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令和3年4月7日 臨時記者会見1 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それでは、発表の方お願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、発表させていただきます。
 昨日4月6日になりますが、医療機関経由の民間検査機関、また県経由の民間検査機関及び徳島県立保健製薬環境センターの検査により、19名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認をされました。県内では606(例目)から624例目となります。
 それでは、感染者の概要について、ご説明をさせていただきます。なお、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名を公表させていただきます。
 まず、606例目の方、年代は20代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員であります。
 次に、607例目の方、年代は40代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、608例目の方、年代は50代、男性、徳島保健所管内、藍住町在住の方、職業は会社員の方であります。
 次に、609例目の方、年代は30代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、610例目の方、年代は50代、男性、徳島保健所管内、松茂町在住の方、職業は医療機関職員であります。
 次に、611例目の方、年代は20代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業はアルバイトであります。
 次に、612例目の方、年代は10代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に、613例目の方、年代は10代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は中学生であります。
 次に、614例目の方、年代は70代、女性、徳島保健所管内、藍住町在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、615例目の方、年代は30代、男性、徳島保健所管内、北島町在住の方、職業は、医療機関職員であります。
 次に、616例目の方、年代は60代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は自営業であります。
 次に、617例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に、618例目の方、年代は30代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員の方であります。
 次に、619例目の方、年代は70代、男性、徳島保健所管内、北島町在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、620例目の方、年代は80代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、621例目の方、年代は70代、女性、徳島保健所管内、藍住町在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、622例目の方、年代は80代、男性、徳島保健所管内、北島町在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、623例目の方、年代は10代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は大学生の方であります。
 最後に、624例目の方、年代は10代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生の方であります。
 感染者の発症日、症状、行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元に配付の資料をご参照願います。
 なお、現在、新型コロナウイルス入院受入医療機関に607(例目)から609例目まで、3名の方は既に入院済み、その他の16名の方は入院調整中であります。
 また、現時点での濃厚接触者についてでありますが、本日判明をした19名の方につきましては、現在調査中であります。
 現在、継続して積極的疫学調査を実施しているところであります。プライバシー保護の観点から、是非、ご配慮をよろしくお願い申し上げます。
 それでは、昨日発表をした595例目の方に加え、本日発表の619(例目)から622例目までの4名、合わせて5名の感染者の方が、一つのカラオケ喫茶から確認をされました。
 このことを受けまして、徳島県新型コロナウイルス感染症対策専門家会議にお諮りをし、その結果、この5名を「令和3年4月カラオケ喫茶クラスター」として認定することといたしました、ということで、こちらをご覧をいただきます。
 
(パネル「令和3年4月カラオケ喫茶クラスター感染状況」を掲示)
 
 昨日と言いますか、4月5日発表をさせていただいた、この1名の方、経営者の方でありますが、この方を元として、お客さん方4名、今日発表となったところであり、この5名、この皆さん方がカラオケ喫茶クラスターということとなります。これによりまして、県内におきましては、17例目のクラスターとなります。
 県におきましては、直ちに保健所による立入調査、実施をいたしまして、消毒液の設置、手指消毒の実施、入店時の検温の実施やマスク着用の促し、飛沫防止のためのステージと客席との間のパーテーションの設置など、感染防止対策が講じられていたことを確認いたしましたが、顧客のうち6名につきましては、まだ顧客名簿に記載があるところでありますが、現在のところ、保健所において鋭意特定を進めているところであります。
 現在、調査継続中であり、現段階としては、条例に基づき、店舗名の公表については、今の段階では差し控えをさせていただきますが、県といたしまして、継続して積極的な疫学調査を進め、顧客の特定や個々の濃厚接触者こちらを把握させていただきまして、検査を早急に実施するとともに、健康観察や外出の自粛要請を行わさせていただきまして、これらの皆様方、直ちに囲い込み、クラスターの早期封じ込めを図って参ります。
 本日の発表で、さらに3つの関連クラスターについて、それぞれ感染者に動きがありましたので、以下、ご説明を申し上げて参ります。
 
(パネル「徳島県職員関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 まず、「徳島県職員関連クラスター」の関係についてであります。この送別会を行なった、いわゆる部屋を貸された、民間の方の仕事仲間、こちらの方ですね、お一人加わることとなりまして、計14名のクラスターということになりました。次に、名前が変わることとなります。
 
(パネル「令和3年4月会社関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 これまでは、「令和3年4月会社クラスター」と呼んでおりましたが、そこから飛び火をいたしまして、今日からは「令和3年4月会社関連クラスター」という形となりました。
 これまでの会社7名ということでありましたが、このうちの1人のご家族2名から陽性者が出るということで、これで関連クラスターということで、9名の関連クラスターという形となりました。
 
(パネル「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 次に、今度は「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター」ということで、こちらにありますように、南海病院の職員の方、新たに1名が、また鳴門山上病院の職員の方が新たに1名、合わせて2名増え、合計48名クラスターとなり、これまで過去2番目に多いクラスタータイということになりました。
 なお、鳴門市の医療機関、今申し上げた関連クラスターにおける、地域における感染拡大を防ぐために希望のございました鳴門市内の病院、並びに有床診療所、計10施設、約900名の皆さん方の検査をということを申し上げておりましたが、これらが確定をいたしましたので、報告を申し上げます。
 計10施設、893名の職員の皆さん方につきまして、4月1日、木曜日から昨日6日、火曜日までの間、プール法による一斉検査、こちらを行い、全員陰性が確認をされたところであります。引き続き、強い危機感をもって対処いたして参ります。
 昨日、ついに大阪府におきまして、過去最多となります719名の新規感染者確認をされ、先ほどでありますが、本日はそれを大幅に上回る大阪府878名、陽性が確認をされたところであります。
 また、本県の隣接県である兵庫県におきましても、「緊急事態宣言」解除後、最多となる昨日276名、こちらの新規感染者が確認をされたところであります。
 また、今日、東京では555名ということでありまして、こうした、全国での多発と言いますか、急増と言った方がよいのかもしれませんが、本県におきましても、このトレンド、これは同様の形となっておりまして、1日当たりの新規感染者数が過去3番目タイとなる、今日19名を発表をさせていただきました。
 また、直近一週間の新規報告者数については、昨日が過去最多と申し上げておりましたが、2日連続で過去最多を更新をする、今回は87名となったところであり、徳島におきましても全国同様、感染拡大傾向が続いているところであります。
 県民の皆様方におかれましては、是非、ご自身、また、ご家族、生命と健康を守っていただくためにも、マスクの着用、3密の回避、手指消毒、うがいの励行など、基本的な感染防止対策をより一層、徹底をしていただくように、よろしくお願いを申し上げるところであります。また、毎日見てるよと、おっしゃられるかもしれませんが、こちらですね。
 
(パネル「年度初め新型コロナウイルス対策」を提示)
 
 大阪(府)、兵庫(県)、宮城(県)、「まん延防止等重点措置区域」、それぞれ6つの都市も定まったところであります。宮城県であれば、仙台市、大阪府であれば、大阪市、兵庫県であれば、神戸市、西宮市、尼崎市、そして芦屋市と、こちらへの不要不急の往来を自粛していただければと思います。
 また、「緊急事態宣言」が解除された11都府県、北は栃木県から南は福岡県まで、大阪府、兵庫県につきましては、ここがかぶりますので、先ほど申し上げた大阪市、あるいは兵庫県の神戸市、西宮市、尼崎市、芦屋市、それ以外の所とお考えをいただきたいのですが、これらにつきましては、訪問をされる時にホームページなどで、指示あるいは保健所が出している情報を確認いただき、当該都府県の要請に沿った行動をとっていただきたいと思います。
 また、こうした拡大傾向から全国で一つの兆候が出ており、大変危惧をしているところであります。
 つまり、コロナウイルスと戦っておられる患者さんはもとよりのこと、感染リスクを抱えながら最前線でご奮戦をいただいている、いわゆる医療従事者の皆様方、並びにそのご家族の皆様方に対して、いわれのない誹謗中傷、心無い発言、間違った対応、絶対にやめていただきますよう、改めてお願いを申し上げるところであります。
 また、1点残念なご報告を申し上げさせていただきます。一昨日、4月5日となりますが、新型コロナウイルス感染症で県内医療機関に入院をされていた70代の方、1人がお亡くなりになりました。謹んで哀悼の意を表したいと存じます。
 なお、性別あるいは死因など、詳細につきましては、ご家族にご配慮し、公表を差し控えさせていただきます。
 報道に際しましては、くれぐれも亡くなられた方、あるいはご遺族の皆様方のプライバシー保護、十分ご配慮いただくように、よろしくお願いを申し上げます。
 それでは、次に新型コロナウイルス変異株の本県での確認について、ご報告を申し上げます。
 全国で相次いで確認をされている、新型コロナウイルス変異株について、本県でも変異株、PCR検査いわゆるスクリーニング検査と呼んでおりますが、こちらを実施するとともに、その検体を国立感染症研究所、こちらに送付をさせていただき、確定検査を依頼してきたところであります。
 4月4日現在の状況でありますが、検査対象期間として12月25日から4月5日までの、新型コロナ陽性件数398件、このうち48.5パーセントとなる193件をスクリーニング検査実施したところであります。
 さらに、スクリーニング検査の結果、国立感染症研究所に検体を送付をさせていただき、確定検査、ゲノム解析を行うわけでありますが、こちらを依頼しているところであります。このうち、新たに2件の確定の連絡があり、これまでの分と合わせると合計17件、全て英国型であるとの報告を受けたところであります。
 また、一昨日4月5日でありますが、県において3月以降に発症をされた陽性患者の皆さんを対象に、抽出によるスクリーニング検査を実施したところ、24検体中、20件の疑い例を確認したところであります。
 全国の状況を見ますと、先週3月31日現在の国公表では、新たに8件、計34都道府県で変異株が確認をされ、国内では678例、空港検疫123例、合計801例となっているところであります。
 ここでトレンド、傾向でありますが、特に大阪府では、130例、兵庫県では181例と、両府県で多くの変異株による感染を確認している状況であるとともに、新たに奈良県、和歌山県、高知県にも広がり、近畿2府4県、四国4県で確認をされるなど、関西を中心に広がりを見せているところであります。
 県民の皆様方におかれましては、先ほども申し上げました、繰り返しとなりますが、3密の回避、マスクの着用、手指消毒、うがいの励行、一層の徹底をお願いをいたしますとともに、引き続き、年度初め、いわゆる人の移動も増加をするシーズンであることから、お一人お一人が慎重に行動をとっていただくなど、決して気を緩めることなく、変異株をはじめ、正しく恐れていただき、行動をとっていただければと思います。
 なお、こうした一連の状況を踏まえまして、今日この後でありますが、午後7時30分から徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部を開催し、「とくしまアラート」を含む感染防止対策について、検討を進めることといたしておりますので、記者の皆様方にまずは、ご報告を申し上げたいと存じます。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

「とくしまアラート」に係る6指標について(質疑)

大阪府の公道での聖火リレー中止について(質疑)

(幹事社:NHK)
 幹事社のNHKから3点お伺いいたします。19人の皆さんの症状が、どういう感じなのか教えてください。あと2点です。6指標を先に教えていだけませんでしょうか。
 最後に、大阪府が、府内公道での聖火リレーを中止する考えを示したのですが、それに対しての受け止めと、徳島県内では、どのようにされるのかというのを教えてください。

(知事)
 症状ですが、大半の方が軽症でありますので、今から申し上げる人以外は、軽症というふうに捉えていただきたいと思います。
 まず、無症状の方612例目、613例目、615例目、617例目、619例目、そして620例目については、調査中となっております。そして621例目も無症状。さらには、622(例目)も無症状となります。あとは軽症。
 それから言われた2番目のところは、6指標を先にということでしたね。それでは申し上げていきます。
 まず直近一週間、3月31日から4月6日まで89名。その前の週3月24日から3月30日まで56名、比べると、多いとなります。
 次に、感染経路不明割合89分6、7パーセントとなります。ちなみにこの6名。546(例目)、568(例目)、573(例目)、577(例目)、581(例目)、586(例目)となります。
 次に、病床の逼迫具合、対最大確保数200分93、47パーセントとなります。うち重症者割合25分4、16パーセントとなります。
 療養者数、今の93(名)に宿泊療養47(名)を加え140名となります。陽性率については、1,792分の88、4.9パーセントとなります。
 今、大阪府、今回、医療の「緊急事態宣言」も自主発動をなされたところであり、今回の聖火リレーこれを取り止めようと、こうしたお話を吉村知事の方から発表がなされたところであります。
 本県におきましては、いよいよ4月15日、16日と迫ってきたところではありますが、今日の対策本部こうしたところにもその点、少し諮っていくところではありますが、本県の場合、今の段階として、いわゆる組織委員会の方からも(公道での聖火リレー中止の判断基準と)言われている「緊急事態宣言」、あるいは、それに類するもの、こうしたものについては、まだまだそこが発動になっていないということで、現段階としては予定どおり進めると。
 ただし、今日発動するそのアラートですね、それに応じ、おそらくそれを出したとしても「緊急事態宣言」、あるいは、それに類するということで「まん延防止等重点措置」こうしたものには、ならないということでありますが、やはり万全を期して感染対策を進める形で対応していきたい。これまで以上に感染対策、これを進めて今の段階としては、予定どおり行うとこのような形となります。以上です。

(幹事社:NHK)
 ありがとうございます。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(読売新聞社)
 カラオケ喫茶のクラスターの店名は、公表されないということですが、所在自治体というのはどうするのでしょうか。

(知事)
 それも含めて、今のところでは。はい、もちろん。

(読売新聞社)
 分かりました。6人名簿があるということなんですが、いわゆるその利用客というのは、特定はできているということでしょうか。

(知事)
 はい、申し上げます。既に27名について検査を行って、その結果4名が陽性、23名が陰性と、もちろん、この店主の方、そこから外れています。
 それ以外に12名把握をさせていただいておりまして、なお連絡を取り合っている、あるいは確実に取れていないのが6名。名簿にはあるわけですが、こうしたものを見て、全体としては39名、検査を行っていく。残り12名いうことになりますので、もし万が一、こうした人以外にもいたのかもしれない、あるいはこの残り12名で結果連絡が取れない、その名簿ではですね。例えば、偽名を使われていたとか、そうした場合もありえないとは言えないわけでありますので、そこは積極的疫学調査をさせていただいて、これでは、なかなか特定ができないということになった場合には、もちろん公表、条例に基づいて公表、そして注意喚起を行って申し出ていただくという形を取らせていただきます。

(徳島新聞社)
 今の話に関連しまして、カラオケ喫茶の陽性となった計4名の方、お客さんなんですけれども、例えば、同じ日に同席していたとか、何か共通項というのはあるのでしょうか。

(知事)
 そこについては、今もちろん積極的疫学調査対応中であります。それ以外の人も含めて、そこのところは、当然調べていくということになります。

(徳島新聞社)
 ちなみに、この4名の方が、いつ来店したかというのは、把握されていますか。

(知事)
 今のところまだですね。

(感染症対策課)
 調査中でございます。

(徳島新聞社)
 調査中ですか。

(知事)
 というのは、1日とは限りませんのでね。過去いろんな事例がありますから、それをしっかりと把握をさせていただくということになります。

(徳島新聞社)
 例えば、4月入ってからとか、3月中とかざっくりとした期間でも結構なんですが。

(知事)
 それも合わせて調査。というのは、全部で39名を把握してますので、バラバラに言うよりは、しっかりとそれを全体見た上で発表させていただきます。

(朝日新聞社)
 3点ちょっと細かいことなんですが、教えてください。
 まず、お亡くなりになった方は、今日を合わせて合計何人になられたかというところとですね。それと昨日、県教委の方から発表があった10代の女性の方は、この番号でいうと何番になるかというのと、すみません、最後聞き洩らしたのですが、623番の方の所在、居住自治体名を教えてください。

(知事)
 まず、亡くなられた数でありますが、今回の方で合わせて20名という形となります。
 それから623例目の方の所在自治体ということでありましたので、そちらから先に申し上げたいと思います。623例目の方については、徳島市在住の方ということになります。
 あと教育委員会から発表の10代の女性ということで、10代の女性以下、何人かおられます。つまり10代の女性全部ということでいいわけですよね。

(朝日新聞社)
 昨日あった方が、どなたなのかと。

(知事)
 昨日。

(朝日新聞社)
 昨日、県教委の方から夜中に発表があった方がどなたなのかと。

(感染症対策課)
 確認しますので、ちょっとお待ちください。

(知事)
 今日、何人かおられますよね。

(徳島新聞社)
 それに関連しまして、今日、高校生の方と中学生の方がいらっしゃるんですけれど、この方たちの中で感染可能期間中に登校された方がいらっしゃるのかということと、登校されていらっしゃるのでしたら、何か学校の方で対応されているのかというのをお願いします。

(知事)
 はい分かりました。今ご質問があったように、今回の発表では、中学生が1人、そして高校生が3人、このように発表させていただきました。
 そして、それぞれの皆さん方の行動の状況でありますが、実は612例目の方、高校生ですね、この方が、春休み中ですから、授業にはもちろん出ていないんですが、4月4日、日曜日となりますが、部活に参加をされておられました。ということで、この高校においては、本日7日、水曜日でありますが全ての部活動を中止いたしております。
 そして、保健所の指導のもとに、学校施設の消毒を本日4月7日、実施したところであります。そこで明日4月8日始業式、入学式が行われるんですが、こちらについては、予定どおり実施することとなっております。
 なお、それ以外の2名の高校生、1名の中学生については、部活を含め学校には行っておられませんので、特別の対応は行わないということで、現時点では始業式、入学式も予定どおり行うことといたしております。以上です。

(徳島新聞社)
 昨日の夜、発表していただいたのが612例目ということですか。

(知事)
 それでよろしいですか、今ので。

(毎日新聞社)
 確認なんですけれど、今日亡くなられた方、お一人の発表があったんですけれど、その方、亡くなったのが4月5日ですか。

(知事)
 (4月5日)の深夜ですね。ということで、ご報告いただいたのが6日になってきた、ということになるので、一件なんか2日かかっているんですけれど、そういう形で報告いただいたのが昨日。

(毎日新聞社)
 亡くなったのは(4月)5日ですね。ありがとうございます。

(知事)
 そうです深夜ということです。日付では、4月5日となります。

(朝日新聞社)
 先ほどの部活の関係で、4月の部活動を中止というのは、今日だけ。

(知事)
 そうです。

(朝日新聞社)
 分かりました。

(徳島新聞社)
 濃厚接触者は、19人とも調査中とおっしゃったんでしょうか。

(知事)
 おっしゃるとおりですね。 もちろん実は、接触者としては判定をしているんですが、それをどう分けるというよりも、今回やはり早く封じ込めをする必要があるので、接触者として、本来、濃厚接触者と接触者、切り分けるんですね。今回、全部、接触者ということにして、一斉に検査をかけるという形を取る。

(徳島新聞社)
 今回、その行動歴も含めて調査中となっているんですけれど、保健所の業務も逼迫しているような状況。

(知事)
 というよりも、その皆さん方の状況、これに応じて。というのは、今のご質問のように、もう、てんてこまいになって、というふうに捕らえられるんですが、今日、発表をさせていただいた19名の少し属性を話をさせていただきます。
 先ほども、新たなクラスターが1つ加わったわけでありますが、クラスターに関わる方が9名、そして濃厚接触者の方々が、もちろんクラスターの方が濃厚接触なんですけれど、それ以外で純粋に濃厚接触者が4名、そして1人は転勤で、そちら側から来たということが明らかに分かってる方が1名、そうした意味では、感染経路が詳細に分からず、それ以外のものは5名ということでありますので、この方々が、それ以外の積極的疫学調査でいろいろこう判明をしてくるわけでありますが、この5名を徹底的に追っていかないといけないということになります。
 そうした意味で、業務が逼迫してこういう状況というよりも、それぞれ19名は出たということになりますので、それぞれを精緻に追っているとこのように捉えていただく、また濃厚接触者というよりも、今の段階としては、やはり接触者という捉え方をして、より広く検査を行おうと、こういう形で対応しています。

(徳島新聞社)
 経路不明の5人は、何例目に当たるのでしょうか。

(知事)
 はい、申し上げていきます。606例目、経路不明と言うか、今の段階ではですよ。だから経路不明者には、まだならないですけどね。606例目、607例目、609例目、614例目、616例目の5名。
 この皆さん方については、例えば、クラスターの関係ではない、また、誰かの濃厚接触者ではない。明らかに今の段階で他県、特に感染の多い所から転勤で来られたと、こう分かっていると、一見明白であるという以外の5名。決して感染経路不明者ということでは、今の段階ではないということになります。
 つまり逆に言うと、それ以外の14名は、明らかということになります。

(徳島新聞社)
 今は不明、分からないけれども、不明として調査を終えているわけじゃないということですよね。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 転勤されて来た方というのは、623(例目)の沖縄県感染者の濃厚接触者、最初の資料で書いていらっしゃる方ですか。

(知事)
 この方のことではありません。608例目の方。

(徳島新聞社)
 608例目の方、どちらから転勤されて来たのですか。

(知事)
 愛媛県。

(徳島新聞社)
 分かりました。

(徳島新聞社)
 612例目の部活動されていた方なんですけれども、この部活動もしくは学校関係の方で接触者の方は、いらっしゃいますか。

(知事)
 612例目の方ということでありますので、一応、接触者については、把握をさせていただいております。612例目の方は、今、接触者として友人を17名、特定をしています。ただし、積極的疫学的な調査でこれを広げる可能性もあります。当面、今、接触者として認めているのが17名、友人です。

(徳島新聞社)
 皆さん部活関係の方ですか。

(知事)
 ということになります。

変異株について(質疑)(その1)

(徳島新聞社)
 すみません、続いて変異株についてなんですけれども、この新たに加わった2名の方なんですが、既に退院されている方なのか、あと、これまでの方、皆さん関西と往来があった方と接触されていたということだったんですが、新たな2名の方もそういうことなのかという、2点お願いします。

(知事)
 ちょっとそこのところまでは、分析を進めておりません。また、改めて、ご報告を申し上げさせていただきます。

(徳島新聞社)
 退院しているかどうかというのも把握されていない。

(知事)
 退院は、されています。

(感染症対策課)
 個人情報もございますので、詳しい内容につきましては、差し控えさせていただきたいというふうに考えております。

(徳島新聞社)
 ただ、これまでは既に退院しているということで感染する心配がないので、発表しないということだったと思うんですけれど、その辺は。

(知事)
 今回、案件としては、もちろんそのなんというか、あれは死者の場合だな、今回の時は少しそこのところを控えている形になっていますね。

(感染症対策課)
 3月以降ということもございますので、現在につきましては、個人の特定につながるような形の情報につきましては、公表は差し控えさせていただきたい、というふうに考えております。

(読売新聞社)
 今の関連、変異株の関係なんですけれど、新たな2名というのは、後ろは4月5日までなんですけれど、いつから4月5日までなんでしょうか。

(知事)
 3月。先ほど申し上げたように3月中からと。全体は12月25日からやっているんですが、今回の分については、3月中からということ、はい。

対策本部会議について(質疑)

(NHK)
 対策本部会議、これから午後7時半から開かれるということなんですけれど、主要な議題は、やはり「とくしまアラート」をこれから発令するかどうかという話になるのでしょうか。

(知事)
 そうですね、一番は「とくしまアラート」どうするか。先ほど申し上げたように、確かに数として、最高値を出してきている。あるいは、かなり多いところが出ていると、それから変異株の関係と。
 しかも、大阪があの状況になり、兵庫県があの状況になっているので、それをどのように分析をして、アラートをかけるのか、かけないのか。
 確かに今の状況からいくと、病床逼迫率は、昨日よりは緩和されているところでもありますので、それと19名とはいうものの、大半がクラスター関連。あるいは、濃厚接触者ということですから、そうしたものの中でも、果たしてかけるかどうか。県民の皆さん方への注意を促すにあたって、どれが一番効果的かと、そしたものを踏まえて対応しなければいけない。このように考えています。

(NHK)
 ありがとうございます。

(徳島新聞社)
 その会議で(アラートを)結局出さないという判断も。

(知事)
 ありえます。つまり、今、申し上げたように、この19名ね、これが全部、全く新発のものだということになると、そりゃ非常に危ない話なんですが、今ずっとできているクラスター関連、あるいは新たなクラスター、今回4名ですね。それと濃厚接触者。それから、明らかに転勤で、向こうで、また感染拡大エリアだなというのがありますので、実質は5名だということですから、これをどのように捉えるか。
 しかし、大阪(府)のあの急拡大。これは少し視野に入れる中で、対応しなければいけませんし、その意味で今回、前回同様に、徳島県のスクリーニングで変異株、まだこれが最終は、確定で変わってくるかもしれないですが、今、県の段階で陽性となったものについて、公表させていただいておりますので、やはり、この変異株の感染力というのが、まだエビデンス、具体的な証拠に基づく分は、でてきていないんですが、やはりかなりきついなと、というのは、先ほどからクラスターのお話申し上げていますが、なかなかクラスターが、その範囲は封じ込めているんですけれどね、ずっとじゅくじゅく出ると。
 あるいは、新たなクラスターが毎回発表ごとに出るという形になっていますよね。これは、少しこの変異株と言ったものが介在をしている、つまり感染力が強いということも考えられる。
 そういった意味では、より積極的疫学調査、深掘りが必要になるということになりますので、そうしたものも含めて、今日、対策本部をやろうと、いう形を決めさせていただきました。

(徳島新聞社)
 指標だけ見ますと、その感染経路不明、病床は昨日よりは改善しているんですね。

(知事)
 だから特に、感染経路不明割合というのは、もともと、そういったところに全然達していないんですけれどね。病床の逼迫といった点が、ステージ、例えば50だと4となりますから、そうしたところ近づいているではないかということは、あるわけなんですけどね。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その3)

(NHK)
 確認なんですが、今回クラスターが新たに起きたカラオケ喫茶の所在地というのは、発表になるんでしたか。

(知事)
 いたしません。今の段階では。

(徳島新聞社)
 現段階で、感染予防対策がしっかりと取られていたから、店名も含めて出さないよということですかね。

(知事)
 一番は名簿です。もちろん、その感染対策ができているということと、あと名簿の把握です。
 つまり、これができていない、あるいは名簿に書いてあるんだけれど、連絡の取れない人だということになったら、これは公表をして気づきを持っていただく。
 あるいは、その名簿以外の人もどうもいそうだ、ということになったら、その皆さん方に訴えかけなければならないということで公表、これが条例で定めてありますので、だから現段階としてはと申し上げ、公表する時には、もちろんお名前と所在地を発表するということになります。

(NHK)
 顧客名簿は、今、6人が載っている人が連絡が取れない状態ですか。

(知事)
 今12人が、あと残り検査残りなんですが、そのうちの6名が今まだ連絡が取れていない。取っている最中。

(NHK)
 これ名簿には載っているということですね。

(知事)
 そうです。

変異株について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 変異株の関係で新たに2件ということでしたけれども、疑い例が22日に3件、30日に22件ということでしたけれど、今回の2件というのは、22日の3件のうち2件ということでいいですか。

(知事)
 そうです、確定した。

(徳島新聞社)
 1件は、変異株ではなかったということですね。

(知事)
 というか、確定ができなかったということです。

(徳島新聞社)
 確定ができなかった。

(知事)
 これまでも似たような事例が。

(徳島新聞社)
 ウイルス量が例えば、少ないとか何か。

(知事)
 あるいは、その型にはまらないということですね。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その4)

(朝日新聞社)
 細かい確認なんですけれど、一週間当たりの最多87人になったというのは、31日から4月6日の一週間ということでよろしかったでしょうか。

(知事)
 そうです。

(感染症対策課)
 89(人)です。

(朝日新聞社)
 89(人)。

(感染症対策課)
 先ほど、知事が指標でおっしゃったように89(人)です。

(徳島新聞社)
 カラオケ喫茶のクラスターは、昨年も出た時に皆さんマスクをつけて歌唱していなかったというような事例があったと思うんですけれど、今回は、(マスク)されていたのかというところと、あと本日の対策会議の後に会見は開かれるのかの2点。

(知事)
 まず、カラオケ喫茶の関係なんですが、先ほどお話を申し上げたように、まず検温と合わせてマスクの着用、この部分を促していると。そしてもちろん、それが100パーセントできているかどうか、というところはあるんですが、歌う時に歌唱台とそれから客席との間にスクリーンを引いて、いわゆる飛沫感染、いわゆるガイドラインに基づく形をとられているという形になります。
 それから対策本部、後でありますが、原則は全部オープンにしますので、県民の皆さん方へ呼びかけるということがない限りは、会見を開きませんが、もし、県民の皆さん方に呼びかけると、それもその状況次第ですね。場合によって、その対策本部の中で、私の最後の指示事項の中で、県民の皆さん方への呼びかけといったものをする場合は、それを持ってということになります。

(徳島新聞社)
 会議の内容によると。

(知事)
 そういうことですね。今、全部オープンにしてやっていますからね。

(朝日新聞社)
 対策本部会議を開く最も重要視した現状というのは、どこになるのでしょうか。

(知事)
 やはり、ここ数日、この一週間当たり、例えば最高値を叩き出すとか、あるいは1日当たりの感染者の数がちょっとここのところ多いということがあるのと。
 さらには、全国的なトレンドですね。これが特に大阪(府)、兵庫(県)の状況、東京(都)もあのような事で。しかも年度末、年度始めを迎えているところですので、現に今日、例えば、県外から来られた方がということもありますので。
 そしてもう一つは、変異株。本当に全国で徳島もそうでありますが、県の段階でスクリーニングかけても、1つ桁が多いぐらいに増えているということになりますから、そうしたものについてのやはり注意喚起、これはしっかりと行う必要があるであろう。もちろん、この場もそうですけれどね。

(幹事社)
 他いかがですか。大丈夫ですか。ありがとうございました。

(知事)
 はい。それではまた、よろしくお願いします。ありがとうございました。

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