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令和3年2月20日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それでは、お願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、私の方から発表させていただきます。
 昨日2月19日、徳島県立保健製薬環境センターの検査によりまして、1名の新型コロナウイルス感染者発生が確認されました。県内では447例目となります。
 それでは、感染者の概要をご説明させていただきます。なお、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名を公表いたします。
 (感染者の)年代は30代、女性、徳島保健所管内、藍住町在住の方、ご職業はパート従業員であります。
 感染者の発症日、症状、行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元に配付の資料をご参照いただきたいと存じます。なお現在、新型コロナウイルス入院受入医療機関に入院調整中であります。
 また、現時点での濃厚接触者については、ご同居のご家族5名となります。なお現在、継続して、積極的疫学調査実施しているところであります。プライバシー保護の観点から、是非ご配慮をよろしくお願い申し上げたいと存じます。
 実は、ここで少し、詳細に発表させていただきたいと思います。
 これまで発表させていただいた438例目、そして442例目、443例目、そして444例目、これらの皆様方はクラブ活動を通じた感染4名ということで、もしお一人増えることがあれば「クラスター」としての認定に入りますと、このように申し上げてきたところであります。
 そして、今回の447例目の方の感染を受け、さらに積極的疫学調査を行ったところ、現在まで感染が確認されている7名が、2月14日、このクラブ活動に参加したことが新たに判明したところであります。
 このことを受けまして、「徳島県新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」、こちらにお諮りさせていただき、その結果、この7名に2次感染により感染が広がった2名を加え、計9名の「スポーツクラブ活動関連クラスター」として、新たに認定する運びとなりました。
 これによって、県内では11例目の「クラスター」が発生ということになります。ということで、概要をご覧を少しいただきたいと思います。
 
(パネル「スポーツクラブ活動関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 最初には、この437例目の方、そしてそのご家族438例目の方、この方が実はクラブ活動に参加していた最初の子ということになります。そしてここから順次、441例目、そして(44)2例目、ここはご家族ですね。そして443例目、444例目、指導者の方とご紹介させていただきました。
 そしてさらに、この442例目のクラスメイトの方、この方外なんですけどね、445例目。そして446例目、ご家族ですね。ここが昨日発表させていただいたお二人。そして、今日発表させていただいたこの447例目の方。この方、この方は一緒にクラブ活動をされていたということが分かったと。しかもそれが2月14日の活動日であると、こうしたことも遡って分かったということで、この同じクラブ活動をやっていた方7名をクラブ活動、まず「クラスター」として(認定させていただきました)。
 そしてその外、ご家族の方、あるいは小学校の同級生の方、この2名を加えることによって「関連クラスター」ということになり、結果として、この2月14日、スポーツクラブ活動を行っていた皆様方の「関連クラスター」9名、こうした形での認定となったところであります。
 
(パネルを置く)
 
 今、概要を申し上げたところでありますが、少し中身の「(徳島県新型コロナウイルス感染症対策)専門家会議」の皆さん方からのご指摘も踏まえる形でお話を申し上げさせていただきたいと思います。
 これによって繰り返しとなりますが、県内では11例目の「クラスター」認定となったところであります。
 そして今回、「徳島県(新型コロナウイルス感染症対策)専門家会議」委員の皆様方から具体的な「クラブ名」、こちらを公表しない形での「クラスター」認定となりました。実は具体的な名前を公表しない形で認定する「クラスター」は11例目のうち、これが2例目となります。その前の事例というのは、1月6日、認定されました「部活動関連クラスター」、これに次いで2例目となります。
 それでは、「(徳島県新型コロナウイルス感染症対策)専門家会議」からのご指摘、少しご説明させていただきます。
 (徳島)県の(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止に関する)条例によりましては、「不特定又は多数の者が立ち入り、又はとどまる施設において、患者が複数生じる場合における患者の集団で『5名以上』であるもの」、このように「クラスター」の定義、認定させていただいております。
 このことと当てはめてみますと、今回の「クラスター」は特定のまず場所でないということ、また個人の属性として、このスポーツ活動、こちらに加わっていた、つまり集団に属しているにすぎないということ。ただし、その集団も不特定多数の人が入れ替わるということになると、これは注意喚起のために具体的な名前を出していく2次的になるわけでありますが、この集団については、すべて名簿で特定できているということがありますので、「(徳島県新型コロナウイルス感染症対策)専門家会議」の方からは、あえてクラブの固有名詞、こちらを言う必要はないとのご指摘をいただきました。
 一方、今回の事案は、スポーツクラブ関連での「クラスター」の発生ということで、全国的にもよく見られる傾向でもありますので、他のスポーツクラブ活動におきましても、感染防止対策について、なお一層のご注意、これを行う必要があると、こちらについても「(徳島県新型コロナウイルス感染症対策)専門家会議」の方から併せてご指摘をいただいたところでありますので、以下注意点について申し上げていきたいと思います。
 スポーツクラブ、これを行っていただくにあたりましては、まず室内で大声を出さない、つまり屋内スポーツの場合ですね。そして汗や唾液に対する接触感染対策、また共用部分での手洗いの励行、接触感染ですね、これを防いで行こうと。そして、休憩時間、場面の転換は注意というあの5つのうちの1つということになりますが、休憩時の飲食中の会話は避けるとともにマスクの着用を徹底する、こうする形でお話をしていただくことができるということになりますので、改めて感染対策徹底をお願いいたしたいと思います。
 また、県民の皆様方に対しましても、繰り返しのお願いとなりますが、「いつ、誰が、感染しても、おかしくない」とお考えをいただきまして、マスクの着用、3密の回避、手指消毒など、決して気を緩めていただくことなく、基本的な感染防止対策の徹底を改めて、お願いいたしたいと思います。
 また、ご本人を含めまして、ご家族の方などで発熱や体調が悪い方がおられましたら、早め早めに「かかりつけ医」の方に電話でご相談をいただき、医師の指示に従っていただくようにお願いいたしたいと存じます。
 また、教育委員会といたしましては、この度の新たな「クラスター」に児童が4名含まれていることを重く受け止めまして、本日中に全県立学校及び全市町村教育委員会に対し、学校内外における「新型コロナウイルス感染症の基本的な感染防止対策と人権に配慮した対応のさらなる徹底」を促す通知メールを発出させていただきまして、改めて児童・生徒・幼児の皆様方への指導を依頼することとなります。
 また、来週の(2月)22日月曜日に予定いたしております市町村教育委員会教育長の皆様方を対象といたしました臨時の「感染防止と人権配慮に関する研修会」、こちらにおいて、さらなる注意喚起を行わさせていただきます。
 ここで1点、ご報告を申し上げたいと存じます。
 昨今の感染状況、確かに収束に向かいつつ全国もあるわけではありますが、東京都など今「緊急事態宣言」出されているところで、その減り方が鈍化している。またその一方で、重症化、この皆さん方が増えている、こうした話も出てきているところでありまして、入院あるいは宿泊療養体制、この強化が全国的に今、求められているところであります。
 そこで、旧海部病院の既に4階部分30室、こちらが宿泊療養として、今使われるわけでありますが、さらに3階部分の30室、もともとの予定では3月末、こちらを供用開始、そのように予定させていただいておりましたが、全国的な傾向を受け、また県南に宿泊療養の施設がない、大きなホテルなどがないということもありましたので、これを1か月前倒しにする、このように既に県議会の方で私の方から発表させていただいておりましたが、さらにこのスピードを早めようということで、来週の(2月)24日から、30室を新たに共用開始をし、合わせて旧海部病院では60室、宿泊療養の病室を確保させていただくこととなり、徳島市内の「東横イン眉山口」150室と合わせ、2月24日から、宿泊療養は、県下では210室という形になりますので、また6指標などについても、2月24日からこの部分が変わって参りますので、記者の皆様方にもよろしくお願い申し上げたいと存じます。
 最後となりますが、コロナウイルスと闘っておられる患者さん方はもとよりのこと、感染リスクを抱えながらも、最前線で日々懸命に治療にあたっていただいておられます医療従事者の皆様方、並びにこれらの皆様方のご家族に対するいわれのない「誹謗中傷」、また「心ない発言」、「間違った対応」は絶対にやめていただきたい、このように改めてお願いを申し上げたいと存じます。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)

(幹事社:毎日新聞社)
 (447例目の方について、)2月14日にクラブ活動をされていたというのは、指導者の方か何かですか。

(知事)
 この今申し上げた、先ほど「クラスター」として囲った皆様方全てということです。この方指導者の方、そして、生徒の方3名ですね。そして、その保護者関係も含めて。しかも、この保護者の人達というのは、単なるご家族ということではなくて、同じフロア、この2月14日活動をしていた屋内施設、このフロアに一緒に滞在をされていた、単なる送迎できたというだけではなくて、そうしたことが、積極的疫学調査の結果、判明したという形で、元々はこの方々も送ってこられたであろうということで、外に出していたんですね。ということで、「クラスター」としての認定になっていなかったということですが、同じ活動を、つまり、同じフロアにクラブ活動の一環として入っておられた。だいたい時間的にも3時間ということも分かりましたので、これを一体的なものとして捉えようと、このようになったということです。積極的疫学調査の結果、これも分かったということです。

(毎日新聞社)
 パート従業員というのは何か接客業等でしょうか。

(知事)
 はい。それでこの方の場合には、無症状ということですので、検査の日、これが2月19日ということになりまして、その前、2月17日からは同居のご家族、この方が検査を受けるために仕事を休まれているということで、2月17日以降、お休み、自宅待機となっておりますので、このお仕事の内容については、公表を控えさせていただきます。

(四国放送)
 447例目の方、つまり、そこのクラブ活動の中に、ご子息か誰かがいらっしゃって、このご子息の方は陰性ということで、付き添いで来られていたのか。

(知事)
 付き添いで来られていて、しかも、その中で、実際にいろいろお手伝いもされていた。そして、3時間、このクラブ活動のサポートもされていたと。3時間おられたということも積極的疫学調査で分かったと(いうことです)。

(四国放送)
 そういうことが分かったので、昨日検査をしたということですか。

(知事)
 そうです。

(四国放送)
 クラブのメンバーというわけではなくて。

(知事)
 子供さんがクラブのメンバーで、それでその関係もあって検査を受けられると。接触者として、濃厚接触者ではない。

(NHK)
 2月14日なんですけれども、この日は全部で何人くらいフロアに居たのですか。

(知事)
 この時に居た人が、あのこの人だけじゃないんですが、同じクラブ活動、これを、このやっていた人たちに対して、児童、生徒、指導者、そして新たに保護者。実は2日前の時に、私の方からこのクラブ活動として、検査の話があって、全員を悉皆調査やりましたと。この時には、児童、生徒21名、そして指導者の方3名、(合わせて)24名と言っていたんですが、その後、今申し上げた、この保護者の皆さん方がサポートもされていたということがあって、この方々6名を加えて30名。その中身は児童、生徒21名、指導者3名、そして保護者6名、合わせて30名という形に、検査の対象ですね。

(NHK)
 このサポートというのは、具体的にお茶を作ったりだとか、そういうことをしていたのですか。

(知事)
 そうですね。指導者の皆さん方のサポートをされたり、あるいは、あとは見守りというのもあるでしょうね、その練習風景を。

(NHK)
 クラブのメンバー、どういうサポーター(というのは)。

(知事)
 あくまでもサポーターというより、保護者は保護者なんです。ただ単なる付き添いで、例えば、子どもさんをそのクラブ活動に車で送ってきた、それで後は、どこか喫茶店でも行かれていたといった形ではなくて、その同じ空間でおられて、時にはいろいろなお手伝いもされていたということが分かった。となると、同じ活動していたという範疇に捉えましょう。そういうことで、関連ではなくて「クラスター」の中に入れたと。それによって結果として、5名以上になったということになります。

(毎日新聞社)
 保護者の6人の方は関連に含まれる、これまでは、6人の保護者の方は検査は何もしていなかったのですか。

(知事)
 いやいや、接触者として捉えさせていただいて(検査しています)。

(徳島新聞社)
 2月14日に活動していた施設名ですとか、あと、このスポーツクラブの競技、何の競技かというのも非公表ですか。


(知事)
 はい。その必要はないと。

(徳島新聞社)
 あと、なぜ今日になって「クラスター」と判断されたのですか。

(知事)
 はい。もう一度。先ほど説明をさせていただいたところなんですが、もともと2日前の段階で、こちら、こう437(例目)、438(例目)、こう出てきたのですね。あるいは441(例目)、442(例目)、443(例目)、444(例目)、ここまで私の方から発表させていただきました。この時の関係、この方もともと外に出ていたのですが、この4名だけで、この方はご家族なんですが、外へ送迎だけという取り扱いをしていました。
 しかし、昨日の段階で、今度はクラスメイト、これは外ですね。それからこの方も送迎、ご家族ですから、送迎ということで、外へ出ていたのです。そして、今日発表したこの447例目の方を、いろいろお聞きをすると、今申し上げたような形で、単なるこの方は送迎じゃなくて、お子さんは実はこの中に入っていないんです、活動はされていたんですけど、陰性。
 ところが、単なる付き添いだと思っていたところ、陽性になった。どうしてですかという形で積極的疫学調査をやったら、3時間ほどこの中におられた。なおかつ、様々なお手伝いをされた。ということは、一緒の空間を共有した。そして、これらの人たちも、私がおととい公表をさせていただいた時には、例えば2月6(日)、7(日)、(2月)5(日)、6(日)、7(日)とか、それから2月14日、幅があったんですね。しかし、もう一度それぞれの人たち、どう関連があるかというのを調べていったところ、全て2月14日に符合をしてきたと。
 そして、この皆さん方もいろいろ聞いてみると、一緒に保護者として集まり、そして3時間ほどは空間を共有する、あるいはお手伝いをされる。単なる送迎をして空いた時間で、どちらかで休憩をされていた、お買い物をされていた、そういうことではないということが分かって、これらの皆さん方を全て、一つのクラブ活動をしている、空間を共有した皆さんとして「クラスター認定」をしようと。と同時に、今度はもう既に出ていたこのお二人、「関連クラスター」として、これを認定しようと、こういう形になったと。
 ですから、既に2日前の時に、この4名だけだったんですが、その時点であとお一人、もし増えることがあれば、そこについては、「クラスター」の認定を諮ることにすると、既に申し上げていたところでもあります。

(徳島新聞社)
 あと、(徳島県新型コロナウイルス感染症対策)専門家会議はいつ開かれたのですか。

(知事)
 今日です。

(四国放送)
 数字の確認ですが、県内11例目(のクラスター)でいいですね。

(知事)
 11例目(のクラスター)です。

(読売新聞社)
 今回の「クラスター」の関連で、検査が終わっていない方はいらっしゃいますか。

(知事)
 はい。まだおられます。少し申し上げたいと思います。先ほど濃厚接触者の皆さん方の話も申し上げたところでありますが、あと残りが6名ということになります。 これは、445例目の方の濃厚接触者、同居のご家族2名のうちの1名。それから、447例目の方の同居のご家族5名全てと。実はこの方、うち2名は既に陰性となっていたのですが、今回こうして、この方、陽性となられましたので、もう一度5名を全員やろうということで、改めてということで、あと残り6名ということです。

(徳島新聞社)
 確認なんですが、2月14日に活動していたのは、屋内施設ということですか。

(知事)
 そうです。

(毎日新聞社)
 それでは、6指標をお願いします。

(知事)
 はい。それでは、6指標申し上げていきたいと思います。
 まず、直近1週間の新規報告者数、2月13日から2月19日まで23名となります。
 次に1週間対比、先週ですが、2月6日から2月12日、30名ですから対比は少ないとなります。
 次に感染経路不明割合、23(名)分の7(名)、30パーセントとなります。ちなみに、この7名申し上げていきます。425例目、426例目、427例目、430例目、432例目、438例目、そして440例目となります。
 次に病床の逼迫割合でありますが、対最大確保数200(床)に対して42(床)、21パーセントとなります。
 次にうち重症者割合、25(名)分の1(名)、4パーセントとなります。
 次に療養者数、今申し上げた42名が入院、そして宿泊療養が2名ですので、合わせて44名となります。
 最後、陽性率については、1,326(名)分の23(名)、1.7パーセントとなります。以上です。

(徳島新聞社)
 過去に質問があった場合、非常に申し訳ないのですが、小学生にも感染が広がっているということで、変異株とかの可能性はないのでしょうか。

(知事)
 はい。ここのところについては、今、国立感染症研究所の方との連携ということで、いわゆるPCR検査をやっているその遺伝子検査ですね、こうしたものをお互いで共有をしていこうという形になっているところでありまして、現段階のところで、徳島県内で変異株がある、といった形にはなっていない状況ということになります。

(徳島新聞社)
 今回のこの「スポーツクラブクラスター」でのウイルスも変異株ではなさそうということですか。

(知事)
 今の段階では。

県内のワクチン接種について(質疑)

(四国放送)
 コロナ関連で、昨日、ワクチンの配分が、徳島は8箱ということで出ていたのですが、これについては、県が求めている量に十分入っていると思われているのでしょうか。

(知事)
 はい。実は昨日、河野ワクチン担当大臣と全国知事会議「新型コロナウイルス緊急対策本部」、その中に設置した「ワクチン接種特別対策チーム」との協議、これが行われたんですね。その前に、河野大臣が実は就任をされた時にもさせていただいて、この時にいわゆる今、医療従事者の皆さん方は、二通りで接種していただくことになっています。
 まずは、もう既に始まった、2月17日からですね。これを医療従事者の皆様方の先行接種、このように呼んでいます。これはどんな皆さん方かというと、国立の病院系統ということで、実は徳島県内にも、国立病院系統は二つ、「徳島病院」、あるいは「東徳島医療センター」ですね、二つあるわけなんですね。こうしたものを国の方がまず選定して、その中から募るということだったんですね。1万人ぐらいかなと思ったところが4万人となった。
 また、病院の指定についても、徳島の場合には割と小規模ということもあったんですが、我々としては、やっぱりそうしたところもやってくださいと。というのは、ここやらないと、結果として、その後に来る優先接種の方に入ってきてしまう。なるべくならば早く医療従事者の皆様方をと国の方には申し上げたところなんですが、やはり例えば具体的な理由までは教えてもらえなかったんですが、特色として、筋ジストロフィーという独特の四国で唯一やっているとか、あるいは規模が小さいというのもその一つかなと。やはり新型コロナ(ウイルス感染症対策)、これを大々的にやっていただいてるところをどうも優先したようだと。
 しかし、そうなりますと、3月中旬といわれていた医療従事者の次にくる優先接種、これを是非前倒ししてもらいたいということを、その前の就任の時に申し上げたんですね。
 そうしたところ河野大臣の方から、この先行接種、これについて、やはりしっかり対応はするわけなんですが、その部分について、優先接種を早くしようという形、もともと先行接種、その理由というのも厚生労働省の方から通知が出されて来ているんですが、ここはやはりスムーズな接種、これを実際にやっていく体制確認と、副反応、こうしたものも出てくる、こうしたものもやはり高齢者の皆様方はじめ、国民の皆さん方が、大変不安視をされているのも多いので、こうしたものについての情報といったものも、実際に打ってみないと分かりませんからね、日本人に合うかどうか、それを出していこうと、そうしたための先行接種です、ということが通知が来ているんですね。
 そういうことで、なるべく早く医療従事者の皆さん方、今第一線で現にあたっていただいてますので、前倒ししてもらいたい。申し上げたところ、昨日、河野大臣の方から、まず(全国で)1,000箱、これを配っていきましょうと。(全国で)1,000箱というとどのくらいの人が対象になるのかっていうことなんですが、1箱の中に、実は195(バイアル)入っているんですね。そして、このひとつのバイアルといいますか、この中で、6回打てるんです。つまり、6(回)掛ける195(バイアル)掛ける(全国で)1,000(箱)、117万人分ということになります。
 これを3月1日の週にまず送ってきていただく。そして次に、3月8日の週に。これで合わせて(全国で)1,000箱分ということになります。
 ということで、徳島県にはそれが8箱。そして、さらに3週間後にまた同じ数が来る。3週間あけて2度目を打つということになっていますので。
 こうした形で、もちろんこれで全部が足りるわけではもうとうありませんので、もともと優先接種、医療従事者の皆様方、厚生労働省が当初、これを調査をしたところでは370万人分となっていたんですね。
 でも実際には希望者が多く出まして、100万人増えて470万人分ということになりますから、これだけの分を確保しなければいけないということですから、当然これでは足りない。当然徳島の中で、これをどのような人たちから、まず医療従事者などの皆さん方から打っていくのか、これをやはり調整しなければいけない。こうした点についても、河野大臣の方には、当然、各都道府県、それぞれの判断でさせていただければと、このようにも申し上げたところなんですね。

(四国放送)
 徳島での接種は、3月1日の週から始まるのですか。

(知事)
 (3月1日の週)から始めます。届いて始めていくと(いうことになります)。

(四国放送)
 届いてすぐ始めるということですか。

(知事)
 そうですね。これ-70度以上でいうことですからね、その体制もありますので、着いたからすぐ打つというのはなかなか難しい。ただその週から始めていく。

(四国放送)
 3月1日の週(からですね)。

(知事)
 はい。その週のいつ着くかというのもありますけどね。(3月)1日に着くとは必ずしも限らない、3月1日の週に着いて、それから打っていくと(いうことです)。

(四国放送)
 以前言っていた中旬よりはだいぶ、少し早くなると。

(知事)
 早くなりました。最初は3月中旬に着く予定でしたからね。それも、だから河野大臣就任の時に意見交換したいと言って、私の方から申し上げた、これは全国知事会長として申し上げたんですけどね。そうしたことが実ってきたということになります。

(四国放送)
 ということは、8箱なんで、8箱掛ける、先ほどの計算によると195(バイアル)あって、掛ける6(回)が人数分になると、それがまずとりあえず来るということですね。

(幹事社)
 ありがとうございました。

(知事)
 はい。よろしくお願いいたします。

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