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令和3年2月18日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それでは、発表事項についてお願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、発表させていただきます。
 昨日2月17日、徳島県立保健製薬環境センターの検査によりまして、5名の新型コロナウイルス感染者発生が確認されました。県内では440(例目)から444例目となります。
 それでは、感染者の概要をご説明させていただきます。なお、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名を公表させていただきます。
 まず440例目の方、年代は60代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社役員であります。
 次に441例目の方、年代は30代、女性、徳島保健所管内、松茂町在住の方、職業は高齢者施設職員であります。
 次に442例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、松茂町在中の方、職業は小学生であります。
 続きまして443例目の方、年代は10歳未満、男性、徳島保健所管内、藍住町在住の方、職業は小学生であります。
 次に444例目の方、年代は60代、男性、徳島保健所管内、藍住町在住の方、職業は公務員であります。
 感染者の発症日、症状、行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元に配布させていただいている資料をご参照願います。なお現在、5人とも新型コロナウイルス入院受入医療機関に入院調整中であります。
 また、現時点での濃厚接触者、以下申し上げて参ります。
 まず440例目の方、同居のご家族1名となります。
 次に441例目の方、同居のご家族4名となりますが、既に検査でこのうち同居のご家族1名は陰性が確認されましたが、442例目として、同居のご家族1名が陽性となりました。ということで、2名残っているということになります。
 次に442例目の方、同居のご家族4名、クラスメイト25名、教職員1名、合わせて30名となりますが、既に検査で、このうち同居のご家族1名は陰性が確認されましたが、441例目として、同居のご家族1名が陽性となりました。ということで、互い(に濃厚接触者)てことですね。
 次に443例目の方、同居のご家族4名、別居のご家族2名、クラスメイト19名、教職員1名、合わせて26名となりますが、既に検査で、このうち同居のご家族1名の陰性が確認されております。
 444例目の方、別居のご家族8名となりますが、このうち1名につきましては、居住自治体に依頼済みであります。
 なお現在、継続して、積極的疫学調査を実施しているところであります。プライバシー保護の観点から、是非ご配慮をよろしくお願い申し上げます。
 本日、2名の小学生感染を発表させていただきましたが、昨日発表させていただいた感染者の通う小学校とは別の複数の小学校で感染者が発生したところとなります。
 そこで、県教育委員会におきましては、このような発生状況に迅速に対応するため、本日午前9時から教育長をはじめといたします県教育委員会幹部で構成する「対策チーム会議」、こちらを開催いたしまして、最新の情報の共有を図るとともに、全県立学校や市町村教委に対しまして、基本的な感染防止対策や人権に配慮した対応について、本日の午前、改めて通知メールを発出いたしたところであります。
 また、来週の月曜日2月22日となりますが、すべての市町村教委の教育長を対象といたしまして、臨時の研修会、こちらを開催をし、感染防止対策のさらなる徹底を図って参ります。
 新型コロナウイルス感染症に関する「医学的知見」では、「小児は成人に比べ感染しにくい」可能性が示唆されておりますが、今週に入り、本県におきましては、児童生徒の感染事例が、複数確認されております。
 子どもさんは大人と違い、ご自身の体調の変化に気づきづらいといった点がありますので、ご家庭において、常にお子様、またご家族の皆さん方の健康状態をチェックいただきまして、発熱など何らかの症状が見られるときには、是非無理されることなく学校を休み、早め早めの「かかりつけ医」さんに、電話でまずはご相談の上、ドクターの指示に従っていただきたいと思います。
 また、新型コロナにつきましては、誰もが感染する可能性がある病気であります。ご自分がいつ感染してもおかしくないと考えていただきまして、県民の皆様方、お一人お一人がこれまでもお願い申し上げて参りましたが、マスクの着用、3密の回避、手指消毒の徹底など、基本的な感染防止対策を実践していただきますように、改めてお願いを申し上げるところであります。
 最後となりますが、コロナウイルスと闘っていただいている患者さんはもとよりのこと、感染リスクを抱えながらも最前線で懸命に治療にあたっておられる医療従事者の皆様方、こうした皆様方のご家族に対するいわれのない「誹謗中傷」、また「心ない発言」、「間違った対応」などは絶対にやめていただくよう改めまして申し上げさせていただきます。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(幹事社:時事通信社)
 症状について、中等症や重症の方はいらっしゃいますでしょうか。

(知事)
 中等症、あるいは重症者、5名の中にはおられません。

(時事通信社)
 無症状の方以外は、皆さん軽症でしょうか。

(知事)
 おっしゃるとおりです。

(時事通信社)
 441例目の高齢者施設の職員ということですが、これはこれまでの「クラスター」とは全然関係ない方になりますか。

(知事)
 はい。

(時事通信社)
 この方、仕事A、仕事Bとあるのですが、どちらも高齢者施設ですか。

(知事)
 いいえ、仕事Bの方が高齢者施設ということになります。

(時事通信社)
 444例目の公務員の方は、これはどういった職種になりますか。何か人と関わるようなものになるのか。

(知事)
 はい。もうここのところにつきましては、公務員ということでありますので、ここは公表させていただきます。藍住町役場の方であります。

(時事通信社)
 何か窓口を担当されていたりとか、どういった仕事になりますか。

(知事)
 内部事務ですね。

(時事通信社)
 440例目の会社役員の方は、何か上場されている著名な企業の役員さんとか、そういったことは(ありますか)。

(知事)
 そういうふうには聞いていないですけどね。

(時事通信社)
 442例目の小学生の方が利用した屋内施設なんですが、これは、昨日発表された小学生が利用した施設とは、また別の屋内施設ということでしょうか。

(知事)
 昨日、発表した小学生は2名おられますよね。そのうちのいわゆる438例目の方と同じ施設ということになります。

(毎日新聞社)
 444例目の方なんですけれども、藍住町役場の職員さんということなんですけれども、要は町民と直接接触するようなお仕事ではないというイメージでよろしいでしょうか。

(知事)
 内部管理ですね。

(毎日新聞社)
 内部事務(ですか)。

(知事)
 内勤ということです。

(毎日新聞社)
 内勤(ですね)。

(毎日新聞社)
 441(例目)と442(例目)が同居家族ということなんですけれども、念のためで、441(例目)が母親で、442(例目)が息子ということですか。

(知事)
 それで結構です。

(毎日新聞社)
 441(例目)から444例目の方々と437(例目)、438(例目)の関連性を教えてください。

(知事)
 はい。まず今回、441(例目)、それから(44)2(例目)、さらには(44)3(例目)、そして(44)4(例目)と、これが一つの関連性のあるものとなります。
 そして今、ご質問をいただきましたように、435(例目)、436(例目)との関係ですよね。こちらとの関係はございません。ただ先ほど、施設の関係を問われたところで、その屋内施設というのは、どの人と一緒なのという話で、これは438例目、この方が使われていた屋内施設、こちらに関わるのがこの4名ということになります。

(毎日新聞社)
 442例目の方と443例目の方は、県内の学校に通われているということで、学校の対応を教えてください。

(知事)
 それではまず、442例目の方の学校の対応について申し上げていきます。442例目の方の学校につきましては、今日、臨時休業ということになっております。また、明日以降については、またご判断ということになっております。
 次に443例目の学校、こちらについても、本日、臨時休業ということになっておりまして、今後については、またご判断ということになります。

(NHK)
 443例目と444例目の方、ここは肉親ではない、全く別ですか。

(知事)
 そうです、444例目と443例目とは、肉親というか、親族関係というのはございません。

(NHK)
 441(例目)と442(例目)は親子であって、この4人に共通するのは、438例目の方が利用した施設に関わっているということですか。

(知事)
 そういうことです。

(NHK)
 443例目の方も行かれているし、444例目の方も行かれているということですか。

(知事)
 そういうことです。

(四国放送)
 屋内施設というのをもう少し具体的に、どういった施設になりますか。

(知事)
 今の4人の関わる部分ですね。いわゆるスポーツなどを行うことのできる施設ということになります。

(四国放送)
 438(例目)と441(例目)から444(例目)の5人はこのスポーツ施設の利用者という言い方になりますか。

(知事)
 そうです。

(読売新聞社)
 今の関連で、スポーツを行う施設ということなのですが、同じスポーツをされていらっしゃったということですか。

(知事)
 はい。もう少しちょっとこの細くというか申し上げていきますと、まず438例目の方がまず最初に昨日公表させていただきました。この方がいわゆるスポーツクラブ活動、これをされていた施設が今ご質問のあったいわゆる屋内施設といったものになります。
 そして、ここに関わる、つまり利用者となる方が、442例目の方、443例目の方、そして444例目の方ということになります。ただ先ほど441例目の方は442例目の方とご家族ということで、ここの施設に対して、送迎など行われたと。ここの利用者ではないということになります。

(徳島新聞社)
 442(例目)と443例目の方は小学生で、444例目の方は60代ということですが、この444例目の方もその施設、スポーツをする施設を利用していたのですか。

(知事)
 利用者です。はい。

(徳島新聞社)
 同じ空間で(スポーツを)されていたのですか。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 今の同じ空間でというのは、一緒にそのスポーツを行ったということですか。

(知事)
 当たりです。そういうことです。

(徳島新聞社)
 一緒にというのは、442(例目)、443(例目)、444(例目)の3人なのか、それとも438(例目)を含めた4人ですか。

(知事)
 今申し上げた438(例目)も一緒です。4人一緒です。

(徳島新聞社)
 4人一緒にスポーツをしていたのですか。

(知事)
 そうです。

(読売新聞社)
 昨日のお二人の関係者ということで、これで感染者が6人ということになりますが、例えば「クラスター」とかその辺りはどのようにお考えですか。

(知事)
 はい。確かに438例目の方は437例目の方とご家族ということなんですが、ここの施設をクラブ活動をして、この屋内施設で同じ活動をしていた方は、実は437(例目)の方は違うんですね。あるいは、今日申し上げた441例目の方も違うんですね。ということで、実際にここでクラブ活動、この施設の中でやっていた方は、438(例目)、442(例目)、443(例目)、444(例目)ということで4名ということですので、「クラスター」の定義、これは、徳島県の条例の中で書かせていただいておりますし、念のために、(徳島県新型コロナウイルス)専門家会議の皆さん方にもご相談させていただいて、まずはその施設、同じ活動をしていた、そこで5名以上出た場合に、まず「クラスター」の認定をして、そこからご家族に飛び火をする、そうした場合に「関連クラスター」として今度は積み上げていく、ということになりますので、まず元となるクラブ活動、あるいは同じ屋内施設、共有した人は4名ということですから、これは「クラスター」の定義にはまだ当たらない。もちろん、この中で一緒に活動していた他の人たち、これが増えるということになった場合には、改めて、(徳島県新型コロナウイルス)専門家会議に認定していただきまして、その場合には、ご家族2名が既に陽性になっていますので、当然「関連クラスター」として、今の段階としては、それにオンしていくと、ご家族の方をですね、そういうことになります。

(読売新聞社)
 同じ活動をしていらっしゃった他の子どもさんもいらっしゃると思うのですが、その辺りは検査の状況はどうなっているのでしょうか。

(知事)
 このクラブ活動、この部分ですね。このやっていた皆さん方につきましては、今検査、これを行っておりまして、こちらについてはすべて検査が終わっています。24名検査を行っておりまして、このうち今公表の4名が陽性と、あとは陰性と、こうしたこともあって、(徳島県新型コロナウイルス)専門家会議の方では、全数調査、これが終わっておりますので、現段階として「クラスター」として認定する必要はない、このように実は提言を受けております。

(読売新聞社)
 24人のうち、お一人60代の方がいらっしゃいますが、その他の23人については、子どもさん以外の方もいらっしゃるのですか。

(知事)
 はい。ここについては大きく分けると、分かりやすく説明するとですね。小学生の皆さん方はいわゆるその競技をやる方、先ほどの60代の方は指導者です。こう言ったほうが分かりやすいかと思いますけどね。ということで、指導者の方が3名、そして児童生徒の皆さん方が21名、合わせて24名、全数調査は終わっております。

(NHK)
 スポーツというのはちなみにどういったスポーツになりますか。

(知事)
 屋内で行えるスポーツというふうに申し上げておきます。

(朝日新聞社)
 おおよそなんですが、6人のうちの施設を利用した4人が一緒であった時期なんですが、例えばなんですが、1月の末か何かですか。

(知事)
 これについて、例えばそれぞれの利用状況というのもありますので、442例目の方、小学生の方ですね。この方については2月8日、(2月)9日、そして(2月)14日。そして、443例目の小学生の方、この方については2月5日、(2月)6日、(2月)7日、(2月)14日。そして444例目の方、この方は2月5日、(2月)6日、(2月)7日、(2月)14日、一緒ですね、443例目の方と。という形になります。2月に入ってですね。

(朝日新聞社)
 438例目の方は。

(知事)
 438例目の方ですね。438例目の方につきましては、(屋内施設を)使ったのは、まずこれも2月5(日)、6(日)、7(日)、それから(2月)12(日)、15(日)。

(朝日新聞社)
 時期で考えると、(2月)5(日)、6(日)、7(日)辺りということですか。

(知事)
 そうですね。その辺りです。

(感染症・疾病対策室長)
 すみません。(2月)12(日)、(2月)15(日)でなく14日です。

(知事)
 (2月)14日です。だから、まず(2月)5(日)、6(日)、7(日)、と14日、438例目の方ね。

(朝日新聞社)
 改めて4人の方が同じ空間に居たであろうというか、ウイルスが仮にそのスペースで飛散していたと仮定した場合ですけれども、時期としては(2月)5(日)辺りですか。

(知事)
 そうですね。今言った(2月)5(日)、6(日)、7(日)辺りがちょうどかぶっていますが、442例目の方は(2月)8(日)、9(日)なんで、(2月)5(日)、6(日)とちょっと違いますね。だから(2月)8(日)、9(日)。でも(2月)8(日)、9(日)のところは、でも逆にあれなんですよね、443例目の方は(2月)8(日)、9(日)使ってないんですよね。

(朝日新聞社)
 同じ質問を別の形なんですけれども、例えば、共有スペースというのは何かあったのでしょうか。

(知事)
 この4人が同時にですね。この(屋内施設を)使ったということからいくと同時はない形になりますね。442例目の方は、(2月)5(日)、6(日)使っていない。いや、行動歴に出てないだけか。

(感染症・疾病対策室長)
 同じ空間で、皆さん同じクラブ活動をされていたということです。

(知事)
 だから日付、感染可能何日前っていう、その発症日によってバラバラになっているので、だから今で言う2月のその意味からいうと、例えば442例目の方はちょっと置いておいて、443例目の方、それから444例目の方、それから438例目の方からいくと、2月5(日)、6(日)、7(日)、14(日)。そうですね。(2月)5(日)、6(日)、7(日)、14(日)は3人が一致していますね。
 そして、442例目の方が(2月)5(日)、6(日)、7(日)、ここのところはちょっと、ただ(2月)14(日)は一致して、いや(2月)14(日)は違うんだね。

(感染症・疾病対策室長)
 (2月)14(日)は一緒です。

(知事)
 じゃあ(2月)14(日)は一緒ですね。(2月)14(日)は全員一緒ですね、4名が。

(徳島新聞社)
 屋内施設なんですが、この表で(屋内施設)Aと(屋内施設)Bとあるのですが、これはどちらになるのか、若しくは両方になるのか。

(知事)
 両方なんです。2か所で。クラブ活動は一緒なんですけど場所が違う。日によってということです。

(徳島新聞社)
 では、その2か所の施設で同じグループとして利用していたということですか。

(知事)
 そうです。クラブ活動をやっていたと。クラブ活動は一つ、行っていた場所が(屋内施設)A、(屋内施設)Bに分かれるということです。

(NHK)
 確認させていただきたいのですが、このうち今日の442例目と443例目と昨日の438例目の方は同じクラブ活動のチームメートだった。それで、藍住町の男性、444例目が指導者であった。その3人に関しては、昨日発表があったことを受けて、昨日検査を受けて陽性であった。

(知事)
 そういうことです。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(NHK)
 一方で、その441例目のこの女性は、こうした状況から見ると、息子さんから感染が広がったと見るのがよいでしょうか。

(知事)
 どっちがどっちかっていうことでしょうね。そこのところは。

(朝日新聞社)
 確認なんですが、学校は異なるわけなので、地域のクラブ活動ということでよいですか。

(知事)
 (学校は)全部違います。スポーツ活動ということですよね。

(朝日新聞社)
 地域のということでよいですか。

(知事)
 クラブ活動です。地域ということに着眼というよりは、そのスポーツのクラブ活動ということが一緒で、そこに皆が集まってきているということです。

(朝日新聞社)
 部活ではないですよね。

(知事)
 部活ではないです。というのは、学校はバラバラですから。

(徳島新聞社)
 先ほど、利用した日にち、4人言っていただいたんですが、それはこの2か所をということですか。

(知事)
 そうです。つまり日にちによって使っている施設、1日で2つ使うということはなくて、それぞれ例えば(2月)14日と(2月)5(日)、6(日)、7(日)と、これは違うと。そのとおりに(利用した屋内施設が)なっていますよね。(屋内)施設A、(屋内施設)Bと分けていますから。

(徳島新聞社)
 スポーツですので、競技中はマスクを外されていたのですか。

(知事)
 外しています。ということもあって、全数調査をやったということです。

(徳島新聞社)
 接触の度合いが比較的多いスポーツなのか、それとも分かれているのだけれども、マスクをしていなかったので、感染したという状況が予測されるのか、その辺は(どう考えているのか)。

(知事)
 物理的にはソーシャルディスタンスが取れる競技なんですけど、ただ指導ということになると、当然それは近くにみんな集まってということはあり得ますから、そこのところはね。ということで、全数調査をさせていただいたということです。

(徳島新聞社)
 ちなみに、その施設だったり、スポーツクラブ内で何か感染対策はされていたのですか。

(知事)
 はい。こうした点は当然されているんですけどね。ただどうしても競技、スポーツの場合には、一時期、例えば陸上競技でもマスクを着けて真夏にやっていた。これはもうやめましょうというのがありましたよね。という形で、どうしてもこの競技をやる場合には外す時間帯があるということになります。

(徳島新聞社)
 先ほど全数調査で24人されたということですが、これは皆さん同じグループの人ですか。

(知事)
 同じクラブの人です。

(徳島新聞社)
 同じクラブ。この施設を利用したクラブ以外の方というのはいらっしゃらないのですか。

(知事)
 こちらとしては、そういう把握にはなっていないですね。やはりクラブとして、そこの施設を使われていた(ということです)。

(徳島新聞社)
 クラブ活動をした時間というのは、どれくらいの時間一緒にされていたのですか。

(知事)
 だいたい3時間から4時間ぐらいでしょうか。3時間程度です。

(四国放送)
 24人検査をして、4人陽性で、20人は陰性ということですが、この20人はクラブのメンバーという表現でよろしいでしょうか。

(知事)
 そうですね。指導者、それからその指導を受ける人たち、合わせてということですから。

(朝日新聞社)
 「クラスター」の概念なんですが、例えばなんですが、場所という定義にするのか、集団という定義にするかで変わってくると思うのですが、ここはそのクラブということでの「クラスター」にはならないのですか。

(知事)
 はい。やはり、この場合に定義の仕方として、ある一つの空間、例えば共有するということで、クラブ活動でもあるし、そのスペースといいますかね、その中に、つまりクラブで活動した人たちというと、先ほどの家族の人たちというのは関係ないということになるし、それは同じ空間を共有した人たちということにもなるわけなんですね。

(朝日新聞社)
 いずれについても、該当しないということですか。

(知事)
 そういうことです。

(徳島新聞社)
 発症の日にちからみて、438例目の方が一番早いのかなという感じなんですけれども、このクラブの中の4名と関連するご家族の方、この集団を見たときに、感染経路というのは、何か把握はされているのでしょうか。

(知事)
 そうですね。ここのところについては、ですからまだ、438例目の方も昨日ということですから、この今、積極的疫学調査、その対象という形になります。

(徳島新聞社)
 クラブ活動以外のこの440例目の方なんですけれども、検査につながった経緯と感染経路がもし分かっていればお願いします。

(知事)
 はい。分かりました。では、ちょっと症状から申し上げていった方がよいかと思いますので、440例目の方であります。
 発症日は2月13日、この時に38.4度の発熱、咳、全身倦怠感がありました。そして2月14日、夜から37.3度、また夕方から全身倦怠感、朝は平熱だったんですね。
 そして、2月15日から16日まで、やはり、夜から37.4度、夕方から全身倦怠感、朝は平熱だったと。そして、2月17日、37.4度、そして、咳、夕方から全身倦怠感と。
 まず、この方、2月13日に症状が出たということで、2月14日に医療機関A、こちらを受けられました。ただこの時の診断は風邪ということで、その後、なかなか症状が良くならないということで、2月17日に医療機関B、こちらを受けられまして、抗原定性検査ということで、ここで陽性が出たんですが、もう一度PCR検査、これを改めて県の方で行って、陽性確定とこういう手順になります。

(徳島新聞社)
 感染経路については。

(知事)
 まだ調査中です。

(徳島新聞社)
 直近で県外に行かれたとかいうことは。

(知事)
 今の段階ではそこまで分かっていません。

(徳島新聞社)
 441例目の方なのですが、高齢者施設の職員ということなんですが、高齢者施設の利用者の方への検査ですとか、仕事内容として、そもそも高齢者に接することがあるのかどうかという点についてお願いします。

(知事)
 はい。この方、441例目の方につきましては、実は各施設の中で、食事のお世話などをされています。入浴、食事のいわゆる介助ですね、(介助)をされています。そういうこともありますので、施設、こちらについては当然、この接触状況を確認するというのもあるんですが、この例えば、施設の入所者87名、それから、今度は職員55名、合わせて142名について検査を行います。

(毎日新聞社)
 その142名の方はこれから検査ですか。

(知事)
 回っています。これからやっていきます。

(徳島新聞社)
 その142名は、接触者ということですか。そこは調査中ですか。

(知事)
 接触状況の調査はするんですが、待ってられませんので、その濃厚接触者とか接触者の分けを関係なく、この場合は全部、全数調査をやるということになります。

(徳島新聞社)
 今日も藍住(町)と松茂(町)の方が二人ずつで、最近、板野郡の感染者が目立つのですが、「病院クラスター」との関連はないのかどうかというのと、板野郡に対して地域を絞って「アラート」を出すとかそういったお考えはありますか。

(知事)
 はい。まずは先般、徳島市内にあった部分も、高齢者施設から「クラスター」が、あの場合「クラスター」が出たということで、ここの場合は施設、そのエリア、同じエリアの施設について調査をやりました、検査をですね。今回もですから、あれは医療機関が出たわけなんですが、ということで、同類の医療機関などについて、順次、検査をやっていくという形になります。
 ただあくまでも、いわゆるそのエリア全体で、外に出ている、いわゆる市中感染的なですね、こういうことではないということになりますので、つまり、その集団が分かっているということですから、特別、板野郡にどうということにはならないということです。

(徳島新聞社)
 最近、医療機関に1か所目に行って、症状は風邪ですというふうに、一旦帰られて、検査に時間がかかっているようなケースが何件かあるんですが、受診・検査協力医療機関の対応として、何かこうばらつきがあるのかどうか、また、検査をするという基準について、何か統一基準みたいなものを示しているのか、その辺のことを教えていただけますか。

(知事)
 これはもうその今回のコロナの症状といったもの、それから、風邪であったり、インフルエンザであったり、似たような症状ですね。こうしたものについては、それぞれのドクターの方で判断されると。
 当然ことながら、それはもう医療界全体でどんな症状が出た場合、これはコロナかな、あるいは、これは境界線的だから、じゃあ検査をしようかしないか、ということは一定の基準、こうしたものは共有されておりますので、その中で見ていく(ということになります)。
 確かに、これまでの事例の中では、完全にこれは風邪だなという場合と、あるいはこれ完全にインフルエンザだなといった場合、こうしたものが見受けられたということですから、決して、その判断がおかしかったとか、そういったことにはならない、とこのように考えております。

(徳島新聞社)
 県から特に基準を示しているわけではないけれども、医療機関の間で、一定の基準というものはもっているということですか。

(知事)
 当然、これは例えば、季節性のインフルエンザはどんなもんであるとかですね。そうしたものについては、当然、これは医療の世界の中で皆で共有されていますから。

(徳島新聞社)
 コロナの検査をどういう症状があったらするかという基準ではなくて、一般的にインフルエンザだとこういう症状ですねというような基準をもっていると。

(知事)
 そうですね。

(徳島新聞社)
 県としては、基本的に主治医の方の判断でやってもらっているということになるのでしょうか。

(知事)
 そういうことになります。

(徳島新聞社)
 昨日の確認された小・中学生の学校なんですけれども、今日の対応はどのような対応だったのでしょうか。

(知事)
 はい。昨日出た小学校、中学校、それぞれの関係について、少し追跡調査の結果を申し上げていきたいと思います。
 まず、昨日出ました435例目の方、この方は上板町在住の方。こちらについては、2月17日の段階で、全てPCR検査は全員陰性というものが出たということで、本日(2月)18日から学校を再開されておられます。
 次に436例目の方の小学校。こちらについても、全て陰性が確認されたということで、ただし、こちらについては、万全を期すということがありまして、(2月)21(日)の日曜日まで臨時休業を決定されております。
 また438例目の方の小学校、こちらについては、本日(2月)18日も臨時休業ということになっておりますが、(2月)19日からは学校を再開する、これはまあ、検査の結果が確認できるのが少し遅かったというところもあるわけなんですが、結果として、全員が陰性ということが分かったということで、(2月)19日から再開ということになります。

(徳島新聞社)
 昨日検査が残っていた、3校の関係者の方々は全て検査が終わって陰性だったということですか。

(知事)
 そうです、はい。ただ(検査結果が)出るタイミングが少しずつ違うので、再開のタイミングがずれるということになりました。

(徳島新聞社)
 藍住町役場の対応というのは何か把握されていますか。

(知事)
 はい。藍住町役場につきましては、まず1階部分、それから2階の北側部分、こちらについて、保健所の指導に従う形で、まず消毒がなされました。また、特に2階の北側部分につきましては、外来を止めている。外から訪ねて来るということについては止めるという形をされておられます。

(時事通信社)
 では、6指標をお願いします。

(知事)
 はい。それでは、次に6指標の方に移りたいと思います。
 まず、直近1週間は2月11日から2月17日、25名となります。そして、先週との対比となりますので、先週の1週間は2月4日から2月10日、こちらは27名となりますから、先週に比べて少ないとなります。
 次に、感染経路の不明割合、25(名)分の6(名)、24パーセントとなります。ちなみに、この6名の方、422(例目)、425(例目)、426(例目)、427(例目)、430(例目)、そして432(例目)の6名となります。
 次に、病床の逼迫具合、対現時点確保数に対してということで、200(床)分の51(床)、26パーセントとなります。うち、重症者割合25(名)分の1(名)、4パーセントとなります。
 療養者数については、今申し上げた51(名)に、宿泊療養3名を加えて、54名となります。
 最後、陽性率1,157(名)分の25(名)、2.2パーセントとなります。以上です。

(幹事社)
 では、以上で会見を終了いたします。ありがとうございました。

(知事)
 はい。それではよろしくお願いします。

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