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令和3年1月22日 臨時記者会見 フルテキスト版

新型コロナウイルス感染症の発生について(説明)

(幹事社)
 それでは、知事お願いします。

(知事)
 それでは、新型コロナウイルス感染症の発生につきまして、私の方から発表させていただきます。
 昨日1月21日、医療機関経由の民間検査機関、県経由の民間検査機関及び徳島県立保健製薬環境センターの検査によりまして、13名の新型コロナウイルス感染者の発生が確認されたところであります。県内では338例目から350例目となります。
 それでは以下、感染者の方の概要をご説明させていただきます。なお、公衆衛生上の観点から、お住まいの市町村名を公表させていただきます。
 まず338例目の方、年代は50代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、ご職業は無職であります。
 次に339例目の方、年代は50代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社代表であります。
 次に340例目の方、年代は70代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、(職業は)嘱託社員であります。
 次に341例目の方、年代は40代、女性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高齢者施設職員であります。
 次に342例目の方、年代は40代、男性、徳島保健所管内、上板町在住の方、職業は会社員の方であります。
 次に343例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、北島町在住の方、職業は会社員であります。
 次に344例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は高校生であります。
 次に345例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に346例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に347例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 次に348例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、鳴門市在住の方、職業は高校生であります。
 次に349例目の方、年代は10代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は高校生であります。
 そして350例目の方、年代は40代、男性、徳島保健所管内、徳島市在住の方、職業は会社員であります。
 感染者の発症日、症状、行動歴につきましては、記者の皆様方のお手元に配布させていただいている資料をご参照願います。なお現在、新型コロナウイルス入院受入医療機関に、338例目、339例目の方は既に入院済み、340例目から350例目の方、入院調整中であります。
 また、現時点での濃厚接触者について、以下申し上げて参ります。
 まず338例目の方、同居のご家族2名となりますが、既に検査で1名が陽性、この方が339例目の方、残りは陰性が確認されております。次に339例目の方、仕事の関係者1名、ご友人2名の合わせて3名となります。次に340例目の方、同居のご家族1名、別居のご家族1名、合わせて2名となります。次に341例目の方、同居のご家族1名となります。342例目、343例目の方は、おられません。次に344例目の方、同居のご家族2名となります。そして345例目から347例目の方、おられません。348例目の方、同居のご家族2名となります。349例目の方、同居のご家族3名となります。350例目の方、職場の同僚4名となります。
 なお現在、継続して、積極的疫学調査を実施しているところであります。プライバシー保護の観点から、是非ご配慮をよろしくお願いを申し上げたいと存じます。
 ここで、「生光学園高等学校関連クラスター」、その関連といたしまして、「生光学園高等学校」の検査状況について、報告させていただきます。
 本日現在、濃厚接触者151名、全て検査を終了しております。また、接触者及び 関係者222名と判定いたしまして、昨日までに既に216名、検査が終了し、残り6名については検査調整中であります。昨日の検査で、「生光学園高等学校関連クラスター」として8名の陽性、342例目から349例目の方が確認され、これまでの18名と合わせ、合計26名の「関連クラスター」となったところであります。ということで、こちらに関連性を出させていただきました。
 
(パネル「生光学園高等学校関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 昨日はクラスで分けさせていただきましたが、積極的疫学調査、これを行うにつれて、それぞれの生徒さん方との相関関係がだいぶ分かって参りました。
 ということで、順々に原発を308例目の方、ちょうど1月19日。そして、その後にこの1月20日の関係の皆様方、そして今回、この赤字で記している1月21日の皆様方、この皆様方の陽性が確認され、この枠内が「生光学園高等学校」の生徒の皆様方、そして、枠の外のところがいわゆる「関連クラスター」の部分となりまして、全体で今、26名となっております。
 また、濃厚接触者、接触者、関係者の数、先ほど申し上げましたが、かなりの数に上りましたが、その検査も余すところあと6名のみとなったところであります。我々としては、何としても今、受験期がもう来ようとしているところでありますので、早期に学校全体、その感染状況について、封じ込めをする。そのためには、一気に検査を行わなければならない。そうした形で進めさせていただいておりますので、是非県民の皆様方にも、こうした状況について、是非ご理解とご注視をいただければと思います。
 
(パネルを置く)
 
 そこで、さらに今、受験期ということを申し上げたところでありますので、ここで「生光学園」の皆様方の対応、またそれに伴う県の対応について、ご紹介をさせていただきたいと思います。
 「生光学園高等学校」におかれましては、今回の「クラスター」発生を受けられまして、試験日程に関わる点について、一週間延期をされることとなりました。例えば、試験日についてでありますが、実は、昨年は1日でやられておられたんですね。
 しかし、コロナ禍ということもありまして、学校サイドとしてはやはり密にならないようにというご配慮をされまして、今年は1月30日の土曜日と1月31日の日曜日が予定されておりました。しかし、今回のことを受けて、2月6日と2月7日、この2日間、一週間延期をして行うということになりました。
 そして、試験日に先立ちまして、当然願書の受付がなされるわけでありますが、今回については、1月25日の月曜日から1月28日の木曜日までと定められておりましたが、これを2月1日の月曜日から2月4日の木曜日とこちらも一週間伸ばすこととなりました。
 また、これに伴いまして、当然合格発表日も一週間動くこととなりまして、今、予定されていたのが2月5日の金曜日でありましたが、これを2月12日の金曜日へと(延期)されております。
 また、受験を受ける体制、これも関心が高くなっているところでありますので、こちらにつきましては、まず試験室で受験をする人数を大幅に減らされることとなります。机の間隔を前後左右、1メートル空けて実施する、つまり、ソーシャルディスタンスを確保して、受験会場を行われることとなります。また換気も徹底するということで、試験1科目終了ごとに試験室の換気を行うとともに、試験日の前日に机椅子などのアルコール消毒を行いまして、初日の試験終了後にも、改めて消毒を実施するなどの感染対策をより徹底されることとなります。
 県といたしましても、「生光学園高等学校」と連携を密にするとともに、適時適切に助言を行わさせていただきまして、感染対策を徹底した、そして、受験生の皆様方が安全でそして安心して試験を受けていただける、そうした体制の整備について、しっかりとご支援を申し上げていければと、このように考えているところであります。
 そして、県としての対応、さらに深く申し上げていきたいと思います。
 まずは今回の「クラスター」発生を受けまして、昨日(1月)21日でありましたが、(1月)16日から各私立学校、これは高等学校だけではなくて、小学校、中学校も併せ、緊急の感染拡大の防止対策の徹底に関わる説明会をWebでさせていただきました。これまでもコロナ禍、これを受けまして、衛生管理マニュアルであるとか、あるいは新型コロナウイルス感染症への対応に関する留意事項など、感染症対策に係る通知を随時行って参りました。
 また、私立学校における感染症の対策、学びの保障、両立のためにまずは、保健衛生用品の購入をはじめとする感染症対策の徹底に係る経費のご支援を行っております。
 また、リモート授業が増えてくるということもありますので、その端末などの整備にかかる経費、GIGAスクール構想という形で、全国では国・公立の小中学校については、1人1台タブレット型端末、今、整備を進めているところでありますが、徳島県におきましては、光ブロードバンド環境、これを活用するということで、公私を問わず、また、高等学校、特別支援学校の高等部に対しましても、県といたしまして、県版のGIGAスクール構想 ということで、1人1台のタブレット型端末、これを整備を進めているところでありました。こちらも今後、ご活用いただく、こうすることによって、感染症対策はもとよりのこと、学びの保障、リモート授業の体制整備、しっかりと支援をいたしているところであります。
 さらには、本日でありますが、県が備蓄をしているフェイスシールド500枚を「生光学園高等学校」の方に提供させていただきまして、生徒の皆様方の感染防止対策はもとよりのこと、特に同校の入学試験に関わる、例えば願書の受付時、また、試験監督時など感染防止対策、これは学校側のということになりますが、活用をしていただく形を取らせていただきますので、是非受験生の皆さん方、また、受験生をお持ちの保護者の皆様方、こうした「生光学園高等学校」のご対応であるとか、あるいは県としてのバックアップ、ご理解をいただければ幸いであります。
 次に今度は、「(有料老人ホーム)クレア城南関連クラスター」について、1点ご報告を申し上げます。
 「有料老人ホームクレア城南関連クラスター」におきまして、昨日1名の陽性者、341例目の方が確認がなされました。これまでの48名と合わせ、これによって結果として、49名の「関連クラスター」となったところでありました。
 
(パネル「有料老人ホームクレア城南関連クラスター感染状況」を掲示)
 
 ずっとこの1月11日、34名の陽性者から数えまして、日々増えてくる形となり、そして今回、お一人職員の方が(陽性が)出ることとなりまして、これによって、合わせて49名、入所者、そして、職員の皆様方の感染が確認されているところであります。
 
(パネルを置く)
 
 こうした形でひとたび、学校であるとか、あるいは施設内に新型コロナウイルス、持ち込まれると大きな「クラスター」に発展をする可能性、これが徳島でも現実のものとなったところであります。
 そこで、まずは学校あるいは施設内に持ち込ませないことがいかに重要であるのか、そのためには、ご本人が体調の変化を感じた時、少し調子が悪いな、熱っぽいな、そうした場合にはひょっとしてという気づきを是非持っていただきまして、行動を控えていただく。また、学校側につきましても、こうした生徒の方、また、施設におかれては、職員の方、入所者の方、是非適切な対応、行動変容、また検査、こうしたものを行っていただきたいと存じます。
 また1月以降、特に年末年始での里帰り、あるいは逆に里帰りとしてお迎えをする、こうした帰省にまつわる関係でこれを起点とする感染事例がこれまで申し上げてきた1月の4つの「クラスター」を除きますと、昨日1月21日現在で、約6割、多くが確認されているところであります。是非ご本人を含めご家族の方、さらには、県外から帰省や訪問を受けられた方などで、どうも体調がおかしい、思わしくない、そうした場合には是非早め早めに「かかりつけ医」の方に電話でご相談をいただきますように。
 そして、何度も何度ももう耳にタコができるよと県民の皆様方は思われるかもしれませんが、基本的な感染防止対策、3密を避ける、それよりもやはりマスクを着用する、特にしゃべる時は。また、接触感染を防ぐためには、手指消毒、できれば手首まで(家に)帰られたら洗っていただければありがたいと思います。また、顔なども洗っていただく。そして、消毒。こうした点についても是非心がけていただきたいと思います。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その1)

(幹事社:朝日新聞社)
 今日の13人について、無症状以外の方の(症状は)。

(知事)
 無症状の方以外ですね。

(朝日新聞社)
 無症状は無症状でいいのですよね。

(知事)
 はい。では言っていきますね。
 338例目の方、軽症です。339例目の方、軽症です。340例目の方、軽症です。341例目の方も、軽症です。342例目、343例目、344例目、ともに軽症です。次に、345例目の方は無症状です。346(例目)軽症、347(例目)、そして348(例目)、349(例目)全て無症状。そして、350例目の方は軽症となります。以上です。

(朝日新聞社)
 次に、338(例目)から343例目の方、6人分についてなんですが、それぞれ関連が指摘されている中で、おそらく関連した人の家族や友人とか、クレアの職員さんですかね、分からないですけど、343(例目)までの6人分について、それぞれ関係性を伺えますか。

(知事)
 それでは、申し上げていきます。338(例目)、339(例目)このお二人はご夫妻です。それから、340例目の方、この方は312例目の方の職場の同僚の方。そして、341例目は今お話があったとおり、クレア城南の職員の方。以上です。

(朝日新聞社)
 342(例目)は。

(知事)
 はい。これは「クラスター」の関係です。

(朝日新聞社)
 会社員だと思うのですが、家族ですか。

(知事)
 そうです。

(朝日新聞社)
 生徒さんの家族(ですか)。

(知事)
 はい。もう既に出た生徒さんのご家族の方です。

(朝日新聞社)
 親ですか。

(知事)
 ご家族です。はい。

(朝日新聞社)
 343(例目)もですか。

(知事)
 343(例目)、この方はご友人になります。

(朝日新聞社)
 友人(ですか)。

(知事)
 はい。ですからそれから言うと、343(例目)、344(例目)共に、先発の事例の方の陽性患者のご友人。共に、年代が10代、会社員ですけどね、10代ですから。

(朝日新聞社)
 生光学園のクラスターの範囲の確認をしたいのですが、昨日は、濃厚接触者、接触者合わせて、138人中112人が検査が終わったということでしたが、本日は373(名)分の367(名)まで終わったということで良かったですか。

(知事)
 残りが6名だけですね。つまり、全校調査ということになります。そう言った方が分かりやすい。

(朝日新聞社)
 全校調査プラス(関係者なのか)。

(知事)
 関係者です。

(朝日新聞社)
 次に、344例目からの、これは全て生徒さん、6人は生徒さんということでよろしいでしょうか。この6人なんですけれども、先ほど図を示していただいたんですけど、やや小さくてあれだったんですけれども、寮とかクラスとか、何か属性が分かれますか。

(知事)
 実は、昨日はどちらかというと、まず、発生原発、寮の方が多かったということもあったものですから、クラス、これを中心に二つのクラスで出た、という表にさせていただいたんですね。
 しかし、積極的疫学調査をやっていくと、やはり、寮生活の皆さん方、これはもう家族的な雰囲気ということで、お互い色々なところで、例えば外出をする。つまり、放課後などにおいては、なかなか規制ができない部分があって、その相関関係を分かりやすく、今回作らさせていただきました。
 ということで、今例えば寮の方をということで、昨日も申し上げましたので、寮の皆さん方、これがどこの部分か申し上げていきたいと思います。まず、原発として定めているのが308例目の方。
 そして、次に1月20日、昨日発表させていただいた方々を少し申し上げていきます。少し数字が飛びますので、まず322例目、323例目、334例目、次に331例目、335例目、そして、324例目、325例目、332例目、333例目、327例目、328例目、これらが1月20日までで陽性となった寮の方々。そして、今回、1月21日で、陽性になった皆様方、寮の方々は、347例目、346例目、345例目となりまして、合わせて15名ということになります。

(朝日新聞社)
 残りの344(例目)と、348(例目)、349(例目)の方は違うということですか。

(知事)
 そうですね。学校の中で、寮以外の人、というのを敢えて申し上げますと、今回出た349例目の方。また、336例目の方、329例目の方、321例目の方、326例目の方、330例目、そして348例目の方となります。

(朝日新聞社)
 これは同じフロア。

(知事)
 いや、それぞれ、寮はばらばらですね。同じフロアということではなく。

(朝日新聞社)
 寮以外の方というのは、本日についていうと、本日は3人ということですか。

(知事)
 本日の方々は、前回3年生全てというふうに申し上げましたが、今回は3年生でない学年の人も出ているということになります。

(朝日新聞社)
 最後に、一人350例目の方が、感染ルート等想定されるものを教えていただけますでしょうか。

(知事)
 はい。分かりました。それでは350例目の方でありますが、この方につきましては、先ほどのクラスターとはまた別の話となります。この方は、もうすでに陽性が出ている286(例目)、あるいは299(例目)と、実は同じ会社の方であります。ただ職場が違うという形で、そうした形で、実は積極的疫学調査をさせていただきましたところ、実は、発症から8日前となる1月11日、また、発症から5日前となる1月14日、発症から4日前となる1月15日、県外の方々との接触がありました。お仕事上ですね。そして、その内容は全て関西方面の方ということで、特に1月14日では6時間程度、長く対応されたということでありました。やはり、こうしたところからいただいたんではないのかなと、このように見ています。

(四国放送)
 この生光学園高等学校関連の、342(例目)、343(例目)を除く6人は、生光学園の生徒であるのか、他の高校の生徒であるのか、分かればお願いします。

(知事)
 先ほどちょっと寮の関係でも申し上げてきましたんでね、あれなんですが。
 まず343例目からということになります。この方は会社員の方です。344例目の方、これは違う高等学校ですね。あとの皆さん方、例えば、345(例目)、(34)6(例目)、(34)7(例目)、(34)8(例目)、(34)9(例目)、この方々は生光学園の方。

(四国放送)
 今朝、県教委の方で会議があったのですけれども、344例目の方は、県立高校の生徒さんですか。

(知事)
 そうです。

(四国放送)
 これは友人とおっしゃっていましたか。

(知事)
 そうです。友人です。

(四国放送)
 既に感染が確認されている生徒の(友人)。

(知事)
 そうです、はい。

(四国放送)
 嘱託社員というのは、可能な範囲でどういった仕事というか、立場というか。

(知事)
 340例目の方でありますが、この方については、仕事は屋内での作業をされている方ということになります。

(NHK)
 342例目の方は、336例目の方の家族で、343例目の方は330例目の方の友人ですか。

(知事)
 そうです。

(徳島新聞社)
 350例目の方なんですけれども、286例目と299例目の同僚だけれども、感染経路としては、お仕事での関西方面ということですか。

(知事)
 そうです。というのは接触がないものですから。

(徳島新聞社)
 接触はない。

(知事)
 はい。部署が違うのでね。ということで、逆にこの方の積極的疫学調査、少し踏み込んでさせていただいたと。そして、先ほど申し上げた日に、関西方面からの仕事関係者の皆様方と、特に1月14日は6時間ということで、かなり長い時間お付き合いをされていたと。

(徳島新聞社)
 さっきの同僚の方二人が陽性となった時にも、この方は検査を受けていなくて、全く別のケースということですか。

(知事)
 濃厚接触者にも全然なっていないと。あの職場が違うということです。

(毎日新聞社)
 344例目から349例目の方で、高校3年生の人はどなたになるのでしょうか。

(知事)
 特に、344例目の方はご友人ということでもありますので、学年のことについては、特に申し上げるところではないんですけどね。昨日も同じ県立高校生おられましたけど、友人ということだった、あの場合はご家族でしたね。

(毎日新聞社)
 339例目の方は、会社代表となっているのですけれども、社長みたいな。どういった会社とかというのは。

(知事)
 どういった会社というよりも、この方、代表ということですから、この方、例えばそうですね、どんなお仕事かっていうことで、デスクワーク中心の会社の社長さんということですね。

(徳島新聞社)
 クラスターに関連する生光学園高校と、もう一つの県立高校の本日の対応については。

(知事)
 分かりました。まず、生光学園高等学校の話から申し上げていきたいと思います。生光学園高等学校につきましては、今日のこれ昨日からっていうこともありまして、実は昨日今日と休校、休業されておられます。
 次に、そして今後の事については、今日中に方向を出されるとこのようにお伺いをしています。
 それから今度は、県立もう一人、今日発表させていただいた方の関係については、本日、臨時休業となっています。以上です。

(徳島新聞社)
 生光学園の方、昨日、全員自宅待機をしてもらったとおっしゃっていましたけれども、本日もそれは同じですか。

(知事)
 そうです。休業ですから、学校が。

(徳島新聞社)
 344例目の方、生光学園とは違う県立高校の生徒さん。

(知事)
 はい。そうです。

(徳島新聞社)
 そうすると、昨日発表した別の県立高校とも違う高校ですか。

(知事)
 そうです。全く違います。

(徳島新聞社)
 3校に今、またがっているということですか。

(知事)
 そうなります。

(徳島新聞社)
 この344例目の方は、学校には登校は。

(知事)
 この方については、少し申し上げていきますと、登校は、既に(1月)20日から、この方につきましては、(1月)20日まで学校の授業に出ておりますが、(1月)21日は欠席されておりますし、言うまでもなく今日は、陽性になりましたのでね。(1月)21日は欠席されております。(1月)20日まで授業に参加ということです。

(徳島新聞社)
 (1月)20日まで、発症2日前からで言うと、(1月)18(日)、(1月)19(日)、(1月)20(日)ということですか。

(知事)
 そうですね。この方、344例目の方につきましては、発症が(1月)20日ですから、(1月)18日からということになりますね。

(徳島新聞社)
 学校での濃厚接触者や接触者は特定できているのでしょうか。

(知事)
 この点については(どうですか)。

(感染症・疾病対策室長)
 本日保健所の方が立ち入り調査をして、状況を聴き取っているところです。

(徳島新聞社)
 調査中ですか。

(感染症・疾病対策室長)
 そうです。

新型コロナウイルス感染症の発生について(質疑)(その2)

(徳島新聞社)
 338例目の方なんですけれども、(1月)15日に症状が出られて、(1月)16(日)、(1月)20(日)に医療機関を受診とあるのですが、その詳しい経緯をお願いします。

(知事)
 338例目ですよね。発症(1月)19(日)ではなくて、この方(1月)15(日)ですね。

(徳島新聞社)
 (1月)15(日)ですね。

(知事)
 これまでの発症の経緯とそれから検査、ここまでの流れを申し上げます。
 338例目の方は、発症が1月15日、この日に38.2度、発熱と咳、翌日土曜日は解熱を自然にして、咳が残ります。(1月)17日は症状がなくなります。そして(1月)18日から(1月)21日まで、全身倦怠感、下痢、味覚・嗅覚障がいということで、まず1月15日に症状が出たということで、(1月)16日、医療機関を受診されていますが、この時にはコロナという形ではなく、また、ちょうど土曜日の日というのは解熱して、咳だけが残ったと。そして、17日には症状がなくなるという形もありまして、その後、様子を見られたと。一時、改善したわけですが、やはり(1月)18日に味覚・嗅覚障がいが出たということで、同じ医療機関、これを(1月)20日に受けられまして、そして医療機関経由の民間検査機関にPCR検査依頼となりまして、陽性とこのようになりました。以上です。

(徳島新聞社)
 338例目の方は、312(例目)、319例目関連となっておりますが、どういった関連があるのでしょうか。

(知事)
 今のご質問、338例目の方が。

(徳島新聞社)
 312(例目)、319例目と関連となっていますが。

(知事)
 はい。そうなんです。実は、319例目と312例目の方が、この338例目の方のご自宅を訪問をされているんですね。これが1月10日、積極的疫学調査で分かりまして、特に、319例目の方が2時間おられたということがあったと。その時に実はこの338例目の方がマスクを着けていなかったんですね。319例目の方はマスクを着けておられたんですけどね。

(徳島新聞社)
 そういう経緯があるけれども、検査に至ったのは医療機関を受診してということですか。

(知事)
 そういうことです。つまり、これは、338例目の方が、陽性が出たもんですから、積極的疫学調査をやって分かった。ですから、319(例目)、312例目の方の時には、それは分からなかったということです。

(徳島新聞社)
 341例目の方は、一度検査を受けて陰性だった方ですか。

(知事)
 341例目の方ですね。もちろんこの方、クレアの職員の方でありますので、1月11日に検査を受けておられまして、この時に陰性。それから実は、健康観察期間1月13日に再度PCR検査を受けられまして、この時にも陰性。しかし、今回陽性ということです。

(徳島新聞社)
 健康観察期間中でも、(1月)20日に別居の家族が訪問されているのですが、健康観察における指導というか、助言というか、過ごし方についてどのようにされていたのでしょうか。

(知事)
 この職員の皆さん方の場合には、一つのルールといいますか形をとって、PCRで陽性いや陰性であるという状況で、症状はないという場合には、防護服を着ていただいて、そして、施設で勤務していただくと。そうした観点から、おそらく短時間、これ実は本来、本当でしたら会わないのが一番いいんですけどね。しかし、これも短時間、そしていろいろ注意をされてやられたということでありました。必要最小限のもの。ただその来られた方は全て接触者として認定をさせていただきました。

(毎日新聞社)
 312例目と、319例目の方が、338例目の方のご友人ということになるのでしょうか。

(知事)
 ご親戚です。

(毎日新聞社)
 338(例目)と339例目の方がご夫婦。

(知事)
 はい。

(徳島新聞社)
 先ほど、クレアの職員の方が、(1月)13日に再度PCR検査を受けたということですが、それは、健康観察期間中に、PCR検査をもう一度行うということをやっているのですか。

(知事)
 これは、その時の事情に応じてやることがありますね。念のために。

(徳島新聞社)
 例えば、一度、陰性だったけれども、陽性となる人が相次いだからとかいうそういう理由ですか。

(知事)
 そういった様々な客観的情勢の中で、この方の場合には、実は症状はありませんので。例えば体調が悪くなれば当然やりますし、そうでなくても、その周辺の人で何か出たといった場合、濃厚接触者、あるいは接触者でないとしても、自発的に受けられるということはあります。

(徳島新聞社)
 必要に応じて、健康観察期間に、症状がなくても、PCR検査を実施するケースもあるということですか。

(知事)
 はい。大抵の場合は自宅待機となりますので、症状が何か出た場合にすぐやるということなんですが、この方の場合には症状がなく、しかも陰性ということでしたので、施設で防護服を着て、勤務していただくということになりますから、当然その周辺で何かということがあれば、当然、受けさせてということはあり得るということです。

(徳島新聞社)
 生光学園関連で8人、今回陰性となっているのですが、この方々は、全て濃厚接触者として検査をされたということですか。

(知事)
 そうですね。少し一人ひとりを。というか、それぞれ濃厚接触者という場合、先ほど申し上げたように、全校調査、受験期もありますので、という形でさせていただいて、濃厚接触者、それから接触者、関係者というわけで、冒頭で申し上げたように、そういった中に入ってくるということになります。

(徳島新聞社)
 あと、県経由の民間検査機関での検査というように、最初におっしゃったと思うのですが、これは(徳島県)保(健製薬)環(境)センターだけでは賄いきれなくなったということでしょうか。

(知事)
 というよりも今回、この生光学園高等学校、ここを全校調査、検査をやると。それ以外の部分も結構回っていたものですから、合わせて421(名)ほどありまして、そうなってくると、速やかに(検査の)結果を出すということであれば、当然、民間の検査機関にも依頼をさせていただく。
 そして我々としては、速やかということはもとより、今後様々な場面、これが想定されますので、民間の皆様方にもご協力いただいて、大抵は医療機関がお願いするところなんですけどね。我々としてもご協力をお願いして、どのくらい速やかに行っていただけるか。当初、私もずっと昨日、大体日付変更線を越えても待っているわけなんですけど、大分かかるかなと思っていたんですが、非常にご協力いただいて、早く結果を出していただいたと。
 常に、我々としては、今あることをさばく、これはもとよりなんですが、次、将来的に、例えば、大量に出る、県の部分、あるいは各病院にもPCRの機器、配ってある、あるいは抗原検査もあるのですが、やはりPCRできっちりと出していくということも求められますので、今回は、試験的に民間の検査機関の方にお願いをしてみたと。常にチャレンジを行って、そして感染拡大に常に備える。非常に良い結果が出たということになります。

(徳島新聞社)
 関連しまして、今回、非常に多くの生徒さんを検査しているんですけれども、ホームページを見ますと、体育館で検査しますというようなことも書いてあったりもしたのですけれども、例えば、移動式のPCR検査の車を出動されたとか、何か大人数に対応するために、これまでと違う手法を使ったということはありますか。

(知事)
 はい。徳島大学、そしてジェイテクトの皆さん方との移動式の検査機器、こうしたものももうすでに用意はしてあるんですが、あれで一気にはなかなか難しいので。やはり、まず検体を採っていくんであれば、広い空間、こうしたものを3密にならず、換気を取りやすいところで、そして、あちらこちらで分散するよりは、やはり1か所にまとめた方が、万が一その中から出た場合に、あっちもこっちも調査をしていただかなければいけないというのはなかなか効率的ではない、ということですので、今回、特に学校ということもありましたから、そういう体育館という非常に大きな空間がありますので、これを活用させていただいたということになります。

(徳島新聞社)
 検体採取する方を派遣したような形になるのですか。

(知事)
 そういうことになります。

(朝日新聞社)
 6指標をお願いします。

(知事)
 それでは、今日時点での6指標の関係、以下、申し上げていきたいと思います。
 まず、この1週間、新規感染者数でありますが、この1週間は1月15日から1月21日まで66名となります。そして、先週の1週間は、1月8日から1月14日、ここは63名ということですので、先週よりは多いとなります。
 次に、感染経路の不明割合、66(名)分の5(名)ということで8パーセント。ちなみにこの5名、申し上げていきます。285例目の方、291例目の方、292例目の方、297例目の方、そして300例目の方であります。
 次に4番目として、病床の逼迫具合、対現時点最大確保数との対比ということで、200(床)分の82(床)、41パーセントとなります。うち重傷者につきましては、25(床)分の0、0パーセントとなります。
 次に、療養者数については、今申し上げましたように、入院の方が82(名)、療養の方が27(名)合わせて109名となります。
 そして、最後の6番目、監視体制としての陽性率1,877(名)分の66(名)、3.5パーセントとなります。以上です。

(徳島新聞社)
 最後に、感染経路不明者は少ないんですけれども、今月に入ってクラスターの発生もあって、今までに無いペースで、感染者が増えているのですけれども、(とくしま)アラートは、やはりこの基準を満たしていないということで、発令を出したりとか、もしくは注意報もありますけれども、何かそういう(とくしま)アラートを使って、県民の方に呼びかけるというような予定というか、方針は今のところやっぱりないということですか。

(知事)
 今の数値を見ていただいても、この(とくしま)アラートを発動する、つまり(とくしま)アラートを発動するというのは、感染経路不明(者割合)が多いであるとか、あるいは、その広がり、これからどんどん広がるのではないか、そうしたINGがある、こうした場合に、県民の皆さん方に注意報であったり、あるいは警告的なものを出していくというのがポイントなんですが、この今の指標、6指標からみた場合には、それには当たらない。
 というのは、今ご質問があったように、これだけ増えている理由というのは大きく二つあって、一つは年末年始の帰省、行く、帰ってくる、お迎えをする、こうした点が多く、6割ということを申し上げました。
 それともう一つは4つのクラスター、しかもクレア関連っていうのは、今県内でも最大のクラスターということもありましたし、また今、「生光学園関連クラスター」も大きいものでありますし、また、徳島穴吹学園の点についても、若い皆さん方の例としては、まあまあ中規模でありますが、多いクラスターと。
 こうした形で大きなクラスター、これがあって大半を占める。もちろんそれに対しての封じ込め、こうした形でこれからという部分もまだ生光学園の部分はあるわけでありますが、しかし、全校調査という手も、初めて取らせていただきましたので、こうした観点からいくと、ある一定の封じ込め、これが行われつつあるんではないかということで。全国で今行われている、例えば積極的疫学調査、もうこれができなくなる。そうなって参りますと、クラスターを抑えることができない、あるいは、感染経路を見つけることができない。つまり、無症状であったり、軽症の皆さん方で、引っかからない皆様方がどんどん市中で動く、つまり市中蔓延が起こる、感染爆発、こうした点について、今、東京、神奈川、埼玉、大阪などで危惧されてきているところでありますが、徳島の場合には、保健所の皆さん方の、まさに獅子奮迅の対応、また、県民の皆様方のご協力によりまして、こうした点が、なんとか封じ込めができているという状況でありますので、逆に、積極的にご協力をいただく、あるいは、基本的な感染防止対策をしっかり行っていただく。
 また、帰省をされ、行き来っていった点についても、14日間を過ぎると、次のフェーズに移って参りますので、そうしたところからいくと、一番多い時期を迎えているのかなと。つまり、ピーク時、ピークアウトしつつあると。もちろん次にまた大きなクラスターが出れば別ということでありますけどね。そうした意味もあって、今回は、全校調査をさせていただいた、全校検査をさせていただいたということであります。

(幹事社)
 ありがとうございました。

(知事)
 ありがとうございました。

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