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令和3年6月4日 定例記者会見 フルテキスト版

「とくしまパーク&サイクルライド」参加者の募集について(説明)

(幹事社)
 お願いします。

(知事)
 それでは、今日は私の方から2点、発表させていただきます。
 まず1番目は、「とくしまパーク&サイクルライド」参加者の募集についてであります。
 本県では、現在、整備を進めております徳島東環状線末広・住吉工区の高架下におきまして、工事完了後、新たに生まれる大きな空間、まちづくりやにぎわい創出の観点から有効に活用すべく、地域のニーズに応じた楽しく夢のある計画の策定を進めるとともに、利用が可能となった箇所から順次、活用を図ることといたしております。ということでこちら。
 
(パネル「とくしまパーク&サイクルライドチョコッとだけ自転車通勤はじめてみませんか?」を掲示)
 
 チョコッとだけ自転車通勤はじめてみませんか、ということで自転車通勤のメリット。渋滞にイライラせず通勤できる。あるいは、通勤時間で運動ができるというね、一石二鳥ということ。
 また、二酸化炭素排出量削減に貢献、2050年カーボンニュートラルに貢献ということになります。
 この度、一部の高架下の空間、こちらが利用可能となりましたことから、徳島市中心部の渋滞緩和、こちらに資する活用策の一つとして、通勤時に高架下駐車場に車を停め、自転車に乗り換え、職場に向かっていただく「パーク&サイクルライド」、こちらを試験的に実施することとし、6月4日、金曜日より参加者募集を開始をいたすところであります。
 実施期間についてでありますが、もう一枚のパネルをご覧いただければと思います。
 
(パネル「応募要綱駐車場予定地」を提示)
 
 応募要綱ですね。7月1日の木曜日から12月末までということで、募集をさせていただく台数については16台、定数になり次第、締切をさせていただきます。参加料もちろん無料と。
 また、応募条件については、3つ定めております。
 1つは、徳島市中心部へ自動車でこれまで通勤をされている方、これを自転車に切り替えようということですね。
 そして、自転車をお持ちの方、また通勤時に自転車をしっかりとご活用いただける方、ということで応募方法につきましては、利用申込同意書、これを郵送または持参にて、この窓口の方に提出をいただければということであります。
 ということで、今、申し上げたように今回は、通勤の手段、その一部に自転車を取り入れていただくことで通勤時の渋滞の回避、また適度な運動による健康増進、今フレイル、従来は、高齢者の皆さん方の心身の不活性、これをよく言っていましたが、多くの皆さん方が運動不足、ストレスアップということがありましてストレス解消のためにも是非、運動をしかも通勤と合わせて一石二鳥、体感をしていただければと思います。
 さらに、地球にも優しいということでね、二酸化炭素排出量削減につながるということで、自分にも、また地球にも優しい自転車通勤、これを合言葉に、是非この機会にご検討をいただき、また、ご応募をしていただければと思います。
 今後とも、まちづくりやにぎわいの創出、さらには、活力ある地域づくりにつながるよう、この高速道路などの高架下の有効活用について、積極的に進めて参ります。

「エシカル甲子園2021~『私たちが創る持続可能な社会』全国、そして世界へ~」の 開催について(説明)

(知事)
 次に2番目、エシカル甲子園2021、副題がございます。「私たちが創る持続可能な社会」ということで「全国、そして世界へ、」であります。本年の3月、第2回目となるエシカル甲子園2020、コロナ禍における新たなイベント開催モデルとして、会場への参集とオンライン、ハイブリッド型で、つまり、リアルとオンライン開催をしたところ、全国から第1回目は70校でありましたが、今回は87校からの参加申し込みがございました。
 その中から選出をされた10校の高校生が元気いっぱいに発表をしていただき、素晴らしい成果を収めることができたところであります。
 今年度は、その機運を絶やすことなく、またアフターコロナをしっかりと見据え「~『私たちが創る持続可能な社会』全国、そして世界へ~」こちらをテーマとさせていただきまして、第3回目となります「エシカル甲子園2021」を開催をいたします。
テーマにも掲げさせていただきましたように、今年度は、従来の募集に加えまして、全国そして世界をフィールドにGIGAスクール構想などを活用した新しい発想によります取組み。
 また、海外の高等学校などとのエシカル消費の取組み、これを新たなグローバル枠として募集をさせていただきます。
 また、新たな賞といたしまして、参加校の投票と視聴者のオンライン投票、何となく紅白歌合戦みたいですね、で決定をする「エシカル甲子園特別賞」こちらを創設させていただきます。
 全国の高等学校、特別支援学校高等部などの生徒さん方を対象とさせていただきまして、エシカル消費に関する創意工夫や実践を募集させていただきまして、予選によりましてブロック代表校が8校、そして、開催県代表が1校。さらには、審査員特別枠校が1校。そして、今年度新たに加わって参りますグローバル枠校1校、計11校を本選出場校として、決定をさせていただきます。
 本選につきましては、年が明けて来年の3月18日、金曜日となりますが、徳島市におきまして、昨年度に引き続き、会場への参集とオンライン、ハイブリッド型で開催をさせていただきます。
 申し込み期間につきましては、6月8日、火曜日から8月31日、火曜日までとさせていただきますので、全国の多くの高校生の皆様方に是非ふるってご参加をいただき、これから先に進むエシカル、若い皆さん方の感性で大いに世界へ発信をしていただきたいと思います。
 一方、徳島県内におきましては、定時制を含めた全ての公立高校に、エシカル消費を研究、実践をするエシカルクラブが結成をされ、各校の特色を活かした取組みが進められているところであります。
 この取組みをさらに進めるため、新たに各学校のエシカルクラブから、意欲ある生徒さんを募りまして「とくしまエシカル高校生委員会」、こちらを立ち上げ、エシカル消費の推進に向け、全県をフィールドといたしまして、主体的に生徒さんたちが活動していただくこととなりました。
 少し具体的に申し上げて参りますと、GIGAスクール環境を有効に活用し、つまり一人一台タブレット型端末ですよね。高校における優良事例の動画の作成、オンラインによる情報交換や合同研修など、高校生ならではの若い感性で、活動していただく予定であります。
 ということで、本来全国は、GIGAスクールは義務教育段階ということでしたが、徳島ではその後も持続的にということで高等学校、また特別支援学校高等部。さらには、公立、私立を問わずということでGIGAスクール環境、徳島ならではのものを作り上げたものを今回、大いに活用していこうということであります。
 そして、これらの活動により、高校を卒業した後も、地域のエシカル消費の推進に向けて、ご活躍をいただくリーダーの育成につなげていきたいと考えております。
 こちらにつきましては、6月8日から募集を開始いたしますので、意欲溢れる高校生の皆様方、たくさんの応募いただけるものと、ご期待を申し上げるところであります。
 今後も、高校生によりますエシカル消費推進の取組みを、「エシカル甲子園」及び「とくしまエシカル高校生委員会」などの活躍を通じまして、強力に支援をさせていただきます。
 私の方からは、今日はこの2点、どうぞよろしくお願いをいたします。

「とくしまパーク&サイクルライド」参加者の募集について(質疑)(その1)

(幹事社:徳島新聞社)
 幹事社徳島新聞からお伺いします。「とくしまパーク&サイクルライド」について、数点細かいところ、お伺いします。まず、もちろんこれ自転車を停めるところは、あるということで。

(知事)
 車それから自転車ということですよね。駐車台数、先ほど申し上げたように16台ということですから。

(徳島新聞社)
 応募された方の自転車を停めるスペースもあるということですね。あと、例えば停めてから自転車で通勤するのが、何kmぐらいとかいう条件はありますか。

(知事)
 それぞれが皆さん方ということなので、ただ大体の目安としての距離を申し上げておきますと、このポイント、ちょうどこの所在地のところにつきましては、ちょうど城東町2丁目、徳島市のエコステーション前ということで、例えば近隣のバス停ですと、城東大橋ここまでが300m。また、安宅1丁目が550m。このポイントとなります。
 そして、中心市街地までの距離。まず、徳島駅までについては3.1km。大体、通常自転車をこぐと12分ぐらい。それから徳島県庁まで2.9kmということで、大体こちらも10分から12分ぐらい。非常に良いポイントになるのではないかと思いますので、そうした意味では、ちょうど自転車で行っていただくには、良い距離、長すぎもなく短すぎもなく、というふうに考えているところです。

(徳島新聞社)
 大体3kmだったり。

(知事)
 3km前後と思ってください。3.1(km)今申し上げた大体、徳島駅が3.1(km)、県庁が2.9(km)ですから。大体3kmがちょうど真ん中くらいですね。

(徳島新聞社)
 募集台数16台ということなんですけれども、先着順ということになるのでしょうか。

(知事)
 先着といいますか、まず先着にはなりますけれど、多ければ当然その抽選ということも考えられますよね。ただやっていただくだけじゃなくて、当然、効果測定がいるので参加者の皆さん方には、アンケート取らせていただきます。そして、これをその後、利活用に活かしてしていただく。ただ、そういうことに同意はできないという方は、申し訳ないということになりますので、16台ということで限られた台数でありますから、こうしたところ、より多くの人が参加いただいてもいけるように、場合によっては抽選ということも当然、考えるということになります。

(徳島新聞社)
 アンケートを取るのは、この実施期間が終わってからということでしょうか。

(知事)
 そうですね、大体全体通して見てということで、例えば大体聞きたい項目、我々知りたいところというのは、仮に今回無料なんですけど、駐車料金がいくらぐらいだったらやってもいいな、これがまず1番。
 それから次に、この駐車場の利便性がどうだったか、当然、雨の日などもありますのでね。
 後は荒天時、今言った自転車の代替どうだったか、自転車をカッパ着て行くのか。割と徳島、高校生の皆さんもカッパ着て自転車乗りますけど、代替手段使われたのか、あるいは、使われてないのか、その意味で先ほどバス停も、最寄りのバス停申し上げたところなんですが。
 あと1番重要なのが、健康増進として効果があったのかどうか。この4項目は聞いてみたいなと、もちろんそれ以外の項目も、その後つけ加えてその4つは、聞きたいと思っています。

「エシカル甲子園2021~『私たちが創る持続可能な社会』全国、そして世界へ~」の 開催について(質疑)(その1)

(共同通信社)
 2点エシカル甲子園についてお伺いします。1点目が、2019年度から今回で3回目ということですか。

(知事)
 そうです。

(共同通信社)
 2点目なんですけども、新しく新設されたグローバル枠校とは、どういったものでしょうか。

(知事)
 今、申し上げた形として、例えば海外の高校などと連携をとっていくとか、いわゆるグローバルな活動こうしたものをしていく、あるいは、それを希求をしている、そうした皆さん方を選ばさせていただこう。
 今回2019年に行われたG20消費者政策国際会合、この中でデジタル社会における消費者教育、消費者行政、これが課題と挙げられてアジェンダまでは、とりまとめなかったんですが、やはり若年者教育これをどうしていくのか、これが共通の課題になって。当時、徳島商業高校の皆さん方が、全て英語でプレゼンテーションしていただきまして、また私の方でもパネルディスカッションに参加をして、徳島の特に若い皆さん方の取組み、例えば、社会への扉、こちらを徳島で実証して全国に広めたという経緯があって、それを全国は高校でやるんですけど、徳島は中学の教材を作成、さらには小学校。どんどんダウンサイズ、そしてデジタルに対してのデジタル教材とか、今ではGIGAスクールを活用して、よりコンテンツをどうするか。こうしたもの常に一歩先、二歩先のものこれを消費者庁新未来創造戦略本部の皆さん方とともにやっているんですけどね。
 そうした形で、この大きなテーマとして、国際的なグローバルで見た若者の消費者教育、これをどうするか。こういった点があったので2か年やってみて、もうそろそろいいんじゃないかと。しかも今、オンラインで様々やって実際に行き来するよりも、やりやすくなってますね。
 ということで今回は、満を持してというわけではありませんが、グローバル枠これを創らさせていただいて、本当の目的であるこのグローバルなエシカル、これを進めていければと考えております。

(共同通信社)
 ありがとうございます。発表事項に関連しまして、ご質問ありますでしょうか。

「とくしまパーク&サイクルライド」参加者の募集について(質疑)(その2)

(読売新聞社)
 「とくしまパーク&サイクルライド」なんですが、さっきありましたように試行期間といいますか、12月以降なんですが、また改めてこういう形で同じような取組みをするという可能性があるということでよろしいでしょうか。

(知事)
 はい。というのは、先ほども申し上げたアンケートの中で1番のポイント。どのぐらいの駐車料金だったら使おうと思うか、この市場調査ですね、これが実は1番聞きたい。今ご質問あったように、その後、やはりこれを有効活用していくといった観点では、皆さん方からこの値段なら、あるいは安すぎてもまた公共外ですので、いけないので、そこのところをしっかりと。
 とうことで、その後、当然これはやはり利活用に、しかもこれがうまくいったというと、いろんなところにこの公開空地があるんですよね。これはどんどんやっていければ、そして、健康増進と地球温暖化対策この両方につなげようということです。

(読売新聞社)
 基本的なことなんですが、徳島東環状線の高架下というのは、まだ途中というか、やっている最中ということなんでしょうか。

(知事)
 そうです。まだ安宅の交差点のところがつながっていないですから、あそこの安宅の交差点のところを上飛びまして今両側ができて、そしてこれを末広大橋に直結するということになりますので、当然まだまだ高架下ができるということで、もうだいぶ定着している城東のところを使わせてもらおうと。

(読売新聞社)
 もし他に何か利活用ということで、考えていらっしゃることとかあったりするのですか。

(知事)
 はい。もちろん例えばJRの他所の例ですけれどね、JRの高架下なんかだったら、そこにショッピングモールができるとか、いろいろしているんですが、徳島の場合、自動車と自転車ですから、やっぱりパーク&ライドというのが非常に効果的かなとこう考えて、やはり皆様のイメージとして、駐車場というね。
 あともう1つあるのは、そこにフットサルとか、ちょっとしたスポーツパーク的なもの、例えばバスケットコート、海外では多いですよね。バスケットのコート、ネットがあってサッカーもできるしバスケットもできるというね。そういうところからNBAの選手が出るという話は。そういうのもあるんですが、今回ちょうど交通至便な場所ですし、東環状、城東のランプと安宅のランプちょうどある中間ですから。さらにここが、マリンピアの方に抜ければ徳島沖洲インターチェンジ直近ということになりますから、やっぱり駐車場かなという感じはするんですがね、でもそれにこだわるものではありません。まずは、パーク&ライドでやってみようと、サイクルライド。

「エシカル甲子園2021~『私たちが創る持続可能な社会』全国、そして世界へ~」の 開催について(質疑)(その2)

(読売新聞社)
 エシカル甲子園の方なんですが、クローバル枠校というのは、さっきチラっと出た中で直感的に海外の高校そのものなのかと思ったんですが、そういうわけではなくて、そういうところと連携しているあくまで日本の学校。

(知事)
 もちろんそうです。だからもう一度申し上げますと、その活動してるのが全国、あるいは世界これをフィールドとしてということと、海外の高校とのエシカルな取組みを一緒にいろいろやっている。今オンラインでできますのでね。徳島もかなりドイツの高校とか、カンボジアの高校とか、実際に日本最初のフェアトレードこれをテーマとした内閣総理大臣賞は、徳島商業高校の皆さんとカンボジア日本友好学園とのあの取組み。カンボジアから勲章ももらいましたけどね。
 これも実は、先ほど申し上げた2019年のG20消費者政策国際会合で、そのテーマで徳島商業高校の皆さんにプレゼンテーション全部英語でやってもらいました。
 世界各国、国際機関の皆さん方が、さすがに驚かれた。こんなに日本の徳島の高校生って進んでいるのかと。しかも工場まで作ることになりましたんでね。

(読売新聞社)
 さっき知事も言ってらっしゃった本来の目的のグローバルの視点というのは、G20 の会合で課題になっていた世界的に若年層の消費者教育が課題になる中で、徳島発のというか世界の課題解決につながるような、何らかのものをここから発信していきたいということでしょうか。

(知事)
 これがG20消費者政策国際会合徳島セッションの大きな各国の皆さん方の期待であり、その時に合わせた各国国際機関の共通のアジェンダ作っとけばよかったんですけど、そこまでいかないんですけれど、目指していこうということで、その実践いよいよやっていこうと、3回目にしてということになります。

(読売新聞社)
 エシカル甲子園特別賞というのは、言ってらっしゃったように見ている方のオンライン投票を交えたものが特別賞。

(知事)
 参加型ということで、今までは審査員の人たちがおられて、そして各賞があって、それを差し上げるという形だったんですが、やはり高校生の皆さん、今回オンラインということで、実は第2回に1つ、WITHコロナということでオンライン導入した時に、その次点だった、各ブロックの次点校、全部選んであるんですね。その皆さん方にも参加をしていただいたんです、オンラインで。
 ということで、彼らとの交流というのもあって、ということは、やっぱりそうした参加をしてくれた皆さん方がより参加意識を高めるためには、やはり投票すると。自分たちも入れる。先ほど紅白歌合戦みたいと言ったのはそういうことで、あれも審査員の人たちの入れるやつと会場で見ていた人、これ日本野鳥の会がこうやってね、数取って会場の分と合わせて出すじゃないですか、これがいわゆる参加型。
 だからより真剣に、より真剣に理解しようとすると。ましてや今回は、同じ高校生の皆さん方ですので、やはり投票をするということは、それぞれ見ておかなきゃいけない。それぞれの学校のやったいいところ、あるいはこんなとこ改善した方がいいという意識も芽生えるということで、これもまさにエシカル甲子園の大きな一つのテーマになっていくんじゃないかな。

(読売新聞社)
 「とくしまエシカル高校生委員会」なんですが、初めて設立されるということですか。

(知事)
 はいそうです、初めてです。

「とくしまパーク&サイクルライド」参加者の募集について(質疑)(その3)

(徳島新聞社)
 パーク&サイクルライドに関連して、2点お伺いしたのですが、高架下を使うというのは、県として初めてなのかというのと、パーク&ライドいろんなところでされていたかと思うんですけれども、何か所目になるのか。

(知事)
 まず高架下を使うという例は、先ほど申し上げたように、例えば駐車場として使うとか、公開空地として使うとか、こうした例は確かにあります。それで今回パーク&ライド、サイクルライドとして使うというのは、ほぼ初めて。
 今までは、ご質問あったように駅の近くに駐車場を置いてパーク&ライド、列車と自動車、自動車で全部行くのやめよう、これで何度か実証やったことありますけれど、パーク&サイクルライドこれは、初の事例ということになります。
 あと箇所数、ですからパーク&サイクルライドとしては、これ1か所ということで、これまでも、例えばパーク&ライドとして駅の周辺に駐車場というのは、県として実証は地域の皆さん方に協力いただいてやったんですが、その後、県としてずっとそれを持っているという形はありません。あとはお任せしていると。

(幹事社)
 他、発表事項につきまして、よろしいですか。そうしましたら発表事項以外でお願いします。

海上自衛隊練習機の事故について(質疑)(その1)

(NHK)
 昨日、徳島空港の方で海上自衛隊の練習機が立ち往生といいますか、4時間近く滑走路が止まったことに関して、知事としてどういうお考えであるかというのと、海上自衛隊に今後望むようなことがあれば2点お願いします。

(知事)
 はい。昨日午前11時52分、海上自衛隊徳島教育航空群所属の練習機TC90。よく白とオレンジのあのラインの飛行機ですね。こちらが訓練中に徳島阿波おどり空港の滑走路でいわゆる擱座、壊れて動けなくなってしまう。同時刻、滑走路が閉鎖をされて、この滑走路が開いたのが16時10分。これまでの間に2便が欠航、1便が大幅に遅れる。つまり民間航空機に大きな影響が出たということでありました。
 そうした意味では、確かにここの空港というのは、かつての海軍の徳島空港から海上自衛隊の全てのパイロットの皆さん、いわゆる固定翼の皆さん方がここで訓練をして、そして飛び立っていかれるという大変重要な空港、つまり自衛隊の空港なんですね。
 しかし、それを民間にも開放しようということでの、いわゆる共用空港。そして、管制も海上自衛隊が行われている、日本では海上自衛隊が管制するというのは、唯一の空港となっているところであり、そうした意味では、我々としては、使わさせていただいている。まずこうした立場にある。
 しかし、民間の皆さん方の利活用ということを考えていくと、その皆さん方にご迷惑がかかる。
 また、その利用している皆さん方も、様々なご計画があった。しかも今コロナ禍ということで、かつて11往復あったものが本当に減便をされて、1日例えば5往復とか4往復こうした日もJAL、ANAでないわけではないんですね。
 そうした中で2便が欠航し、1便が大幅に遅れると。しかもこの大幅に遅れた飛行機というのは、ちょうど滑走路に出る直前で飛行機が擱座しちゃったんですね。一旦戻されて、今度、今申し上げたように16時10分閉鎖ということで、その後、点検もありましたから約6時間ぐらい待たされたことになるわけでして、そのご疲労といった点も大変なことがありますし、計画も大幅に変更をされたのではないかと思いますので、是非、海上自衛隊の皆様方、もちろんここは、我々が使わさせていただいてる空港ではあるわけでありますが、民間に開放しているということでありますので、こうしたことは、やはり二度とないように、是非まずは原因の究明、これをしっかりとしていただいて今後につなげていただきたいとこのように考えています。

(NHK)
 続けて、その自衛隊側から、もしくは防衛省の方から何か県に対して報告があったですとか、以前もこうしたような事故があった際には、知事の方に自衛隊の方から謝罪に来られるというようなこともあったと思うのですが、そういうような動きがあったりするのでしょうか。

(知事)
 この点については、我々としてもこの事故原因お聞きをしていると、海上自衛隊の方で調査中ということで、実はこれまでの間につきましても、うちの危機管理部の方には、まず第1報これが12時5分。これ事故が起きたのが11時52分、その13分後の12時5分に、まず事故発生の情報第1報が届けられました。
 それから今度は、13時20分、第2報でありますが、ここは事故処理の方針、そしてその状況などについてご報告。第3報が13時25分、すぐ後ですね。ここでは、事故処理の状況、つまり特に人の被害があったかないか、それがないということが入りました。
 次に1時間後、14時25分に第4報としてクレーンでもって吊り上げるという処理方針、これに従う形でのクレーン車が現場に到着をしたという報告。
 そして、その23分後、14時48分、第5報、ここでは、クレーン車作業がスタートしましたといった点。
 そして、最終が第6報、作業完了の報告が16時15分ということで滑走路は、16時10分に運用再開ということになりました。
 ということで、この点はきめ細やかに、またタイムリーにご連絡をいただけているということで、これまでの様々な事故、こうした時の一つの教訓として、緊密な連携これをとっていただいているところです。
 ということで、今ご質問のあった、そう遠くなくこの事故原因こうしたものがわかった段階で、おそらく速やかにおいでをいただいて、そうしたものについてお話があるものと、このように考えております。

(NHK)
 徳島航空群の方から知事に対して。

(知事)
 はい。私かどうか、県に対して。

県主導の大規模集団接種について(質疑)

(NHK)
 明日から大規模な集団接種始まると思うんですけれども、それについて他の市町村からも申し入れがあると思うんですけれども、現時点ではその点について、どうお考えなのかということ伺ってよろしいでしょうか。

(知事)
 このワクチン接種いよいよ明日から県が主導する、あくまでも実施主体というのは、市町村ですから徳島市となるのですが、この皆様方23,000人これを対象とした大規模集団接種、「アスティとくしま」こちらの方で開始することとなります。
 そして、まず状況について少し申し上げて、他の市の様子も申し上げたいと思います。
 まず、今回65歳以上の皆様方ということで、今の申し込みの状況、6月3日17時現在で9,418名とこのようにお聞きをして、これは実際には徳島市の方に全部、県の合体数もいきますので、徳島市のホームページにおいても公表が既になされているところであります。
 そして、6月5日、土曜日から6月10日、木曜日までの日程については、全ての予約が埋まっている状況となります。
合わせて徳島市さんの方で、今6月20日分までの予約が終わっているんですよね。今度、第2弾として6月7日これは6月21日から7月11日までの接種分、この個別接種の予約これが開始をされるということになりますから、おそらくそこでだーっとご希望のところが埋まった時に、またこちらへ来られるという形になっていくんじゃないかと。
 まず、個別接種こちらが最寄りのところになりますからね。そちらを埋められて、そこに例えば希望通りいかなかったという方は、大規模接種こちらの方に回って来られると、このように考えております。
 次に、今度は、徳島市以外ということで当然我々は、バックアップをさせていただくということですからご希望にはなるべくお答えしようと。
 既に、阿南市表原市長さんが5月27日に、そして昨日6月3日鳴門市泉市長さんが直接おいでをいただきまして、打ち手の支援あるいは場合によって大規模集団接種こちらへのご協力と、こうしたお話を既にいただいているところでありまして、当然これらについては、ご快諾させていただいているところです。ちなみに阿南市が2番目に高齢者の皆さんが多い。そして、鳴門市が3番目に高齢者の皆さんが多いと。
 そして表原市長さん、泉市長さん、両市長さんからは、共通でなぜ支援をといったところで、大抵、市区町村においては、どのくらいの皆さん方が接種を希望されるかという予想しているんですね。
 そのベースというのが、いわゆる季節性インフルエンザ、これを大体ベースとして、それよりも少し上乗せをして、つまり希望が多いものですから。ただそれを遙かに上回る、これは表原市長さんも泉市長さんもともに言われておりまして、そこを何とか集団接種などで対応したいと。これは市で行う集団接種ですね。
 しかし、それでもなかなか厳しいということがあって、まずはそういう集団接種のところへの打ち手の協力依頼。そして、それでもなかなか足りない場合には、「アスティ(とくしま)」の方へという形で進んでいくもの。まずは、打ち手の協力依頼これを先にということになります。以上です。

海上自衛隊練習機の事故について(質疑)(その2)

(朝日新聞社)
 朝日新聞です。先ほどの自衛隊の着陸失敗の話なんですけれど、自衛隊の方に話をお伺いしますと、やっていた訓練は連続で着陸訓練、いわゆるタッチ&ゴーだと。過去の事故の経緯調べきれていないのでわかりませんけれど、今後の原因の究明という意味では、もちろん自衛隊を主体に考えるとタッチ&ゴーの訓練は、必要でどこかでやらなければならないということだと思うんですけれども、民間との共有という側面もまた知事お預かりされている部分ということを考えれば、タッチ&ゴーの訓練というのは、事故を起こしやすいとか、海自から出てきた分析によっては、訓練内容に対して要望を伝えるとかいうようなお考えは、おありでしょうか。

(知事)
 まずこれまでの事故の経緯ということで、おそらく皆さん方もご記憶新しいと思うんですが、2年前に実は同じ事故が起こっているんですね。これちょうど令和と平成の境目となる平成31年2月5日。
 実は、海上自衛隊の練習機が着陸をした時に脱輪してパンクしちゃったんですね。パンクして脱輪したかはあれなんですけれど、滑走路上に停止をしてしまって、この時は当然、コロナ禍ではありませんでしたので、多くの飛行機が欠航になったんです。羽田から来るもの、飛ぶものということでね。
 それで一応この時も事故原因を報告いただいて、いわゆるブレーキ作動させたままで、いわゆる着陸したということでパンクしちゃった。つまり車輪がコロコロ回らない、転がりませんので、そのままズズッといきますから、当然パンクしちゃいますね。それでいわゆる脱輪をした。
 最初はわりと、すぐどかせばいいのかなと教育航空群も思っていたらしいのですが、やっぱりちゃんと事故究明、現場検証これがいるということで、当初いただいた一報に比べると、かなりのこれ時間かかって大変だったんですよ、この日。
 ということで、この時にも再発防止策として、この時は、かなり厳しい措置がとられました。我々もその点は、ものすごく影響したものですから、少し厳しめに申し上げたんですけどね。
 当該教官が資格停止になった。そして再教育に回された。あるいは、この操縦教官総員に対する臨時教育、安全教育ですね。これが実施をされる。
 あるいは、操縦要領の見直しなどですね、抜本的な対応が図られるということになりました。
 ということで、今回、今おっしゃるタッチ&ゴーだったと。確かに危険性が高いというか、皆さん訓練生ですからね。ベテランがやるわけではなくて、教官が横にいて、そして訓練生がタッチ&ゴーをやると。
 かなり高度なテクニックを身につけなきゃならないと、その意味では、やはり注意にも注意をしなければいけない。教官としてもそういった点、指導かなり高度な指導がいるということですから、そうした点についてもきっちりと。もちろんタッチ&ゴー、おっしゃるようにどこかではやんなきゃなんないということは、ありな世界ですから、そうした点では、これからこうしたこと、つまり共用空港であるということを前提に考えていただいて、是非、こうしたことが二度と起こらないようにね。
 おそらくまず、経過報告あるいは今後どうするか、こうしたお話もいただけることかと思っています。そのところで、県としてしっかりと安全対策求めていきたいと思っています。

新型コロナワクチンの大規模集団接種について(質疑)

(徳島新聞社)
 ワクチンの集団接種に関してなんですが、明日から高齢者向けの接種が始まると思うんですが、その後、一般向けの接種でも「アスティ(とくしま)」を使って集団接種する考えがあるのかどうかという点について、お伺いできますか。

(知事)
 実は昨日、令和3年度の知事市町村長会議これが行われて、やはり一番はワクチン、この話。
 勝浦町では、もう既に一般接種に入ろうと、高齢者接種終わりましたと。野上町長さんからご報告もありました。
 ということで、早いところはもうどんどん、国の方でも、もう出来上がったところ、つまり高齢者の優先接種が終わったところから次へ進んでくれと。
 これは、いわゆる基礎疾患のある64歳以下の皆さん方、このいわゆる接種ということになるんですが、この基礎疾患のある人というのは、実は自己申告ということになっていますから、来てみてという世界なんですね。どのくらいの人が来るかわからないですね。
 今、我々も提言をして国の方ではそうした点については、もう同時に一般接種始めたらどうだろうかということで、一昨日、加藤官房長官の方から6月21日から職域接種あるいは大学での接種こうしたものをやっていこうと、いわゆる一般接種ですよね。
 特に職域の接種については、どんな規模なのか、ちっちゃいところもやってくのか、大きいとこだけなのかといった点で、実は一昨日開かれた国の河野大臣とのテレビ会議この中で、河野大臣の方から規模としては、1,000人以上の企業をと。
 ただ我々の方から、そうは言っても合わせ技一本もあっていいんじゃないかと。例えば、打ち手としてその大企業の真向かいに大きな病院がある。この病院も当然、医療従事者の人たちは、優先接種しているんですけれど、それ以外に一般職員いますので、これを合わせて例えば1,000人超えると。こちらで打ち手で協力するということもある。そういう場合はと言ったら、それはお任せしますという形で。
 ですから、各経済団体の皆さん方から、中小企業の皆さん方だったとしても、例えば組んでやるということは、当然あり得る世界でもあります。
 ただ打ち手の問題があって、この大きな企業というのは、そこに産業医の皆さん方が大企業の場合おられるんですね。その産業医の人が打っていくと。
 つまり、市町村がこれから今やっている、例えば高齢者の優先接種、あるいは次に一般接種になる、そちらに影響を与えないというのがこれ大前提。あくまでも接種主体は、市町村ということになっていますから、そうした意味で大企業1,000人以上ということを言われたと思うんですが、これは東京(都)、大阪(府)と徳島(県)とでは、全く状況が違いますから、我々としては、商工団体の皆さん方にも言って、集まって希望してやられるとなると、打ち手の問題と場所の問題出てきますから、今ご質問があったように、せっかくあの体制作りあげたのに、空けてももったいないところですから、ここは逆に一般接種その企業の皆さん方の職域接種なのか、あるいは学生の皆さんなのか、その他の一般の皆さんなのか。
 そうした会場に使っていくことができればと考えておりますので、これは今後もしっかりと、なんといっても数が違いますから、今度の一般接種は。その意味では、全部これを市町村の皆さん方というのは、あまりにもちょっとこれは気の毒なところですから、中山間地域、先ほど勝浦町のように、もう高齢者終わりましたよというところは、どんどんどんどんやっていっていただいて、それ以外のところであれば、大規模接種会場こちらの方でお受けをしようと、このように考えています。

東京五輪の開催について(質疑)

(徳島新聞社)
 すみません、時間もないので短くて結構ですが、東京五輪につきまして、専門家から開催に疑問の声を投げかけるような意見もあるんですけれども、改めて東京五輪に対する知事の考え方、スタンスをお聞かせください。

(知事)
 この前提というのは、尾身会長さんが小規模でやるべきだ。五輪そのものやることは、普通ではない。こうしたご発言が今マスコミの皆さん方にも多く取り上げられている、このことだろうと思うわけなんですが。
 実は、全国知事会長としても、この質問既にされているところでありまして、我々としては、東京五輪これがどうということよりも、まずやるべきことがある。これは徳島県知事としても同じ。
 つまり、「緊急事態宣言」、「まん延防止等重点措置」、これが6月20日まで延長、もちろん「まん(延)防(止等重点措置)」は、6月13日で切れるところが3つあるわけなんですが、そうした中で今ワクチン接種これが始まってきた。今日のご質問でも多くこのワクチン接種(について)行われた。
 我々は、しっかりとこの何とか6月20日で「緊急事態宣言」など解除できるような形、そして、そうなると当然、人流が増える。それへの対応を今のうちからやる。できれば今、感染の数の少ないところは、そのベストプラクティスとよくいう優良モデル、これを築き上げて、そしてこれを横展開していく。
 そして、解除された後、しっかりとまず感染防止対策、そして同時にワクチン接種をどんどん進めて、まず高齢者の皆さん方は、今進んでいるところ。徳島も全国平均よりは、進んでいる。
 そして、同時並行に近い形で、いよいよ6月下旬からは、職域接種。あるいはもう高齢者の皆さん打ち終わったところは、一般接種どうぞということになっていますので、この体勢をスムーズに。
 そして、県民の皆さん方が打ちたいと思われる方が、すっと打つことができるように、そうした体制をまずは市町村の皆さんが、そしてなかなか大変だ、バックアップこうした形をしっかりとっていく。これらが今、少なくとも6月20日まで求められる一番重要なもの。
 そして、オリンピックがどうであるかというのは、おそらくそこにかかってくる。尾身会長が言われるのも常に、毎週のように尾身さんとはお会いしていますから、その意味ではやはり感染状況をものすごく気にされてるわけですね。
 前回の分科会、私からも申し上げ、つまりこれは尾身さんの方から私が人流を増える前提でいかないと、「緊急事態宣言」も「まん延防止等重点措置」も度重なるとあまり国民の皆さん方聞いてきませんよ。他の委員もそうだと。
 人流が増える中で感染をどう抑えるのか。そこで尾身座長さんの方からは、ICTを活用することできないか。それぞれの健康アプリはあるよね、という話があったので、飲食の場では、徳島がまずモデルとなり、認証制度ガイドライン。そしてさらに、これに二次元コードを入れた山梨県のグリーン認証制度。これが1つのモデルとなって、全国知事会、またこれは内閣府が全国に横展開を今してるところですね。
 そういったお話も紹介をすると同時に、二次元アプリということであれば、「とくしまコロナお知らせシステム」、今、公共施設しか入れなかったんですが、これを今回、飲食店、特に「ガイドライン実践店」にこれに合わせPCR検査、これも希望の皆さん方に行おうと。それとICT活用であれば人流の調査。特に今「緊急事態宣言」の出ている京阪神、広島(県)、岡山(県)。
 こうした形をしっかりとっていく。これが必要であるということを申し上げたところ、尾身さんの方でもしっかりとそれを横展開してもらいたいということで、徳島としてはそのモデル。
 先般も、こうしたものを河野大臣とも全国知事会のワクチンの接種の話、横展開であるとか、今度、西村大臣とも今日やるわけなんですが、そうした形でまずは、6月20日この感染状況をどう封じ込めることができるのか。そして、ベストプラクティスといわれる優良事例をどれぐらい出せるのか。
 そして、ワクチン接種が一般へどのくらい進んでいくのか。こうしたものをまずはきっちりとやったその延長線上にオリンピックの開催形態といったものが決まってくるでしょう、このように考えています。

(徳島新聞社)
 6月20日まで抑え込みをやってみて、それからどういう形で開催するのか、または開催の是非について、考えるべきだということでよろしいでしょうか。

(知事)
 おそらく20日の解除に向けて、政府基本的対処方針分科会が必ず開かれます、その前に。
 私は、なるべく早く1回開くべきじゃないかとこうした提言をしたところ、尾身座長の方から、かつては私が参加してるのは、諮問員会だったんです。その前に分科会というのが開かれた。今ややこしくなったんです。諮問委員会が分科会という名前になっちゃったので。
 そのかつてやっていた分科会をできればその前の週ぐらいに開こうかという話までその時に出た。
 私としても、やはりトレンドをしっかり掴まないと対策が打てないということがあるので、そうした点も提言させていただいて、尾身座長もそうしていこうということですから、おそらく1週間前ぐらいには、何らかの動きが出てくるんじゃないのかな。
 そして最終的には、20日解除するかしないのか、こうした点について、また分科会が開かれる。そうしたところで、おそらく様々な意見、そして方向性これが出てくることかと思います。

(朝日新聞社)
 その関連で20日に向けて全国知事会として何か、これまでの報道でも知事によっては、否定的な意見、反対する意見の方もいらっしゃるかと思いますが、全国知事会として20日に向けて意見集約する、もしくは、それについて議論するというお考えは、おありでしょうか。

(知事)
 これはもう既に、先般の緊急対策本部会議こちらの方でやって、提言書と、それからとにかく、これを出していこうではないかと国民の皆さん方へのメッセージ。総力戦のメッセージを出しているところですので、思いとしては、この20日で何としても解除していく。
 ただ重要なのは、それで終わらないんですね。それで一気に人流が増えて、リバウンドしたら何の意味もない。また4度の「緊急事態宣言」なんてことになったら、もうこれ元も子もないわけですので、ワクチン接種を横で見ながら、そして感染防止対策。人が増えても対応ができるように、ということで積極的な面的なモニタリング、PCRですね。
 例えば、徳島これモデルになっていますが、学校あるいは事業所で複数2人以上の陽性者が出た場合に、濃厚接触者、接触者以外も全て全数検査をしていく。これによって封じ込めを図ると。
 こうした点は、今、国の方でも、じゃあもう検査キット配りましょうと。そして、大学だとかあるいは特別支援学校そうしたところで、複数陽性が見つかったら一気にやりましょう、こうした話も国の方向としては、徳島から言ったもの、全国知事会から言ったものが今、国全体で共有しておりますので、常に我々は、今だけではなくてそこから先、出口戦略これを見ながら提言させていただいております。

海上自衛隊練習機の事故について(質疑)(その3)

(NHK)
 1つ確認させていただいていいでしょうか。先ほどの海自の事故についてなんですけれども、6回の報告があったというのは、いずれも海上自衛隊からということで。

(知事)
 そうです、教育航空群からです。

(NHK)
 この6回にわたって細かく対応したことに関しては、知事は、評価はされていらっしゃるのですか。

(知事)
 はい、というのは、2年前の話がありましたので、あの時はあまりなかったというか。だからどうなって、おそらくだいぶ混乱を。最初はすぐに解除できますという話が入っていた。ところが実際そうでなかって、おそらくだいぶ向こうも混乱されたと思うんですが、今回は、おそらく前回の教訓これが活きて教育航空群から本県の危機管理環境部の方に今言った6回、事故が起きて13分後。そして解除そのすぐあと、こちらにもその状況が来ておりますので、これは非常にタイムリーな情報だと考えています。

(幹事社)
 よろしいでしょうか。それでは、終わります。

(知事)
 ありがとうございます。

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