文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

令和3年4月10日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それでは、お願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生について、私の方から発表させていただきます。
 昨日4月9日、医療機関経由の民間検査機関、また医療機関及び徳島県立保健製薬環境センターの検査によりまして、21名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されました。県内では、657例目から677例目となります。
 それでは、感染者の概要をご説明申し上げたいと存じます。なお、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名及び都道府県名を公表させていただきます。
 まず、657例目の方、年代は40代、女性、徳島保健所管内、藍住町在住の方、職業は団体職員であります。
 次に、658例目の方、年代は80代、女性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、659例目の方、年代は20代、男性、徳島保健所管内、小松島市在住の方、職業は会社員であります。
 次に、660例目の方、年代は60代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は自営業の方であります。
 次に、661例目の方、年代は70代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業はパート従業員であります。
 次に、662例目の方、年代は60代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は自営業の方であります。
 次に、663例目の方、年代は60代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は自営業であります。
 次に、664例目の方、年代は60代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、665例目の方、年代は60代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、666例目の方、年代は60代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は自営業であります。
 次に、667例目の方、年代は60代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は自営業の方であります。
 次に、668例目の方、年代は60代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員であります。
 次に、669例目の方、年代は70代、男性、吉野川保健所管内、吉野川市在住の方、職業は無職であります。
 次に、670例目の方、年代は60代、男性、三好保健所管内、東みよし町在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、671例目の方、年代は80代、女性、高知県在住の方、徳島保健所管内に滞在中、陽性が確認されました。職業は無職の方であります。
 次に、672例目の方、年代は80代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、673例目の方、年代は70代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、674例目の方、年代は30代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員であります。
 次に、675例目の方、年代は20代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員であります。
 次に、676例目の方、年代は40代、男性、徳島保健所管内、藍住町在住の方、職業はアルバイトであります。
 最後に、677例目の方、年代は30代、男性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は会社員の方であります。
 感染者の発症日、症状、行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元に配付の資料をご参照願います。
 なお、現在、新型コロナウイルス入院受入医療機関に、669(例目)、670(例目)、671例目の3名の方は入院済み、その他18名の方は、調整中であります。
 また、現時点での濃厚接触者について、以下、申し上げて参ります。
 まず、657例目の方、職場の同僚2名、職場の利用者7名、合わせて9名となります。
 次に、658例目の方は、おられません。
 659例目の方、同居のご家族3名となります。
 次に、660例目の方、同居のご家族2名、その他、調査中となります。なお、同居のご家族2名につきましては、既に陰性が確認されております。
 次に、661例目の方、同居のご家族1名となります。
 次に、662例目の方、職場の利用者1名となります。
 次に、663例目の方、同居のご家族5名、職場の同僚5名、仕事の関係者2名、合わせて12名となります。
 次に、664例目の方、調査中であります。
 665例目の方、同居のご家族1名、ご友人1名、合わせて2名となります。
 666例目の方は、おられません。
 667例目の方、同居のご家族1名となりますが、既に検査で666例目として陽性が、判明いたしております。
 次に、668例目の方、ご友人1名となります。
 669例目の方、同居のご家族1名となります。
 670例目の方、ご友人1名となります。
 671例目の方、おられません。
 672例目の方、同居のご家族5名となります。
 673例目の方、調査中であります。
 674例目の方、おられません。
 675例目の方、ご友人1名となります。
 676例目の方、職場の同僚1名となります。
 最後に、677例目の方、同居のご家族3名となります。
 なお現在、継続して積極的疫学調査を実施しているところであります。プライバシー保護の観点から、是非、ご配慮をよろしくお願い申し上げます。
 本日発表でクラスター関連について、感染者に動きがございましたので、ご報告を申し上げます。
 まず、「県職員関連クラスター」についてであります。
 
(パネル「徳島県職員関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 こちらをご覧いただきますように、この618例目の方のご友人、この中で1人、陽性が確認されたところでありまして、合計19名の関連クラスターとなっております。
 次に、「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター」についてであります。
 
(パネル「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター」を掲示)
 
 こちらをご覧いただきますと、ちょうど鳴門山上病院の患者さん、こちら陽性となりまして、合わせて50名の関連クラスターということとなりまして、過去最高タイということになります。
 昨日、政府対策本部におきまして、「まん延防止等重点措置」、我々全国知事会から政府に提言をし、特措法が改正となり創られた制度でありますが、この「まん延防止等重点措置」を実施すべき区域として、既に発動されている宮城県、大阪府、兵庫県に加えて、4月12日、月曜日から東京都、京都府、そして、沖縄県の3都府県が追加されることが決定をいたしました。
 今や、関西のみならず全国各地において、急速な感染拡大、重症例の増加や特に変異株、その報告事例の増加が見られるなど、新型コロナの感染状況につきましては、まさに、新たな局面に入ったと考えられます。
 また、最近の感染の広がりを積極的疫学調査により、分析をして参りますと、飲食の場を中心とした感染の広がりも見えてきているところであります。
 詳細につきましては、鋭意調査中のため、明日、詳細については、お知らせをいたしますが、少しこちらを見ていただければと思います。
 
 (パネル「関係相関図(イメージ図)」を掲示)
 
 ということで、このAという方、この方が様々な場面に実は、既に感染をなされていたのではないか、つまり症状などがあった時に例えば、飲食店の1に行き、そこで居合わせた皆さん方に感染をさせてしまった。
 また、飲食店の2にも行き、またここでも感染を、3の所で、もこういう形で、ある人が原発となって様々な所へ出向かれた、そうした結果、元々1人から多くの皆さん方が感染するという、実は、本県としては初の事例、こちらが今、積極的疫学調査により、それぞれの相関関係が分かってきているところでありまして、こうしたものをどのような形で、例えば、これらのうちのここが一つ、クラスターということがあり得る、あるいは、全体を見てクラスターと捉えるのかと、こうした点については、徳島県新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の皆さん方の専門的な知見、こちらも仰ぎながら、どのような形でこれを捕まえるのか、この方からそれぞれにという、まず一方向については判明をしたところであり、逆に今度は、それぞれの皆さん方の行動履歴これを深掘りすることによって、場合によっては、この方がここから移ったと、こうしたこともあり得る、やっぱりこっちから移ったんだとこうしたものをよりはっきりとさせる中で、今後、この新しい形の言わば、拡大クラスターとでもいいますか、そうしたものをどう抑えていくのか、そうしなければ、この1人がもし10人いたとすると、あっという間に100人以上の感染者が出てしまう、ということになりますので、如何にこうしたものを気づきをもって防いでいくのか、大変重要な局面に本県も差し掛かってきているところでありまして、実は、全国的にもこうした傾向が見られるというお話もあるところであります。
 そうした点を考えて参りますと、やはり、まずは県民の皆様方におかれましては、体調不良の場合には、外出を極力控えていただくと同時に、症状があるにもかかわらず、これ大丈夫だといって、なんか売薬を飲んでですね、市販の薬を飲んで、なんかよくなった、またちょっとどっか出かけて行こう、食べに行こうと、そういうことではなくて、どうも体調がおかしいと気づいた時に、早くかかりつけ医の方に電話でご相談を、あるいは保健所でも結構ですから是非、ご相談をしていただきたいと思います。
 また、このような事実を探究していくためには唯一、積極的疫学調査、つまり、保健所の聞き取り調査に積極的にお答えをいただくと、いやーこれ言ったらちょっとな、なんて言ってこう隠してしまうことによって、いずれその方が隠したとしても、別のとこの事例からそれが分かるということが出て参りますので、それであれば早くお話をいただければ、その封じ込めを早くすることができる、今回のような事例が起こらないということがありますので、是非、この積極的疫学調査、ご協力をいただきたい。
 これは実は、全国でもいわゆる「第1波」、「第2波」の時に徳島もそうでありましたが、保健所の職員が聞き取り調査をしても答えていただけない、嘘を伝える、こうしたことで、あっという間に感染が広がった。こうしたこともあって、我々全国知事会から、感染症法の中に積極的疫学調査に、もし協力をしていただけない虚偽の申請をした、こうした場合の抑止力として、罰則規定を設ける、こうした点を強く申し上げたところであり、こちらは特措法並びに感染症法の改正が行われ、そして、我々全国知事会から求めたいわゆる抑止力、伝家の宝刀として、それぞれ罰則規定が設けられているところでもあります。
 もちろん、こちらの罰則規定については、抜かないのが一番いい、伝家の宝刀は抜かないからこそ伝家の宝刀であるわけで、抑止力的つまり抑制的に我々としては使うべきであると、ここは多くのマスコミの皆さん方からのご取材に対して全国知事会長として、こちらはそのように申し上げているところでもありますので、くれぐれもこうした点がないように、積極的にまさにご協力をいただきたい、このように思うところであります。
 ということで、マスクの着用、3密回避、手指消毒、うがいの励行など、基本的な感染防止対策こちらを徹底いただきまして、ご本人を含めご家族の方などで、もし体調の悪い方がおられるのであれば、早め早めにかかりつけ医の皆様方に電話でご相談の上、医師の指示に従っていただきたいと思います。
 そして、昨日も少し見ていただきましたが、遠隔で見ていただきましたので、見づらかったと思いますが、今日はリアルでお示しをしたいと思います。
 
(パネル「年度初め新型コロナウイルス対策」を掲示)
 
 今、徳島県としては、「とくしまアラート・感染観察・注意」いわゆる注意報を発動中でありますが、今回(4月)12日、月曜日からでありますが、宮城県、大阪府、兵庫県に加え、新たに東京都、京都府、沖縄県、こちらが「まん延防止等重点措置」の区域に加わることになります。
 まだ、具体的な都市名、大体の概要については示されている、例えば、京都府であれば京都市、沖縄であれば那覇市をはじめとする9都市、あるいは、東京都23区を加え八王子から立川など、こうした形が示されてきているところでありますが、まだ確定という形にはなっておりませんので、確定次第こちらのようにそれぞれの都市を書かせていただく、そして、その区市との間の不要不急の往来を是非、自粛をしていただきたいと思います。
 また、繰り返しとなりますが、「緊急事態宣言」が解除された北は栃木県、南は福岡県までの11都府県、こことの間の往来、あるいは、そちらから来られる行かれるこうした場合には、それぞれの知事あるいは保健所が出しているメッセージ、これらを必ずホームページなどで確認をしていただいて、その指示に従っていただければと思います。
 今日は、以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)

(幹事社:NHK)
 幹事者から質問2点。まず、鳴門山上病院の658(例目)の方ですけれども、入院患者さんということでよかったですか。

(知事)
 そうです。

(NHK)
 南海病院の関連クラスター過去最高タイということですけれども、これタイに並んでいるもう1つのクラスターは、何のクラスターですか。

(知事)
 こちらは。いわゆるサービス付き高齢者向け住宅ですね、高齢者有料老人ホームの、クレア城南、こちらと並ぶ50(名)ということになります。

(徳島新聞社)
 それぞれの症状を。

(知事)
 はい、申し上げます。大きくカテゴリーとしては、3つプラス1で申し上げます。
 まず、中等症の方、669例目の方、肺炎の所見、酸素吸入があります。
 次に、軽症者15名となります。そして、無症状の方が4名、そして調査中が1名ということです。
 まず、軽症者15名、以下、申し上げて参ります。657例目、658例目、659例目、661例目、662例目、663例目、666例目、667例目、668例目、670例目、671例目、673例目、674例目、675例目、676例目となります。
 無症状者4名、まず660例目、665例目、672例目、677例目。
 そして、プラス1と申し上げた、まだ調査中という方が664例目の方となります。以上です。

(徳島新聞社)
 664(例目)の方は、調査中というのは、どういうことなんですか。

(知事
 実は報告、医療機関から来る場合には、時間の指定がないものですから、深夜に来る場合もあるんですね。となりますと、その方がお休みになっている、つまり聞き取りができないということがありました。
 昨今、時々調査中というのがあるんですが、それは割と民間医療機関の方から届出がなされ、それが割と夜遅い、その方に調査をかける、例えば、夜中の1時、2時に叩き起こすなんてことはできませんので、そして翌日、当然ご協力をいただくわけなんですが、そこで連絡が取れない。こうしたこともある、ということがありまして、この発表の時間まで、あるいは13時の段階で速報を出すときに、まだ調査中というものがたくさん出てくるというのは、そうした点がありますので、その点はご理解をいただければと思います。

(徳島新聞社)
 少し細かいことなんですけど、657例目この方、653例目の濃厚接触者ということなんですけれど、続柄としては。

(知事)
 はい。同居のご家族ということで兄弟です。

(徳島新聞社)
 ご夫婦ではなくて、兄弟なんですね。

(知事)
 姉妹となります。

(徳島新聞社)
 あと666(例目)と667(例目)の関係性を。

(知事)
 はい。666(例目)ですね、ちょっとお待ちくださいね。666(例目)の方は、667(例目)の濃厚接触者で同居のご夫妻ということになります。

(徳島新聞社)
 666(例目)、667(例目)はご夫妻ということですね。

(知事)
 ご夫妻です。

(徳島新聞社)
 お仕事がある方の具体的な業務内容と、例えば、この中に(県立)中央病院に入院されているような方は、いらっしゃらないかどうか。

(知事)
 分かりました。まず、それぞれ順々に、そして、(県立)中央病院の入院者、該当がある場合には、そのところで申し上げていきたいと思います。
 まず、657例目の方は、団体職員ということでありますが、仕事の内容については、屋内業務に従事をされており、また、接触した人については、特定がなされています。職場については、既に4月9日、保健所が立ち入り調査を終えているところであります。
 次に、658(例目)の方は、無職の方ですからよろしいですね。
 職業のある方、次は659例目の方、こちらにつきましては、屋外作業に従事される方であります。
 また、職場につきましては、保健所による聞き取り調査、実施の予定であります。
 次に、660例目の方、自営業の方でありますが、仕事の内容については、屋内作業を行われる方、人と接する機会はあるわけでありますが、接触した人が特定をされております。また、職場につきましては、保健所による聞き取り調査、実施予定といたしております。
 次に今度は661例目の方、パート従業員ということですが、この方はお一人で屋外作業を中心に行われる業務ということでありまして、こちらの職場につきましては、保健所による聞き取り調査、実施予定であります。
 次に今度は、662例目の方、自営業の方でありますが、こちらの方も人と接する業務でありますが、接触した人が特定をされております。そして、保健所による職場についての聞き取り調査、実施予定といたしております。
 次に、663例目の方、自営業の方であります。この方につきましては、屋内作業に従事をされる方であります。そして、保健所による聞き取り調査、実施予定であります。
 次に、664例目の方は、無職の方であります。
 次に、665例目の方、この方も無職の方となります。
 そして、666例目の方、自営業の方であります。この方につきましては、感染可能期間中は、お仕事に行かれておられません。ずっと在宅ということで、公表は差し控えさせていただきます。
 次に、667例目の方、自営業の方でありますが、この人につきましては、屋内作業に従事をされる方で外部との接触については、ない方であります。なお、職場につきましては、保健所による聞き取り調査、この後、行う予定とさせていただいております。
 次に、668例目の方、会社員の方であります。この方につきましては、屋内作業に従事をされる方で外部の人と接することはございません。なお、職場につきましては、保健所による立入調査、実施予定となっております。
 669例目の方は、無職の方であります。
 そして、670例目の方、この方、無職の方ではありますが、先ほどご質問のありました県立中央病院に今、入院しているのではなく、かつて入院をしていた。そして、655例目の方と同じ部屋にいたことのある方であります。
 そして、次に671例目の方、この方も無職の方でありますが、この方は、県立中央病院に入院の方であります。
 672例目の方は、無職の方であります。
 そして、673例目の方も無職の方であります。
 次に、674例目の方は、会社員の方、この方につきましては、行動前履歴、感染可能の2日前からは在宅、つまり、お勤めに行かれておりませんので、内容につきましては、差し控えさせていただきます。
 次に、675例目の方、この方は会社員の方でありますが、屋内作業に従事をされる方で外部との直接接触をすることは、ない方であります。既に保健所の調査行っておりまして、職場につきましては、3密の回避、アルコール消毒、従業員のマスク着用など、感染防止対策が講じられていることが確認をされております。
 次に、676例目の方、この方は、アルバイトの方であります。この方につきましては、マスクを着用した上での屋外作業に従事をされ、外部の方との接触はございません。
 そして、最後677例目の方、会社員の方であります。そして、この方、屋内作業に従事をされる方で外部の方との接触はございません。職場につきましては、保健所による聞き取り調査、実施予定となっております。以上です。

(徳島新聞社)
 (県立)中央病院関連の前に、もう1点、全体的なお話を伺いたいんですけれど、それぞれの感染者の中で、ある程度、感染経路が分かっている方について教えてください。

(知事)
 申し上げます。今回21人の陽性患者が出たわけでありますが、まず濃厚接触者、接触者この方々が13名、そしてクラスター関連が2名、県外由来が1名、そして今調査中となっている、一見、明らかでない方が5例。つまり21例は出ているところでありますが、新たなものというのが5人ということになります。以上です。

(徳島新聞社)
 すみません。1人ずつお伺いしていきたいんですけれど。濃厚接触者の方は、わかるんですけれど。

(知事)
 分かりました。申し上げていきましょう。ただ、濃厚接触者の方も合わせて申し上げていきます。
 まず、657例目の方、653例目の方の濃厚接触者、658例目の方、南海病院関連クラスターの方、659例目の方が、今現在、調査中の方となります。
 次に、660例目の方、639例目の方の接触者です。661例目の方、640例目の方の濃厚接触者。662例目の方、639例目の方の接触者。663例目の方、639例目の濃厚接触者。664例目の方は、調査中となります。665例目の方、639例目の方の濃厚接触者。666例目の方、667例目の方の濃厚接触者。667例目の方、639例目の方の接触者。668例目の方、646例目の方の濃厚接触者。669例目の方は、調査中であります。670例目の方、655例目の方の濃厚接触者。671例目の方、調査中であります。672例目の方、640例目の方の濃厚接触者。673例目の方、同じく640例目の方の濃厚接触者。674例目の方、県職員関連クラスター関係者。675例目の方、県外由来であります。676例目の方、調査中です。そして677例目の方、652例目の方の接触者であります。以上。

(四国放送)
 先ほど知事がおっしゃっていた飲食店に拡大してというグラフありましたよね。要するに1人の人が、1つの店、1つの店、1つの店に行って、そこで広げている可能性があるという。

(知事)
 はい。その可能性が高い。

(四国放送)
 これでいうと、今、その割と639(例目)の方が出てきましたけれど、その方を中心に広がった可能性があるという。

(知事)
 おっしゃるとおりですね。

(徳島新聞社)
 これについては、明日詳細をご発表されるということなんですけれど、どういった形で例えば、今回、639(例目)の接触者と濃厚接触者が非常に多いかなという印象を受けたのですが、そこの相関性みたいなものを明日詳しく。

(知事)
 というのは、今日だけじゃないんです。これまでにも、そういう方々がおられまして、そうしたものを含めて今、分析をしています。当然その中には、あるお店でクラスターが出たと、つまり5名以上になるとお店で出た場合には、クラスターになりますから、そうしたものも含まれる可能性がある。
 また、そうしたものをバラバラで考えるとか。例えば、あるお店は5名以上出たので、ここのお店のクラスター。こっちは3名で、こっちは4名、3名、4名でクラスターじゃないんですよね。
 しかも、ここの出た人と、この人たちと一見関係がない。ただこの人、合わせると、こっちとこっちが重なる、あるいは、こっちも重なる、そうなると20名ぐらいの例えばですよ、20名の言わば、この方から周りに広がっているということになった場合、これを何と呼ぶのか。我々は、そういう経験をしたことがないんです。

(徳島新聞社)
 要するに明日、もし、調査が今日以上に進んで発表できる段階になれば、その方を根幹とするクラスターとして、ご発表していただける可能性もあると。

(知事)
 そうですね。ただそれを、そういうクラスターと呼ぶのか、いやいや、やっぱり個別、個別の場、これで見て例えば、このお店、こっち外に出ていますからね。今いるこの中に入った場合には、このお店のクラスターと。
 あるいは、こっち側、ここは5名いっていないからクラスターじゃないんだけれど、この人をブリッジとしているから、このお店の関連クラスターと言えるのかとか。
 どういう見方をするのかというのを、もう少しデータを集めた上で、専門家会議の皆様方の判断も仰いで、例えば、新たな形態のこうしたもの全体を、今、クラスターというのは2つあるんですね。
 1つは、場所のクラスターということと、人のクラスターということで、人がたまたまどっかの飲み会をしていて、それを梯子などをして、そして、その人にまつわるクラスターという言い方をしていたんですが、今回は場所でもあり、人でもあり、あるいは一見何の関係もない、例えば3つのお店、場合によっては、何か利用した屋内施設、こうしたものを全部まとめて捉えると、そうすると巨大なクラスターが出来上がってくるんですね。
 おそらく今、徳島は初めての経験をしているんですが、大阪(府)だとか、あるいは兵庫県、つまり変異株の比率がものすごく高く、あっという間に広がる。
 つまり、1人の人が3軒梯子をする。そして、症状がいくつかあって、その前の日には、例えば屋内施設を2つ梯子した。たちどころに20(人)、30(人)、40(人)、そうしたその人に起因をする陽性者がいちどころに発生するんですね。その一番分かりやすいのは昼カラオケで、今、全国で再び起きているんですが、ということで「まん延防止等重点措置」は、これまでの「緊急事態宣言」と違って、飲食の場でのいわゆるカラオケを止めていただいているんですね。
 ということで、今そうしたものが急拡大している。場所、人のクラスター以外の人にまつわるクラスター、我々としたら、だからそれをどう認定して、つまり、クラスター認定する、ただに認定するので終わりじゃない。それをどう閉じ込めるかというのが、一番のポイントなんで、我々としては専門家の知識も加える中で、この新たなクラスターのようなものをどう封じ込めていくのかと。この人が、どんどんどんどん動き始めてしまうと封じ込めるというのは、ほとんど難しくなっちゃうんですね。
 そして、たちどころに、この方々、それぞれの皆さん方の行動履歴を一斉に、どうリンクさせるか、どうリンク切るか。これは非常に困難になる。しかし、これを困難と呼ぶと、これは、市中感染というようなもどきになっていってしまう。決して、お一人が広めているので、それを市中感染とは言わないんですけどね。

(徳島新聞社)
 そこの部分に関してお伺いしたかったんですけど、個人的には、1人が広めているような状況でも、かなり多人数に感染が広がると市中感染とみられるイメージがあるんですが、今のところ市中感染ではないと。

(知事)
 そうです。つまり市中感染というのは、感染経路が全くわからない。例えばよく、アラート指標という感染経路不明割合50パーセント以上、ここですね。例えば、今日21人出た、そのうち11人が感染経路が分からない、というとこれ50パーセント。でも今日は、21分の今まだ調査中で5(人)ですから。もう少し絞ってくれば、これが減ってくる可能性もあるんですね。
 そうした中で、しかし今日、昨日、例えば一昨日とか、その複数の日にち全部足し上げた、今度は横でなくて縦に足し上げた時に、すごい数が出ていると、それがお一人に関係するものだ。こうなった場合に、どうこれを封じ込めるか、こうした点が重要で、おそらく、これを市中まん延とは呼ばないんだ、感染とは呼ばないんだと思うんですけどね。

(徳島新聞社)
 感染経路は、ある人を起点に分かっているから。

(知事)
 ただ、分かっていても、封じ込められなければ意味がないですよね。だから、非常に微妙な初めてのケース。これをやはり専門家会議の皆さん方にもしっかりとお諮りをして、我々は認定をすることが最後の目的、目標ではないんです。認定をして、それを封じ込めるというのが重要でして、じゃあどのように封じ込めるのか。やはりその手法がないと認定する意味がない。
 そうした形で、今、そうした兆候が見えましたので、まずは、これは県民の皆様方にも先ほどお願いをしたように、体調が少しでも悪い場合には、昨今、本県でもこの2週間の様相、3月からこれまでの既に陽性になった皆さん方のいわゆる変異株のスクリーニング調査。これを行った場合に、8割以上の数字が出ているんですね。これまでは、ほとんどなかったものが何と8割。ということは、それだけ感染力が強いと。
 今、大体、英国株、徳島の過去の例は、全部、英国株という確定が出ているんですが、だいたい3割から7割感染力が強いと。だいぶエビデンスが出てきているところであります。そうした点を今後しっかりと踏まえるとなると、ちょっと体調悪いからもうちょっと疑いっぽいけれどいいや、ということはもう避けていただきたい。今回のような事例が起きてくる。それが多くの人たちが始めてしまうと、一発で医療崩壊になる、医療逼迫をするということになりますので、今、我々として、そうしたものが把握はできている。でも結果として、非常に入院患者さんが増えている。療養患者が増えているということになりますので、これは医療の方の、やはりダメージになってきますので、先ほども申し上げたように、まさに局面が大きく変わった、このように言って過言でないと。
 そして、もっと恐ろしいことは、今回、東京都(4月)12日から「まん延防止等重点措置」そのエリアになるんですが、今まで東京都においての変異株、それが少ないと言われていたんですね。大阪(府)あるいは兵庫県は多い。
 ところが、今、急拡大をし始めているんです。3割と言われていたら、もう既に、昨日時点では、4割を超えているんですね。東京都のあの人口で、そして、かつて1,000(人)を越える感染者を出した中で、変異株の割合が例えば、大阪(府)、兵庫(県)のようになったら、これは大変なことになってしまう。これが1番、我々が恐れている点なんです。
 ということで、昨日、政府対処方針、基本的対処方針、今、分科会と呼んでおりますが、私もメンバーですので、私からも何度か、また委員の皆さん方からの発言に対しても私の方でお答えをする、政府側ではなくてですね、あったんですが、1番恐ろしいのは、もう完全に局面が変わったと。変異株を中心に我々は考えなければいけない。
 また、その感染力を前提として、積極的疫学調査、あるいは、モニタリング調査、スクリーニング検査、さらには封じ込め、これを行わなければならない。また、そのためには一体何が必要なのか。対策パッケージを打ち出し、そして「緊急事態宣言」に行かないように、いかにできるか。まさに勝負の時、これを迎えていると、このように言えると思います。以上です。

(徳島新聞社)
 今日判明した方の中で、番号名は言わないんですけれど、数人、5人くらい接触者、濃厚接触者が確認されているんですが、これは明日の発表の段階で、もう少し増えている可能性もあるんですか。

(知事)
 というかこれまでも、これ今日の分ですから、昨日とか。あり得るんですね。

(徳島新聞社)
 これまでの、その方の履歴などを照合すると。

(知事)
 そうです。いわゆるリンクと呼ぶんですけれどね、繋がりを。

(四国放送)
 その639(例目)の方、今、調査中ということなんですが、今、分かっている範囲でいいんですけれど、何軒のお店行ったとか、どういった類のお店に行ったとかというのは、時期とかは、分かりますか。

(知事)
 それもまた改めて。場合によっては、今まで我々が掴んでいる以上に判明がすることがありますので、きっちりとまとめて、専門家会議にも諮った上で報告したいと思います。

(四国放送)
 いずれにしろ、639(例目)の今日発表した濃厚接触者であるとか接触者であるという方は、飲食店でそういう。

(知事)
 飲食店ばかりではないです。

(徳島新聞社)
 ちなみに、これも言える段階かどうか分からないですが、いわゆる原発とされる方は、変異株の感染が確定されている方。

(知事)
 いえいえ、今の段階のはまだまだ、あくまでも例えば、この2回、スクリーニング調査、検査の段階で発表したというのは3月の頭からこれまでの間ということですから、当然それよりもっと前の部分があるということです。

県立中央病院における感染状況について(質疑)

(徳島新聞社)
すみません、(県立)中央病院関連で、670例目の方、県(立)中(央病院)にかつて入院をされていたということ、しかも655(例目)と同室やったということですけれど、これはいつまで入院を。

(知事)
実は670例目の方というのは、655(例目)、そして656(例目)、この方が4人部屋で2人同室だったんですよね。実は、この方々と同室で入院をしていたんです。例えば655例目の人との重なる点は、4月2日から4月4日まで、そして656例目の方とは、3月25日から4月4日までということになります。

(徳島新聞社)
4月4日まで入院されていたと。

(知事)
そうです。

(徳島新聞社)
あと671(例目)なんですけれど、この方も4人部屋で同室だったんですか。

(知事)
この方は今、入院しています。さっき申し上げたように670(例目)の方は、かつて入院していた人で、671(例目)の患者さんは入院患者さん、こう申し上げたと思いますけど。

(徳島新聞社)
これは、全然部屋は別。

(病院局)
個室ですね。

(知事)
この方は同じ病棟なんですが、この同じ部屋ではないです。今、話しがあったように、この方は個室に入っている。

(徳島新聞社)
一応、現段階で4人の感染者が出ているということですが、検査の方ですね、まずは進捗具合を。

(知事)
はい。分かりました。それでは、昨日申し上げたように、これは655例目の方が出たということで行なった調査、あるいは行う方向ということで、まずは、これらの方々に直接接触したであろうと言われるところ、これをまず、昨日のうちにやって、1人が陽性と。これがいわゆる656(例目)の方ということが分かりました。
既に今、検査を終えた部分、443(人)終わっておりまして、そのうち陽性が今3(人)ということになります。そして、残り約1,200(人)をやるとこう申し上げたんですが、確定をいたしまして1,170(人)を明日までにやる。残りが727(人)となります。
ただ、これは655例目の方を中心としてやる形となったんですが、さらに今回、個室に入っている人が出たということになりますと、これは対象を広げる必要があるということで、今回、同じ病棟に過去、この方と同じ時期に入院していた人、既に場合によっては、今いない人もいるわけなんですが、この方々30名をこれに加えます。
だから結果として、昨日1,200名ほどとこう申し上げたんですが、その数字が1,170(名)となりましたので、これに約30(名)あるということで、やっぱり1,200(名)ほどを最終的に全部検査をする。

(徳島新聞社)
671(例目)の方なんですが、それまでに感染が判明されている3人の方とは、別病棟もしくは別。

(知事)
同じ病棟です。

(徳島新聞社)
同じ病棟で。

(知事)
部屋が違う。

(徳島新聞社)
フロアは。

(知事)
フロアは一緒です。今だいたい病棟というのは、同じフロア。ただし、それが別れるということも色々ありますので、同じ病棟という言い方をしています。

県立中央病院における救急外来について(質疑)(その1)

(徳島新聞社)
 まだ、お決まりではないかも知れないんですけれど、外来救急を原則、今、停止されていると思うんですが、これ例えば、具体的にいつまで停止されるかとか、そういうのは決まってらっしゃいますか。

(知事)
 これは昨日申し上げたように、今回のいわゆる対象検査、明日までにと言っている。こうしたものを徹底的にやって、今回30(名)、約30(名)加わりますから、それをやり終えた上で判断をするということになります。

(徳島新聞社)
 仮になんですけれど、そのあと1人以上感染者が出てクラスターとなった場合ですね、その外来救急の受入停止期間は長期化する可能性はあるんですか。

(知事)
 ここのところは、もう既に逆にいうと、普通のパターンというのは、まず5名出てクラスター認定して、全数調査をするというパターンですね。
 しかし、病院しかも県立中央病院、感染症病院でもあるわけですので、また、様々な高度の医療を持っておりますから、そんな悠長なことはしてられないんですね。
 だから既にもう今、クラスター前提の中での全数調査、つまり全職員であったり、全出入り事業者の皆さんであったり、同じ病棟の人たちを全部。そして今回は、さらにその時期に一緒にいた、もう既に退院した人、この皆さん方も加えてやるという形を行なっておりますので、事実上はクラスター認定と同じ扱いをしていると思っていただければ結構です。

(徳島新聞社)
 例えば、救急搬送数ですとか、そういうのは、おそらく県内随一トップクラスなんじゃないかなと思うんですけど、現段階で例えば、他病院へ協力要請なんかは、されているんでしょうか。

(知事)
 これ、昨日の段階で申し上げているんですが、県(立)中(央病院)のERがありますので、3次救急なんですね。今ご質問があったとおり、最高次の救急の場ということで、これを代替で担えるのは日赤しかない。徳島赤十字病院、それ以外の救急を行っていただいている2次救急まで、この皆さん方には、全て文章をお出して協力要請をお願いしていますが、徳島赤十字病院だけは直接お話をさせていただいて、協力要請をしております。

(徳島新聞社)
 失礼しました。昨日、出れてないんですけれど、救急搬送数とか県内全体で何パーセントくらいのシェアがあるとかは、昨日のうちにご発表していただいているんですか。

(知事)
 シェアの話は申し上げてないんですが、今お話があったように、他の病院に対しての救急の依頼、つまり代替の依頼なんですね。これはそういう形で二通りでさせていただいている。
 2次救急までの皆さん方には文章でお願いをしている。それから消防機関ですね、こちらにも文章で、あるいは直接お知らせをして、県(立)中(央病院)で受入れられていないと言った点をお知らせをする。
 そして、同じ機能を持っている3次救急、これは日赤ですので、日赤には直接ご連絡をさせていただいて対応をお願いしている、そうしないと救急搬送が困ってしまうと。3次救急が必要な方を2次のところへというわけに行きませんので、その場合には、県(立)中(央病院)ではなく、日赤へ向かっていただく、それもあって、ドクターヘリ、こちらは昨日のお昼までに全てのいわゆるフライトナース、フライトドクターの検査を終えて陰性を確認しましたので、12時をもってをドクターヘリを飛ばすという形を取りました。

(徳島新聞社)
 逆パターンで聞きたいんですけれど、明日まで1,200人調査をされるということは、最速で明後日には救急とか外来の受入れを再開する可能性がある。

(知事)
 それは、県(立)中(央病院)のご判断という事になりますけどね。

(徳島新聞社)
 現段階では、だから全然まだ未定と。

(知事)
 というのは、検査が一応明日までに行うということで、新たに30(名)加わりましたんでね。この方々は皆、退院していますから、そういったことを考えると、全部、明日までに終えられるかどうか。終えられなくても目処が立った段階でという判断もあるでしょうし。というのは、比較衡量なんですね。感染拡大の部分がリンクがちゃんと切ることができたのか、その一方で非常に高度な医療担っていますから、1日どころか半日、時間単位で復帰してもらいたい。そういうこともありますから、そうしたもののニーズと、それから感染拡大を抑えることと、両方天秤にかけて判断するということになります。

(徳島新聞社)
 一応すみません。申し訳ないんですけれど、もしデータがあれば県(立)中(央病院)の救急搬送数とか。

(知事)
 シェアですか。それはまた病院局の方から、お答えをいたします。

県立中央病院における医療従事者へのワクチン接種について(質疑)

(徳島新聞社)
 あと、今後のことなんですけれど、今現在でどうこう言える段階ではないかも知れないんですけれど、ワクチン接種なんかへの影響というのは、会場として県(立)中(央病院)が使われることも、これまであったんだと思うんですけれど。

(知事)
 というのも、今の段階の県(立)中(央病院)の役割というのは、そういう高度の医療を担当しているので、医療従事者の優先接種こうしたものをきっちりとやりあげるということで、既に2回これを終えている。
 そうしたことからいうと、医療スタッフの多くの皆さん方については、対応可能ということになっています。

(徳島新聞社)
 だから、この県(立)中(央病院)での優先接種、医療従事者への優先接種、これはもう完全に終わっていると。

(知事)
 終わっています。2回が終わっている。

県立中央病院における救急外来について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 もう1点すみません。確認なんですけれど、一応、その外来とか救急受入れで再開時期に関しては、昨日と同じで、とりあえず検査結果を見て再開時期はご判断されるという。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 時期に関しては、まだ具体的に。

(知事)
 そうです。

県立中央病院における検査数について(質疑)

(四国放送)
 2つ確認ですけれど、先に人数の確認ですけれど、1,200人の検査ということになった(県立)中央病院で、残りが777人とプラス30人という。

(知事)
 30(人)は先ほど約と申し上げましたので、この727(人)というのは、フィックスされた数字、これに30(人)ほどが加わる。29(人)なのか31(人)なのかというのは、これからそれを絞るということになります。

「とくしまアラート」に係る指標について(質疑)

(幹事社)
 よろしいでしょうか。それでは6指標お願いします。

(知事)
 はい、それでは6指標を申し上げて参ります。
 まず、直近一週間、これは4月3日から4月9日、一週間、105名となりました。実は、これまでで一番多いということで5日連続での更新ということになります。ちなみに先週3月27日から4月2日まで、58(名)これとの対比は多いということになります。
 次に、感染経路不明割合、こちらは105分の13、12.4パーセントとなります。ちなみに、この13名を申し上げて参ります。573(例目)、577(例目)、581(例目)、586(例目)、594(例目)、595(例目)、597(例目)、604(例目)、606(例目)、607(例目)、609(例目)、616(例目)、637(例目)となります。
 次に、病床の逼迫具合であります。対最大確保数との関係では、200分の108、54パーセント、過去最大となります。
 次に、重症者割合25分の3、こちらは12パーセントであります。
 次に、療養者数、こちらは今申し上げた入院108人、宿泊療養58(人)、足しますので166(人)、過去最高となります。
 次に、陽性率、こちらは1,757分の105、6.0パーセントとなります。以上です。

(幹事社)
 ありがとうございました。

(徳島新聞社)
 最後に1点だけ、とうとう病床使用率が「ステージ4」圏内に突入されたんですけれど、これに対して受け止めのようなものを教えていただければ。

(知事)
 はい、特に、この新規感染者数105(名)、これが結局は、病床を過去最高の54パーセント。そして、これだけの数値を見るといわゆる「ステージ4」、ここに差し掛かるということになるんですね。
 つまりこれは、確かに良い話ではない理由となりますので、我々としては、今日、そして明日、またさらには先ほど申し上げた新たな形の感染形態、こうしたものをしっかりと専門家会議の皆様方とも諮る中で、出来れば月曜日、4月12日から「まん延防止等重点措置」、こちらが6都府県に拡大をされます。特に我々としては、近隣である京阪神、この3つ、これが綺麗に揃うことになりますし、行き来の多い東京(都)こちらが入ります。
 また、地域間としては、関係が特に学生さん多い沖縄(県)こちらが対象となる。今後、この数値がこれからピークアウトするのであれば、そうは心配しなくていいのかもしれませんが、これが高値安定をする、さらにこれが他の数値まで上がってくるということになりますと、これはさすがに、今日21名でも実際は5名と同じ形なんですが、しかし、関連クラスターであろうと、あるいは濃厚接触者であろうと、感染経路が分かっていても病床に対しての圧力、逼迫こうしたものは、やはり残る形となりますので、そうなって参りますと、今、「感染観察・注意」となっておりますが、あるいは1つアラートを上げて「感染観察・強化」、いわゆる国の指標でいう「ステージ1」、場合によっては、もちろんこれは数値がどうなるか、あるいは全国の状況がどうなるかにもかかってくるわけなんですが、もう1段進めていわゆる、アラートとしてステージのいわゆる「2」にあたる「感染拡大注意・漸増」こちらも視野に入れながらやはり、病床の逼迫と言った点、これが続くというのは、これは一番まずい形となりますので、そうした場合は間断なく決断をさせていただきます。
 場合によっては、それに伴って時短要請、今、飲食の場が先ほど申し上げたように、増えてくるという可能性がもし、明らかとなる場合には、ここについては躊躇なく初のことですが、時短要請をかけさせていただきます。ということで明日の状況、これらまた明後日などにおいてもそうなんですが、これらをみる。
 また全国的な傾向ですね、今、四国でも愛媛(県)、香川(県)、多くなってきておりますので、そうしたものもしっかりと捉え、本県と非常に交流の深いところの様子も同時で見ながら、どのアラートを選ぶのか。ここについては、しっかりと注視をさせていただいて、そして、躊躇なく発動させていただきます。以上です。

(徳島新聞社)
 すみません。あくまで時短要請であって、「まん(延)防(止等重点措置)」の要請までいくような話では。

(知事)
 そこまではさすがに、「まん(延)防(止等重点措置)」の条件にはちょっと全然差し掛かっていませんので。どちらかというと、本来でしたら1つ上げると言うね。「ステージ1」、こちらに持って行くところなんですが、しかし病床の逼迫の部分について、特に最大確保数に対しての割合というのが、いわゆる50パー(セント)を超えるということは、いわゆるステージその部分だけを見ると、瞬間風速で「ステージ4」に差し掛かるとい うことになりますので、これが高値を安定してくると、今度は重症者割合が上がってくる可能性もありますので、そうしたことにならないように、これは先取り先取り、というのは、その周辺のところの数値が上がってくると、当然そういった皆さん方との生活上、仕事上の行き来というものがありますから、たちどころに徳島の数値がさらに上がると。であれば、その前にその端緒のところを断ち切る、これは必要なこととなりますから、その場合は躊躇なく発動をさせていただきます。

(読売新聞社)
 先ほどの感染状況によっては、段階を1つ、アラートの段階として1つ上げるというお話で、例えば、指標にされているものがあれば教えていただきたいのが1つ。
 もう1点ですが、先日の会見で、病床使用率が高くなっていることについて、宿泊療養所の方は、余裕があるという回答を以前されていたかと思うんですが、今後、感染者が増えてきた場合に、これまでだったら入院していた方を宿泊療養にするなど、方針を転換されるようなお考えがあるかどうか。2つ伺いしたいんですが。

(知事)
 はい。まず着目する数値、これはやはり直近一週間、これ地方の場合は、えてしてそうなんですけれどね、最初に申し上げた直近一週間の新規がトレンドになりますので、これは今5日連続で過去最高を更新しているんですね。こうしたものは、過去最高を6日連続とか、7日連続更新ということになれば、これは完全に感染拡大の傾向になっていますので、それを防ぐためには、やはり感染の場所を断ち切らなければならない。だから、まずはこの数値。
 それからもう一つは、先ほど申し上げた対最大確保数、今54パーセント、50(パーセント)を超えたんですね。さあこれが明日の時点でやはり50(パーセント)を超えているのか。あるいは、50(パーセント)を割るのか。これも非常に大きなポイントということになります。
 そして、感染経路不明割合は52(パーセント)はない、遠いところなんですが、ここを見ないといけないんですけれど、これは大丈夫だろうという中で、今ご質問のあった宿泊療養者数、こちらが実は今166、こちらは6日連続で過去最高更新しているんですね。先ほどの病床と連動をやや、あるいはその直近一週間のこの数ですね、ここと連動しておりますので、我々としては、今申し上げた直近一週間の新規感染報告者数が、さあ6日連続、7日連続になるのか。
 それから、今の入院と療養を合わせた療養者数、こちらが、さあ、7日連続、8日連続となるのか。こうしたところをしっかりと注視をする。合わせてやはり重症化を防ぐためには、対病床の最大確保数、このパーセントが50をさあ、割るかどうか。これを合わせて見ながら決断をすると。
ですから先ほど1つと言われた、つまり「ステージ1」というんじゃなく、場合によっては躊躇なく「ステージ2」をいきなり発動すると。この場合であれば、時短要請をかけることも視野に入れて、対応していこうと、そのように考えています。
そして、ルールを変えようかという話なんですが、これについて別に今の段階でルールを変えるというところまでには、いっていないと。
つまり、我々のルールというのは、これは私、知事としてということだけでなく、県医師会の皆さん、あるいは本県の専門家会議、あるいは入院調整などをやっていただく協議会の皆さん方、全体で諮ったことなんですが、徳島としては今回の新型コロナウイルス感染症、まずは無症状であっても軽症であっても、全ての皆さん方をドクターが診断をする。
そして、いわゆるバイタル状況などのいわゆるカルテですね、こうしたものを作り医師の判断で、じゃあ診断を終えたのち無症状だと。じゃあ、宿泊施設の方で健康観察を行っていく。もちろんケアがあるという形をとったところですので、このルールを変える状況にはないということですね。

(幹事社)
はい。以上で終了させていただきます。ありがとうございます。

(知事)
はい。それでは、ありがとうございました。

このページに関するお問い合わせ
徳島県 知事戦略公室
電話番号:088-621-2015
FAX番号:088-621-2820
メールアドレス:chijisenryakukoushitsu@pref.tokushima.lg.jp
 
知事からのご挨拶
知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
記者会見・庁議