの方ですけれども、先ほど医療関係者の方、全員に抗原定量検査をされるということですけれども、対象となる方は何名くらいいらっしゃるのでしょうか。

(知事)
 今、申し上げたように、職員等ということで職員とそれから委託事業者の方、合わせて約850名となります。

(徳島新聞社)
 それは、本日随時されているということですか。

(知事)
 そうですね、これは随時。まず先ほどの行政検査、これが全て終わったということがありますので、随時進めていただきます。

(徳島新聞社)
 この方ですけれども、県内では医療関係者の方にワクチンの接種が完了していると思うんですけれども。

(知事)
 はい、終わりました。

(徳島新聞社)
 この方は、受けていらっしゃったのですか。

(知事)
 この方は、受けておられません。

救急体制について(質疑)

(徳島新聞社)
 市民病院に関連してですけれども、救急の受け入れを停止していると思うんですけれど、県全体でみた場合、救急の状況は特に影響はありますか。

(知事)
 はい。まず影響がないかといえば、それは嘘になる。というのは、徳島市民病院につきましては、救急特に一(次救急)、二(次救急)、三(次救急)、と救急あるんですが、二次救急、その主力ということになっておりまして、そうした意味ではやはり、それはダメージという意味では、ダメージということになります。
 しかし、この点については、既に保健福祉部長名で同じ二次救急であったり、あるいは消防の救急隊ですね、こうしたところに連絡が行っておりますので、それ以外のところでのカバーのし合いという形で対応し得るものと考えています。

(徳島新聞社)
 再開の見通しは、まだ出ていないですか。

(知事)
 今の全体の850名の検査。これらがありますので、これら次第ということになると思います。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その3)

(徳島新聞社)
 1751(例目)の高校生のクラスター関連の方ですけれども、これ確認ですけれども、先に感染が分かった生徒さんと一緒に部活動の活動をされていたということでよろしいでしょうか。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 分かりました。この方、先に感染が分かった方々の感染が分かった時に、検査は1度受けてらっしゃるのでしょうか。

(知事)
 そうです。いわゆる健康観察期間中とお考えください。

(徳島新聞社)
 濃厚接触者だったということでしょうか。

(知事)
 そういうことです。

(徳島新聞社)
 ちなみに1回目の検査はいつ受けられていたのでしょうか。

(感染症対策課)
 7月14日です。

(徳島新聞社)
 分かりました。

(徳島新聞社)
 1753(例目)の職員の方ですけれども、この方、主な業務内容はどのような感じでしょうか。

(知事)
 どちらかというと、人と接することがほとんどない業務、そのようにお考えをいただければと思います。

(徳島新聞社)
 内勤で事務作業といった感じでしょうか。

(知事)
 事務というか、あまり接することがないという。事務だとこうね。

(徳島新聞社)
 1749(例目)の方、未就学児ということですけれども、保育園であったり幼稚園であったり集団で生活するようなところに行っていたのか。もしくはそこで接触者の方々いるのか、お願いします。

(知事)
 はい。今、調査中という形にさせていただいておりますので、その結果次第ということになります。

感染経路について(質疑)

(四国放送)
 ここ最近の感染経路ずっと見ていったら、割とその県外であるとか、クラスターというのがあったんですけれど、今日になったらだいぶクラスターもあるんですが、若干、そのあまり良くない傾向じゃないかなという気がするんですけども、その辺の分析はいかがですか。

(知事)
 大抵は外からの持ち込み、あるいは濃厚接触者、接触者そしてクラスターと、今のお話のとおりということで、これらも今、積極的疫学調査をやっていくと、どこどこの形で例えば先ほどの部活動だったりですね、そうしたところに起因をするということが出ておりますので、今の段階として、例えば全く市中で分からずに出ているということではない、このように考えています。

人流増に伴う注意喚起について(質疑)

(徳島新聞社)
 人流の調査結果を出していただいて、やはりかなり増えているようで注意喚起をということですけれども、知事もしくは県としては、外出を控えて下さいという意味の注意喚起なのか、それとも出歩いてもいいけれども気を付けて下さいという意味なのか。注意喚起の中身といいますか、どういうふうにして欲しいとお考えでしょうか。

(知事)
 これは、この人流調査をやった最初に既に申し上げているものでありまして、つまり県民の皆さん、あるいは事業者の皆さん方にお伝えをする。それぞれにということで、あえて繁華街といわれる徳島駅周辺、そして富田町、秋田町周辺という2拠点をポイントにして、そして例のアルファ株ですね、この影響をもろに受けた3月22(日)から4月4日、この時の人流これを100として、やはりあの時多くの感染が出た。その4月ということで、この轍を踏まない。その意味でこの人流の8割これを超えた場合に、気をつけてください。特にこの時、京阪神、一時期、岡山(県)、広島(県)が「緊急事態宣言」になったら加えたこともありましたが、今は京阪神ですね。京都(府)、大阪(府)、兵庫(県)、この皆さん方がたくさんおいでになられていますよ。例えば、食事をする時などでもマスク、きっちりと対応してもらう必要がある。ソーシャルディスタンス、こうしたものも取っていただきたい。
 ということで、今のご質問でいけば、出歩かないでくださいということではなく、注意をしてください。そうした人たちが、例えば、隣のテーブルにおられるかもしれない。この皆さん方が、今だとアルファ株ではなく1.95倍の感染力というデルタ株。これを持っている可能性が高いですよ、気をつけてください。
 そうした意味でお店におきましても、しっかりと感染対策を行う。あるいは三ッ星という中には従業員の皆さん方にご協力をいただき、一定の期間でPCR検査、唾液に基づく、これを行っていただく。こうしたものについても、きっちりと行なっていただく。
 また、県民の皆様方には、そうした人たちが今も申し上げた隣のテーブルにおられるかもしれないので、自分たちだけだからいいや、マスク外してしゃべっちゃえ、なんてことがないように気をつけていただきたい。注意喚起と、このようにお考えをいただければと思います。

(幹事社)
 他ありますでしょうか。なければ以上で終わります。ありがとうございました。

(知事)
 はい。それでは、よろしくお願いいたします。

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