〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
- 法人番号:
- 4000020360007
(幹事社)
よろしくお願いします。
(知事)
それでは、新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、発表をさせていただきます。
昨日4月30日、県内におきまして24名新型コロナウイルス感染者発生が確認をされました。公衆衛生上の観点から、感染をされた方がお住まいの市町村名、内訳を公表させていただきます。
徳島市12名、鳴門市3名、小松島市2名、阿南市1名、吉野川市4名、佐那河内村1名、石井町1名であります。
また、主な感染経路につきましては、濃厚接触者または接触者が6名、クラスター関連が8名となります。そして再掲となりますが、若年者、小学生、中学生、高校生の感染者数は、小学生2名となります。なお、飲食店関係はおられません。
その他、感染者の年代や主な行動歴、症状の程度など詳細につきましては、記者の皆様方のお手元に配布させていただいております資料をご参照願えればと思います。
それでは「とくしまアラート」5指標7項目について、発表させていただきます。
まず直近1週間、これは4月24日から4月30日、新規感染者報告者数でありますが、204名となりました。感染経路不明割合は204分の38、18.6パーセントとなりました。
次に、病床逼迫具合についての3項目についてであります。まず、確保病床の使用率62.3パーセント、252分の157となります。入院率334分の157、47.0パーセントとなります。うち重症者割合が25分の9、36.0パーセントとなります。
次に、療養者数334名となります。
そして最後、PCRの陽性率2,586分の202、7.8パーセントとなります。
続きまして、この度新たに発生が確認されました、県内24例目のクラスターについて、ご説明を申し上げます。 感染源探索のため積極的疫学調査進める中で、これまで発表した4名の方に、本日発表の1315(例目)から1319例目の5名を加えた計9名の感染者が、一つの高齢者施設から確認をされました。 保健所の積極的疫学調査の結果、この9名に二次感染、こちらを加えたこの方が1283例目の方でありますが、計10名の「24例目高齢者施設関連クラスター」として認定をさせていただきます。ということでこのようになります。
(パネル「24例目高齢者施設関連クラスター感染状況」を掲示)
これまだ全部こう書いていましたので、分かりづらかったので、こうして今日発表になる分について、それ以外過去例については、このような形で表示をさせていただきます。ということで、今申し上げたように入所型高齢者施設、この中で入所者6名、そして職員が3名、二次感染として1名合わせて10名の。今回からもう何例目ですかという記者の皆さん方からもお問い合わせがありますので、何例目という名前を頭につけさせていただきます。「24例目高齢者施設関連クラスター」として、新たにエントリーということになります。
なお、当該施設につきましては、利用者が特定をされていることから、現時点では施設名の公表につきましては、差し控えさせていただきます。
県といたしましては、既に保健所が入所支援に入ってるところであり、入所者や職員の感染状況の情報収集や感染防護の支援などを実施しているところでありました。引き続きクラスターの早期封じ込めを図って参ります。
続きまして、過去に発生したクラスター感染者に動きがございましたので、ご説明を申し上げたいと存じます。
昨日、「富岡東中学校・高等学校関連クラスター」について、新たに二次感染の1名、新たな陽性が確認をされましたので、この方をクラスターに加えさせていただきまして、
(パネル「富岡東中学校・高等学校関連クラスター感染状況」を掲示)
陽性者数につきましては、61名ですね、こちらですね。二次感染の方が1名加わって61名、県内単独2位、2番目の多さとなるところであります。
続きまして、「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター」につきましては、南海病院の入院患者さん2名、1310(例目)、1311例目の方でありますが、陽性が確認をされましたので、
(パネル「医療法人敬愛会『南海病院』関連クラスター感染状況」を掲示)
この2名を加え、全体では95(名)の過去最大のクラスター更新ということになりまして、この入院患者さんのお二人ということになります。
昨日でようやく4月が終わることとなりました。4月中に確認をされた感染者数、なんと773名となったところでありまして、先月3月単独での感染者は94名、これと比べて8倍以上のまず感染者、そして昨年2月25日からこの3月末まで546名でありましたので、4月がこの変異株の猛威、まざまざとあるいは見せつけられた、または見せつけられているところであります。
また、クラスターこちらにつきましても、今日24例目を申し上げたところでありますが、4月2日、4月としては第1号が出て、そして「富岡東中学校・高等学校関連クラスター」まで、4月1か月間だけでなんと9件クラスターが発生することとなりました。
このように感染の急拡大を受けまして、本県では12日「とくしまアラート感染拡大注意・漸増」、国のステージでは「ステージ2」を発動するとともに、16日には飲食店における営業時間時短要請を行いました。
さらに20日には、アラートをさらに一つ引き上げまして「とくしまアラート感染拡大注意・急増」と国のステージでは「ステージ3」対策のレベルを1段引き上げるとともに、いよいよ「まん延防止等重点措置」が視野に入るということで、24日その要請の検討、ちょうど24日は過去最高の1日あたり47名記録をしたところでありまして、現在も営業時短その延長の検討、あるいは部活動の休止、さらには新しい宿泊療養施設の運用を開始、今日から。また、医師会と連携をした「自宅健康観察支援」の取り組みの推進など様々な感染対策を行ってきているところであります。
引き続き、県民の皆様方の命と健康を守るための必要な施策を躊躇なく打ち出していきたいと考えております。
また、県民の皆様方におかれましては、本日からいよいよゴールデンウィーク本番、5連休スタートとなるところでありまして、特にこの期間中に変異株、特に関西中心に多いわけでありますので、人と人との接触の機会をなるべく減らしていただく、その意味で屋外の施設以外の県立施設、本来であればこのお休み期間中にご家族で、あるいはご友人たちとご利用いただければと思うわけでありますが、原則休館としておりまして、市町村にも同様の対応をお願いしておりますので、大変ご迷惑をおかけすることにはなりますが、是非、今の感染状況また日本の状況というものをご理解ご協力をいただきたいと思います。そして、再三再四この表
(パネル「「とくしまアラート」を掲示)
あるいは、もうこの表を貼り出していただいている施設などもあるわけでありますが、今は「とくしまアラート感染拡大注意・急増」、国で言う「ステージ3 」、飲食店における営業時間短縮は5月5日まで、そして、お酒の提供は午後8時、お店の営業は午後9時までお願いをいたしております。
また特にこの大型連休中につきましては、都道府県境をまたぐ移動は慎重にご判断をいただきたいと思います。
また特にこの中でも「緊急事態宣言」を発動してるのが、4都府県、東京都、京都府、大阪府、兵庫県。こことの往来については、極力お控えをいただければと思います。
また、より一層の感染防止対策の徹底もお願いをしているところでありますが、飲食店などを利用される場合には、そのガイドラインにしっかりと則った感染防止対策を行っていただいている「ガイドライン実践店」、このステッカーですね。このステッカーを貼っているお店そちらをご活用いただく。もちろん、そのお店に入っても感染防止対策、自己防衛はしっかりと行っていただければと思います。
また、少しでも咳が出る、発熱、どうも熱っぽい風邪かな、あるいは花粉症かな通常でしたらそのようにお思いかもしれませんが、今回だけはひっとしたらコロナかな、このように気づきを持っていただいて、かかりつけ医の皆さん方に電話でまずはご相談を。かかりつけ医さんがいないんですよ、その場合には、保健所に電話でご相談をいただきまして、積極的にその指示に従っていただければと思います。ようやく県内もそうした傾向が、今出てきてるところであります。
私の方からは以上となります。よろしくお願いいたします。
(時事通信社)
今日は、死者はおられないですね。
(知事)
「残念ながら…」ということを申し上げませんでしたね。
(時事通信社)
「まん延防止等重点措置」については、今日引き続き状況を見極めてということで、今日は出すつもりはないですか。
(知事)
数が昨日が25(名)、今日もほぼ昨日と同じで、しかし少し下降面24(名)、しかもクラスターが新たに出て24(名)となっておりますので、もしこの分を除けば19(名)ということにもなっておりますので、そうした意味では、やはりトレンドを見ていくと。今のところ下降トレンドを取っているといって過言でないかと思っています。
(時事通信社)
今日のクラスターについて、この施設が所在する市町村は教えていただけますか。
(知事)
今までこうした高齢者の入所型の施設の場合、公表する、しない関わらず、まずはその施設の全数調査、職員入所者の方ですね、それが終わった時には、そのエリアの同じ施設について、こちらからいかがですかとお話を申し上げて、応じていただいたところについては、積極的に我々の方で検査をしていくということで、徳島市以外のところについては、割とこうそれぞれの市町村の全域を、類似の施設を。
ただ、徳島市の場合には、非常に施設数が多いものですから、そのエリアを限定してさせていただくということで、今回この施設のところというのは、徳島市上八万エリアこちらを今後、全数を希望に応じてさせていただくという形を取らせていただきます。
(時事通信社)
ホテルサンシャインと、旧海部病院が今日からスタートになりましたが、今日から既に療養の方が入っていますか。
(知事)
はい、対応していただいております。
(徳島新聞社)
時事通信(社)の質問に追加なんですが、施設は徳島市内でしょうか。
(知事)
徳島市内です。
(徳島新聞社)
今日から別の療養施設も始められたということですが、今時点の入居者の数は、ホテル療養で。
(知事)
実際、全部合わせた分でいいですか。
(徳島新聞社)
実数ですね。
(知事)
それぞれの。
(徳島新聞社)
まとめてもいいです。
(知事)
今、宿泊療養については、43(名)という形になっています。今回新しくというか、サンシャインさんと旧海部病院ですね、こちらについては、スタートの時点ですので、一気に入れるよりもまず慣らしをやっていただこうと、こうした形で進められればとこのように考えています。
(徳島新聞社)
旧海部病院とサンシャインは、何人づつくらい入所されたか。
(知事)
また後で聞いていただいて。通例のサンシャインは20(室)確保、海部病院は60(室)あるわけですが今回最初のこととなりますので、少し慣らしとしてさせていただくという、ちょっとイレギュラーなもんですから、そこは少しお聞きをいただければと思います。
(徳島新聞社)
「まん延防止等重点措置」に関して、先ほど下降気味であるといっていましたが、どこかのタイミングで、(要請を)するか、しないかの判断を決めなければいけないと思うのですが、目処は決まってはない状況ですか。例えば、連休明けにするか、しないか、方針を決めるとか。
(知事)
まず、少なくとも5月5日まで営業時間短縮要請、あるいはクラブの活動の停止、これをお願いしているんですね、ということは昨日も質問が出ましたが、突然、例えば5月4日にどうするというのでは、急すぎるのではないですか、当然そういうことですね。トレンドを見ながら少し前の段階でその方針、もちろんその中には「まん延防止等重点措置」をどのようにしていくのか、そうしたところも含まれてくるわけでありまして、そうした意味では、今予定なんですが、このトレンドを見てできれば明日あたりに対策会議をすることができれば、これによってまず5月5日までとなっているこの2つの部分ですね、これをどのようにしていくのか。つまり、時短の要請の部分とクラブ活動の停止・休止の部分ですね。この2つは、最低方向を決める必要があるのではないか。
そして、その時に例えば、今日の発表の数値これを視野に入れて、これがまた急激にクラスターとか特定要因を除いて、リバウンドすることがあれば当然のことながらいよいよリーチと言いますか、もう1日そうしたことがあれば、もうすぐに要請と、こうした形に入ってくるかと思います。
(読売新聞社)
大阪府は、「緊急事態宣言」の延長の要請を検討しているという話もありますが、そうした近隣府県の状況というか、考慮する対象になったりするのでしょうか。
(知事)
それは、大いにあります。
今回なぜ徳島が、あるいはこの近隣の奈良にしても和歌山にしてもそうなんですが、こんなこと愛媛もなってしまったのかというと、当然それは大阪、兵庫、京都ここが2度目の「緊急事態宣言」、それが明けしばらく東京とかが残ってましたので完全に開けたのが3月22日。
しかし、この時に時短がかかっていたということで、今申し上げたその周辺所県へ皆さんが来られた。確かに、県内でも県外ナンバー増えましたね、といわれ始めた頃ということなんですね。ということで、大阪この変異株の猛威は最終日の2月28日は54(名)まで減ったものが、なんと4月21日に当時として過去最高の1,242(名)その後1,260(名)叩き出すんですけど、こうした点でもわかるように、そして人がどっと出た2週間後に動くのがこのコロナの特徴、ということで4月6日から直近1週間の感染者数、過去最多を20日連続で徳島更新をすることになったんですよね。
ですから今後例えば、今11日になっているということを考えて、まず時短要請あるいはクラブ活動こうしたものが5月5日となっている、これをどうしていくのかということがまずある。
そしてさらに、この「緊急事態宣言」がさらに延長になるということになってくると、やりこれを迎え撃つために、よりそれを伸ばして行くのか、あるいは今度は、業が成り立たなくなってくるんですよね。そうした場合の対策としてどのように、今回、地方創生臨時交付金、我々全国知事会が求め5,000億、また観光支援が1,000億、合わせて6,000億、都道府県分だけで決まったところなんですよね。
こうして考えるとこのお金をやはり、しっかり業を守るために使っていくということで今回は、時短要請これをしている仕入れ、そこへ納入してる事業者の皆さんですよね、直接間接を問わず。
あるいは、秋田町夜9時を過ぎて行くとタクシー、代行だけがいると、お客さんがいない 。こうしたものへの支援と言ったことも既に県議会の方で発表させていただいておりますので、まずはこうしたものを延長とともに、こうした制度も当然のことながら打ち出し、そして対応していくと。
こうしたものの中で、感染状況と医療の逼迫状況、また周辺、今言った「緊急事態宣言」がどうなっていくのか、こうしたのをみながら「まん延防止等重点措置」こうしたものにも正式に申請をすると要請をすると、これらの選択肢があるかと思いますので、まずは明日、今予定ではありますけどね、これからちょっと打ち合わせをしようかと思ってますが、最短だと明日、対策本部を開くことができる、このように考えています。
(徳島新聞社)
明日もし例えば延長する場合、同じような経済対策のようなものも、同時に発表される予定でしょうか。
(知事)
もう既に今、時短の関係について経済委員会などで発表させていただいておりますので、その発動ということになるということですよね 。
(徳島新聞社)
新しいものが、また出てくるということではないですか。
(知事)
もう揃ってますから今。あと新しいものといえば「まん延防止等重点措置」。この要請をした場合には、既に徳島の対策、昨日決めておりますので、これを今度は具体的に詰めていくと。あとそれを順次発動していくと。これはまた次の次元ですね。
(徳島新聞社)
4月の累計感染者についてですが、773人と突出して4月だけが多い、これに関しての受け止めと、今後の感染者数の展望がもしあれば教えていただけますか。
(知事)
受け止めは先ほども申し上げたように、昨年2月25日、第1号の方が確認をされてから3月末まで3月1か月で多いといっても94(人)ですから、3月末までで546人、それに比べて773(人)いかに異常な数値であるのか。
しかも実際上は、4月6日以降これが急激にと。ちょうど4月5日が全国で「緊急事態宣言」開けた、その3月22日から14日目ということになりますので、綺麗にこのトレンドが現れてきている。
そして、これがいわゆる変異株。ここ2週間、県のスクリーニングで変異株、全部で49検体100パーセント変異株ということになっておりますので。そうしたことからわかるように、大阪、兵庫のあの逼迫状況しかも急激に襲ってくる。若い人も重篤化をする。また大阪では、1日で44名いきなり亡くなると。こうした状況これが、この変異株の恐ろしさということで、徳島の急拡大それをまさに象徴している。
そして、亡くなる方がやはり毎日のように出ると、こうしたこともまさにトレンドということですので、やはりしっかりと保健所の積極的疫学調査、これによって探究をしてクラスターを認定し封じ込める、あるいは感染のリンクこれを断ち切っていく。こうした点が、地道な作業ではあるわけなんですが、これをしっかりとやっていく。
そしてその一方で、やはり患者さんたちをしっかりとケアをしなければいけないということで、今回、宿泊療養施設、実質上は旧海部病院の部分もそういった形に発動していくと。特に海部病院、入院をされてる方が、ドクターの判断で軽快をしたと。そうした皆さん方の療養に、これによって海部病院の病床を開けていくと。県央部、一番患者さんが多いわけでありますので、ドクターが判断をされて宿泊療養となった場合に、今の東横インだけでは166(室)持っているわけなんですが、やはり消毒、あるいはベッドメイキング、1日でできるわけではありませんので、どうしてもそうした点、箇所数を増やしていく必要があるということで、5月1日からホテルサンシャイン徳島さんが、ご協力をいただけたと。そして、20室を確保できた。今日から慣らしの運転から入っていくということになりましたので、こうした宿泊療養体制、あるいは入院をされている方の軽快後の受入れ、そしてこれらをさらにということで、後方支援病院こうしたものの制度これも発動となっております。
さらには、こうした皆さん方で少しお待ちをいただく皆さん方に対してのいわゆる「自宅健康観察支援事業」と言ったものも今日からスタートということになりまして、県医師会から入院調整のチームの方にリエゾンが送られ、そうしたかかりつけ医の皆さん方、一番かかりつけ医の皆さん方が、患者さん既往症がどんなものを持っているのか、今回どういう経緯で発症してきたのか、場合によっては、コロナの決定が出る前にかかっている場合も多くの事例ではありますので、一番その経緯をご存知なわけですから、そうした皆さん方がケアをいただける。
あるいは、そうしたかかりつけ医さんがおられない皆さん方も、県医師会からサポート員、こちらを送っていただける、対応していただけるということで、この宿泊療養つまり健康観察でお待ちの皆さん方に対してのケアをしっかりとしていくと。こうした体勢も出来上がっている。
また、今日も申し上げたところですが、いわゆるひょっとしたらコロナかなという気づき、これを積極的に持っていただいて、そしてかかりつけ医さんに電話で相談をと。 こうした事例が、一昨日の事例では、46(事例)のうちの35事例、そのうち29(事例)が、かかりつけ医さん経由 、6事例が自主、自腹を切って検査を受けられた、11(事例)が県での検査。こうした事例が増えてきているということになっておりますので、今後この県医師会の「自宅健康観察支援体制事業」といったものが、非常に効果を出していくのではないか。患者さんのケアと言った点で、あるいは病床の逼迫、これを防いでいく。
つまり、最前線でのコロナと闘っていただいている病院の医療従事者の皆様方の負担軽減に非常にプラスになる、このように考えております。
ちなみに今日24例あるわけなんですが、このうち濃厚接触者など県の方で検査をしたものが11事例、そして、いわゆるかかりつけ医さんなど医療機関から経由で民間に行って出されたものが13例、というふうになっておりまして、今日またこのかかりつけ医さんなどから民間に出されたものが県の検査の数を上回っているという形になっております。
(徳島新聞社)
本日認定されたクラスターですが、これは感染の状況としては、職員のケアとかで過去には施設内でカラオケをしていたこともあったが、どういう感染経路を辿ったのか。
(知事)
少し経緯を申し上げたいと思います。
実は4月27日、この施設の職員の方 、1206例目の方なんですが、この方の感染が確認をされる。そして、28日翌日ですね、この職員と接触があって4月26日から咳、全身倦怠感いわゆる症状が見られる医療機関を受診をされた職員、この方1230例目の方も陽性が確認をされる。
つまり、職員2人が陽性と。そうした意味でこの施設において、施設として入所者あるいは職員の全体これを対象としてPCR検査を進めて来られた。そして、昨日までで入所者6名、職員1名、計7名の陽性が確認をされる。その最初の2人を足すと、入所者6名、職員3名、9名。そして、二次感染、今日の1名を加えて10名。
つまり、昨今、入所施設の場合には、面会や何かができませんので、ほぼその施設広がる場合には、職員の方や出入り事業者の方、そうした方々が持ち込むのがほとんどということになっています。
(徳島新聞社)
施設内の検査は、全て終わっていますか。
(知事)
終わりました。
(徳島新聞社)
対象は何人ぐらいですか。
(知事)
少しその内訳申し上げていきたいと思います。検査全体として行う対象者は、全部で153名ということになります。職員と入所者の内訳でいきますと、職員 61名、そして入所が92名。
ちなみにこの153(名)の中には、最初に陽性が出た1206例目の方も加えさせていただいています、便宜上ですね。
そして、あと検査残数は全部終えたというと少し語弊がありますね。検査残数あと1残っておっておられます。
(徳島新聞社)
今日までに、152人の検査が終わったということですか。
(知事)
そうです。例えば、発生が確認をされて全数検査ということになると、そのほうが分かりやすいですね、152の方が、あと1残っていると。
(徳島新聞社)
1303例目、公務員ということですが、これはどういった属性の方ですか。
(知事)
国家公務員の方であります。
(徳島新聞社)
例えば、県民と接触があるような人ですか。
(感染症対策課)
海上自衛隊の方です。
(幹事社)
では、会見を終了します。ありがとうございました。
(知事)
よろしくお願いします。