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令和3年4月9日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 お願いいたします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、昨日4月8日、医療機関経由の民間検査機関、また医療機関及び徳島県立保健製薬環境センターの検査によりまして、17名の新型コロナウイルス感染者発生が確認されました。県内では、640(例目)から656例目となります。
 それでは、感染者の概要につきまして、以下、説明をさせていただきます。公衆衛生上の観点からお住まいの市町村名、または都道府県名こちらを公表させていただきます。
 まず、640例目の方、年代は70代、男性、徳島保健所管内、松茂町在住の方、職業はアルバイトであります。
 次に、641例目の方、年代は50代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は自営業であります。
 次に、642例目の方、年代は40代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は団体職員であります。
 次に、643例目の方、年代は10歳未満、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は未就学児であります。
 次に、644例目の方、年代は20代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は自営業の方であります。
 次に、645例目の方、年代は60代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は公務員であります。
 次に、646例目の方、年代は60代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は自営業であります。
 次に、647例目の方、年代は40代、男性、徳島保健所管内、神山町在住の方、職業は会社員であります。
 次に、648例目の方、年代は70代、男性、徳島保健所管内、北島町在住の方、職業は会社員であります。
 次に、649例目の方、年代は60代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は自営業であります。
 次に、650例目の方、年代は30代、女性、東京都在住の方、徳島保健所管内に滞在中、陽性が確認されました。職業は会社員であります。
 次に、651例目の方、年代は80代、男性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、652例目の方、年代は30代、男性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は会社員の方であります。
 次に、653例目の方、年代は40代、男性、徳島保健所管内、藍住町在住の方、職業は会社員であります。
 次に、654例目の方、年代は20代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員であります。
 次に、655例目の方、年代は80代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は無職の方であります。
 最後に、656例目の方、年代は70代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は無職の方であります。
 感染者の発症日や症状、行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元に配付の資料をご参照願います。
 なお、現在、新型コロナウイルス入院受入医療機関に655(例目)、656例目の2名の方は、入院済み、その他15名の方は調整中であります。
 現時点での濃厚接触者についてでありますが、640例目の方は、ご友人4名、知人1名、合わせて5名となります。
 641例目の方、同居のご家族1名、ご友人3名、合わせて4名となります。
 642(例目)、643(例目)の方は、おられません。
 644例目の方は、ご友人1名となります。
 645例目の方、おられません。
 646例目の方、同居のご家族2名となります。
 647例目の方、同居のご家族1名、職場の同僚1名、知人1名、合わせて3名となります。
 次に、648例目の方、同居のご家族1名となります。
 次に、649例目の方は、おられません。
 650例目の方、別居のご家族1名となりますが、既に居住地自治体に依頼済であります。
 次に、651例目の方、おられません。
 652例目の方、同居のご家族2名となります。
 653例目の方、同居のご家族1名となります。
 654例目の方、同居のご家族4名、職場の同僚2名、ご友人1名、合わせて7名となります。
 次に、655例目の方、同居のご家族1名となります。
 最後に、656例目の方、おられません。
 なお現在、継続して積極的疫学的調査を実施しているところであります。プライバシー保護の観点から、是非、ご配慮をよろしくお願いを申し上げます。
 本日の発表でクラスター関連につきまして、感染者に動きがありましたので、それぞれご説明を申し上げて参ります。
 まずは、令和3年4月、こちらとなりますが、
 
(パネル「令和3年4月カラオケ喫茶『さゆり』関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 令和3年4月カラオケ喫茶クラスターについて、新たに利用客のご家族1名の方から陽性が確認されましたので、本日から「令和3年4月関連クラスター」このように呼ばさせていただきます。この方を入れますと、陽性者が全部で7名となります。
 次に、「徳島県職員関連クラスター」についてでありますが、こちらをご覧をいただきたいと思います。
 
(パネル「徳島県職員関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 新たに職場の同僚1名、これが645例目の方となりまして、さらに仕事の関係者の方、ご家族2名、ご友人が1名、陽性が確認をされましたので、この4名を加え、18名の関連クラスターという形となります。
 今月4月の新規感染者数につきましては、本日発表分までで110名となりまして、過去2番目に多かった昨年8月の107名を上回ることとなりました。
 昨日の会見でも申し上げたところでありますが、県内の感染状況を分析してみますと、10代から20代までの感染者が全体の32パーセントを占めておりまして、若い世代の感染拡大を抑えることが、県全体の感染拡大を抑えることにつながるものと、このように考えております。
 これは、全国的な傾向でもあるわけでありますが、若い世代の皆様方は、新型コロナウイルス感染症をまずは、あまりかからないであろうと、また、かかったとしても軽く済むよ、こうした話が出されるところでありますが、そうではなくて、今、変異株、こちらが特に近畿を中心として、そこからどんどんどんどん広がりを見せている。
 徳島、四国においても、同様の状況となっているところでありまして、若い皆様方にも感染をどんどんし、そして無症状、あるいは軽症でもより軽く、ということで気づかないうちに、お友達などにウイルスを広めてしまう。例えばこれまでですと、お仲間で、例えば10名集まって何かお話をするとか、飲み会をするとか、あるいは勉強するとか、そうした場合は、だいたい2(名)、3名の方がかかる、こういうパターンだったんですね。
 しかし、昨今では10名いれば10名が全部、陽性になる。こうしたことが、全国で多発をしているところであり、徳島においても、これは例外ではないのですね。どうか率先をしてマスクの着用、3密の回避、あるいは手指消毒、うがいの励行など、基本的な感染防止対策を是非、実施していただきたいと思います。特に今、徳島におきましては、是非、
 
(パネル「とくしまアラート・感染観察・『注意』」を掲示)
 
 これまでの基本的な感染予防対策をより徹底していただこうということで、「とくしまアラート・感染観察・『注意』」発動中、とさせていただいております。
 行動変容を求めなければならない、それ以上の部分にさしかからないようにという、いわば注意報を出させていただいているところであります。
 また、「まん延防止等重点措置」こちらにつきましても、今日の朝、政府の方から基本的対処方針分科会、私もメンバーでありましたので、7時半から約2時間参加をし、意見も申し述べさせていただきましたが、この中で4月12日から東京都、京都府、そして沖縄県もこの「まん延防止等重点措置区域」へ加える、こうしたことの方向が示されたところであります。そこで少し早い部分もありますが、こちらにもありますように、
 
(パネル「年度初め新型コロナウイルス対策」を掲示)
 
 まず、「まん延防止等重点措置区域」、既に発動されている宮城県仙台市、大阪府大阪市、そして兵庫県の神戸市、芦屋市、西宮市、そして尼崎市。これらに加え、東京都、京都府、沖縄県、それぞれ知事たちが、これからどの区を、どの市を、この指定をするのか決め、確定をなされるところでありますが、これらの区域への不要不急の往来については、是非、自粛をしていただくとともに、こちらにある「緊急事態宣言」が、既に解除をされている、北は栃木県から南は沖縄県までの11都府県、こちらにつきましては、訪問をされる際には、それぞれの知事たちが、あるいは保健所の方から注意喚起をしている点をしっかりと踏まえていただいて、対応をしていただければと思います。
 最後に1点、残念な報告を申し上げなければなりません。
 昨日4月8日、新型コロナウイルス感染症で、県内医療機関に入院をされていた80代以上の方1名、お亡くなりになられました。慎んで哀悼の意を示させていただきたいと思います。
 なお、性別や死因などの詳細につきましては、ご遺族に配慮をさせていただきまして、公表を差し控えさせていただきます。
 是非、報道に際しましては、お亡くなりになられた方、またご遺族のプライバシーの保護に十分ご配慮をいただきますように、よろしくお願いを申し上げます。
 私の方からは、以上です。どうぞよろしくお願いを申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(幹事社:時事通信社)
 症状について、中等症や重症の方は、いらっしゃいますでしょうか。

(知事)
 はい、おられます。今回の17名の皆さん方の症状をまとめて申し上げたいと存じます。
 重症者は1名です。655例目の方、ICUに入っておられます。そして、軽症者が11名。また、無症状者は5名となります。以上です。

(時事通信社)
 ありがとうございます。642例目と643例目は、618例目の妻と娘ということでよろしいでしょうか。

(知事)
 はい、結構です。

(時事通信社)
 あと645例目の県職員の方は、万代庁舎に勤務されている方でよろしいでしょうか。

(知事)
 この方は、万代(庁舎)勤務ではないですね。

(感染症対策課)
 万代庁舎以外の方でございます。

(時事通信社)
 わかりました。650例目は、徳島管内滞在中とあるのですが、徳島市内滞在中ということでよろしいでしょうか。

(知事)
 申し上げては、ないですね。

(感染症対策課)
 一応、居住地が東京都ということで、徳島保健所管内でということで。

(時事通信社)
 わかりました。その649例目と650例目のお二方は、639例目の濃厚接触者とありますが、具体的には、どういった関係の方になりますでしょうか。

(知事)
 まず、649例目の方は、今、お話があったように濃厚接触者、639例目の方の濃厚接触者ということになります。あともう一方は、どなたを言われましたか。

(時事通信社)
 649(例目)と650(例目)のお二方とも。

(知事)
 650(例目)も同じです。639例目の方の濃厚接触者となります。

(時事通信社)
 具体的には、どういった関係の方になりますでしょうか。

(知事)
 649例目の方は、ご夫妻。そして、650例目の方は、親子となります。

(時事通信社)
 わかりました。最後に656例目の方は、医療機関に入院中とありますが、この方どういったきっかけで検査を受けられたのでしょうか。

(知事)
 はい、この方は元々、医療機関に入院中であったわけでありますが、655例目の方と同室の方であったということで、その後、医師の判断で抗原定量検査を行ったところ、陰性だったんですね。
 そして、その症状をさらに深掘りをドクターがされまして、これはPCR検査をやってみようということで行ったところ、今度は、陽性となったというものであります。

(時事通信社)
 わかりました。ありがとうございます。

(NHK)
 本日、県立中央病院の方から感染者の発表があったと思うんですけれども、今回、該当するのが何例目の方というのと、県立中央病院で、どういうふうに検査を進めているのかというのを教えていただけますでしょうか。

(知事)
 今、入院ということでありましたので、おわかりをいただけるので、本来でしたら、どの患者さんがどうということは、クラスターが出たわけではありませんので、申し上げませんが、今日この中で入院患者さんというのが、すぐわかってしまいますので、655(例目)、656例目の方が、その方々にあたります。
 ということで、今、後段の方のご質問がありましたが、今、県立中央病院への対応ということで、まず早急に検査を進めなければならないということで全職員、また出入り事業者、そして同じ病棟に属する入院患者、順次検査を行っていく予定でありまして、4月11日までに約1,200(名)検査を進めて参ります。
 ただ、このうち特に急ぐ、接触があったのではないか、このように思われる人たちにつきましては、職員212名。そして、出入りの事業者の皆さん15名。そして、入院患者さん35名。合わせて262名を先行検査を行ったところ、全て先ほど同じ同室の方を除きまして、全員陰性が確認をされたところであります。

(NHK)
 その全職員と病院に出入りしている事業者と患者、合わせて全部で1,200(名)ということですか。

(知事)
 約1,200(名)となります。それを4月11日までに検査をやりあげる。ただし、この中で優先度をつけさせていただきまして、この患者さんと接触が、あるいはそうしたより近いところにあった、いた、こうした皆さん方を特定し、この262名を先行検査をしたところ、全員の陰性が確認をされたというものであります。

(NHK)
 ありがとうございます。あと655例目と656例目の方の感染経路といいますか、わかっているのでしょうか。

(知事)
 こちらについては、入院患者さんということで、入って来られる時に県立中央病院におきましては、抗原検査こちらを行い、それぞれ、実は陰性であった。
 また、同室であった656例目の方も抗原定量検査を行って、そして、手術前陰性だったということなんですが、しかし、もう1度PCR検査をやって陽性ということでありまして、そうした意味では、今、その積極的疫学調査を行っているところでありますが、先に見つかった655例目の方が、実は先ほど申し上げたように重症と、ICUに入っておられるということがありますので、今、少し聞き取りができない状況となっております。以上です。

(NHK)
 ありがとうございます。

(朝日新聞社)
 残念ながらお亡くなりになった方ですけれども、入院していたということでしたが、2点お伺いさせてください。感染したことがわかって入院されていたのかというのが1点と、もう1点80代以上という言い方を知事なさったかと思うんですが、80代、90代、それは言えないということでしょうか。

(知事)
 後段の方から申し上げると、厚生労働省の分類として、それぞれ10代刻みになっているんですが、今おっしゃられた80代から上のところについては、一括りになっておりまして、80代以上という括りに入るということになります。
 また、この方につきましては、病院の方に入院をされていて、確かに、このコロナでということになるわけでありますが、死因などについては、申し上げる形にならないと、これは昨日も同様のこととなります。昨日と同様と考えていただければと思います。

(朝日新聞社)
 すいません、感染していることはわかっていたと。お亡くなりになってから感染していることがわかったのではなくて、コロナに感染していることは、元々わかっていたということでしょうか。

(知事)
 そういうことです。それで入院をされたということです。

(朝日新聞社)
 ありがとうございます。

(読売新聞社)
 (県立)中央病院の対応についてなんですけれども、例えば、新規の入院の受入れを原則停止するなどの措置を今日からとられていらっしゃると思うのですが、その辺りの今後の見通しは、どうなりますでしょうか。

(知事)
 まず、救急については、3次救急を県(立)中(央病院)は担っているところでありまして、ここのところを当面止めなければならないということがありまして、まずは消防機関、こちらの方には既に連絡を。また、さらに3次救急こちらを担っていただいている徳島赤十字病院につきましては、単なる文書というだけではなく、直接連絡を行わさせていただきまして、救急搬送の受入れの協力をお願いしているところであります。
 また、その他の医療機関につきましても、救急搬送を受入れをされているところについては、文書などで協力の依頼をさせていただいております。
 それから、小児救急については、県(立)中(央病院)が24時間体制で行っているところでありますので、ここについては、感染防止対策万全を期す中で、引き続き実施させていただきます。
 また、さらに、ドクターヘリ、こちらの基地病院でもあるところでありますので、本日午前中のうちに、いわゆるフライトドクター、フライトナース、搭乗スタッフの皆さん方の抗原定量検査、こちらも全て行いまして、搭乗スタッフ全員の陰性が確認をされましたので、12時から(県立)中央病院以外の受入医療機関への搬送を既に実施いたしているところであります。

(読売新聞社)
 それで例えば、一般の外来とかも原則、受入れをしていないということですが、この辺りは、いつから再開という目処は、まだ立っていないということでしょうか。

(知事)
 外来などについても止めさせていただいているところでありますが、先ほど申し上げた、まずは先行の262名、この陰性が確認をされるのと、残る皆様方、最終的には約1,200名、この検査を全てを終える。その段階で判断をするということになります。

(読売新聞社)
 先ほど、4月11日までにということでしたので、この土、日に一通りされて、週明けからどうするかということを改めて判断するという理解でよろしいでしょうか。

(知事)
 結構です。

(読売新聞社)
 ありがとうございます。

(徳島新聞社)
 すみません、県立中央病院は、感染症指定医療機関だと思うんですけれども、コロナ患者さんの入院診療に影響は出ていないのかというところと、約1,200人の検査をするということなんですが、何か応援のナースであったり、ドクターを派遣したりなど、バックアップ体制というのは、何か決まっているのでしょうか。

(知事)
 今の段階では、まずは関係する、直接関係をしたのではないかというところの262名、こちらをまず優先的に検査を行い、そして日曜日、11日までの間に全て1,200(名)これを行うという形をとっておりますので、今の段階で例えば、バックアップが必要であるとかこうした事態に陥っておりません。

(徳島新聞社)
 コロナの診療に影響は出ていないということで、いいのでしょうか。

(知事)
 はい。

(四国放送)
 ICUというのは、集中治療室ということでいいのかということと、あと262(名)先行検査するということなんですが、この中に656例目が含まれているのかということ、2点お願いします。

(知事)
 まずICUは、今おっしゃるとおり集中治療室の略ということになります。
 そして、今回の262(名)の中、この中に656例目の方が入っているかということですが、こちらが入ることになります。

(四国放送)
 ということは、261人が陰性だったという表現で大丈夫ですか。

(知事)
 そうです。1名が陽性。

(四国放送)
 わかりました。ありがとうございます。

(朝日新聞社)
 2点あります。死者数の合計は22人ということでよろしいでしょうか、というのが1つと。

(知事)
 結構です。

(朝日新聞社)
 あともう1つ、1週間あたりの死者、感染者数がですね、3日連続で増えて最多を更新してしまったと思うんですが、今日の時点ではどうでしょうか。

(知事)
 今日は、6指標なわけでありますが、94名ということになりまして、4日連続での更新ということになります。

(朝日新聞社)
 ありがとうございます。

(徳島新聞社)
 643例目の方が未就学児ということなんですが、保育園であったり、集団で生活するような場に行っていたのかということと、そこで検査は予定されているのか、というのを2点お願いします。

(知事)
 この場所については、これまでも未就学児が行かれていたところにつきましては、そうした皆様方が行かれる施設を利用されていた、このような表現をさせていただいております。
 そして、その施設についての検査状況ということでありますが、こちらにつきましては、ちょうど5日、月曜日、この方が利用された時、勤務をしていた職員31名。さらには、その時の施設の利用者118名、合わせて149名について、PCR検査これを行っているところでありまして、その結果を受けて、今後の休所期間などについて決定をすると、このようにお聞きをしております。

(徳島新聞社)
 645例目の60代の男性、公務員の方なんですけれども、60代ということは、この方、再雇用の方なんでしょうか。

(知事)
 そういうことになりますね。間違っていたらちょっと訂正してもらえますか。60代となっていますが、県職員ではありますね。

(感染症対策課)
 会計年度(任用)職員ということでございます。

(徳島新聞社)
 県立中央病院の一般外来の受入れを今日、中止しているんですけれども、元々、予約していた方への影響は、どの程度あったのでしょうか。

(知事)
 こうした皆様方には連絡と、あるいは、そうした連絡が取れない場合は、病院の方に張り紙をさせていただいて、対応させていただくと。こうした形を取らせていただいております。

(徳島新聞社)
 予約が何件あって、事前に連絡が取れたのは何件とか、そういう状況は把握していますか。

(知事)
 また、その辺りは、病院局の方から確認いただけますか。

(徳島新聞社)
 わかりました。あと、その病院の外来の中止ですとか、そういう連絡が、投げ込みがあったのが今日の9時くらいだと思うんですけれども、もう少し早く投げ込みはできなかったのでしょうか。

(知事)
 その辺りについては、全体のまずは感染状況といったもの、こちらを叩き出すのが優先をされる部分がありますので、もちろん利用者の皆様方、先ほどお話のあった予約のある皆さん方とか、こうしたところは、わかっているところでありますので、そうしたものについては、最大限対応するということになるかと思います。

(徳島新聞社)
 641例目の方なんですけれども、611例目の方とは、どういったご関係だったのでしょうか。

(知事)
 接触者です。

(徳島新聞社)
 仕事の同僚とか、そういったことではないですか。

(知事)
 別居のご家族です。

(徳島新聞社)
 父親ということになるのでしょうか。

(知事)
 親子関係ですね。

(徳島新聞社)
 すみません、651例目の方なんですけれども、633例目のご家族ということで、ご主人ということになるのでしょうか。

(知事)
 ご夫妻ですから、そうなります。

(徳島新聞社)
 カラオケ喫茶のクラスターの関連について、お伺いします。昨日時点で6名の方、お客さんと連絡が取れていないということで、店名をご公表されたと思うんですけども、現時点で連絡がついた方は、いらっしゃるのか、その辺をお願いします。

(知事)
 はい。今回、名前を公表させていただきました。その結果、それぞれの保健所の方に複数、既に問い合わせがあるところでありまして、利用された期間そうしたものの確認、あるいは、どんな状況であるかこうした点を確認させていただいて、もしそれに該当する場合には、当然、検査を受けていただく、こうした形を進めていきます。既に公表したその効果が表れているところであります。

(徳島新聞社)
 その検査の対象となる(3月)29日から4月1日だったかと思うんですけれども、その間に顧客名簿の6名と連絡がついていなかったということだったんですが、6名の方々は、(連絡が)ついたのでしょうか。

(知事)
 その6名と、ということですか。

(徳島新聞社)
 そうです。

(知事)
 この6名というのが、例えば名前が○○さんだとか、だれだれさんだとか、具体的な名前になってない部分があって、よくわからない部分もあったので、それがどう合うのかといったところ、本当にご本人なのかとかですね、そうしたものの確認をさせていただいて、そうしたものが符合した場合には、当然、検査をお勧めすると、していただくということになります。

(徳島新聞社)
 該当者なのか、調査をしている段階ということでよろしいですか。

(知事)
 そうです。その符合をさせているということです。既に問い合わせをいただいておりますので。

(徳島新聞社)
 655例目の入院患者さんなんですが、入院の際に検査をされたということなんですが、それが2人それぞれいつだったのかということと、655例目の方、3月20日から症状が出ているみたいなんですが、その間にも何度か検査をされたのかというところをお尋ねします。

(知事)
 それではまず、655例目の方から申し上げていきます。この方は、3月25日発熱の症状で外来、救急外来こちらを受診されまして、この時に抗原の定性検査、こちらを行ったところ、陰性が確認をされていますし、また肺炎の症状、こちらもチェックするわけなんですが、それもなかったということで、一旦帰宅をされたところであります。
 そして、4月1日に医療機関の紹介で再度、今度は受診をされ、入院をされました。
 そして、4月8日、症状の急変を踏まえて抗原の定量検査、こちらを実施したところ、陽性が確認をされたということになります。
 また、656例目の方でありますが、この方につきましては、ちょっとお待ちくださいね。656例目の方、この方の場合にはそうですね、経緯と私の方の経緯では同室の方ということで検査を受けたことになっているのですが、ちょっとお待ちくださいね。

(病院局)
 ちょっと補足説明をさせていただきます。この656例目の方につきましては、3月22日にこちら県立中央病院の方に入院をされております。その後、4月2日に抗原検査、定量の抗原検査をして陰性ということがわかっております。その後、4月8日に手術を受けられまして、その時に抗原検査が定量の検査を行って陰性であったんですが、ドクターの判断で今度は、PCR検査を実施した結果、陽性が出たということでございます。以上です。

(毎日新聞社)
 今のことに関連して、お伺いしたいんですけれども、656例目の方が3月22日に(県立)中央病院に入院されたんですけれど、これはどういう症状で入院されたのですか。

(知事)
 この時には、ICUに入院されました。集中治療室に。

(毎日新聞社)
 症状は、どういう症状なのでしょうか。

(知事)
 ICUですから救急といいますか重篤ということですよね。症状がというかICUですから。それで先ほどお話があったように、3月24日に治療の効あって、一般病棟に移るということになります。

(毎日新聞社)
 すみません、3月22日にICUに行かれたということなんですけれども、これはコロナ疑いの症状があって行かれたのですか。

(知事)
 いや、そうではないと聞いていますが。

(病院局)
 そうではないですね。この方のご病気ということです。

(徳島新聞社)
 同じ方のお話なんですけれども、3月22日に入院されたということなんですけれども、一覧表の中で4月6日から8日で入院中と書かれている理由は、どういうことなのでしょうか。

(感染症対策課)
 そちらにつきましてはですね、一応ですねコロナにつきましては、この方、無症状でございますので、検体採取日が発症日になりますので、コロナにつきましては、発症2日前からの行動歴ということでございますので、4月6日からというふうなことで記載をさせていただいております。

(徳島新聞社)
 関連しまして、655例目の方が入院されていたお部屋は、2人部屋ということでいいですか。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 わかりました。

(病院局)
 恐れ入ります。訂正させていただきます。4人部屋でございます。

(徳島新聞社)
 2人しかいなかったということですか。定員は4人だけれども入院されていたのは、2名だったということでしょうか。

(知事)
 そうなりますね。

(病院局)
 この点につきましては、再度、後ほどご説明させていただきたいと思います。

(朝日新聞社)
 これまでお伺いした限りで確認させてもらいますと、2人ともこの(6)55例目と(6)56例目ですけれど、8日に陽性が判明し、それを受けて9日から診察停止等の決定をすることを決めた、停止をしているという言い方でよろしいでしょうか。

(知事)
 結構です。

(徳島新聞社)
 関連して、午後何時ぐらいに検査結果が出たのでしょうか。陽性と判明したのは、何時くらいだったのですか。

(病院局)
 申し訳ありません。後で確認の上、ご説明させていただきたいと思います。お願いいたします。

(毎日新聞社)
 656例目の方なんですけれども、3月22に入院されて4月2日に抗原定量検査を受けたということだと思うんですけれど、3月22日以降は、すぐにコロナの検査は受けられなかったのでしょうか。

(知事)
 元々さっき申し上げているように、ICUにいわゆる重篤ということで入られておりますので、その段階で、確か何か入ってきた時に受けているかと思うんですが、その辺り、病院局の方から確認をさせていただきますが、それ以外のところでは、先ほど申し上げているように4月2日に抗原の定量検査ということになります。

(病院局)
 この件に関しましては、この方がですね、手術を控えていらっしゃったということで、こういった手術を受けられる方に関しましては、この抗原検査を実施するという運用をいたしておりますので、そのタイミングで検査をしたということでございます。

「とくしまアラート」ついて(質疑)

(NHK)
 今、感染が拡大しているんですけれども、「とくしまアラート」を引き上げる方針をお考えがあるか、ないかというのを伺ってもよろしいでしょうか。

(知事)
 はい、これを6指標との関わりになりますので、もしあれでしたら、6指標の方も触れていきますすか。どうします。

(NHK)
 はい。お願いします。

(知事)
 はい。6指標を少し申し上げていき、今のご質問にお答えしたいと思います。
 まず、直近一週間、これは4月2日から4月8日でありますが94名。先ほど申し上げたとおり4日連続での更新ということになります。
 そして、その前の週こちらが3月26日から4月1日こちらは58名。この対比では、多いということになります。
 次に、感染経路不明割合については94分の13、13.8パーセントとなります。
 申し上げていきますと、568(例目)、573(例目)、577(例目)、581(例目)、586(例目)、594(例目)、595(例目)、597(例目)、604(例目)、606(例目)、607(例目)、そして609(例目)、616(例目)ということになり13.8パーセントとなります。
 次に、病床の逼迫具合、こちらは200分の96、48パーセントとなります。
 次に、重症者割合が25分の3、12パーセントとなります。
 また、療養者数については、先ほどの96(名)に宿泊療養56(名)ということになりまして152名。これは、これまでの中で1番高い数字となります。
 次に、陽性率が1,862分の94、5.0パーセントとなります。
 ということで、確かに高い数字が示されているところもあるわけでありますが、やはり今の段階として、どんな様相でこの数が増えてきているのか。ここ数日、申し上げておりますが、今日のこの17事例、この中身を申し上げますと、クラスター含む濃厚接触者こちらが9例、それから県外由来こちらが3例、つまり、これで12例ということでありまして、調査中というところが5名ということですから、17分の5ということになります。
 こうした形から、今の段階としては、まずはしっかりと注意喚起を行っていく。その段階ではないか、このように考えるところでありました。これらの数値が大きく動くということになった場合には、次の段階に動く、こうした点も考えていきたいと考えております。以上です。

(NHK)
 国が示している6指標のデータがありましたら、教えていただきたいんですけれども。

(感染症対策課)
 また、それにつきましては、後ほど提示させていただきたいと思います。

(NHK)
 あと、病床の逼迫具合が5割に届きそうなんですけれども、その辺りを踏まえても引き上げは、まだ見送るという感じでよろしいでしょうか

(知事)
 はい。

(NHK)
 ありがとうございます。

最近の感染拡大について(質疑)

(徳島新聞社)
 1週間あたりの新規感染者数が、4日連続で更新をしているような状態で、クラスターもこの年度末、年度始めにかけて複数発生しているような状態なんですが、この感染が拡大している理由について、変異株のことなどもあるかと思うんですけれども、知事はどのように受け止めていらっしゃるのか、お願いします。

(知事)
 これは既に2回ほどもう既に申し上げ、また国立感染症研究所へ出している、いわゆるサーベイランス。大体24検体、それぞれ出してどのくらい、県の段階でこれが陽性が疑われるか。こうした点も既に2回連続で申し上げているところでありまして、これまで一桁の数だったものが、20いくつということになっておりまして、いわばサーベイランスの中で約8割が変異株と。
 しかも、これがほぼ英国ということが後に確定でくるわけでありますが、そうしたことを考えると今、大阪府、そして兵庫県、これらがものすごく高い数値を示しているんですね。
 こうしたことから、そういうところとの地続きでも徳島はありますので、年度末年度始め行き来ということは、既に多くあるところであります。
 こうしたものから、先ほど若い皆さん方への注意喚起ということで、これまでの新型コロナウイルス感染症とはだいぶ感染力が違う。
 そして、若い皆様方にもどんどん感染をする。そして、ものすごくうつる力が強い、感染力が強いということでありますので、そうした特性をしっかりと知っていただく。今日の分科会の中でも、それをもっともっとお話を政府広報なり、あるいは、後遺症のこんな事例が多く出るんだ。
 また、若い人も同様ですよと。こうした点を伝えていただきたいと、こうした点も申し上げ、実は尾身座長の方からも話があったのは、やはり大きくフェーズが今、変わろうとしている。
 つまり、変異株が主体となってくる。今、一見、その関西エリアが非常に変異株が多い。このように捉えられるわけでありますが、既に東京都でも変異株感染事例が3割の数値まで来ているところで、これが例えば、大阪であるとか、兵庫県のように8割などということになりますと、感染爆発ということにもなりかねない。
 今の段階でやはり、「まん延防止等重点措置」で、そのやはり発生源となりそうなところ、あるいは数が多いところについて、かけていく必要がある。
 今回は、そうした意味もあって東京都が、ということとなったところでありますし、京阪神ということで、京都府もこれに加わるということになったところでありますので、今回やはり大きく日本の感染状況、フェーズが変わった。こうした点を国の方からも、あるいは、私どももそうでありますが、しっかりと国民、県民の皆さんに知っていただく。こうした点が1番のポイントになるのではないか、このように思っております。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 すみません、感染者の状況に戻るんですが、650例目の方が東京都の方ということなんですが、滞在期間であったり、どういう目的で来られていたのかというところをお願いします。

(知事)
 650例目の方についてでありますが、この方については、3月15日から639例目宅に滞在をされているということになります。

(幹事社)
 各社さん、他よろしいでしょうか。それでは、会見を終了します。ありがとうございました。

(知事)
 はい。どうもありがとうございました。

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