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令和3年4月1日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それでは、発表事項お願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生について、発表をさせていただきます。
 昨日3月31日、民間検査機関、医療機関経由の民間検査機関、そして医療機関。さらには、徳島県立保健製薬環境センター及び保健所の検査によりまして、11名の 新型コロナウイルス感染者発生が確認をされました。県内では536(例目)から546例目となります。
 それでは、感染者の概要を以下ご説明をさせていただきます。なお、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名を公表させていただきます。
 まず、536例目の方、年代は80代、女性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、537例目の方、年代は90代、女性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、538例目の方、年代は20代、男性、阿南保健所管内、阿南市在住の方、職業は会社員であります。
 次に、539例目の方、年代は60代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員であります。
 次に、540例目の方、年代は30代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員であります。
 次に、541例目の方、年代は20代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員であります。
 次に、542例目の方、年代は70代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は無職の方であります。
 次に、543例目の方、年代は70代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は無職の方であります。
 続きまして、544例目の方、年代は40代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員であります。
 次に、545例目の方、年代は20代、女性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は会社員であります。
 最後に、546例目の方、年代は70代、男性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は会社員であります。
 感染者の発症日、症状、行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元に配付の資料をご参照願います。
 なお現在、新型コロナウイルス入院受入医療機関に539(例目)、540(例目)、542(例目)、543(例目)の4名の方は、既に入院済み、その他の7名の方は、入院調整中であります。
 また、以下、現時点での濃厚接触者について、ご説明を申し上げます。
 まず、536(例目)、537例目の方は、おられません。
 次に、538例目の方は、別居のご家族4名、ご友人8名、合わせて12名となりますが、このうちご友人1名については、昨日の検査で陰性が確認をされております。なお、別居のご家族4名、ご友人7名につきましては、県外の方でありますので、居住自治体に依頼済みであります。
 次に、539例目の方は、同居のご家族1名、知人1名、仕事上の関係者1名、合わせて3名となりますが、同居のご家族1名、知人の1名につきましては、昨日の検査で540(例目)、541例目として陽性が判明しております。
 次に、今申し上げた540(例目)並びに541例目の方は、おられません。
 次に、542例目の方、同居のご家族1名、別居のご家族2名、合わせて3名となりますが、同居のご家族1名については、昨日の検査で543例目として陽性が判明をしております。
 543例目の方は、おられません。544例目の方は、同居のご家族3名となります。
 次に、545例目の方、同居のご家族3名、別居のご家族1名、合わせて4名となります。
 最後に、546例目の方、同居のご家族3名となります。
 なお現在、継続して積極的疫学調査を実施しているところであります。プライバシー保護の観点から、是非ご配慮をよろしくお願いを申し上げます。
 本日の発表で2つの関連クラスターについて、それぞれ感染者に動きがありますので、ご説明を申し上げます。
 まず、「医療法人敬愛会南海病院関連クラスター」につきましては、こちら。
 
(パネル「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 新たに南海病院の入院患者さん2名、そして、職員の方のご家族こちら二次感染として1名、合わせて32名の関連クラスターとなりました。
 次に、今度は、「会社関連クラスター」についてであります。
 
(パネル「会社関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 この「会社関連クラスター」につきましては、この会社の同じフロアを占めている関連会社の方、もう1人が陽性となりました。これによって「会社関連クラスター」としては、17名のクラスターとなりました。
 本県の感染状況について、少しレビューをさせていただきます。3月の累計が、94名を数えることとなり、今年の1月の187名、昨年の8月の107名に次いで過去3番目に多い月となりました。多い原因といたしましては、3つのクラスターで55名が確認をされたところでありました。3月全体の約6割を占めました。いかにクラスターが出ると大変なことになるのか、お分かりをいただけるかと思います。
 県におきましては、クラスターの早期封じ込めを図るために、病院の全職員及び全入院患者、また関連施設の全職員、また会社の全職員を対象とした一斉検査を実施いたして参りました。
 引き続き、健康観察を実施いたしますとともに、本日4月1日から検査希望のある鳴門市内の病院並びに有床診療所の職員を対象に一斉検査を実施し、感染拡大防止に向けクラスターの早期封じ込めを図って参ります。
 全国において「緊急事態宣言」の全面解除後、感染者が急増している地域があり、昨日におきましては、青森県、宮城県、新潟県の3県において、1日当たりの過去最多の感染者が、確認をされたところであります。
 これまでも申し上げておりましたように、日本の民族大移動と言われる年度末年度初めを迎えまして、進学や就職、転勤など人の移動や交流が多くなる。これによって感染拡大の契機とならないように、県民の皆様方におかれましては、マスクの着用、3密の回避、手指消毒、うがいなど、継続した感染防止対策をより一層徹底していただきますとともに、特に感染者が多い他の地域との往来につきましては、十分にご注意をいただきますようによろしくお願いを申し上げます。
 次に、今日この後18時半から政府の対策本部が開催をされまして、我々全国知事会から政策提言をし、経済や雇用に大きな打撃を与えてしまう「緊急事態宣言」。これを発動をしなくて、特別措置法の第24条第9項、つまり知事が時短の要請をかける、しかも地域を限定をして。こうした強い措置を地域限定で行う。そうした対策を制度化するべきだ。このように申し上げ、法律改正が2月13日行われ、そして出来上がったのが「まん延防止等重点措置」ということでありまして、今日初めてこの制度が発動をされる予定となります。
 そして、その対象エリアについては、宮城県、大阪府、そして兵庫県。1府2県となるわけでありまして、さらにそれぞれの知事が、その中のどの市区町村をかけるのか、こちらを決めることとなります。
 これに先立ちまして、本日の午前10時から政府が開催し、私もウェブで参加をさせていただいた基本的対処方針分科会。これは、まん延防止等の措置の発動の時に、新たな組織として法律上で創られたものでありますが、この分科会におきまして知事会長として、以下2点発言をさせていただきました。
 1つは、リバウンド対策についてであります。「まん延防止等重点措置」、これが適用されたからといって、直ちに収束に向かうわけではないんですね。やはり感染拡大の防止と社会経済活動の維持、その両立を図るためには、対策を具体的に行う必要がある。つまり政策パッケージで行う必要がある。例えば、感染源や感染ルートを特定し、クラスターを封じ込め、これをするための積極的疫学調査への国の強力な支援。
 また今、変異株が大変問題となっているところでありまして、そのサーベイランスの強化。さらには、特に若い世代をはじめ、国民の皆様方にこの変異株について、よくその特性を知らせる必要がある。例えば、感染力であるとか、その特性、また対処方法。さらには、後遺症などについての迅速な国民の皆さん方への情報提供。また、効果的なモニタリングの検査。
 今、例えば新宿あるいは新橋など、特に新橋の事例が言われるんですけどね。「ちょっとそこ道行くお兄さんって。検査受けませんか」、これではなかなか効果が上がらない。これは既に指摘がなされているところであります。より危ないところ、よりそうした危険性が高いところをピンポイントで、そして抗原のキットなどで行っていく。そうしたモニタリング検査に対する国の支援、これを充実を。
 つまり、仮に徳島がやろうとすると行政検査ということで、徳島県が2分の1、国が2分の1、この制度なんですね。
 しかし、「緊急事態宣言」明けのところがモニタリング検査をする場合は、国が10分の10で行う。であれば、全国今、拡大傾向にあるんであれば、それぞれの知事が、ここは危険性が高いというのであれば10分の10で支援をしていただければ、一気にここは行うことができるわけであります。
 次に、2番目としては、一段と踏み込んだ経済対策が必要であるということであります。今、「緊急事態宣言」が適用になる、また今回「まん延防止等重点措置」が適用になる。そして、時短の要請をかける場合には、一月最高120万円まで支援を受けることが実はできるんですね。場合によっては180万(円)か。ということで、もし「緊急事態宣言」が徳島のように発動されていない。それも事業者の皆さん、県民の皆さん方が、県からの要請を受けてしっかりと対応していただいた結果、そうした状況になっている。
 つまり、一生懸命やったところに対しては、お金が国からは入ってこない、ということで今、「緊急事態宣言」解除、そうしたエリア以外のところ全部で36あるんですけど、そうしたところから、これはおかしいではないか。真面目にやった方が、国からの支援を受けられない。これはおかしい。飲食をはじめ、どこもここも大変な状況は変わらない。
 こうした点がありますので、休業あるいは時短をやったからお金を出していくということ。これもあるのかもしれませんが、そうではなくて徳島のように新しい生活様式を積極的に導入をしていただく。でも儲けがない中でそれをやらなければいけない、であれば県の方から出す、それを地方創生臨時交付金を活用できる、そうした新しい生活様式。あるいは、そうしたものを積極的にやっているところに対して、ステッカーを掲示する場合に50万円出す。こうした前向きの対策にお金を出していくべきではないか。これを全国に展開をすべきではないか。こうした点を申し上げ、今日多くの委員の皆さん方からも損して得取るではないが、今はまず、新しい生活様式を全国に広げ、そして安心してそれをめがけて食べに行くことのできる。そうした形をとり業を守り、そして感染拡大を抑えた暁には、しっかりと儲けていただいて、そして税金を払っていただいて回収をすると。こうしたことが必要だ、経済界を代表する皆さん方、あるいは、そういう面の委員さんからは、そうした意見が出たところでありまして、地方創生臨時交付金に新たないわゆる「緊急事態宣言」明けでない、発動されていないところに対しての特別枠を創るべきである。このように強く提言をさせていただいたところであります。
 ということで、本県の影響についてでありますが、今回「まん延防止等重点措置」が適用された区域に限らず、今、感染者数が急速に拡大傾向となっておりまして、本県の情勢は先ほど申し上げたとおりであります。
 そこで県民の皆様方に、以下、申し上げていきたいと思います。ということで、こちらのパネル。
 
(パネル「年度初め新型コロナウイルス対策」を掲示)
 
 これは、政府対策本部が18時半、全てが出来上がった後の形と思っていただきたいのですが、「まん延防止等重点措置区域」への対応についてであります。
 今回、国の方針では、4月5日から5月5日までの1か月間、「まん延防止等重点措置」これを宮城県、大阪府、兵庫県、この3府県にかけるということになりました。このエリアとの不要不急の往来、こちらを自粛していただければと思います。
 ただし、ここで申し上げていくのは、先ほどもご説明をしたように、それぞれの知事が、この例えば宮城県であれば仙台市のように、ある市町村を指定して、そこを「まん延防止等重点措置」の区域と定めますので、最終的には、その都市との間の不要不急の移動について、往来について自粛をしていただくということになります。まだそこが具体的に示されておりませんので、その点は、また後ほど補足をさせていただきます。
 そして次に、「緊急事態宣言」が解除された区域への対応についてであります。今では、11都府県、解除をされたエリアでありますが、ここを訪問する際には、それぞれのホームページ、情報を確認して、その都府県の要請に沿った行動をとっていただきます。ということで、あれ宮城県、大阪府、兵庫県、特に宮城県のここだけなんですが、大阪府と兵庫県については、重なっているよね、どっちなのということになりますので、こちらは今申し上げたように「まん延防止等重点措置」には、大阪府あるいは兵庫県の例えば大阪市、神戸市などのように、市町村が定められますので、その定められた都市との間の不要不急の往来は自粛、それ以外の市町村との間については、こちらということになりますので、少しそこがややこしいところがありますが、よろしくお願いを申し上げたと思います。
 また、基本的な感染防止対策をしっかりと、また飲食店を選ぶ場合には、
 
(パネル「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン『実践店ステッカー』」を掲示)
 
 新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン実践店のステッカー、それぞれの業界が定めたガイドラインをしっかりと守っている認定を受けたこのマーク。このお店をめがけて行っていただきたいと思います。
 以上、人の移動が非常に多くなる、いよいよ年度初めを迎えることとなりますので、感染防止対策その徹底をよろしくお願いを申し上げます。
 私の方からは以上です。よろしくお願いをいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(時事通信社)
 ありがとうございます。時事通信(社)です。症状について、重症や中等症の方、いらっしゃいますか。

(知事)
 はい、残念ながら、この度おられます。以下、申し上げて参りたいと思います。
 今回、中等症の方が実はおられます。542例目の方、及び543例目の方が、中等症ということになります。

(時事通信社)
 あとすみません、538例目から542例目、いや541例目まで会社員の方は、全て同じ会社ということになりますか。それとも別の会社ですか。

(知事)
 はい。ここのところについては、そうなります。

(時事通信社)
 全員別の会社ですか。

(知事)
 いや同じ会社になります。538(例目)が違うのね。539(例目)と540(例目)が同じですね。538(例目)は、別の会社ですね。

(時事通信社)
 じゃあ538(例目)が別の会社で、539(例目)と540(例目)が同じ会社ですか。

(知事)
 そうです。541(例目)は、また別です。

(時事通信社)
 別の会社。すみません、546(例目)も別の会社ということですか。

(知事)
 そうです。

(時事通信社)
 わかりました。

(朝日新聞社)
 すみません。南海病院の3人、クラスターさらに3人見つかったということですけど、536(例目)と537(例目)が入院されていて、もともと入院患者さん。545番は職員の家族ですか。

(知事)
 そういうことです。あのこちらをもう1度見ていただきたいと思いますが、
(パネル「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター感染状況」を掲示)
 今、お話のあった536(例目)、537(例目)は入院患者さん。そして、545例目の方は、職員の方のご家族。

(感染症対策課)
 ご家族では、ないです。

(知事)
 二次感染やね。

(朝日新聞社)
 それは、何て言えばいいですか。

(知事)
 ちょっと待ってください。そうですね、この方は、521例目が利用された屋内施設の従業員の方ということになります。先ほど二次感染として申し上げた521例目の方ですね。
(パネル「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター感染状況」を掲示)
 こちらの方が、利用された屋内施設の従業員の方ということになります。

(朝日新聞社)
 545番は、しかし南海病院の関連と言ってよろしいですか。

(知事)
 そうなんです。こちらにありますように、いわゆる二次感染と書かせていただいているんですね。

(朝日新聞社)
 そこの、屋内の何施設ですか。

(知事)
 屋内施設です。

(朝日新聞社)
 屋内施設で要は、南海病院の方と接触しているということですか。

(知事)
 そうです。

(時事通信社)
 幹事社から改めてすみません。538例目の方は、県外から来県とありますが、もともと県外の方ということですか。

(知事)
 そうです。もともと県外なんですが、先ほどから申し上げているように、この時期は人の移動が起こってきます。つまり、お仕事や何かで徳島に着任をされる。そうした方ということになります。

(時事通信社)
 発症日以降に来県されているのですが、この方の感染経路としては、もともと在住していた県、都道府県で感染したということですか。

(知事)
 そうです。

(時事通信社)
 ちなみに、どちらの県ですか。

(知事)
 東京都です。

(NHK)
 すみません。539例目で同僚と知人が540(例目)と541(例目)でそれぞれということなのですが、539(例目)と541例目の方の関係性は、どういうものになりますか。

(知事)
 はい。今3つ聞かれることになりましたか。539(例目)と541(例目)の関係ですか。この方同士は、同じに住まわれているという方ですね。同居人と。

(NHK)
 同居人。家族ですか。

(知事)
 家族ではありません。同居されている。

(NHK)
 シェアハウスみたいな。

(知事)
 シェアハウスというか、たまたま一緒に今、住まわれているということですね。

(NHK)
 539(例目)と541(例目)だけが同居していて、家族では血縁関係はないということですか。

(知事)
 そこは聞かれてない。今は539(例目)と541(例目)との関係を。

(朝日新聞社)
 539(例目)と541(例目)が同居ですか。

(知事)
 そうです。同居です。

(朝日新聞社)
 あと、もう1か所。南海病院以外でクラスターになったのは。

(知事)
 会社ですね。

(朝日新聞社)
 ええ。それは以前に判明しているクラスターで、それは徳島市内の会社ですか。

(知事)
 場所は言っておりません。というのは、公表しておりませんので。
(パネル「会社関連クラスター感染状況」を掲示)

(朝日新聞社)
 そのクラスターで新たに2人見つかって。

(知事)
 いや1人です。こちらにありますけれども、これは「会社関連クラスター」ということで、この同じフロアの中に、実は関連会社があって既に1名陽性者が出ているんですが、もう1人、関連会社の方が出て、ということで1人増えると。

(朝日新聞社)
 計何人ですか。

(知事)
 17(名)です。

(朝日新聞社)
 南海病院の方は、32名ですか。

(知事)
 そうです。3人増えますね。

「まん延防止等重点措置」について(質疑)

(朝日新聞社)
 すみません。それで3月が94名、感染者が出て、これが過去3番目に多いと。それにおいて一層のマスクなどの感染対策と「まん(延)防(止等重点措置)」に定められた地域との不要不急の往来を控えてくれるように。

(知事)
 新たに加わった部分は、そこになります。

(読売新聞社)
 読売新聞です。先ほどの確認なんですが、「まん延防止等重点措置」で、例えば大阪府でいけば大阪市が指定されるという話がありますが、そうなった場合、大阪市についての往来の自粛ということでよろしいしょうか。

(知事)
 ということで、もう1度この県民の皆様向けのパネルを見ていただきたいのですが、
(パネル「年度初め新型コロナウイルス対策」を掲示)
 大阪府が2度出てくるんですね。今回、「まん延防止等重点措置」この中に選ばれる。ただし、これは吉村知事の方で、そのどこの都市、市区町村なんですけどね。どこをかけるかというのを決めるんです。まだこれは、定められていない。そうなりますと、大阪府、例えば仮に大阪市だったとした場合、大阪市との往来、不要不急の往来は自粛をしてくださいという形になって。例えば、池田市だったり豊中市との間は、どうなるのと言われると、こちらはダメ。
 つまり、大阪府は、これまで2度目の「緊急事態宣言」、その解除エリアでありますので、大阪府から発動している、例えば大阪市以外のところは、こういうふうにしてください、といったものを事前にホームページで調べていただいて、それに沿っていただきたいと。こういう形になります。
 

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(読売新聞社)
 ごめんなさい。先ほどの職場関連のクラスターの方は、元同僚の方ということでよろしいですか。

(知事)
 そうですね。関連会社の同僚の方です。

(毎日新聞社)
 すみません。毎日新聞です。542例目と543例目の方が中等症なんですけど、それ以外の方は皆さんは、軽症でよろしかったでしょうか。

(知事)
 はい。それ以外の方はそうですね、ちょっと待ってくださいね。軽症以外の人がいるかどうか。おそらく全部が軽症だったと思うのですが確認だけ。はい全部軽症です。

(毎日新聞社)
 すみません。あともう1点、538例目から543例目の方と546例目の方が、他症例との関連が調査中ということなんですけれど、今のところ感染経路と想定されているものってありますか。

(知事)
 今538例目の方は、発症源も東京からですから、おそらく東京で持って来られているということになるかと思いますね。

(朝日新聞社)
 関連ですみません。現在は、皆さん全員、徳島に在住ですけれど、538番の方だけ東京からいらっしゃったのですか。

(知事)
 この方は、東京から来られておりますね。

(朝日新聞社)
 その以外にも、県外からいらっしゃった方は、いらっしゃるのでしょうか。

(知事)
 この中については、おられないですね。

(朝日新聞社)
 わかりました。

(読売新聞社)
 545例目の方の屋内施設の方なんですけれども、それは濃厚接触者だったのかその辺りは。

(知事)
 いや濃厚接触ではなかったです。

(読売新聞社)
 屋内施設と、それ以外にそういった感染が広がっているとか、状況はどうなっているでしょうか。

(知事)
 今、この方だけですね。

(徳島新聞社)
 すみません。徳島新聞です。今の話に関連しまして、屋内施設では、従業員の方ということなんですが、どういう接触の仕方をされたのでしょうか。

(知事)
 この方の場合には、ちょうど濃厚接触者ではないということで、直接、接していたわけではないんですね。

(徳島新聞社)
 直接、接していたわけではないけれども、感染経路はこの方なんですか。

(知事)
 その辺りのところなんですけれどね。一応521例目関連ということになるんですれけど、一応この辺りも当然、これから積極的な疫学調査をやっていくことになりますけどね。

(徳島新聞社)
 今、調査中ということなんですか。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 ただ、関連クラスターには含めると。

(知事)
 そうです。その施設から出てますので、関連してその方から出ているということになります。

(朝日新聞社)
 度々すみません。鳴門市の病院職員の一斉検査は、この南海病院だけではなく全てですか。

(知事)
 そうです。今、徳島県では、特に高齢者施設。それから病院、あるいは有床診療所など、いわゆる入院患者さんですね。こうした人たちがいるところについては、しっかり調査これをやる。
 例えば、あるエリアの入所施設が従業員が出ましたとなると、その施設を全部やる。入所者とそれから職員。さらには、同じエリアの同じ類型の施設、これをやるということで今回は南海病院。こちらのまず職員と全入所者の皆さん、入院患者さんですね。それと敬愛会でやられている福祉施設など関連の施設ここの全職員。さらには、今回、関連クラスターとなった鳴門山上病院。こちらの入院患者さん。でここは、高齢者施設が一緒に連携しておりますので、そうしたところの関連の皆様方、これを全部まずはやる。
 それで次に行うのが、鳴門市における今回病院でしたので、病院、それから有床診療所。こちらは、希望するところに対してその職員の皆様方の一斉検査を行う。そして、それを今日からスタートということになります。

(朝日新聞社)
 鳴門市内の病院と有床診療所の。

(知事)
 有床診療所。有床ですね。

(朝日新聞社)
 有床診療所の希望するところは、ということですね。

(知事)
 そうです。一斉検査をやる。

(朝日新聞社)
 PCR検査ですか。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 関連しまして、現在のところ大体、何か所、何人くらいが、希望されていますか。

(知事)
 今のご質問の関係ですね。申し上げます。全部で14機関がありまして、このうち例えば、有床診療所で患者さんがいないところもありますので、患者さんのいるところの有床診療所それから病院、合わせて10か所。こちらについて、一斉に検査を行うということになります。

(徳島新聞社)
 大体、何人くらいを調べることになりますか。

(知事)
 職員900名です。

(徳島新聞社)
 10か所で900名。

(知事)
 はい。

(毎日新聞社)
 毎日新聞です。今日の発表の中で、まだ感染経路がわからなくて調査を続けている方は、何例目の方になるのでしょうか。

(知事)
 はい。この中でいきますと、それぞれ感染経路似ているところもあるんですけどね。でも、一応あれですかね、先ほど濃厚接触者とかを除いて一応全て疫学調査もやっているんですが、さらに深掘りもしておりますので、11名のうちですから除いていただくのが、このクラスター関連で536(例目)、537(例目)、そして544(例目)が「会社関連クラスター」ですね。
 それから、そこのところ、本来ですと4名を除いてと言いたいところなんですが、先ほどご質問のあった、南海病院関連の屋内施設の方、二次感染の方ですね、545例目。ここについては、今も申し上げたように、もう少し検査してみる必要があるのではないかなと。このように思っています。
 それとただし、538例目の方は、東京都からの転入者の方で、もう既に症状があったわけでありますので、そうした点を考えると、ここはおそらく持って来られたのではないかと。このようにも思っております。
 あと539(例目)の方のところ、ここが実は深掘りをしたところ、10日前なんですが、仕事で県外に行かれている。そして540(例目)、541(例目)は、この539(例目)の方の濃厚接触者ということですから、ここのところの対応ということになります。
 それから542例目の方、こちらも深掘りで調査をしたところ、実は発症から6日前の時に県外から来た友人と食事をしているということがあります。
 また543例目、ここは上と同じですね。542例目の方と同様ということであります。

(毎日新聞社)
 すみません、毎日(新聞社)です。ちょっと確認ですけども。

(知事)
 ちょっと待っていただきますか。ということで546例目の方は、純粋に調査中ということになりますから、確実に調査中ということが546(例目)。そして、もう少し深堀りをしっかりしなきゃいけないのが、先ほど申し上げた545(例目)。こういう感じになります。

(徳島新聞社)
 関連して確認なんですけれども、そうしましたら542例目の方は、県外から来た友人と食事をしたというのが原因ではないかと、これどちらから来たのですか。

(知事)
 関東方面です。

(徳島新聞社)
 関東方面。539例目の方も10日前に仕事で県外に行っていると、それが原因ではないかと、こちらどこでしょうか。

(知事)
 これは、四国の他の県と思います。

(徳島新聞社)
 愛媛がかなり増えているんですけど、愛媛県ではないですか。

(知事)
 いやそこのところは、今の段階では感染確認可能エリア外ですから。

(徳島新聞社)
 感染確認エリア外というのは。

(知事)
 (感染可能)期間外ですね。

(毎日新聞社)
 確認ですけども、鳴門市の調査の件で、南海病院とかの悉皆調査と他の病院の希望するところの調査。これどちらも今日から始めたということでよろしいでしょうか。

(知事)
 南海病院と鳴門山上病院の部分については、既に終わっています。

(毎日新聞社)
 今日から始めたのは、希望する他の病院ということですね、

(知事)
 10か所ですね。

(毎日新聞社)
 はい。わかりました。

(朝日新聞社)
 10か所は、全て有床診療所ですか。

(知事)
 いえ、5つが病院、5つが有床診療所ということになります。

(徳島新聞社)
 徳島新聞です。521例目の方なんですが、この方が屋内施設を利用したのは、いつでしょうか。

(知事)
 はい。ちょっと持ってくださいね。521例目の方は、3月27日です。

(徳島新聞社)
 27日。

(知事)
 はい。

(NHK)
 NHKです。すみません確認させてください。539例目と540例目の方は、同じ会社で働く同僚、539例目と541例目の方は、同居されていらっしゃると。

(知事)
 ちょっと待ってください。そうですね。541例目の方は、同居しています。会社は違いますけどね。

(NHK)
 539例目を起点として、感染が2人に広がったということですか。

(知事)
 そりゃそうです、同居ですから。

(NHK)
 南海病院のクラスターなんですけれど、まだ県内感染者数でいうと、3番目のままでいいですか。

(知事)
 そうです。1番が50(名)、2番が48(名)、今度32(名)ですかね。

(徳島新聞社)
 すみません。徳島新聞です。会社関連クラスターの件なんですけれども、最初のころに感染経路として1台のパソコンを皆さんが共有して使ってましたという話があったと思うんですけれども、それからも感染者が増えているんですけれども、例えば今日の方とか同じように共有のパソコンを使っていたのでしょうか。

(知事)
 今日の方は、会社関連ということで、必ずしも同じパソコンを使っているということではありません。ただ会社関連、同じ関連会社の方が、もう1人先発の方がおられますから。

(徳島新聞社)
 その方から感染したとみているのでしょうか。

(知事)
 ではないかと。いわゆる健康観察の状況においておりました。

(NHK)
 すみません。70代の夫婦の2人なんですが、中等症ということとですが、症状として酸素吸入が必要となっているのですか。

(知事)
 はい。それぞれ少し状況が違うのですが、542例目の方は、肺炎の所見。そして、543例目の方は、肺炎の所見があり、今、お話のあった酸素吸入をしています。

(時事通信社)
 それでは、6指標お願いいたします。

(知事)
 はい。それでは6指標の方の発表をさせていただきます。
 まず直近1週間、こちらは3月25日から3月31日まで、48名となります。その1週間前、3月18日から3月24日、先週と比べてここは32名ですから、多いということになります。
 次に、感染経路の不明割合48分の5、10パーセントとなります。ちなみに、この5名は499(例目)、511(例目)、512(例目)、516(例目)、527(例目)の5名となります。
 次に、病床の逼迫具合、対最大確保数との関係では、200分の74、37パーセントとなります。うち重症者割合25分の2、8パーセントとなります。
 療養者数につきましては、宿泊療養が6名おられますので、合わせて80名となります。
 最後に、陽性率ですが2,118分の47、2.2パーセントとなります。

(幹事社)
 では、会見を終わります。ありがとうございました。

(知事)
 はい。ありがとうございます。

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